烏の戦士の奮闘記   作:クロロンヌ

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大変お待たせいたしました。
第二十三話でございます。

補足説明
浩司がアクアの位置を特定した流れ
1.最初にアクアにマグナムバックルを渡す。

2.次にスパイダーフォンの機能を使い位置を特定

3.ブーストフォームに変身して急行、轢殺を試みるも失敗。
  (この時、既にアクアがバックルを落とす事は無いと確信している)

4.倒されなかった事にイラついてゾンビブーストフォームで潰す事にした。
  (今ここ)
こんな感じです。
やってる事がクズのそれだな………。

では、どうぞ!



第二十三話 烏の彼は容赦しない

アクアside

 

『舐メルナヨ、コノ悪ガアアアアア!!』

 

そう叫んだ怪物は腕に装備されたガトリングでおじさんに乱射した。

だが、おじさんは撃たれても怯むどころか、

紫色のチェーンソーを引き摺って、そのまま怪物に向かって歩き出していた。

 

「フゥンッ!」

 

『グオオ!?』

 

「どうした、テメェの力はそんなもんか?」

 

『クソオオオオオオオオ!!!』

 

近くで隠れていた俺たちだが、黒川が俺に質問してきた。

 

「………ねぇアクア君、あの人って仮面ライダーなんだよね?都市伝説の」

 

「あぁ、そうだけど……それがどうかしたか?」

 

「なんだか、凄い怖いと思って………」

 

「まぁ、あれはちょっとなぁ………」

 

改めて観察していると、普段のおじさんらしからぬ戦い方をしていた。

おじさんが戦う時の大概は、それぞれのアイテムの使い方に合わせて戦う事が多い。

だが、今の戦い方は、ダメージ度外視で敵に突っ込んでいく戦い方をとっている。

 

「多分、今のおじさんはキレてるんじゃないかな……?」

 

「キレ、てる?何に対して?」

 

「まぁ、今回の黒川の件もあるんだろうけど、一番の理由は………ストレスだな」

 

「ストレス?」

 

「あぁ、この際だから言っておくけど、おじさんは俺の家のお手伝いさんで、苺プロのスタッフを兼業してるんだ。」

 

「そうなの!?」

 

「それとマネージャー業とかもやってるから、ストレスは相当な筈だ」

 

「えぇ……?」

 

 

 

 

 

浩司side

 

 

 

あースッゲェイライラする。

俺は目の前にいるこのクソ野郎に対して苛立ちを隠せなかった。

コイツは人を傷つけておいて、それを正義のためだと自らを正当化しようとした。

もう、コイツに慈悲を与える必要はなさそうだ。

 

「ふぅ………」

 

それともう一つ言うと、すげーストレスも溜まってるんだよ!!

なんなんだよアイドルになる為の第一歩がブートダンスとかアホじゃねーの!?

そんでノリと勢いとかいうふざけた理由で俺も巻き込まれるし、殺す気か!

憂さ晴らしのついでにコイツは絶対にぶっ飛ばす!!

 

(さぁて、どう決めたものかな……?)

 

『クソッ!何故俺ノヤッテイル事ヲ否定スル!?』

 

「あん?」

 

『アノ女ハ、殺サレルベキ悪ナンダヨ……俺に滅ボサレルベキ悪ナンタヨオオオオオオオオ!!!!!!』

 

「………るせぇよ

 

『アアアアアアアアアアアア!!!』

 

うるせぇって言ってんだろぉが!!!

 

コイツは自分の行動を正当化して反省もしてない。

なら、コイツの心を叩き折るために、

一切の慈悲を与えずに叩き潰す!!

そう決めた俺は、ドライバーを180度回転させ、

ゾンビバックルのレバーとブーストバックルのグリップを2回捻る。

 

REVOLVE ON

 

BOOST TIME!

 

さぁ、これで一気に幕引きだ!

 

『死ネエエエエエエエエエエ!!!!!』

 

「うおおおおおおおおおおおおお!!」

 

ブーストの力でスピードが跳ね上がり、一気に怪物へと迫る。

怪物もやられてたまるかとマシンガンに加え、ミサイルをぶっ放してきた。

マスクの中で『ARMOR BRAKE!』と警告表示が出るが、迷わず突っ込んでいく。

今度は俺のHPゲージも削れてきた。

 

(早々に決めないと俺が危ないか!)

 

「オラァ!」

 

『ヌグォ!?』

 

まず、ブーストの足で蹴り上げる。

そしてその間にブーストバックルのグリップを捻る!

 

ZOMBIE BOOST GRAND VICTORY

 

その後に巨大化した左手の鉤爪を怪物に突き刺し、そのまま壁に叩きつける!

 

「ハアアアアアアアアアアア!!!」

 

『グアアアアアアアア!?』

 

だが、それでも倒す決め手にはならなかった。

怪物はこれを好機と見たのか、笑いながら腕をミサイルに変えて構えた。

 

『ハ、ハハッ……!ヤハリ悪ハ滅ビルモノ……コレデ終ワリダアアアアアアアアアアアア!!』

 

「あ?何言ってんだお前?」

 

「言っただろうが、これで幕引きだってなぁ!!

 

POISON CHARGE

 

俺は右手に持ったゾンビブレイカーのエネルギーを肩でチャージする。

それを見た瞬間、怪物の顔は蒼白になった気がした。

 

『………ヘ?』

 

「じゃあな、次会う時は来世かもなぁ!!」

 

TACTICAL BRAKE!

 

『イヤダ……イヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダ!?』

 

「とっととくたばりやがれやああああああああああ!!!!!!

 

『アアアアアアアアアアアアアアア!?』

 

ぶった斬られた怪物は、そのまま爆散するのだった………。

 

 

 

「はぁ……はぁ………」

 

疲れた……。

八つ当たりみたいにぶっ飛ばしちまったけど、これで良かったのかな………?

(実際八つ当たりだったけど)

あ、そうだ。アクア君に警察呼んで貰わないと………。

……アレ?なんか、視界がぐらついて………。

 

「おじさん!?」

 

あぁ、アクア君、そこにいたのね……?

そして、俺の意識はそのまま閉ざされたのだった………。

 

 

 

 

 

アクアside

 

「おじさん、しっかりしろよ!おい、おい!!」

 

変身が解除されたおじさんは、そのまま倒れてしまった。

その姿は、文字通りボロボロで身体中の出血が酷い。

このままだと最悪命も………!?

 

(クソッ!救急車を呼びたくても、ここじゃ電波が届かない!)

 

何か、何か無いのか………!?

焦った俺がおじさんの体を探っていると、おじさんの携帯を見つけた。

そういえば、おじさんが俺を見つけられたのは、これのお陰だったんだよな?

という事は………!

 

(よし、住所は分かった。後は頼む、繋がってくれ………!)

 

『はい、こちら消防隊です』

 

「(よし、繋がった!)すいません、救急をお願いします!住所は………」

 

そして数時間後、おじさんと怪物になった男は、救急車によって搬送されたのだった………。




というわけで、第二十三話でございました。

なんか戦闘描写が雑すぎて泣きそう………。

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