超人達のクトゥルフ神話(うちの子の過去話) 作:雑食のクラ(暴食卿)
白王十夜:said
僕達が天野宮家に引き取られてからずっと疑問があった。あのヒトタチは冷たかった、話しても、笑っていても、怒っていても、ずっと冷たかった。
でも、この人たちは温かい、あのヒトタチと違って、母さん達と同じで温かいんだ。話しても、笑っていても、怒っていても。ずっと温かいんだ。
この人達は、叔父さん達は良い人達だ、だからあまり迷惑は掛けられない僕は僕のできる事をしよう。
学校にも久々に行く事ができた。
でもみんな、僕を避けてるみたいだったけど、アイツは、アイツだけはいつも通りだった。
???「よう久しぶり!元気か!!大丈夫か!俺のこと覚えてる?」
十夜「うん、覚えてるよ、相変わらず声が大きいね?」
???「おう!元気なのが俺の取り柄だ!お前も笑おうぜ!笑う門にはなんとやら!だ!」
十夜「福来る、でしょ?でも君は笑いすぎて通り過ぎそうだけどね?」
???「マジ?俺そんなにうるさい?よしっ!一周する為にもっと笑おう!
ってかお前ら!折角十夜が戻ってきたのになんでそんな避けてんだ?あっ!
分かった!どう接したら良いのかわかんないんだな!俺を見習えよ!
この星焔太陽様(せいえんたいよう)をよぉ!」
クラスメイト「はぁお前見てたら馬鹿らしくなってきた『バカとはなんだぁ!バカとは!』バカはお前だバーカ!」
クラスメイト「十夜、このバカほっといてサッカーでもしよーぜ!」
十夜「うん、いいよ!久々に僕も身体動かしたいし!」
太陽「お?サッカーか!俺も混ぜろぉ!」
ガイガイ
相変わらずうるさい奴だ、でも、今回は助けられたな。
朝歌の方も大丈夫なら、いいんだけど。
朝歌:said
お兄ちゃんが学校に行っちゃった。私もみんなと一緒に久しぶりに遊べる!
幼稚園に行くと先生も心配してくれてた。
でもね?わたしは元気なんだよ?叔父さんも叔母さんもお姉ちゃんも私を気にしてくれてた、けど…私よりお兄ちゃんを見て…お兄ちゃん前は元気だったのに、今あんなに怖い顔してる。
どうして?朝歌悪い事した?聞いてもお兄ちゃんは「大丈夫、朝歌は守るから」ってでもね?お兄ちゃん、ずっと辛そうな顔してるよ?
私が頑張らないと…私が元気でいれば、前までのお兄ちゃんみたいに元気になるから!
十夜:said
大丈夫、きっと朝歌は大丈夫、でも最近朝歌の様子がおかしい気がする…無理に元気を出してるみたいな。僕が無理させてるのか?僕が居るから朝歌は無理してるのか?だとしたら…「おーい!」バシィ! 痛っ!誰って?
十夜「太陽?」
太陽「よっ!どうしたんだよー?そんな湿気くせぇ顔して?」
十夜「湿気じゃなくてそれ陰気じゃない?」
太陽「おう!それそれ!んで?本当にどうしたんだよ?」
十夜「いや、大丈夫だよ。なんでもない」
太陽「嘘だぁ!大丈夫な奴はそんな暗い顔してねぇ!それになんか、十夜が暗い顔してんの俺、やだ!話してみ?この太陽様によぉ!」
十夜「はぁ、うるっさいなこのおバカさんは、全く『誰がバカだ!』君だよ。
ただね?朝歌が最近おかしいなって思っただけだよ。なんか、無理して元気な振りしてるって言うか…何というか…」
太陽「ん?朝歌ちゃんが?元気な振りって…んー俺よくわかんねぇけど十夜が元気なら朝歌ちゃんも元気になるんじゃないか!」
十夜「僕が元気って…僕は元気にしてるよ、うん。」
太陽「十夜気づいてねぇの?ずっっと暗い顔っていうか思い詰めてるっていうか…んまぁ何というか元気に見えねぇよ。だからこの太陽様がおしえてやる!飯の事!遊びの事!なんでもいいから自分の好きな事考えてみろよ!そしたら元気になれる!」
十夜「ふっなんだよそれ、ふふっはぁ太陽?ありがとうね?なんか君を見てたら元気が出てきた!難しいこと考えるより太陽みたいにしてたら楽なのかもね。」『おい待てい!どう言う意味だこらー!』
全くこのおバカは本当に変わんないなぁ、でも太陽の言う通りだ!もう難しいこと考えるのはやめだやめ!よしっ!太陽の言う通りなら元気出さなくちゃ!
この太陽の言葉を受けて精神的に割と危なかった所なんとか前向きに軌道修正ができ完全に精神が安定し始めます。
それからは普通の小学生と同じく過ごし一年分経過させます。
あと投稿主は社畜なので書くのが遅い事があります。
十夜君のことや蛍ちゃんの事が知りたい方は活動報告にて受け付けます!