烏の戦士の奮闘記   作:クロロンヌ

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大変お待たせ致しました、第二話でございます。
オリ主君変身回です。

アイのキャラと口調がわかんねぇ………


第二話 ライブを鑑賞し、彼は変身する

「ったく、どうしてこうなったのかな………?」

 

俺は、目の前の状況に頭を抱えていた。

目の前では、マグマが人の形をしたような怪物がキレ散らかしており、

後ろには、泣き顔の星野さんらしき人がこちらを見ている。

しかも、今いる場所は学校の体育館である。

本当にどうしてこうなった?

あれは、数時間前まで遡る………。

 

 

 

 

 

数時間前………

 

 

 

 

 

「アイドルが学校でミニライブ?」

 

「そうなんだよ!しかも、そのライブに来るアイドルが『アイ』がいる『B小町』なんだよ!!」

 

「ふーん………」

 

「全然興味無さそうな声だな!?」

 

「実際興味が無いからな」

 

「お前ひどいな………」

 

俺はクラスメイトとそんな会話をしていた。

なんでも、全国から応募された高校から抽選を行い、当選した高校でミニライブを行うとのことだ。

で、その抽選で当たったのがうちの学校だったらしい。

そんな事をしていたのかうちの学校………?

アイドルの人達には、お忙しい中わざわざお疲れ様ですって労えば良いのか?

まぁ、正直興味は湧かないけど。

 

「お前、アイのライブはマジで見といた方が良いって!人生変わるぞ?」

 

「勘弁してくれよ………」

 

そんなこんなで時間が経ち、体育館にゾロゾロと生徒たちが集まってきた。

周囲を見てみると、テレビ番組でよく見るカメラや機材のセットなどがあった。

ちょっと待て、これってミニライブなんだよな?

それにしては妙に気合い入れ過ぎじゃないか?

 

「うわぁ、楽しみだなあ……握手とかできるのかな!?」

 

「俺に聞かれても………」

 

そう言っているうちに、ステージで女性の人が挨拶を始めた。

どうやらアイさんっていう人のマネージャーさんらしい。

スゲェな、アイドルって一人一人にマネージャーがいるのが普通なのか?

そう思っていると、今度は複数人の女性たちが挨拶を始めた。

アレがクラスメイト達が言ってた『B小町』っていう奴か?

 

(………ん?あれ、センターの人………)

 

俺は、センターに立っていた女性の人に妙な既視感を抱いた。

紫がかった黒髪ロング、目に星のような模様がある。

アレ?確かそんな感じの人をどっかで………。

 

(あぁ思い出した。お隣の星野さんがそうじゃん)

 

そう、先日隣に引っ越してきた星野さんの特徴と驚くほどに一致している。

 

(もしかして、星野さんは実はアイドルだった……?いやいや、そんな訳ないか)

 

たまたま似てるってだけで考え過ぎか〜。

と、呑気に考えていたら、ついにライブが始まった。

クラスメイトは人生が変わると言っていたが、どれだけヤバいんだ………。

 

 

 

 

 

数十分後………

 

 

 

 

 

その後、ライブは何事も無く終わった。

クラスメイト達はめちゃくちゃ盛り上がっていたけど、

俺の感想としては、『センターが強過ぎて他が霞んで見えた』って所だな。

確かに、目線の向け方やパフォーマンスなんかは素人目で見ても悪くないってのは分かる。

でも、それを差し引いてもセンターの人のオーラが目立ち過ぎて他の人達がどうしても霞んで見えてしまった。

感動すれば良いのか、それともこんなものかと落胆すれば良いのか、複雑な気分だった。

そう思っていた時だった。

 

 

 

 

 

ドゴォォォォォォン!!

