Adonis.   作:ぬめり

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お久しぶりでございます。


Subfile.2

 

『meeting』

 

 キールにとって、アドニスは組織の中で数少ない任務外でも交流を行なっている人物だ。

 CIAからのNOCとして組織に潜入しているキールにとって、他の組織のメンバーと相対するときは常に気を張っていなければならない。

 アドニスに対しても一定の警戒、NOCと悟られないだけの身の振り方は必要なことに代わりは無いが、何というか、他のメンバーと接する時よりも幾分か気楽なのだ。

 特に定期的に開催される甘味巡りと題された食べ歩きの旅においては、ここ最近は普通に食事を楽しんでしまっている時もあるし、年齢差もあって、どこか彼のことを弟のように思ってしまっている節もある。

 勿論、彼は歴とした犯罪者なのだし、情に流されてはいけないことは重々承知の上ではあるが、任務外で彼が見せる年相応の無邪気な顔にはどうしても毒牙を抜かれてしまう。

 組織の任務をこなして日に日に摩耗していく精神を癒す為に、彼に菓子の類を買い与えてしまうのは止めておいたほうがいいのだろうが、気が付けば出張先の土産屋で彼好みの菓子を手に取ってしまっている。

 まあ、NOCとして、彼から組織の情報を聞き出す為に友好度を稼いでおくのは悪くない。アドニスは身内と認めた者にはかなり甘い面があるので、情報を得る対象としては私情を抜きにしても彼が最も適しているだろう。

 

「そういえば、次の会だけどさ、ベルモットも参加したいって言ってるんだけど」

 

 蜜のたっぷりかかったパンケーキを口一杯に頬張りながら、目の前の青年は此方に視線を向ける。

 三段に積まれたパンケーキに、ソフトクリームの乗せられたクリームソーダ。この後には、ハニートーストとパフェも私たちのテーブルに運ばれてくる。それらも全て彼の胃袋に収まる予定だ。何故、彼はあれだけの炭水化物や糖質を摂取しているにも関わらず、体重をキープし続けていられるのだろうか。羨ましいかぎりだ。私はこの会合を始めてから、ジムに向かう回数を増やしているというのに。

 

「ベルモットが?珍しいわね。彼女、こういうのには興味ないと思ってたけど」

 

 私は、自分の注文したロールケーキをフォークで小さく切り分けて口に運ぶ。ふわふわで軽く歯を押し返してくる弾力のある生地で巻かれた滑らかでしつこくない甘さのクリーム、そこに加えられたイチゴの酸味が良いアクセントになっている。流石は最近SNSで話題のカフェだ。朝から店の前に行列を形成するだけのクオリティがある。

 とはいえ、ベルモットはこういった甘いものは寧ろ苦手なものだと思っていたが。

 

「同感ですね。それに、表では女優として活動している彼女なら、こういったものは避けるべきものだと考えていそうですけど……まあ、それは最近はタレントのような活動も行っている女子アナウンサーにも当て嵌まりそうなものですが」

 

 私の意見に同調するのは、私とアドニスと共にこの甘味会を興した男、バーボンだ。彼はハーブティーのカップに口を付けながら、私に意味深な視線を送ってくる。

 

「何、別にいいでしょう?ロケなんかで色々と見てると実際に食べたくなるのよ。ちゃんと運動して摂った分のカロリーは消費しているからご心配なさらず」

 

 定期的なこのカフェ巡りが始まってから暫く経つが、バーボンは偶にこうして私に疑うような視線や言葉を投げかけてくる。私がNOCだと察しているわけではないだろうが、彼は表で私立探偵を営んでいる身。その行動は、私の自意識過剰などではなく、彼が何かを私の口から聞き出そうとしている故のものだと考えておくべきだろう。

 それに、彼はアドニスに対しても同様の行為を見せることもある。彼にもバーボンだけが気付いている何かがあるのかもしれない。

 それが組織についての重要なことなのだとしたら、是非とも私もそれを聞き出したいものだけど、目の前の食事に夢中な彼を見ているとどうもね……。

 

「で、どう?一応、次の回だけってことらしいけど」

 

 口の中のものを飲み込んで、クリームソーダにストローを指すアドニス。

 正直なところ、ベルモットには参加して欲しくはない。勘が鋭く、弁の立つ彼女が居ると情報収集の妨げになるからといったNOCとしての理由もあるが、それとは別に、個人的に彼女のことが苦手なのだ。

 特に、地方ロケの土産を渡しに行った際に、彼と会話していた私に向けられていた彼女の心臓を射抜くような鋭い目線。それを都度受けながらケーキを食べることになるなんて、考えただけで嫌になる。

 だけど、ここで拒否すれば、ベルモットの機嫌が悪くなるのは明白。こんなつまらないことでボスのお気に入りと噂の彼女に嫌われたくはない。

 

