【完結】朝起きたら色綾まどいになってました   作:発火雨

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大会参加者が多くてあとがきの解説が大変です。
実は大会編でラスボスとの闘いを予定してて、そこでこの話はいったんの区切りとなります。
なのでラスボスには作者が思う最強をぶつける予定です。


N1グランプリ一回戦終了後

「まどいさん!見てくれた俺の一回戦の絶好調っぷり」

「もちろんよ、特等席から見させてもらったわ、潜ったシャークマンの分身にも怯まず、的確に本体が顔を出した時を狙えてたわね」

 

 N1グランプリ一回戦。ここに集まったのは世界トップクラスの実力を持つ三十二人のネットバトラーなのだが、熱斗君は危なげなく一回戦を突破し、二回戦が始まるまでの間選手控室で待機してたので、合間を見て様子を見に来たのだ。控室も個人用になってる辺り本当に大会の規模がすごいことになっちゃってるな。

 

『パパ、次はナイトマンが相手だからナビカスをこんな風に書き換えようと思うんだけど』

「うん、この組み合わせでも問題はないが……。このプログラムをこっちに寄せて、ここを回転させて。よし、どうだ、もう少し余裕ができたぞ」

 

 光さんも熱斗君の保護者兼サポーターとして大会に参加している。会社や国のバックアップをほとんどの参加者が受けてるんだから、熱斗にもこれくらいはしないとなって光さん個人で参加してるけど。いやね、あなた世界トップの科学者じゃないですか。そんな人の手厚い支援を受けてる人ほかに居ませんよ。なんだかんだ言ってもこの人も親ばかなんだよね。

 

「まどいさんの仕事ってまだ残ってるの?予選も終わってあとは本選だけじゃん。よかったらパパとママと一緒に俺が優勝するの見ててよ」

 

 おぉ、なんてかっこいい発言。そんでもって活躍を見ててほしいとか可愛すぎるだろ。笑顔で楽しそうにそんなこと言われたらヒロインじゃなくてもキュンと来るね。

 

「だ~め♡まだ大事なお仕事が残ってるのよ。外部からのちょっかいはもう起こりえないし、他のウラランカーたちが目を光らせてるから私一人いなくても大会は運営できるけど。決勝戦が終わるまで何が起こるかわからないしね。」

「は~い、その代わり俺の戦ってるとこ絶対見ててよね!」

「もちろんよ、言ったでしょ特等席から見てるって。一般参加者よりもいい所から見てるから頑張りなさい」

 

 選手の関係者席も用意されていて、選手さえよければそこに家族や友人を招いて自分の試合を見てもらうこともできる。実はそっちの方にはる香さんは待機してて、先ほど挨拶だけしてきた。

 

「でも二回戦からより相手が手ごわくなるわよ、ここまで勝ち抜いてきた人はオフィシャルライセンスで言えばS以上の実力を備えてるし、ウラで言えばランカーに並ぶ奴もちらほらいるからね。どの相手も一筋縄じゃいかないわよ」

「わかってるよ、マサさんも相当強かったし、次に戦うナイトマンの強さも予選でいやというほど見せつけられたもん」

『まるで難攻不落の要塞だもんね、あの防御をどうやってこじ開けるかが勝負になるね』

 

 二人とも次の対戦相手のことで頭がいっぱいみたい。プライドもナイトマンもこの大会のためにかなりの特訓をして来たみたいだし、後で見せてもらった予選の映像で正直あの防御力には引いたね。極限まで火力に特化したフレイムマンの攻撃を食らって、水属性のウイルスが蒸発していくなかナイトマンだけじゃなくてロックマンとガッツマンも守り抜いてたし。クリームランドの防御力は世界一ってネットで話題になってるもん。

 

『一回戦最終試合を制したのはテスラ・マグネッツ選手とマグネットマンのコンビ!磁力が織りなす攻防一体、その強さを見せつけました!』

「あっ、ガウスさんの娘さんだよね、あの人も勝ち残ったんだ」

 

 モニターにはケロちゃんの実況に高笑いをしているテスラ・マグネッツの姿が、いや、似合うね口に手を当てての高笑い。後ろの応援席にはガウスさんの姿も見える。

 

