おかげさまでほぼ毎日更新出来てます。他の方のエグゼ二次創作も増えて刺激が止まりません。たくさんの感想もありがとう。全部の感想に目を通させて頂いてます。
オフィシャルが厳戒態勢でピリピリしてる最中、ゴスペルがニホンのマザーコンピューターではなく科学省のスクエアを襲撃、インターネットの奥地から科学省が管轄しオフィシャルのパトロールが薄いエリアを経由して攻めて来た。
「まるで戦争ですね、小競り合い何て言葉じゃ済まされませんよ」
「ここまでの戦力を科学省を攻めるためだけに用意してくるとは、でもこれが本命じゃないんだろう」
「えぇ、アジーナスクエアを襲った時と同じ、陽動で周囲の目をくぎ付けにし、本命はシャドーマンと精鋭部隊を投入したオフィシャル管轄のマザーコンピューターです」
すさまじい光景が広がる。これを実現させたゴスペルの組織力の高さに驚かされるが、実はこんな大掛かりなことが出来るではなく、裏を返せばこんな作戦しか取ることが出来ないのがゴスペルという組織を物語っている。
正面切って国と戦えるほどの戦力を有していないからテロという形で被害を拡散させ、使い捨ての下っ端や金で雇ったチンピラをメインに、何とか用意したドリームビットを中心に壮大な陽動作戦を実施、メインに据えたマザーコンピューターの破壊だって外部から雇った腕利きを隊長にして任せてる。精鋭部隊こそ一緒に投入してるけど、そいつらだけじゃ作戦成功は難しいのがわかってるのだろう。
「ゴスペルはネット回線だけでつながりを構築してる組織です。そのため数は揃えられますが、しっかりとした組織お抱えのオペレーターやナビを囲い込むことが出来ていません」
「熱斗が倒したアジーナ攻略の副隊長を名乗るナビも自立型だったようだからね」
つまりWWWと違って忠誠心やカリスマで束ねているメンバーがほぼ皆無で、人間の欲望を上手く刺激して操ってるに過ぎない。だからアジーナ攻略の実績と量産したドリームビットを旗印に大した腕もない傭兵崩れやチンピラ上がりのメンバーがほとんど、その証拠に。
『ふひひ、敵の攻撃は全く効かないでこっちの攻撃は適当に撃っても当たるもんね。そらそら撃って撃って撃ちまくるよん!』
『なんだあいつ、オーラでこっちの攻撃を全部弾きやがる』
『うるせぇ、こっちだってオーラ纏ったウイルス持ってんだろうが、そいつら盾にしながら他のウイルスとバトルチップで波状攻撃を仕掛けんだよ!』
『今まで邪魔してきたオフィシャルや市民バトラーの野郎もそれで潰してきたろ、ゴスペルの恐ろしさを見せつけてやれ!』
ドリームオーラを纏いながらただひたすらにタワー攻撃を仕掛けまくるカラードマン。チップ使わない攻撃だから打ち放題だし、カラードマンの後ろからはこの日のために用意したキャノーダム軍団。ウイルス製作者に特急料金重ねて間に合わせたんだよね。そらそら、絶対防御と波状攻撃ならこっちだって負けてないどころか専門でやってんだぞ!
「すっげぇ……あれだけの数をまどいさんとカラードマンだけで抑え込んじゃってる」
『しかもカラードマンの下にあるパネルってホーリーパネルだよね、遠くからじゃ判別しづらいし、なんであんなところに』
「まどい君の要望であのルートにあらかじめ仕込んでおいたんだ、パパもそれに合わせて敵の突入ルートのセキュリティをあえて薄くして誘導したんだよ。まさかここまで上手くいくとはね」
熱斗君には勝てなくなってきてるし、炎山君にもこの前ボコボコにされたけど、大量の雑魚狩りはこの二人よりも得意だし、今回みたいな事前に待ち構えての防衛戦は色々仕込めて俺とカラードマンの本領発揮!ここん所ネットバトルで活躍出来てないから、そろそろ株を上げないとね。もう二人相手にネットバトルの腕じゃマウント取れなくなってきたしさ……。
「ってわけでここは私とカラードマンで十分だから、熱斗君は本命の方よろしくね!」
『でもオフィシャルのマザーコンピューターって僕たちネットエージェント立ち入り禁止なんですよね?』
「そっちも大丈夫よ、炎山君に話は通してあるから緊急時の特例として異変が起こったら突撃して頂戴」
「科学省も熱斗とロックマンが動く分の許可はもぎ取ったから安心して行動してくれ」
みんなで準備はばっちりよ!オフィシャルは守りを固めてるけど、ゴスペルが諦めるわけないし、相手は任務成功確率100%を掲げるシャドーマン。絶対どうにかして突破してくるよね。