 

 

 

 

 

突然、天井に大きな穴が空いた。

そして、そこから人型の何かが落ちて来た。

それは、まるでマグマが人の形をしたような姿をした怪物だった。

 

「ウ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!!!!」

 

そこから先は言うまでもないだろう。

 

『ウワアアアアアァァァァァァァ!!!!!?????』

 

「か、怪物だぁ!!」

 

「なんでこんな所に!?」

 

「逃げろぉ!!」

 

皆恐怖に怯えて、逃げ惑うしか無かった。

 

「オイオイ、こんな所で現れるのかよ………」

 

メモリ型のデバイスを使った犯罪は聞いた事はあったが、こんな所で遭遇するとはな………。

 

「って、アイツ!」

 

呑気に構えていると、怪物は星野さんらしき人に近づいていた

どうやら狙いは星野さんらしき人らしい。

俺は近くのクラスメイトに頼み事をした。

 

「おい、ここから出たら、急いで警察を呼べ!」

 

「お前はどうすんだよ!?」

 

「アイツを抑える!そうすれば、全員助かる可能性はある!!」

 

「お、おい!!」

 

アイツを止めないと、最悪ここにいる全員が死ぬ!!

そう思って俺は、全力で星野さんらしき人のもとへ走った

 

 

 

 

 

アイside

 

「嫌……来ないで………!」

 

怖い。

私は唸り声を上げながら近づいて来る怪物に後退りするしか無かった。

嫌だ、こんな所で死にたくない!

 

ドン!

 

「!?」

 

嘘、もう下がれない!?

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!

 

「誰か…助けて……!」

 

「やめんかゴルァァァァァァァァァ!!!!!!」

 

「………え?」

 

「ウォラァ!!」

 

『グゥア!?』

 

いきなり怪物が吹き飛んだ。

今、何が起こったの………?

そう思っていると、

 

「えっと、アイさん……で良いのかな?大丈夫ですか?」

 

「え?」

 

目の前には、引っ越しの挨拶をした時のあの人がいた

確か名前は………、

 

「カラスミ……さん?」

 

「烏丸です。ていうかマジで星野さんだったのか………」

 

アレ、間違えちゃった?

 

 

 

 

 

烏丸side

 

という感じで、名前を間違えられて今に至るという訳だ。

解せぬ。

 

『ウァァァァァァァァァァ!!!!!!』

 

「っと、そんな事考えてる場合じゃないよな」

 

急いでコイツを倒さないとなぁ………。

 

「星野さん、できる限り離れてもらえますか?結構危ないんで………」

 

DESIRE DRIVER

 

俺はデザイアドライバーを取り出し、装着した。

すでにコアはセットしてある。

 

「え?う、うん、分かった………」

 

よし、これなら大丈夫だろう。

俺はそう思い、一つのバックルを取り出し、ドライバーにセットした。

 

SET

 

この場に似つかわしくない、何かがいびきを上げながら眠る声。

それをバックにメルヘンな音が流れてくる。

そんな事を気にせず呼吸を整えて、叫んだ。

自らを戦士に変えるあの言葉を。

 

「変身!!」

 

俺は何かを叩き起こすように、バックルのスイッチを押した。

 

MONSTER!

 

俺の背後にモンスターフォームのアーマーが現れる。

そして、機械の手がアーマーの方へと延びる。

その後、アーマーは俺の体に装着された。

名乗っておこう、仮面ライダーとしての俺の名は………!

 

「仮面ライダーコルウス、気合い入れて行くぜ………!」

 

READY FIGHT




仮面ライダーコルウス ブラックモンスターフォーム
身長:196.5cm
体重:89.3kg
パンチ力:8.1t
キック力:18.1t
ジャンプ力:5.3m(ひと跳び)
走力:8.2秒(100m)

見た目はナッジスパロウを真っ黒にしたやつ
ちなみにコルウスはカラスのラテン語

実は没になった案
プリミティブドラゴンに転生したオリ主が
吾郎の遺体を乗っ取って暗躍するという話も考えたけど、
「あ、コレはダメだ」と思い、速攻で没に。
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