崇永記   作:三寸法師

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◆8

〜1〜

 

 

 信濃国守護の小笠原貞宗が近江国に到着し、京の足利本軍への合流ではなく、比叡山に拠っている後醍醐軍への糧食の流入を防ぐことを目的とした軍事活動を開始してから早くも数ヶ月が過ぎた。

 現在、足利軍と後醍醐軍は睨み合っている。作戦統制権を直義に奪還された鬱憤を紛らわすためか、前線に出撃した師直が八月に何度か敵軍と交戦したが、紆余曲折の末、勝利を捥ぎ取っていた。

 

 

「高兄弟の傷の具合、大事無いそうだ」

 

 

「双方、重傷を負ったって聞いてたけど、実は浅かったのかな」

 

 

「どうだか。あの二人の場合、回復力も凄そうだが」

 

 

 荘園を抑えての帰り道、俺は同行する便女の亜也子と談笑する。

 何でも、八月二十三日の戦で、高兄弟は下鴨神社近くの糺河原で攻め気の敵軍を迎撃した際、どちらも肩に重傷を負ったらしい。

 彼らに終日に及ぶ決死の戦を強いる程の強敵となると、今の時世にはあの若武者しか居ないだろう。その武将の評価は鰻登りだ。

 

 

「新田義貞と脇屋義助の両名が師匠(貞宗殿)に敗れた一方、新世代の猛将の新田義顕は結局、勝ち切れなかったとはいえ、高兄弟に深手を与えることに成功した。今、最も()()若手武将は間違いなく義顕だ」

 

 

「やっぱり正月に戦った時より強くなってるよね、越後守(新田義顕)は」

 

 

「ああ。その新田義顕に追随し得る若手武将となると……尾張(斯波)孫四郎は三石城の攻防戦以来、目立った戦功が無く、敵方の北畠顕家と味方の斯波家長は奥州(地方)であの手この手の小競り合いの真っ最中らしいから除くとして……師冬かなァ。最近、活動目覚ましいから」

 

 

 ここ暫く、師冬の存在感はジワジワと軍内で際立ちつつある。

 言うまでも無いだろうが、個人の優秀さは相当なもので、一対一でも新田義顕に喰らい付き得る程の武芸、兵法の理解度、書類作成をはじめとする手早い仕事振りと挙げていけば、キリがない。

 六月の合戦で高師久が敵に斬首された後、高師冬という完璧執事(高師直)の猶子をその後釜(ポスト師直)の有力候補と目している者も少なく無い筈だ。

 

 

「殿様は?もっと名声が高まっても良いと思うけど」

 

 

「……取り敢えず、現状を鑑みてみろ」

 

 

 今の近江国で佐々木惣領の俺が自軍を率い、忙しなく荘園という荘園を巡り、食糧を差し押さえている一方、目立った軍事活動をしているのは分家の京極道誉と信濃国守護の小笠原貞宗である。

 前者が東近江の警固、後者が南近江の警固に当たっているという情勢において、齢十一の佐々木惣領の俺は単なる傀儡と世間(京都人)に見做されていても可笑しくない。勿論、近江国内に限定すれば、それこそ北条時行や足利義詮以上の御輿になり得ると自負しているが。

 

 

「でも、殿様って近江国内での声望は相当だよね。貞宗に乱を鎮められた寺社領の土民たちなんか、殿様の姿を見た途端、あっと叫んで膝から崩れ落ちてたもん。あんな光景、滅多に見られないよ」

 

 

「個人というより、佐々木惣領としての冥利だな。それに、脚色を多分に加えて、北畠顕家や結城宗広に関する悪評を広めたのが大きく効いている。さもなくば、佐々木城陥落の際、自領(本拠地)を使って敵軍に火攻めを展開したことがあれこれ取り沙汰されていたやもな」

 

 

