烏の戦士の奮闘記   作:クロロンヌ

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はい、二十二話でございます。

色々端折りすぎてちょっと混乱してきたなぁ………。

では、どうぞ!


第二十二話 烏の彼は結構打算的である

浩司side

 

 

あのブートダンス(地獄)から2〜3週間ほど経過し、

何とか筋肉痛も取れた。だが、まだ安心できる状態じゃない。

今度はアクアくんの方で問題が発生した。

それは、共演者である黒川あかねちゃんが炎上している問題である。

原因としては、あかねちゃんが同じく共演者である鷲見ゆきちゃんの顔に傷をつけてしまった事によるものらしい。

その影響で、ネット上ではあかねちゃんに対する誹謗中傷で相次いでいる。

 

(まぁ、それはそれで大変だけど、こっちも片付けないといけない案件があるから、どうにも出来ないな………)

 

今回の怪物騒ぎで、被害者が30を超えてしまったのだ。

早々にカタをつけないと、とんでもないことになってしまう。

ていうか、あの人はいったい何してんだよ!

 

(あーダメだ、最近酷い目に遭ってるからイライラが止まらん)

 

イラつきを抑えられず、被害者の書類整理をしていると、

アクア君が焦った表情で家を出ようとしていたのだ。

 

「アクア君、どうしたのそんなに焦って?」

 

「さっきメムから連絡があったんだ!黒川が外出してて帰って来ないって!!」

 

「は!?ちょっと待て、外は台風とかで大荒れの天気なんだぞ!?」

 

「だから、もしかしたらアイツ、今回の件で耐え切れなくて………!」

 

「なるほどね………ん?」

 

(待てよ?そういえばあの怪物は過去にスキャンダルとかを起こした芸能人とかを狙ってたんだよな………まさか!?)

 

「アクア君、念のためにこれを持っていって!」

 

そう言って俺はあるモノを渡した。

 

「え………?え、これって!?」

 

「もしもの時の為に使ってくれ」

 

「………分かった。行って来ます!!」

 

「気をつけてね!」

 

そしてアクア君は急いで家を出た。

………俺も準備をしておこう。

恐らくだが、次に奴が狙うとするなら、多分………!

 

 

 

 

 

あかねside

 

あぁ、もう疲れた………。

考えるのも、動くことも………生きることも。

………この歩道橋から飛び降りたら、楽になれるかなぁ。

そう思っていると、

 

「お前が黒川あかねだな?」

 

「え?」

 

私に声をかけたのは、青いパーカーにフードを被った男の人だった。

 

「お前を抹殺し、俺の正義の糧となれ」

 

ARMS

 

「フンッ!」

 

男の人は、ポケットからメモリのような物を取り出し、自分の掌に挿した。

すると、男の人は赤い髑髏の怪物へと姿を変えるのだった。

 

『サア、ココデ死ンデ貰ウゾ』

 

そう言って怪物は巨大な銃を構えた。

あぁ、これで終わるんだ。

でも、楽になれるなら、それでも良いのかな………。

……母さん、みんな、ごめんね………。

 

 

 

 

 

 

黒川ァァァァァァァ!!!

 

 

 

 

 

 

 

パシュンッ!

 

 

『グオオオオオ!?』

 

「………え?」

 

突如、怪物は火花を散らしのけ反った。

今のは、弾丸………?

 

「大丈夫か黒川!?」

 

「………アクア君?」

 

後ろを振り向くと、そこにいたのは、

白いライフルのような銃を持ってこちらに駆け寄ろうとするアクア君がいた。

 

 

 

 

アクアside

 

 

 

あっぶねぇ、ギリギリ間に合ったぞ!!

黒川を探す前におじさんから渡されたのは、

リボルバー式のマグナムを正面から見たようなアイテムだった。

ちなみに使い方は小さい頃におじさんから聞いている。

 

『この引き金の部分を押せば………』

 

MAGNUM SHOOTER 40X

 

『銃が出てきた!?』

 

『後は砲身の部分を弄ればライフルになるから、練習したい時には言ってね』

 

『えぇ………?』

 

あの人は少しだけ自分のやってる事の重大さに気づいて欲しい。

って、そんな事言ってる場合じゃないよな!

