仮面ライダーコルウス/ブラックニンジャフォーム
身長:196.2cm
体重:89.3kg
パンチ力:2.0t
キック力:4.1t
ジャンプ力:18.1m(ひと跳び)
走力:6.7秒(100m)
「まさか取り調べに加えて検査もされるとは………」
さて、取り調べだけやって終わるはずが、
健康状態の検査もされてしまった。
おそらく、今の俺は3年も失踪していたような状態だから、
健康被害などのチェックが必要だったのだろう。
その後、何も問題が無かったことが分かり、警官や医者の人に不思議がられたものの、
なんとか解放してもらえた。
それじゃあ家に帰ろうと思ったところで、俺は重大なことに気づいた。
「そういえば、俺の家は今どうなってるんだ………?」
そう、自分の家の現状である。
なんせ3年も経っているのだ、何か変化があってもおかしくは無いだろう。
そう思った俺は、急いで自分の住んでいたマンションに直行した。
そして………
「あ、危なかった………!」
問題は、杞憂に終わった。
どうやら両親が色々と家賃などを工面してくれていたようだ。
学校にも連絡を入れてみたが、一応休学という形で処理しているらしい。
どうしよう………バイトとか始めようかなぁ?
そんなことを考えていると、後ろから声をかけられた。
「あれ、烏丸さん?」
「ん……?あ、星野さん」
後ろを振り向くと、そこにいたのは星野さんだった。
手には大きな袋を抱えており、中には野菜などが入ってることから、
食材の買い出しをしていたのだろう。
「星野さんは、買い出しですか?」
「はい、材料を切らしちゃって………烏丸さんはどうしたんですか?」
「えっと、実は………」
俺は事情を説明した。
とりあえず急いでバイトを始めたい事を話したら
「それだったら、ウチで働いてみませんか?」
「え、でも星野さんのとこって芸能事務所ですよね?」
一応、俺の立場は曲がりなりにも高校生という事になる。
そんな人間が芸能事務所で働いて良いのか?
「大丈夫!社長に事情を説明すれば、きっと受け入れてくれますよ!」
(えぇ………?スッゴイ不安なんですけど………)
(でも、他に採用してくれる所って今のところ無さそうだからなぁ………)
(背に腹はかえられぬってやつか………)
「………じゃあ、お願いしても良いですか?」
「任せてください!!」
こうして、俺の(一応)働き口は見つけられた。
後は野となれ山となれだな………。
数日後………
「嘘でしょ………!?」
翌日の朝である。
通信制の高校に編入するため、諸々の手続きと準備を進めていると、
郵便ポストに茶色の封筒が入っていたのだ。
中を開けてみると、そこには採用の通知が入った紙と、
社長さん直筆らしき手紙が入っていた。
内容をまとめると、
『アイの命を二度も助けてくれてありがとう』
『お礼を言う事が出来なかった事、本当に申し訳ない』
『少し大事な話をしたいので以下の住所に来て欲しい』
とのことだった。
書かれてあった住所の通りに来てみるとそこにあったのは………
「如何にもな所だな」
小さいビルではあるが、看板には『苺プロダクション』と書かれていた。
おそらくここが星野さんが所属している事務所なのだろう。
しかも、社長さん直々に話がしたいと書かれてあったのだ、どうにも緊張が止まらない。
「とりあえず、中に入らないと始まらないか………」
そして、事務所の中に入って受付を行うのだった。
「すいません、社長さんに連絡を貰った烏丸という者なのですが………」
俺がそう言うと、受付の人は内線の電話を取った。
おそらく社長さんに確認しているのだろう。
すると、確認が取れたので暫く待って欲しいとのことだった。
まぁ相手も社長なのだ、忙しいのは当然の事だろう。
「申し訳ございません、大変お待たせいたしました!」
すると、奥の方から無精髭を生やし、サングラスをかけた男性がこちらに走って来た。
明らかにヤのつく人にしか見えないが、あの人が社長さんなのだろう。
「いえ、こちらこそ、急に訪問してしまって申し訳ないです」
「では、ここで話すのもアレなので社長室でお話しを………」
「分かりました」
そう言って、俺は社長室に案内され、改めて話をする事になった。
「改めまして、私がこの苺プロダクションの社長、
(壱護………、あぁそこから苺プロダクションって付けたのね)
「どうも、烏丸浩司と言います。今日はお忙しい中、ありがとうございます」
「いえ、こちらこそ、ご足労おかけして申し訳ない」
そんなこんなで挨拶をしていると、仕事について話をする事になった。
「さて、本題に入りましょう。まず、貴方の今後の仕事についてです」
「俺の、仕事………?」
「ええ、率直に申し上げますと、これから貴方には………」
数ヶ月後………
「烏丸さーん、この後の予定は?」
「えぇっと、10時30分にドラマの収録があります。その後、14時30分にバラエティ番組の収録が入ります」
「ありがとう!」
「烏丸おじさん!これそこに置いといてくれる?」
「分かった、これで良いかな?」
「ありがとうおじさん!」
「おじさん、これなんだけど………」
「あぁ、それはこうすれば………」
「そう言う事だったのか、ありがとうおじさん」
「そういえば、この仕事にも大分慣れて来たんじゃない?」
「まだまだ先は長いですよ。今後は星野さんだけじゃなくて、アクア君やルビーちゃんのマネージャーもやらないといけないので」
「「おじさん、今後ともよろしくお願いします!!」」
「あぁ、精一杯やらせて貰うよ」
あれから数ヶ月経ち、俺はこの仕事に少しずつ慣れてきた。
仕事というのは、『星野家の生活を手助けする事』
身も蓋もない話、お手伝いさんのようなモノである。
というのも、
『星野さんの家の手伝い、ですか?』
『ええ、烏丸さんはあの子達を見てしまったのですよね………?』
『あの子達……あぁ、あの双子の子達ですか?』
『えぇ、あの子達は………アイの子供なんです』
『やっぱり、そうでしたか………』
『気付いていたんですか?』
『星野さんの事を『ママ』って呼んでいたのと、目の星の模様がよく似ているなと思ったので』
『あぁ、やっぱりそこだったか………』
『でも、それを何故俺に教えたんです?』
『………口止めと、アイの護衛をしてもらいたいと思っていたんです』
『口止めは分かるとして、護衛って………?』
『アイは、今後も命を狙われる事でしょう。それにアイだけじゃない、最悪の場合、子供達にも危険が及ぶかもしれません』
『そこで、貴方にはアイ達の生活を手助けして頂きたいのです』
(それっていわゆる家政夫ってヤツじゃないのか?)
(まぁ、他に行くとこなんて無いし………)
『分かりました。その仕事、引き受けます!』
『ありがとうございます!』
なんてやりとりがあったのだ。
別段そんなに仕事は苦でも無いし、むしろ楽しく仕事が出来ている。
しかし、たった数ヶ月で子供達と仲良くできるのか気になる者もいるだろう。
どうやって仲良くなったのか………それは次回で語るとしよう。
ハイ、第八話でございました。
もうこのまま原作に突入してやろうかと思いましたが、
子供達とも関わった方が良いよねと思ったので、
次回はそれを作ります。
(ヤケクソ)
さて、次の更新は何ヶ月後になるかな………()