烏の戦士の奮闘記   作:クロロンヌ

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ヤベェ、ネタが焼き増しみたいになってしまう。


幕間章 烏のデザイアロワイヤル編
第四話 知人と出会い、彼は知る


とんでもないことに巻き込まれてしまった………

俺は頭を抱えるしか無かった。

目の前には、ヤバ過ぎる雰囲気を醸し出している4人の男たち、

両隣には、デザイアグランプリ連覇者という男と、温泉屋の長男坊というとんでもない組み合わせ。

何でこんな事になったのだろう?

それは数時間前まで遡る………。

 

 

 

 

数時間前………

 

 

 

 

「あんたら、誰………?」

 

「いや、お前こそ誰だよ!?」

 

灰色のオーロラに飲み込まれた俺は、

ライオンの見た目をした目つきの悪い2人の仮面ライダーと、

モンスターフォームを装着したキツネの仮面ライダーと遭遇していた。

いったい何がどうなってるんだ?

 

「ええっと、俺は五十嵐 一輝(いがらし いっき)、仮面ライダーリバイだ。で、こっちは相棒のバイス。君はいったい………?」

 

「俺は烏丸浩司、仮面ライダーコルウスです」

 

そう言って俺は、デザイアドライバーを見せた。

 

「ほぅ……、こいつは奇遇だな。仮面ライダーギーツ、浮世 英寿(うきよ えいす)だ」

 

そう言って変身を解除し、どこかへ歩き出していった。

 

「お前の事を聞きたい所だが、あまり時間がない。ついて来てくれ」

 

「ついて来るって、どこへ?」

 

「お前も知ってるあの場所だ」

 

「………まさか!」

 

行き先に心当たりがあった俺は、英寿さんについて行く事にした。

 

 

 

 

数分後………

 

 

 

 

「やっぱりここだったか………」

 

「おおっはははぁ!スゲェ広いじゃぁん!赤を基調としてるんですね!」

 

「ここはデザイアグランプリの休憩所だ。」

 

「………敵が襲って来る可能性はないのか?」

 

「問題無いよ。ここではあらゆる暴力、妨害行為は一切禁止されているからね」

 

「ギロリさん!」

 

俺たちは、デザイアグランプリの休憩所『サロン』に来ていた。

ここではあらゆる違反行為が禁止されており、違反した場合は即刻脱落となるある意味厳正な場所である。

 

「まさか、君がここに再び来るとはね………烏丸君」

 

「俺も想像してなかったですよ、ギロリさん」

 

「知ってるのか?」

 

「当然だ………彼はかつてのデザイアグランプリで、()()()()()()()()()()()()()だ」

 

「なる筈だった?」

 

「そうだ。彼が参加していたデザイアグランプリ最終戦において、残っていたライダーは彼だけだった」

 

「彼は、持ちうる全てを出し尽くし戦った。だが、最終戦のラスボスとの戦いで、彼はラスボスを倒したものの、ラスボスに致命傷を与えられ、退場したんだ」

 

(退場した?と言う事は、こいつは一度………)

 

「俺の事は良いでしょ?今はこの世界の現状を知りたいんですけど………?」

 

「あぁ……そうだったな」

 

「まず烏丸君に説明しよう。現在、我々が運営しているデザイアグランプリは乗っ取りを受けている」

 

「乗っ取り?」

 

「お前がここに来る前、コラスとかいう男が運営しているデザイアロワイヤルというゲームが行われてたんだ」

 

「デザイア、ロワイヤル………?」

 

聞いた事もないゲームだな。

 

「分かりやすく説明すると、ライダー同士で潰し合うゲームだ」

 

「ライダー同士で!?」

 

エグすぎるだろ!?

 

「コラスの目的は、デザイアロワイヤルのゲームマスターとして、世界を意のままにコントロールしようとすることだ」

 

「………随分と詳しいみたいだけど、貴方は?」

 

「敵では無いよ、今はね………」

 

「フッ、今は、か………」

 

「………アレ、バイス?」

 

いろいろと話していると、バイスの体が消えかかっていた。

 

「ん?あぁ、そろそろお迎えか………」

 

「お迎え………?」

 

「どう言う事だ?」

 

疑問に思っていると、バイスはそれに答えるように説明した。

 

「俺は、一輝の願いに応えて復活できた。でもそれは、一時的なモノに過ぎないんだ………」

 

「そんな……、それじゃあ俺は、またバイスの事を、忘れちゃうのか………?」

 

「え………?」

 

後から知ったことだが、一輝さんは幼い頃にバイスと契約をしていたらしい。

内容は、『バイスに力を貸してもらう代わりに、家族との思い出が消えていく』という物だった。

今の一輝さんがあるのは、バイスが自分の記憶を消す代わりに、家族との思い出を取り戻したかららしい。

 

「………君たちの事はすでにリサーチ済みだ。戦力が減っては困る」

 

「これを使うと良い」

 

そう言ってギロリさんは、2つの黄色い箱を二人に渡した。

あれってまさか………?

 

「これは………?」

 

二人が箱を開けると、中にはデザイアドライバーとIDコアが入っていた。

 

「やっぱりデザイアドライバーか!」

 

「ゲームにエントリーすれば、暫く時間が稼げるはずだ」

 

「「………!」」

 

そう言われて、二人はIDコアをドライバーにセットし、装着した。

 

『『ENTRY』』

 

すると、消えかかっていたバイスの体が、元に戻っていた。

 

「おおっはははあ!コレイカしてんなぁ!!」

 

「これなら………!」

 

「よし、ならこれも使え」

 

そう言って英寿さんは、一輝さんにビートバックルを、バイスにモンスターバックルを渡した。

 

「おお、スッゲエ!」

 

「奴の計画を、止められるか……?」

 

「ああ、やってやるさ!」

 

「言われるまでも無い、俺の世界を取り戻す!」

 

「烏丸君も、頼まれてくれるか?」

 

「巻き込まれた身ではあるけど、世界の命運がかかってるんだ、協力しますよ!」

 

あ、でもその前に………。

 

 

 

 

ぐぅ~………

 

 

 

 

『………』

 

腹の虫が鳴ってしまった。

発生源は、もちろん俺である。

 

「そういえば俺、真夜中に飯食わんままこっちに飛ばされたんだった………!」

 

「そいつはぁ、災難だったな………」

 

「全く気が抜けるなぁ、もう!」

 

「それなら軽食を用意しよう。ホットサンドを作っておくよ」

 

「お願いしますギロリさん………」

 

ギロリさんは苦笑しながらホットサンドの調理に入った。

ご迷惑をおかけします………!




運営様に怒られないか戦々恐々としております。

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