だいぶ短い内容となっております。
では、どうぞ!
第十七話 烏の彼は若干疲れ気味
浩司サイド
「待てやゴラァ!!」
『待テッテ言ワレテ、待ツ馬鹿ガイルカ!』
「クッソ、めっちゃ腹立つアイツ……危なッ!?」
あの野郎、ライフルぶっ放して来やがった!?
突然だが、俺はブーストフォームである怪物を追っている。
見た目としては、細長い赤の髑髏の顔をしており、
全身にはナイフに拳銃、果てにはミサイルなどと言った武器が山ほど装備されていた。
「さっさと倒して情報を吐かせてやる!」
そして俺はドライバーを180度回転させ、
ブーストバックルを捻った。
『REVOLVE ON』
『BOOST STRIKE』
「はああああああ、ハアッ!!」
『!』
俺はブーストライカーから飛び上がり、
怪物にキックを叩き込むが、バイクを破壊しただけで、
肝心の怪物には逃げられてしまった。
『フッ、今回ハココマデニスルトシヨウ……!』
「おい、待て!………クソッ、逃げられちまった………!」
数日後………
「ああああああ………」
「烏丸君、大丈夫?随分と疲れてるようだけど………」
「あぁミヤコさん、すいません、ここ最近怪物騒ぎが頻発化してきて、だいぶ参ってるんですよ………」
「そういえば前にもそんな事言ってたわね。はい、コーヒーどうぞ」
「ありがとうございます」
現在俺は苺プロのオフィスで休憩している。
ミヤコさんからコーヒーを貰いちびちびと飲んでいると、
今回出現した怪物の情報を整理していた。
(今回の怪物騒ぎの原因は、過去にスキャンダルを行なっていた芸能人が襲撃されたか………)
(この怪物によって、重軽傷者を合わせて十数名の被害が出てる。しかも話を聞くと、コイツは自分の行いを正義であると信じて疑わない)
(ヤバい奴の典型例ってことか………)
「どうしたものかな………?」
「烏丸君、今日はもう上がりなさい。後の仕事は私がやっておくわ」
「そうさせて貰います………ん?」
そう言ってドア開けて出ようとすると、
ドアの向こうから何やらドタドタとこちらに向かってくる音が聞こえる。
そして、
バンッ!
「ピギュッ!?」
「ミヤえもーん!助けてー!!」
現れたのは、なんとルビーちゃんだった。
声を聞く限り、何やら焦りと悲しみが混ざっているように聞こえる。
あとそれと、ミヤコさんは某猫型ロボットではない。
「ミヤえもーん!!」
「私を呼ぶ前に、まずは謝らないといけない人がいると思うのだけど?」
「え、謝る?誰に?」
「ドアを閉めてごらんなさい」
「………?」
言われるがままルビーちゃんがドアを閉めると、
ドアと壁に挟まれてペシャンコになった俺がいた。
その後、俺はペラペラのまま地面に倒れ伏した。
「うぇ!お、おじさん!?何でそこにいるの!?」
「俺が帰ろうとした時に君が勢いよく開けた結果ペシャンコになったんだよ馬鹿野郎………!」
「あ、ごめんなさい………」
若干キレそうになったが、とりあえず落ち着いて、
ルビーちゃんに事情を聞いてみることにした。
「それで、ルビーちゃんどうしたの?ミヤコさんに何か頼み事?」
「あ、そうだ!ミヤえもん!私を早くアイドルにしてよ〜!」
「待って、状況がよくわからないのだけど?」
「とりあえず、落ち着いて話してくれるかい?」
「うん、えっとね………」
数分後………
「っていうことがあって………」
「なるほど、そういう事情が………」
話を聞いてみると、
入学初日に『
かなちゃんやアクア君と仕事について会話していたのだが、
自分はまともに話せていなかったので、どうにかできないかということだった。
「このままだと、私虐められちゃうかも………」
「そうは言っても、そんな簡単にできることじゃないわよ?」
そう、アイドルグループを作るというのは、そう簡単なことではない。
ちゃんとしたグループを作ろうと思ったら、スカウトなどを行ったり、
様々な手続きをする必要があるのだ。
しかし、そう簡単に可愛い子や綺麗な子が見つかるとは限らない。
意欲的な子の大半は、大手事務所の方に流れていくので、
うちのような中堅事務所に来ることはごく稀な事であると言えよう。
「それだったら、芸能科に『
「その子は他所の事務所の子でしょ!?絶対ダメよ!」
「ていうか、男の俺の前でそういう事言うんじゃないよ!」
まったく、誰に似たんだか………?
「ハァ………それじゃあ俺は先に帰りますね」
「あ、おじさんお疲れ様!」
「気をつけて帰るのよ」
「はい、じゃあ失礼します………」
その後、俺は自宅のベッドで泥のように眠るのだった。
と言うわけで、第十七話でございました。
ネタが、ネタが常に切れておる………!
誰かネタをおくれ………。