『レディース&ジェントルメン!!!大会実行委員会の砂山です!今ここでN1グランプリ一回戦がすべて終わりました。いよいよ次からは二回戦、世界各国より集まり予選を勝ち抜いた猛者、そしてその猛者たちを乗り越えた世界トップクラスの激闘をまだまだ楽しみたいか!!!』

 

 おー、オーディエンスも絶好調。これはかなり盛り上がってるね。本当は司会のケロちゃんがこういうのもやるんだろうけど、一回戦の途中から我慢できなくなったんだろうね、マイクもって現地に現れてずっと喋りっぱなしだよ。

 

『それでは期待高まる二回戦のトーナメント表を参加選手と共に見ていこう!!!』

 

『二回戦第一試合。WWWとゴスペルの魔の手から世界を救ったスーパー小学生。ロックマンと心通わせたコンビネーションは天下一品、科学省が誇るネットエージェントのエース、光熱斗!!! VS 世界トップのセキュリティ大国からの参戦。クリームランドの鉄壁、ナイトマンはすべての攻撃を弾き返す。クリームランド王女プリンセス・プライド!!!』

 

『二回戦第二試合。市民バトラーからの参戦で一躍その名を轟かせた根性の塊その名はガッツマン。自身の名を冠した拳は敵を打ち砕く、見せてやれその拳の行きつく先を、大山デカオ!!! VS 拳と言われちゃ黙ってられねぇ鋼鉄を打ち砕くその拳もまた鋼鉄。鋼の戦士メタルマンとそいつを操る姉さんオペレーター、白泉たま子!!!』

 

『二回戦第三試合。すべて燃えつくす灼熱の男、世界中の熱気が集まるこの地で最も熱く燃え滾る男、寡黙な炎の化身フレイムマンを燃やし続ける男。火野ケンイチ!!! VS 暑いのなんてまっぴらごめん、極寒のシャーロからやってきた男が持ってきたのは身も凍る吹雪。コールドマンで魂まで凍えつかせろ、イワン・コオリスキー!!!』

 

『二回戦第四試合。南アメロッパオフィシャルのエース、毎回ナビのカスタムをしまくって変幻自在にナビを変える。今度のナビは何て呼べばいいのか。ジェニファー!!! VS アジーナ国王の専属コックを務めている天才料理人、スラッシュマンのバトルの腕前も国宝級。ナビとオペレーター共にアジーナ拳法の達人、パクチー・ファラン!!!』

 

『二回戦第五試合。トマホーク捌きはアメロッパ一、故郷の村を世界に轟かせるためやってきた挑戦者。どんな相手もトマホークマンで薙ぎ払う、ディンゴ!!! VS 気づいた時には真っ二つ、闇から忍び寄る暗殺者、その鎌は死神の証かキラーマン。ウラで名を上げる次世代の忍び、冷酷なバトルは背筋を凍らせる。ダーク・キリサキ!!!』

 

『二回戦第六試合。お前は一体 誰なんだぁ!?年齢、性別、出身地 一切不明!!とにかく何にも分からない!ナゾ・ナゾ・ナゾ!の謎だらけ!!ネットバトラーQ!!! VS 悪党どもに恐れられるアメロッパの裁きの化身、サンダーマンが振り下ろすは天罰の雷、己に降り注ぐは勝利の雨。予選では各国のオフィシャルをまとめ上げた名指揮官、ラウル!!!』

 

『二回戦第七試合。常に相手の先を読む、完璧な戦術とキングマンで目指すはチェックメイト。戦略ネットバトラー荒駒虎吉!!! VS シャーロ軍からやってきた刺客、サーチマンに狙われて生きた者はいない、スナイパー伝説を作り続ける男、今宵も狙うは優勝ただ一つ。シャーロ軍ライカ!!!』

 

『二回戦第八試合。世界有数の巨大財閥ガウスコンツェルンで代替わりしたての女社長、マグネットマンの磁力でどんな攻撃も受け止め、離れても繋がりあう。テスラ・マグネッツ!!! VS 二ホンオフィシャルのエース、史上最年少でSSSライセンスを取得した時代の風雲児。ブルースのソードに切れぬものなし、伊集院炎山!!!』