 混乱する世情において人々の怨嗟を敵に擦り付けるのは情報操作の一つとして大いに有用である。元々、京の近くの人々には奥州の人々への偏見が根強くある上に、愛知川宿で好き勝手してくれたらしい結城宗広(シリアルキラー)への復讐心を助長するのは特にやり易かったのだ。

 尤も、北畠顕家に関しては彼個人に付けられる疵が大して見当たらないので、軍全体の悪評に終始させざるを得なかったのだが。

 

 

「ひえ〜。甲賀衆(忍びたち)サマサマだぁ」

 

 

「……それはあるな。にしても、甲賀なぁ」

 

 

 未だ甲賀郡に避難中の俺の母親(長井時千娘)をはじめとする非戦闘要員たちを呼び戻す時期について思いを馳せる。だが、当面は無理だろう。

 新田義貞たちがこれから更なる巻き返しを図り、再度南近江に攻め込んで来ないとも限らない以上、下手な行動は慎むべきだ。

 

 

「魅摩が居るんだったら、呼び戻しても良いんじゃない?」

 

 

「母上たちと違い、あいつは()()戦力だ。認めたくは無いが」

 

 

「……東の京極軍から割と無理矢理こっちに引き抜いてたよね」

 

 

「敵が琵琶湖に船で出撃して来た時に備えて、西の小笠原軍と東の京極軍のどちらが狙われても、すぐ駆け付けられるように中間地点の六角軍に身を置かせるだけの話だ。妙な解釈をしてくれるな」

 

 

「……別に婚約してるんだから、そんな照れなくても」

 

 

「やめんか。語弊があり過ぎるわ」

 

 

 便女の亜也子に釘を刺そうと言葉を吐き捨てる一方で思い出す。

 今世の母親(長井時千娘)のことだ。何やらまた変な誤解をして、七面倒なことを言って来そうな予感が俄かにする。正直、かなり煩わしい。

 

 

「あーあ。この戦、もう少し長引かないかなァ」

 

 

「殿様はいつ迄続くと思ってるの?」

 

 

「どうだったか。あまりよく覚えてない」

 

 

 どうせその内、新田軍が北陸へ、敵の首魁(後醍醐天皇)が吉野へ逃走するのだろうが、今の情勢のまま、そうなるかというと正直疑問である。

 比叡山の北を尾張(斯波)高経軍がしっかり固めている上、南西の畿内武士たちは師泰たちの働きでいよいよ足利方一色となっている。

 恐らく何かしらの情勢の変化が起こるような気が漠然とした。

 

 

「覚える、覚えないの問題なんだ……?」

 

 

「……はてな。ま、大覚寺統のヤツらが飢餓の先にも都はございますなんて言い出したら、いよいよなんじゃないか?知らんけど」

 

 

 聞いたところによると、比叡山は着々と干上がっているらしい。

 果たして後醍醐軍がこの窮地をどう脱するつもりなのか。

 俺だけではない。万人の視線が比叡山延暦寺に集まっていた。

 

 

 

 

 

〜2〜

 

 

 

 

 

 八月下旬に師直軍に敗れて以来、後醍醐軍の活動は目に見えて下火になっている。比叡山での祭事すら見られないという噂だ。

 こうした中、延暦寺の僧兵たちが決死隊を組織した。尾張国や美濃国に繋がる糧道を確保しようと琵琶湖を渡って来たのである。

 

 

師匠(貞宗殿)。大事ございませんか?」

 

 

「無論だ。山法師どもめ、見事に浮かれておるわ」

 

 

「では、攻めますか。四十九院」

 

 

 決死隊という割に数にして二万程度と無駄に多い兵数を誇る山法師たちは歩兵集団だ。白兵戦の強さこそ、一定水準以下の小笠原軍を遥かに圧倒するものの、彼らの勢いは長く保つものではない。

 残り数百騎というところまで追い詰めたと糠喜びしたのである。

 結果、彼らの占領した四十九院では祝勝の宴が催されていた。

 

 

「千寿丸殿。ここは譲る。御主が号令を掛けい」

 

 

「では、近江国守護として……総員、攻撃開始!

