「ストーンマン拾ったんで魔改造するです!」作者:ヤトラ
https://syosetu.org/novel/315777/
もしかするとうちの読者の方々はご存じかもしれませんが、良質はオリキャラを原作に混ぜ込んだ素敵な作品でございます。
ヤトラさんからお話頂いて、二つ返事で了承しました。
そんでもってコラボ回もクオリティ高いです!
超重量級な相棒を従える幼女の原作をかき回す様、ぜひともお楽しみください。
その手があったかと私も驚かされてます、二次創作の醍醐味ですよね。
未来からの来訪者
「すまないね、まどい。急に呼び出してしまって」
「あら、全然いいわよ。最近暇だったし」
N1グランプリも終わり数か月後、本当に平和で驚くほどに何もないのだ。
WWWもこれと言って何も仕掛けてこなかったし、プロトが狙われている素振りもない。
なんだか拍子抜けだなと思っていると、シュン君から連絡が来た。
ネットバトラーQとしてタッグを組んだ後は、ウラのお抱え技術者としてセレナードに仕えている形に収まった。
一応正体を知ってる人は俺以外に、顔を合わせた光さんに熱斗君、ウラランカーでナビを改造したヒノケン、協力体制に合ったコサック博士くらいかな。
そうそう、ヒノケンもネットエージェントに加入させました。
だって俺の仕事多すぎるんだもん、誰か人が欲しかったしちょうどよかったんだよね。
俺が担当してた、ウラの仕事も任せられるし、熱斗君とも案外相性悪くないみたいで、時々一緒にネットバトルしてる。
今までしていた仕事はヒノケンに任せて、今俺のメインの仕事はシュン君との窓口である。
科学省としてもこんな優秀な科学者を味方に引き入れといて損はないからね。
外部協力者の扱いだから、外注費がすげぇことになってるけど、科学省の予算も光さんの研究成果や、N1で得た利益があるからしばらくは大丈夫でしょ。
ちなみに俺の給料は全然変わってないです。
その代わりウラの伝手で、チップ入手とかナビの改造もしてもらってるしあんまり困ってはないかな。
「実はちょっと面倒な案件を抱えてしまってね、熱斗にも科学省にも内密に依頼を受けて欲しい」
「あら、これまた珍しいわね。シュン君がそんなこと言い出すとしたらウラの王関係の話かしら」
「いや、ウラの王も関係ない、私個人的な依頼として受けて欲しい」
今はウラの奥地、シークレットエリアの一角でカラードマンを介して会っているが、シュン君の格好はゴスペルの首領だった時のスーツと同じ外見データを使っている。
子供の外見だとどうしても侮られるかららしい、この外見がゴスペルの首領だと知っているものは俺と熱斗以外いないようでデザインも変わらずに流用してるようだ。
たぶんこれがかっこいいと自分の中で決まってるんだろうな。
わかるよ、かっこいいし男のロマンだよね、仮面の強者って感じして俺も好き。
こうやって威厳たっぷりに話してるのはウラの仕事人モードの現れなのさ。
「実は少々興味深いお客さんが来てね、かなり特殊な案件だから一番信用している君に頼みたいのさ」
つまり、オモテのネットエージェントやオフィシャルが関われないような案件なうえ、単純にウラランカーに頼むわけにもいかないってことか。
WWWのプロト関係ならネットエージェントとして関われるし、他に何か大きなイベントごとってあったっけ?
「もちろん私もシュン君のこと信用してるし受けるわよ」
「ははっ、君ならそう言ってもらえると思ってたよ。さっそく依頼人をここに呼んでもいいかね?」
俺が首を縦に振ると、電脳エリアの扉が開き、奥から青い流星を思わせる一体のナビが入ってくる。
「はぁっ!?」
思わず声に出してしまった俺は悪くない、なんでこんなところにいるのよ!
「初めまして色綾まどいさん、カラードマン。僕の名前は星河スバルそんでもってこっちが相棒の……」
「FM星人のウォーロックっうもんだ、よろしくな姉さん」
いやいや、あんたらある意味別作品でしょうが!