 

「………何で来たの?」

 

「メムから連絡があったんだよ。お前が家にいないから「そうじゃない!!」!?」

 

「ようやく終われると思ったのに、楽になれると思ったのに、何で助けたの!?」

 

「………後悔したくないからだよ」

 

「え?」

 

「『何であの時手を伸ばさなかったんだろう』って後悔したくないから助けた。理由はそれだけだ」

 

「後悔したくないから………」

 

「さぁ、早く逃げるぞ!」

 

「うん……」

 

『逃サンゾォ………!』

 

 

 

 

数十分後………

 

 

 

 

「「ハァ……ハァ………」」

 

あれから数十分、怪物から逃げていたが、流石に俺も黒川も息も上がっていた。

 

(暫くは大丈夫だと思うけど、このまま逃げてもいずれ追いつかれる………)

 

『見ツケタゾ!』

 

「「!?」」

 

オイオイオイ待て待て待て、いくら何でも早過ぎるだろ!?

 

『ココマデ手コズラセルトハ、面倒ナ奴ラダ』

 

『マトメテ始末シテヤル』

 

そう言って怪物は、巨大なバズーカのようなモノをこちらに向けて構えた。

マズイ、アレに当たれば確実に死ぬ!?

そう思って俺はライフルを構えた。

 

 

 

 

その時だった。

 

 

 

 

BOOST STRIKE

 

「ハアアアアアアアアアアア!!!」

 

『グオオオオオ!?』

 

「「え!?」」

 

突然、黒いバイクが怪物に突っ込んでふき飛ばした。

相当の勢いだったからか、怪物は痛みで悶絶していた。

今のってまさか………!

 

「いやー、何とか間に合ったみたいだね!」

 

「おじさん!」

 

「誰………?」

 

「俺はただのお手伝いさんだよ。よろしくね、お嬢さん?」

 

「ど、どうも………」

 

「ていうかおじさん、どうやって俺達がここにいるって分かったんだ?」

 

「ん?あぁ、俺があの時に渡したアレがあるでしょ?」

 

「え、うん………まさか!?」

 

「そう!それを使って位置情報を割り出して急行したって訳!」

 

つまり、この人は俺を擬似的なGPS代わりにしたということだ。

酷過ぎる事してないかこの人!?

 

「もし俺が落としたり、当てが外れたらどうするつもりだったんだよ!?」

 

「いやー、君の場合は死んでも離したりとかしないだろうって思ってさ〜」

 

「そう言われても嬉しくないからな!?」

 

本当にこの人むちゃくちゃな事やるよなぁ………。

母さんは何でこの人のこと好きになったんだろう。

 

 

 

 

 

浩司side

 

 

 

『アアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!』

 

「おっとぉ、今は話してる場合じゃなかったな」

 

チッ!結構強めに轢いたつもりなんだがなぁ、まだ生きてたか。

さっさと片付けて警察に押し付けないとなぁ………。

 

「とりあえず、アクア君はあかねちゃん連れて逃げてくれ。コイツは俺が潰す」

 

「(潰す……?)分かった、行くぞ黒川!」

 

「う、うん!」

 

「よーし、あんまり見せられるモノじゃないからなぁ、そのまま警察に保護されててくれ………」

 

『貴様ァ、ナゼ俺ノ邪魔ヲスル!』

 

「あん?決まってんだろ?お前みたいなバカを止めるためだよ」

 

『何ィ!?』

 

「後それと、俺は今機嫌が悪いんだ。ちょっと八つ当たりに付き合ってくれよ?」

 

SET

 

『サセルカァ!!』

 

「変身!!」

 

DUAL ON

 

「オラァ!」

 

『グオォ!?』

 

DESTROY! CLASHOUT!

 

ZOMBIEBOOST!

 

「さぁ、簡単に倒れないでくれよ?」

 

RADEY FIGHT




という訳で、第二十二話でございました。

途中から何打ち込んでんのかわからなくなってきたなぁ………。

感想、評価お待ちしております。


手直しいたしました。
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