ってなわけで熱斗君をこっそりオフィシャルの中に混じらせて、円滑にシャドーマンと戦ってもらおう。最初からロックマンとブルースが組めばどんな敵でも打ち勝てるはず。もう俺の腕じゃシャドーマンには勝てないからこうするしかない。一度だけウラランカーになる時に戦わされてその時は何とか引き分けに持ち込んだけど、ルール有りの模擬戦だから出来たことだし、あの時にこっちの手の内はすっからかんにされたよ。さすが『1』で裏ボス張ったナビは違うわ。
熱斗君を見送って一人黙々とバスティング。途中騒ぎを聞きつけてオフィシャルに突撃したら門前払いをされたケロちゃんと砂山ディレクターが今度は科学省に突入、あんたらすげぇな一応国家の危機ぞ。俺が作戦指令室に入ってくるの許可したけどさ。
「カメラを止めるなよ!国家滅亡の危機を最前線でスクープし続けるんだ、ゴスペルの軍団を一人押し返す美人ネットエージェント、こいつは視聴者が食いつくぞ!」
「ちょっと砂山さん、国家滅亡の危機だと思うならケロちゃんみたいに手伝ったらどう?」
「ははっ、細かいことは気にしないのまどいちゃん。うちじゃケロちゃん以外にライセンス持ってる奴がいないから合法的に手伝えないんだよ」
「ふーん……。本音のとこは?」
「美人ネットエージェントとDNNの看板女子アナのタッグの方が画になるだろ!!!」
すげぇ素直で仕事人間で馬鹿だよこの人。まぁ嫌いじゃない人なんだけどどうかしてるよな、のちにWWWに加担するのも納得せざるを得ない行動力だよ。こんなむちゃくちゃなのに慕われてんだからもったいないよな、DNN辞めてうちに来ないかって誘ってみたけど天職だからって断られたよ。
「よしよし、敵が無理やり中央突破を試みてるぞ、あのあたりにステルスマインがっつり仕込んどけ、地雷原を突破してくる画になるから撮り逃すなよ。なに、トードマンが被弾した?こっそりカメラ外でリカバリーで回復させとけ、街角ネットバトル用に中継車に積んであったろ。おい、右側のキャノーダムだいぶやられちまったから弾幕薄いぞ、しょうがねぇな、手の空いたスタッフこっそり後ろからキャノン系のチップで弾幕張れ、まだまだ敵の数が多いからここで左右の均等が崩れるのは面白くねぇぞ!」
「あのぉ……砂山ディレクター。私以外ライセンスないから不味いんじゃ……」
「ちょっとプログラムアドバンス狙ってド派手に盛り上げてあげるから援護よろしくね」
「よし来た!まどいちゃんは話が分かるねぇ、スタッフ誰一人画角に入らないように注意しながらカラードマンの援護だ!流れ弾対策にバリアは常に張っとけよ」
ケロちゃんも俺より付き合い長いんだから早いとこ飲み込んだ方がいいよ。この人視聴率のためなら何でもするし、何でもできるくらいには優秀だから。光さん凄い苦い顔でDNNのスタッフを見つめてるけど諦めてください。追い出したら何しでかすかわからないから手元に置いておいた方がいいんです。
「どうせマスコミにタレこみがあったんでしょ、オフィシャルでなんかあるって」
「御名答!でも俺は他人の脚本で動くの好きじゃないのさ、まどいちゃんなら何か掴んでると思って最初からこっちターゲットにしちゃった。全部終わったら独占インタビューよろしく!」
たぶんゴスペルの妨害工作の一環だったんだろうけど、こんなことする民間人いるって思わないよね。この分なら余裕で何とかできそうだし、熱斗君の方に行けるかな?信じてるけどなんか心配だよね、これはあれか、弟を心配するお姉ちゃんの気持ちなんだろうか。
『ゴスペル科学省攻略部隊』
ドリームビットを与えられた使い捨て部隊。質は悪いが数は多く、アジーナ壊滅騒ぎの熱気に当てられた。ゴスペルに優秀な手駒が少ない代わりに集団を先導する能力が高いことを示してる。
誰かゴスペルに人間の欲望を刺激して人を動かすことに長けた人物がいる証拠。
『DNN』
職人集団、すっかりディレクターに毒された
『ケロちゃん』
DNNの看板アナウンサー、実力的にはSライセンスにも届きそう。
『砂山ディレクター』
信念で動く人、正義とか悪とかは後からついてくる。優秀だから周りも困る。
まどいさんとは同い年で互いに上手く利用しあってる関係。なおこの時はWWWとは無関係でデザートマンもなし。