銃と戦車の石炭紀-紀行録   作:@璃

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新シリーズ


一発目 独裁者降り立つの弾

『独裁ってのはなにも悪い政策じゃない、シンガポールとかがよく言われてるな

独裁の悪いところはトップが悪ければ国はどんどん落ちていく、というところだ。

それは裏を返せばトップが善良なら民主政よりいい国家になる。

独裁は良くも悪くも極端なんだよ…

そこを比べれば民主政は安定してるな。

借金だらけになるのがほとんどだが…』

 

 

意識が朦朧とする。

かすかに残る記憶ー兄の言葉。

 

「うがッッッッ

 

猛烈な痛みが襲う。

走馬灯は薄れ、もう引き返せないと言わんばかりに人生最期の激痛を味わう。

 

やがて息をするも苦しくなり、悶ながら中有を進む。

 

彼ー宇都宮百合は神の手によって連れて行かれた。

 

 

 

 

「ふぅはぁふぅはぁ」

 

激しい喘鳴とともに意識をもどす

目を開くより先に肺に入る空気の安心感に生を実感する

 

目を開けると激しい光に目が眩む。

歪んだ視界が戻るとそこには現代日本とは全く違う景色が広がっていた。

大きな植物が生い茂り、倒木が散乱している

 

 

一つの倒木にカバンが落ちている。

まだ新しく米軍の大型のミリタリーバックに酷似している。

というかほぼおんなじである。

 

その途端背後できらきらとした光とともに人影が現れる。

 

「吾輩は神様なのだ!」

 

突如現れた神様に緊張する。

 

自称神様の容姿は幼い子どものようだが厳格さがその佇まいからうかがえる。

しかし神様の尻の下にあるスワンが気になりすぎる!!

また下のあたりから首がのび頭の横に黄色い持ち手がついている。

 

その純白のスワンちゃんはもはや神々しささえ感じる。

 

「人間!おまえはどうせここはどこお?とかおもってんだろ!」

「思ってないです」

「ふふーんわかっちゃうもんねぇぇ!」

無視ったっっ!?

「しょうがないなあ特別に教えてあげるのだ!ここがどこなのか!”特別に”!」

余計なお世話だよ

「ここは石炭紀という時代の地球をベースとした創作世界なのだ!

といってもただの石炭紀世界じゃ面白くない!」

 

まあ要約すると

この世界には

・銃がそこらへんに落ちてる

・武装集団がおる

・武装集団やべえ

・戦車とかもおる

・戦車やべえ

 

ということだ

 

「それと最初の物資的な感じでそのバッグの中は自由につかっていいぞ。」

バッグの中を見る

その中には銃二丁と弾薬、携帯食料『カロリー○イト』が入っていた。

 

はてはてなんの銃かな…

無理やりやらせるからにはいい武器にしてほしいが…

 

支給されたのはFBIとかでも採用経験のあるSMG-イングラムM10と

大戦時のアメリカ軍主力だったボルトアクション式ライフル-スプリングフィールドM1903だ

 

弾薬は

9mm×19 96発

30-06弾 30発

          だ

ちゃんと弾薬はあってるからいいとしよう。

 

まあとにかく俺はこの世界で強制的に生活することになった。

 

とんだ災難だよ…




うっすい話…


現 兵力

歩兵 1
イングラムM10 1丁
スプリングフィールドM1903 1丁

9mm×19 96発
30-06弾 30発


次回 凶鳥現る!
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