 

『以上十六名が激闘を行うN1グランプリ二回戦はこの後十分後に開幕だ!!!』

 

 いやぁ、やっぱり勝ち残ったのはほとんど原作ネームドだよね。一応一回戦の段階ではもう少しオフィシャルや市民バトラーもいたんだけど全員ふるいに落とされちゃった。大会の規模が大きくなりすぎたせいで文字通り世界中から集まったのね。ライカやコオリスキー、果てにはダーク・キリサキやパクチー・ファランまでも参加してるよ。まだシリーズ的には『3』のはずなのに『4』『5』『6』のキャラも揃い踏みだね。

 

 熱斗君の応援ばかりもしてられないな、これだけの面子が大会に集まったんだ、俺も俺で気合い入れて頑張らなきゃ!




『マサ』
科学省の敷地内で新鮮な魚を販売している魚屋さん、持ちナビはシャークマン。

予選は突破したのだが、一回戦相手が熱斗君なのでここでリタイア。
熱斗君が優勝したら、「この子はうちの魚食って強くなったんだ!」って言って優勝セールをする予定。

アニメではネットエージェントのビーフ指令として活躍していたが、今作では普通のネットバトラー

『白泉たま子』
よかよか村にあるうらかわ旅館の女将、持ちナビはメタルマン。
年齢に公式設定はないが二十代前半と思われる、なので熱斗君の年上キラーの対象内。本編では端折ってるが、よかよか村の動物脱走事件は起こってるので、熱斗君と面識あり。

ただ残念ながらこれ以上熱斗君の周りに女の子を増やすわけにはいかない。

『イワン・コオリスキー』
極寒のシャーロ出身者、持ちナビはコールドマン。
本来は『4』の登場人物だが世界大戦ということで参戦。なお、選手用の個室は冷房をガンガンに効かせているので、暑がって犯罪に走るなんてことはない。

『ジェニファー』
『2』『3』に出てきたオフィシャルのモブキャラ。
モブだがストーリーに絡んできて、『3』ではゼウスハンマーを交換してくれるお姉さん。

『パクチー・ファラン』
アジーナ国王の専属コックを務めている天才料理人、持ちナビはスラッシュマン。
『6』キャラだが、今の時点ではまだアジーナで国王専属のコックをしている。年齢は二十代戦半くらい、これまた熱斗君の守備範囲なのだが、おそらく接点を持つことはない。

『ディンゴ』
野生の感を頼りにする野生児。持ちナビはトマホークマン。
『5』『6』のキャラで、チームのメンバーにもなる。
アニメではコメディリリーフ的扱いだが出番は多い方。

『ダーク・キリサキ』
ダーク・ミヤビの弟子、持ちナビはキラーマン。
今回は修行の一環として師匠に参加させられた。すでにウラの仕事にも携わっているが、シャドーマンを経由した仕事なので一部にしか知られていない。今回の大会がある意味卒業試験なのだが、すでに師匠が認めていることに本人はまだ気づいていない。

『荒駒虎吉』
小学生と大人ばかりが出るエグゼでは珍しい中学生、持ちナビはキングマン。
『3』エンディングで再開を約束するが、キングマンが読者公募のキャラのせいなのか、その後一度も名前が出てくることはなかった。

キングマンよりもバトルチップルークをみんな使うのはご愛敬。

『ライカ』
シャーロ軍ネットワーク第13部隊に所属する軍人で十三歳、持ちナビはサーチマン。
『4』『5』のキャラでアニメ版でテスラにナンパされたこともあるくらい大人びている(もしもテスラがショタコンだったら、大人びてるとか関係なくナンパしたことになるのだが……、でもこの作品だとそのくらいの歳の差カップルなんて珍しくもないしなぁ……)

『5』ではチームメイトとして活躍、しかし作者はカーネル版しかやったことないのでその雄姿を拝んでいない。

「シャーロ軍の軍事力を世界に知らしめる」という使命を受けて大会に参加しているが、予選の段階で同じ部隊の仲間はほとんど脱落してしまい、仲間たちの思いを背負って大会に挑む。
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