「ま、いいんじゃない?私も元々は貴方たちの集まりに加わった形だしね」

「僕も構いませんよ。彼女がこういう場でどんな顔を見せるのかも興味ありますし」

 

 バーボンもベルモットの加入を容認する。私の代わりに反対してくれればと思ってたんだけど、そう都合よくはいかないか。

 話の途中で、店員が追加で運んできたハニートーストを受け取り、アドニスの前に並べる。私も何か追加しておこうかしら……次の会ではあまり食が進まなそうだし。

 

「にしても、相変わらず彼女とは仲が良いみたいですね」

 

 アドニスが平らげたパンケーキの乗っていた皿を横に退かしながら、カトラリーケースからスプーンを取って彼に手渡すバーボン。アドニスはバーボンに礼を言って、ハニートーストの皿を自分の元へ引き寄せると、嬉しそうにスプーンを頂点のアイスクリームに差す。

 

「ベルモットのことか?まあ、俺が組織に入る時からの付き合いだし、仕事でも大体一緒だし、そもそも同居してるし、仲良くしとかないとやってられねーよ」

 

 バーボンの言葉にそう返すアドニス。確かに、彼とベルモットは側から見ていても仲が良いのが判る。彼はそれを何てことはないように語るが、バーボンや私を含め他のメンバーの目には、相当に奇妙なことに写っている。

 そもそも、ベルモットという女は他人と必要以上に関わらない人間だ。仕事上で付き合う分には他のメンバーと同様……いや、それ以上に良い印象を相手に抱かせるくらいには人付き合いの良さを見せる彼女だが、それがプライベートになると一変する。

 私的な食事の誘いや接触は全て断り、年齢や居住地といった個人情報は聞かれても全く話そうとしない。クリス・ヴィンヤードとして活動している時もそうだが、彼女は、自分の私生活の全てを秘密というメイクで覆い隠している。

 私も組織に潜入してから暫く経つが、ベルモットについて掴んでいる情報といえば、変声術と変装術が得意なことと、ボスのお気に入りであるらしいこと。それに愛車の車種と年式くらいのものだ。

 だからこそ、その秘密主義のベルモットが彼と同居して生活を共にしているという話を聞いた時には我が耳を疑った。アドニスが彼女のお気に入りであることは知っていたが、まさかそれ程の仲だとは。

 この会に参加する意向を示しているのも、きっと目の前の彼が理由なのだろう。

 

「そう言いますけど、その仲良くしておくということがどれだけ大変なことか。君が知っているあの人の素顔を幾つか米国の記者に話すだけで、ひと財産築けますよ」

「はは、そんな大した情報なんて持ってねーよ。案外、普通の女の人だぜ。あの人」

 

 あの女が普通なのだとしたら、特別な女性なんてこの世には存在しないだろう。

 

「いやいや、それは君が常に彼女の側にいるからそう思うだけで。試しに何かあの人のプライベートの話、聞かせて下さいよ。僕らとの認識の乖離がはっきりするはずです」

 

 バーボンがそう彼に促す。良い流れだ。好みでも癖でもどんな下らない何でも良い。組織の要注意人物の一人として、ベルモットの情報は少しでも掴んでおきたい。

 

「そうね、どれだけ貴方が特殊な人物の側にいるのか、私たちが教えてあげるわ」

 

 もし、嘘偽りのない年齢や誕生日、出身地なんかが分かれば、個人の特定に大きく役立つかもしれないが、焦りは禁物。あくまで、キールとして、ただ組織の仲間のプライベートの顔が気になるだけなのだと、自然に会話を誘導していかなければ。

 

「そうだなあ、じゃあ、仕事とかがあって夜遅くに俺が帰ったときに──」

 

 アドニスがバーボンの煽りを受けて、ベルモットの素顔を語り始めようとしたその時、彼の言葉を遮るように、顔の横から、頼んでいたパフェを持つ店員の手が差し込まれた。

 その手は、そのままパフェを彼の前に置くと、それに添えられていたシガレットクッキーを引き抜き、開いていたアドニスの口に差し込む。

 その異常な接客に驚いて固まる私たちをよそに、その店員は手に持ったクッキーをぐいぐいとアドニスの喉奥に沈めていく。彼はそのクッキーを苦しげに噛み砕くと、口の中のそれを胃に押し流すようにクリームソーダを啜った。

 そんな彼の様子を見て、店員は愉快そうに笑う。外見はどこにでもいる素朴な女子大生といった風貌だが、その弧を描いた口元は私たちが組織の仕事で何度も見ていたものだった。

 

「駄目よ、そう簡単に女の私生活をばらしちゃ。特に、人が隠している秘密を嬉々として暴きたがる性質の持ち主の前ではね」

 

