楽しいんだもん、しょうがないね。
今回の話じゃメインストーリー進まず、プロットのメインじゃなくてサブの話だから短めよ。
活動報告更新しました。それに伴い一部前書きを修正
実は普通にシナリオを進行する以外にも色々動きやすいように手を回してるけど上手くいってない。アジーナスクエアの最深部で厳重に保管されているチェンジ.batを穏便に手に入れられないかと思って、科学省経由で正式にコンタクトしてもらってるけど、中々双方の折り合いがつかないと光さんから告げられた。まぁ国宝らしいのでしょうがないと思うけど原作だといつもの借りパクで済ませちゃってるからな。正面から堂々ともらえたら一番いいのに。
「大筋では両国の技術交流も決まりつつあるから、かなりの進歩なんだが、やはりゴスペルの被害が世界中で広がってるせいで自国の手の内を安易に公開するのをためらってるようなんだ」
「まぁ、しょうがないですよね。出来たらロックマンの強化のために入手したかったんですが」
「まどい君には色々と骨を折ってもらったのにすまないね、せっかく危険なウラから情報を引っ張ってきてくれたのに」
「そもそも光さんが技術者のネットワークで噂を聞きつけたおかげで手に入れた情報ですから、あまり気にしないでください」
ゴスペルの被害が未だに深刻じゃないニホンと違って海外では被害は甚大だから、どうしても他国への流出を恐れて出し渋りをする気持ちはよく分かる。さすがに情報は原作知識からなんて言えないからウラで得た情報として光さんに相談したけど、きちんと動いてくれる有能上司に頭が下がる思いである。無理言って熱斗君用の装備だって作ってもらってるもんね。
「いや、君のおかげで正直言ってかなり助かってるよ。ネットエージェント制度……。色々な思想が重なって成り立っているが君を推薦したことはやはり間違いじゃなかった」
「もう、光主任。その話は辞めてください。私の方が助けられた身ですから。熱斗君と光さんには本当に感謝しています」
もう俺光親子には足を向けて寝れないよ。捕まらないどころか、むちゃくちゃ安定した立派な仕事まで紹介されてさ。とりあえず熱斗君だけじゃなくてこの人にも恩を少しでも返していかなくちゃな。
「感謝してるのはこちらも同じだよ、最近の熱斗なんか将来はパパと同じ職場で手助けするなんて張り切っててな。この間サブライセンスを取得したばかりなのに、夏休み中依頼をこなして、もうSライセンスまで到達してしまった。子供の成長には驚かされるよ」
「ふぁ!?Sライセンス!!!いくらなんでも早すぎませんか、炎山君と同じライセンスなんて……」
「あぁ、もしかしたら、ネットエージェント制度に対抗して熱斗をオフィシャルに推薦する政治的背景も疑ってしまうが……、少なくとも試験はいつも通り行われたらしいし、実力は私がよく知っているからね」
『2』にしか登場しない免許なんだけど、Bライセンスから有事の際ネットバトルをすることを公に認められてて、原作ではAまでの取得が必須。Sは任意での取得になるんだけど、それがあればオフィシャルに昇格も出来るし、炎山君も同じ免許を持っている。
「小学生でSライセンスって……いくらなんでも成長早すぎませんか?」
「あぁ、しっかりと将来の目標を決めた子供の成長速度は凄まじいよ。本当はもっとのびのびと遊んでてほしかったけど、本人のやる気があって行動することはいいことだからね。むしろ親として誇らしいし、私も負けていられないよ」
いや、いくら何でも早すぎるよ。でもエアーマンの件も科学省には報告してるから、半ばネットエージェント見習いだと思われちゃってるけどね。割と熱斗君に対して科学省は好意的だよ、発電所の件もあって有名人だし。
「私たちは実力を知ってるから余計なトラブルはないと思いますけど、よそから見て悪意あるやっかみを受けないでしょうか?」
「あぁ、実は私もそれだけが心配でね。科学省内部ではそんなこともないだろうが、外部から見たら面白くないと思う人たちもいて当然だろう」