 

 

「「「「「応!」」」」」

 

 

 突然の朝駆けに慌てふためいた山法師たちは壊走し始めた。

 我先にと浜辺へ向かい、本拠地に戻ろうと船に乗り込んだ彼らを待っていたのは去年の北条(名越)軍が味わったような絶望であった。

 

 

「どう?三郎。これでも私を使う気にならない?」

 

 

「……見事だ。敵を悉く湖に沈めた。これは全滅したな」

 

 

「そうそう。少し神力を使い過ぎたから、補給よろしく」

 

 

 絶対この程度では何とも無いだろうと思ったが、この場で反駁しても仕方がないとばかりに魅摩の身体を抱き寄せ、舌を噛む。

 こうして神力を送り込んでいた矢先、思わぬ急報が飛び込んだ。

 

 

「チッ。良いところで邪魔が入った」

 

 

「重頼、何かあったと申すか?」

 

 

「は!それが……京極道誉、敵方に寝返りましてございます!」

 

 

「「!?」」

 

 

 まるで意味の分からない報せに俺も魅摩も目を大きく見開いた。

 視線を交わし合うや否や、俺は直ぐに魅摩の首根っこを掴んだ。

 

 

「なぁ?どういうことだ?京極魅摩」

 

 

「知るか!私も寝耳に水だわ!」

 

 

「惣領の俺もな!……全く何が婚約者だ!馬鹿馬鹿しい!お前は今から俺個人の奴隷(所有物)として扱う!異存は無いな!?はい、決定!」

 

 

「はン!望むところだ!愛妾にでも何にでも好きにしろ!」

 

 

「……儂は一体何を見せられておるのだ?」

 

 

 何だ何だと駆け付けた貞宗も見ている中、元婚約者同士となり果てた俺と魅摩は二人で売り言葉に買い言葉の応酬を繰り広げた。

 案の定、貞宗は目玉を細長く前に延ばして、困惑を露わにした。

 

 

「せ、千寿丸殿。道誉殿が敵に降ったということはつまり……」

 

 

魅摩(コイツ)の身柄は俺が預かります。これより、六角軍は北東に広がる京極領を接収します!師匠(貞宗殿)は即刻上洛して尊氏様にご報告を!」

 

 

「ん?んん……?相分かった」

 

 

 どことなく訝しむ様子の貞宗であったが、近江国内においては当国の守護の俺の方が他所の国の守護よりも発言力を有している上、山法師軍との戦を経て、仮に今から衝突しても此方(六角軍)の勝利が目に見えていたので、この場では取り敢えず同意せざるを得なかった。

 小笠原軍が上洛する一方、六角軍は東に進む。魅摩の存在を盾にして分家の京極家の支配する所領を差し押さえるためである。

 続々と京極領の代官が帰順し続ける中、不意の神力の発動を阻止すべく、縄で縛って魅摩の身体を自身の前に固定した上で、馬を進ませていく。俺は内心、あの腹黒坊主の意図を測りかねていた。

 謀略上手の道誉が幾ら何でもこの状況において、本気で敵方に寝返ったとは思えなかったのだ。何かしらの狙いがある筈である。

 

 

「ねぇ、縛るだけで何もしない訳?」

 

 

「は!?……お前、実はこの状況を楽しんで無いか?」

 

 

「どうせ茶番だからね。あんただって親父の腹を全部読み切ってる訳じゃないにしても、その内また足利方に戻って来ると思っているでしょ?だから、私を殺さないし、無闇矢鱈と傷付けられない」

 

 

「ったく……言っておくが、この縄はお前を俺の側に置いておかないと誰が凶行に走るか知れたものではない上に、そんな惨劇を防ごうとして逆に六角家が敵方に付いた分家と結託していると誤解されないようにするための処置だからな?くれぐれも弁えてくれよ」

 

 

「あー、はいはい」

 

 