たしかすごい未来の話じゃなかったけ、確かに俺も流星のロックマンは三部作全部プレイしてて楽しませてもらったけど……。
「正直今から話す話はかなり飛んでる内容だが、彼らが示した証拠は信頼に値すると私は感じた。どうか驚かずに聞いて欲しい」
いやいや、知ってますよとは言えないけどわかるよ、ぶっ飛んでるの。
遥か未来から来た人たちで、電波星人と人間が合体してロックマンになって地球を三回くらい救ったスーパーな小学生でしょ。
あっ、世界救った回数なら熱斗君の方が多くなるのか。
そりゃナンバリング六作とスピンオフで活躍した長期シリーズの主人公だもんね。
そういや、DS版で流星のロックマンとコラボしてたわ。
でもあれって1の頃の話だったはず、ここまでシナリオがずれ込んでるのか。
取り合えずスバル君の口から自分たちが何者なのか説明される。
普通の人が聞いても信じられない話だが、俺は全部知っちゃってるし、ここで否定しても話が進まないからとりあえず全部飲み込む方向で行こう。
「はいはい、君たちの自己紹介は全部信じるから、どうしてこの時代に来たの?」
「本当に何の疑いもなく話を進めやがったよ、あいつのいう通りの女だな」
「あいつ?」
ウォーロックが呆れともとれるような態度で一言。
俺も誰のことか思わず聞き返してしまったが、慌てたように話を遮るスバル君。
明らかに動揺してるしへたっぴだよ。
でもまぁ、未来に影響を与えないように話せないこともあるだろうから、あんまり突っ込まないで上げよう。
どうせそんな未来には俺も生きてないだろうし、なんか問題あってもロックマンが頑張るだろう。
「そ、それで、本題なんですけどね。僕たちがいた時代は人類が宇宙に手を伸ばして、電波星人、つまり異星人の存在を一部の人たちが認識した時代なんです」
「そんでもって、今未来の地球は大ピンチを迎えちまってる、それに対抗できる奴を探してこの時代まはるばるやって来たったわけさ」
未来の危機に対抗できる奴?
「もしかして熱斗君とロックマンを未来に連れてくって話じゃないでしょうね?」
たしかに未来の人から見ると歴史に名を遺すであろう熱斗&ロックマンのコンビは、それはそれは頼もしいのかもしれない。
よく偉人で最強は誰だ、的な話は盛り上がるし、その話に名前が出るほどすげぇもんな熱斗君。
でも未来に連れてかれるのを、はいどうぞと送ることも出来ない。
熱斗君は困ってる人のために飛び出しても不思議ではないが、未来のことは未来の人が解決すべきだ。
「安心してくれたまえ、そんなことなら私も君を紹介しない。彼らが力を借りたいのは同じく数百年後の時を共に生きる者さ」
いまいちに話が見えてこない。
ネットナビならもしかすると時間を超越して存在出来るのかもしれないが、そのオペレーターとなる人間は必ず寿命が来る。
数十年先ならまだしも、数百年の時など人間には超えることが出来ないだろう。
「どうやら私たちの生きるこの時代、それも数か月先に宇宙からの来訪者が来るらしい。その名は『デューオ』どうやら今度は宇宙からの来訪者と我々は戦わなければいけないらしい」
あっ、そう言えば流星のロックマンの時代まで生きてそうな奴いたわ。
『追加シナリオOSS』
早い話が流星のロックマンとの自社コラボ。
DS版しか搭載されておらず、アドコレには未収録。
でも未来から来たこと以外のシナリオは全然違うので、見てなくても大丈夫な予定
『デューオ』
『4』のラスボス、恐らくシリーズ最も強大な敵。
1~3で本作が完結した理由の一つに、こいつとの戦いが大変なことがあげられる。
『流星のロックマン』
エグゼシリーズの後を引き継いだロックマン。
実はエグゼシリーズの未来の世界線。
三部作で完結した、これはこれで中々面白かった。
しかし、熱斗君とロックマンが長期シリーズとして成功しすぎた後は苦戦して思うように伸びなかった印象。
ゲームは三つも作ったし、アニメも面白かったのだが、中々に暗くシリアスな設定が多く、そこもエグゼから引き継いだファンが困惑した部分かも。