「親の七光りであると……。優秀な親御さんを持つと苦労するんですね。光主任がいけないんですよ、仕事のしすぎな上結果の出し過ぎ、たまには早く帰って家族サービスでもなさってはいかがですか?」
そもそも急な出張や泊まり込みが多すぎ、一緒に働いてて秘書みたいに動くことも多いけど、俺がいなかったら過労死レベルの仕事量だぞ。まぁ、その分給料は破格だけど。おかげで一緒に行動する機会も多くてかなり仲良くなっている。
「そうだな、たまには早く帰らないと愛人ネタで同僚に弄られるのが収まらないからなぁ」
「あら、ネタじゃなくて本当にしてみます?光主任ならワンチャンいいですよ」
「はは、私は妻一筋だからね、魅力的なお誘いだけど遠慮しとくよ」
「知ってます、未だに奥様とラブラブですからね、この前もご挨拶に行ったら散々惚気話をお聞きしましたよ」
「まいったな、はる香は普段そんな話をあまりしないはずなんだけど……、熱斗共々仲良くしてくれてるみたいで嬉しいよ」
本当に人がいいんだから、奥さんがぞっこんなのもわかるよ。俺もいつか結婚して子供とか出来たりするんだろうか。まぁ、今のところは想像つかないけど。って通信入っちゃった。あら、炎山君からだ。
「ちょっと失礼します、オフィシャル回線からです」
「まどい君だって仕事のし過ぎだよ」
「あら、炎山君どうしたの、デートのお誘い?掲示板に爆破予告ね……、わかったわ、ネットエージェントとしてバックアップします。当日おくデン谷で落ち合いましょう……。女の子を誘うならもう少しムードを出したほうがいいわね……って切られちゃった」
「またゴスペル絡みかい、まどい君も全然休めてないだろ」
実はネットの方で使い捨ての構成員と思わしき奴らの目撃情報や、ウラで不自然にバグの欠片を取引する奴らが増えてきてる。対策としてネットパトロールの頻度をオフィシャルと連動して増やしてるし、バグの欠片も科学省での回収を始めてるけど中々効果が出ていない。
「いえ、幸いおくデン谷での仕事なのでちゃちゃっと終わらせて休暇にしちゃいますわ。デートの相手も捕まったし」
「炎山君とも一時はどうなることかと思ったけど、仲良く出来てるみたいで安心したよ。彼はいくら優秀だといえ、まだ僕たちが守るべき子供だからね、立場上難しいかもしれないが気にかけて上げてほしい」
「わかってますよ、私がどこまで出来るかわかりませんが、出来る限り見守っていきます」
なんだかんだ言って今の仕事も楽しいし、この世界が大好きだ。熱斗君たちがどうにかしちゃう未来だろうけど、出来る限りいい形でシリーズ終了まで熱斗君たちをサポート出来たらなぁ。
「あら、もうこんな時間、光主任もうお昼ですよ、科学省の近くに若い子たちに人気の喫茶店があるらしいんですが、今日はそこでランチにしませんか?」
俺から積極的にランチに誘う。そうしないとこの人出前とか弁当とかで済ませちゃうし、食べる時間もすげぇ遅くなるんだもの、熱斗君が生まれる前までは、はる香さんが毎日お弁当作っては昼休みに科学省に届けて、食べ終わるまで見張ってたんだってさ。
「いや、本当はもう少しこの資料を煮詰めたいんだけど……」
「いけません、奥様からもしっかり食べさせるように頼まれてますから」
そんなわけで今日も一緒にランチ。ごちそうになります。
『光主任』
理想的な上司。まどいさんとも仲良くやってる。、
まどいさんが実質直属の部下、秘書みたいな立ち位置でもある。
実は仕事以外は隙が多くて、ご飯も食べずに夢中で仕事するダメな人。
奥さん公認でランチやディナーに付き合わされてる。ちゃんと食べないとだめだよ。
『熱斗君』
やる気の高さは留まることを知らない。この段階でSライセンス取得済み。
正直言ってこの段階でニホントップクラスのオペレーター。
『炎山君』
上層部の思想とは別に事件解決のため、ネットエージェントと合同で作戦をする。
『まどいさん』
光家とは家族ぐるみで仲がいい。食事は基本上司に奢ってもらう、お返しに身の回りのお世話も奥さん公認でしてる(むしろ頼まれてる)
そんなんだから愛人疑惑が外から見て誤解されてるけど本人たちはいまいち気づいてない。人が良すぎるのも考えものである。