 縄で惣領の身体に括り付けられている敵方の武将の娘とは思えない余裕っぷりである。単なる油断ではないからこそ癪に触った。

 理屈は分かるが、もう少し神妙にして欲しいところである。

 案の定、背中から感じる郎党たちのプレッシャーが半端ない。

 意図が読めぬだの、神のみぞ楽しめる遊びだの、あまりに高度で神々しく見えるだのと亜也子を含め、小声ながら言いたい放題だ。

 

 

「もうめんどいから、このまま首でも締めてやろうか」

 

 

「お、お、やってみ?そういうの好きな(変態)も京には居るらしいよ」

 

 

「……うっかり首の骨を折りそうだから、やめとくわ」

 

 

「亜也子か!……こっそり服の内側でも触ってみる?」

 

 

「だから、楽しむなや!」

 

 

 こんな調子で京極家領の米原を目指していると、前方に軍の姿が現れた。いつの間にやら敵方に寝返っていた分家(京極家)の軍である。

 身の程知らずめと殺気立つ六角軍の面々を総大将として片手を翳して制し、俺は思い切り声を出そうと限界まで息を吸い込んだ。

 

 

 

 

 

〜3〜

 

 

 

 

 

 

 当主の娘(佐々木京極魅摩)を捕らえた惣領に罵倒されるより前に、あっさり白旗を上げた京極軍は揃って思い思いの武器を捨て、平伏している。

 殆どの郎党たちが申し訳無さそうな顔を浮かべる一方、当主の道誉は一目散に俺の方へと馬を寄せようとしたが、六角軍の兵たちに行き手を遮られた途端、下馬して懺悔するかの如く跪いた。

 

 

「道誉殿、一体如何なるおつもりか?」

 

 

「宗家、お許しください。謀らせて頂きました」

 

 

六角家(俺たち)を害する気ではないのだろうが……詳しく聞こう」

 

 

 話を聞いてみると、道誉はまず、延暦寺の件を持ち出した。

 すなわち、足利軍に追い詰められている状態の大覚寺統が何をどう思い違いしたのか、延暦寺に近江国の数百もの荘園の権限を約束したという話である。勿論、現状ではただの空手形でしかない。

 

 

「宗家。どうやら尊氏様は大覚寺統との和睦をお望みのようです。ですので、和睦後に話が拗れないように、拙僧がそれら荘園の権と近江国守護の地位を条件に、予め大覚寺統に降参しておき、どう話が転んでも、佐々木一族に利得があるように立ち回ったのです」

 

 

「はぁ。道誉殿の政治力と敵の首魁の学習能力の欠如が相まれば、受け入れて貰うのも至極容易いでしょうが、肝心の尊氏様は?」

 

 

「勿論、尊氏様の御許可は頂きました。しかし、近江国守護も数々の荘園の支配権も当然、宗家にお捧げしますので、ご心配無く」

 

 

 元から六角家の得ている地位の当国(近江国)の守護職にしろ、既に六角軍が実効支配している荘園にしろ、庶流の京極家当主の道誉に捧げられる謂れはないのだが、俺は取り敢えず相槌を打つことにした。

 しかし、ここで待ったをかけたのが守護代の馬淵義綱である。

 

 

「ならば、何故我が殿に話を通しておかなかった!?答えろ!」

 

 

「……馬淵殿の疑問にお答えしましょう。実を申せば、今までの話は単なる前置きに過ぎません。ここからが肝心の本題なのです」

 

 

「何?」

 

 

「馬淵、一先ず話を聞いてみようではないか」

 

 

「……は」

 

 

「宗家の寛大なお言葉、忝く。ですが、恐れながら、その宗家のお振る舞いに思うところがありまして、斯様な行動に出たのです」

 

 

「何だと」

 

 

 直ぐに殺気だった当主の俺に釣られるように、六角家の郎党たちは各々の武器を握る手に力を込め直し、威圧感を露わにした。

 未だに俺の身体に括り付けられたままの魅摩が動揺する一方で、彼女の様子を一瞥した道誉は袖で口を隠したまま訳を話した。

 