 今日初めて見た顔の店員は、今までに何度も聞いたことのある声でアドニスに諭した。他者を魅了するような艶やかな声で。

 

「……それは、もしかして僕のことを言っているんですか?ベルモット」

 

 変装したベルモットの責めるような視線を受けるバーボンが、彼女にそう言い返す。ベルモットは、むせるアドニスの背を優しくさすると、フードトレイに乗っていたレシートをバーボンの胸元のポケットへ二つ折りにして差し込んだ。

 

「さあ?どうでしょうね」

 

 ベルモットは、机の上の空いていた皿を回収すると、悠々とした足取りで私たちのテーブルから離れていった。

 彼女の姿が見えなくなると同時に溜息を吐く私とバーボン。

 

「……彼女には、次の会に是非とも参加して貰いたいですね」

「ええ、歓迎するわ。じゃないと、周りが気になって食事に集中できそうにないし」

 

 今のように何時でも何処でも会を覗き見することができるのなら、態々会に参加する必要もないと思うが、細かい会話まで全て拾いたいということなのだろうか。

 どちらにせよ、今のどこから監視されているかも分からない状態で食事に臨むよりは目の前で睨まれている方がずっとマシだ。

 私は、痛む胃の辺りを手で抑えながら、食べかけのロールケーキをアドニスの方に差し出した。

 

 その日の会計はベルモットが済ませておいてくれたみたいだけれど、全然得をした気分にはならなかった。

 

 

 

 

 

『souvenir』

 

 ベルモットが朝、目を覚ますと、何時もと違い、隣には怜の姿は無い。

 四日前から組織の命で渡独しているためだ。

 ベルモットは寝床を出ると、台所へ向かいコーヒーを淹れる。ホテルの一室ではあるが、もう数ヶ月に渡り長期滞在しているこの部屋の物の位置は把握している。慣れた手付きで収納を漁り、一杯のそれを完成させると、食卓の椅子に腰掛けて一口啜る。じんわりと広がるブラックの苦味とカフェインが彼女の意識を少しずつ覚醒させていく。

 休日にしては些か早い起床だが、彼女には今日、早く目覚める理由があった。

 

 ほう、と口の中の熱気を外に出して、彼女はカップを机に置いた。

 すると、それに合わせたように、ホテルの扉がノックされる。ベルモットはその音を聞いて玄関へ向かい、覗き穴で訪問者の顔を確認すると、扉を開ける。

 

「Guten Morgen, wie war Deutschland?」

 

 そうベルモットが挨拶と共に迎えると、キャリーケースを片手に帰宅した怜が笑う。

 

「Guten Morgen. Das Schnitzel war köstlich.」

 

 彼はベルモットに続いて部屋へ入ると、部屋の隅にキャリーケースを置いて、一つ深く溜息を吐く。大した事のない任務だとベルモットは聞いていたが、どうやら中々にタフな仕事だったようだ。

 

「随分と疲れてるみたいね」

「いや、仕事終わりにブンデスの試合見に行ったら隣のおっちゃんと意気投合してな。クナイペでしこたまビール飲まされて、絶賛二日酔い中」

 

 その回答にベルモットは呆れたような笑みを浮かべる。どうやら、不調の原因は仕事ではなく、その後のお楽しみにあったようだ。

 

「それは災難だったわね」

「まあ、そのお陰でフットボールが生活に根付いた国民性を直に味わえたからイーブンかな」

 

 怜は食卓の上のコーヒーを発見すると、ベルモットの許しを得てそれを一気に飲み干した。

 そして、ぐっと身体を伸ばすと、置いていたキャリーケースを広げて中身を漁る。

 中身は着替えや最低限の化粧品の類い、それに試合会場で買ったものだろうか、有名なエナジードリンクのロゴが目立つレプリカユニフォーム等が収められていた。

 その中から彼は底に丁寧に収められていた紙袋を取り出すと、それを眺めていたベルモットに手渡した。

 

「あら、お土産?」

「まあ、一人だけ楽しんできた罪悪感の表れというか」

 

 両手で抱えるサイズくらいのその紙袋を開封すると、中からは可愛らしいテディベアが姿を現した。シンプルな茶色の熊だ。装飾といえば足の裏にドイツの国旗の刺繍がある程度だが、その技術と素材はどちらも最高峰のものが使用されているように見えた。

 とはいえ、可愛らしい熊のぬいぐるみは、ベルモットには少し似合わない贈り物のようにも思えたが。

 

「あら、可愛い。素敵な子ね」

「持ってなさそうなものにしようと思って」

 

 ベルモットは受け取ったそれの頭を軽く撫でると、ベッドの上に座らせた。

 怜はその様子を満足そうに見届けると、更に幾つかの袋を取り出して、中身を食卓の上に広げた。紅茶やチョコレート、入浴剤、熊型のグミが有名なメーカーの日本では見かけないような商品。あとはベルモットが受け取ったものより一回り小さなテディベアが二体。