 

「お言葉ながら、宗家は貞宗殿に御心を許し過ぎた御様子です」

 

 

「俺と師匠を引き剥がさんがための行動だったと申すつもりか?」

 

 

「お察しの通りにございます。この際、断言致しますが、拙僧が今回の仕儀を謀っておらねば、本来我ら佐々木一族に委ねられるべき近江国守護の座は新政権下であの目玉男に盗られておりました」

 

 

 実に不本意な話であったが、道誉はもし予め貞宗に警戒心を持つよう具申していれば、一連の謀略は成就し得なかったと続ける。

 どうやら謀略の主眼は貞宗を近江国から追い出すことにあったようである。換言すれば、今までの俺たちの行動は腹黒坊主の掌の上で踊っていただけに過ぎないらしい。何とも腹の立つ言い草だ。

 しかし、道誉を従える惣領としては話を呑まざるを得ない。

 

 

「御進言の趣旨は理解しました。良いでしょう。近江国守護として戦後、道誉殿が大覚寺統より分捕った権限と引き換えに、此処までの道中で接収し続けた土地(京極領)はお返しすることに致しましょう」

 

 

「御叡慮、痛み入ります。ところで……魅摩のことですが」

 

 

()()のことで何か?」

 

 

「……何故縄を使ってご自身に括り付けておられるのです?」

 

 

「そりゃあ、密着状態なら暴走を抑止出来るので」

 

 

「成る程。ですが、拙僧がこうして真意を明かした以上、縄で遊ばれるようなことはお控えください。幾ら宗家とはいえ、拙僧の娘をそのように粗末に扱われては私ども京極家の沽券に関わります」

 

 

「……」

 

 

 果たしてこのまま何もかも道誉の思い通りで良いのだろうか。

 惣領としての面目を保つため、目の前の腹黒坊主に一つ意趣返しをしてみるべきではないか。そんな考えが俺の脳裏を過った。

 

 

「大体、それでは用を足す時に「道誉殿」……は」

 

 

「京極家それ自体は別ですが、貴方は生憎、()()とはいえ、今回の我々に黙って敵方に通じた行動で大きく信用を落としました」

 

 

「……宗家。昨年(中先代)のことをお忘れとは」

 

 

道誉殿こそお忘(貴方は庶流で、)れではある(私は嫡流。)まいか?(どうして)誰が佐々木の(同列に論じら)嫡流筋なのか(れましょうや)

 

 

「ッ!」

 

 

「佐々木惣領への、ひいては新たな武家政権への恭順の意を行動で示してくだされ。具体的には東坂本へと攻め込んで頂きましょう。軽くで結構です。さすれば、貴方を以前のように信用し、魅摩の扱いも元に戻しましょう……嫌だと申されるなら、別に実行しなくとも構いませんよ?その場合、このまま四六時中、魅摩を俺の身体に括り付けて生活します。いやはや、実に良き鍛錬になりそうだ」

 

 

 文字通り目と鼻の先の少女の顎を撫で、淑やかに微笑む俺の顔を道誉は凝視する。その肩は僅かであったが、確かに震えていた。

 さて、腹黒坊主がどう出るものか。俺の内に戯れ心が繁茂した。




執筆時は場面に応じて婆娑羅風味を濃くしていますが、今取り組んでいる箇所が『太平記』インスパイアにしても中々なので、この場を借りて予め書いておくと、原作で然りげ無く尊氏(「帝〜♡」)に最終責任が帰されている様子+『太平記』で自害となっているところが原作では他殺になりがちということを考慮し、"ええじゃないか"の境地に至りました。要は「こういう時代だ」と割り切って書く所存です。
尤も、かなり前から温めていた構想なのですが。一体どういうことなのかは新章を震えてお待ちください。次回で今章ラストです。
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