 

「あら、まだ二匹いるけど?」

「これは、キールとバーボンに。あの二人なら受け取ってくれるでしょ」

 

 怜は二体の熊をそれぞれ入浴剤と共に脇に除けると、それ以外を机に整頓して並べた。

 

「お好きな物をどうぞ。残ったのは適当に配るよ」

 

 その言葉に、ベルモットは希望品をチョイスして自分の方に引き寄せた。紅茶や入浴剤を中心に、お菓子は仕事柄避けていたが、グミに一つ興味を引くフレーバーのものがあったのでそれを一つ。

 ベルモットの選択が終わると、怜も自分の気になったものだけをチョイスし、残りを種類別で袋に戻した。

 広げられたキャリーケースの残りの中身は、洗濯物はランドリーサービス用に別に避けて、小物類は状態を確かめて再びケースの中へ。後は、ケースを閉じて部屋の隅に運ぶと、漸く出張が終わったと認識できた。

 

「この四日で日本に変化は?」

「特筆することは何も……ああ、そうね。また食品とかガソリンとか諸々の値段が上がったわ」

 

 彼女のその報告にうへえと顔を歪ませる怜。燃料の値段が多少上がったところで生活水準には何ら影響のない収入を得ている二人ではあるが、以前よりも高額で以前と同量の物を購入するという行為は良い気分ではない。

 

「世知辛いねえ……」

「海外に引っ越しましょうか?」

 

 キッチンへ移動して二杯のコーヒーを淹れ直す怜に、ベルモットが冗談半分でそう言う。

 

「……三人で、ならな」

 

コポコポと膨れ揺れる珈琲の粉を見つめながら、怜が返す。

 

「あら、残念、予約していた航空券は二枚しかないわ」

「じゃあ、それはキャンセルしといてくれ」

 

 軽口を交わしながら、出来上がったコーヒーを持って食卓に座る。数日振りの一人ではない朝のひととき。

 ベッドの上で寛ぐベアのガラスの瞳には、穏やかに談笑する二人の姿が映っていた。

 

 

 

 

 

 

 

「……ふぅ」

 

 シャットダウンして静かになったパソコンを確認して、宮野志保はグッと身体を伸ばす。研究成果の確認や資料の整理等をしているうちに随分と時間が経過してしまっていたようだ。窓の外はもうとっくに明るくなっている。

 想定とは違い徹夜の作業になってしまったが、幸いにも今日は休日。健康には悪いには違いないが疲労にまかせて寝てしまおうと、とっくに冷え切ったコーヒーを飲み干して、洗面所へ向かう。

 シャワーは目覚めてからにするとして、歯磨きを手早く済ませると、そのまま部屋に戻り、ベッドに倒れ込んだ。もう、後は目を瞑るだけ。

 ゆっくりと瞼を下ろして、夢の世界へ旅立とうとした時、呼び鈴の電子音が鼓膜を揺らした。

 

「……」

 

 折角、良い感じで睡眠へ突入できたのに。少しばかりの苛立ちを感じながら、志保は備え付けのモニターを通して、無粋な訪問者に対応する。

 訪問者は黒い猫が目印の宅配業者だったので、入り口を開錠して部屋まで持ってきてもらう。

 荷物を受け取って寝室に戻る。配達物の箱を見るに海外便のようだ。差出人名には、怜の名前が綴られていた。何でもないような荷物なら後で開けようかとも思ったが、カッターを取りに行き、開封する。

 

「……!」

 

 箱を開けると、中からは可愛らしいテディベアが現れた。取り出してみると、手触りが良く、それだけでこれが安いものではないことが解る。足裏を確認すれば、これが何処から送られてきたものかも直ぐに分かった。

 

「ふふ、随分と長い旅をしてきたのね。疲れたでしょう。私と一緒に寝る?」

 

 一先ず、開封した箱を端に退けて、志保はベアと共に再びベッドに寝転んだ。

 同じコードネームを持つメンバーの志保と怜だが、組織の中での重要度はまるで異なる。現在では、怜も組織にとって粗雑には扱えない存在にまで地位を上げた男ではあるが、それでも志保には及ばない。

 実際のところ、仕事の内容も組織からの扱いも異なる二人が顔を合わせる機会は余り多くない。

 ベアを胸に抱いて、天井を見上げる。

 意識を集中すると、胸の中の子熊が共に連れてきてくれた遠くドイツの香りに混じって、彼の匂いがしたような気がした。

 

 





『meeting』
こんなの書きたい。そんな欲だけで生まれた文章。
キールはスキャンダル防止に変装しています。

『souvenir』
こんなの書きたい。そんな〜2。なので特に何も起きません。
ティディベアが伏線にとかもないです。
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