エノジュンの次はカミキヒカルかよォ!!   作:鳩胸な鴨

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これだけ書きたくなったから書いた。


78期生からみた舞園さやか

野球選手の場合。

 

え?舞園ちゃんについて?

…一言で言やぁ、「パーフェクトを軽く超えてくるアイドル」だな。

ドラマに出たら軽く主役を喰うし、サビをちょっと歌うだけでそこにいる人間全員の目線を奪える。そんなバケモノ級のアイドル。

 

は?「そんな誰でも知ってることじゃなくて、もっと詳しいことを言え?」

言えるわけあるか、アポ!オレだってよくわかんねーんだよ!

舞園ちゃんはなんつーか…、上手く言えねーけど、ヤベェんだ。

オレらの数百倍はモノを考えて動くし、自分が嫌がる結果にはぜってーにさせねぇ。

アレの才能が「ただのアイドル」だとは、オレは思えねーな。

…あ。そういや、やたらとオレに対する当たりが強いんだよなぁ。なんでだ?

 

 

占い師の場合。

 

舞園っちについて?

そりゃあおめー…、天に愛された悪魔だな。

あの江ノ島 盾子と読み合いで勝ったって言や、そのヤバさがわかるべ?

しかもあいつ、役に入り込んだとかで「超高校級の絶望」を100まで理解してたしよ。

それでも、絶望に染まりきってねーんだべ。

あ、そうそう。アイツ、江ノ島との対決の時、自分のことなんて言ったと思うべ?

 

超高校級の希望(苗木誠)奴隷(ファン)」だとよ。

 

その時初めて、「あのモンスターアイドルにそこまで言わせる苗木っちもかなりヤベェんだ」って気づいたべ。

みんな舞園っちのことばかり言うけど、苗木っちのヤバさにも気づいた方がいいと思うべ。勘だけど。

…え?「どうせ3割しか当たらないから信じない方がいい」?

タダで聞いといて失礼なやつだな!?

 

 

プログラマーの場合。

 

舞園さんについて?うん、いいよ。

一言で言うなら、歩くスパコン…かな?

1から100まで計算し尽くして、パーフェクトを超えた正解を導き出す。

分析力で言えば、江ノ島さんとも互角だったと思うよ。

…あ、そっか。舞園さんのアレは、「江ノ島さんの演技」だもんね。互角なのは当たり前か。

ごめんね、わかってることしか言えなくて。

 

…ただ、苗木くんにはひたすらベッタリなんだよね。本人は霧切さんの方を応援してるつもりらしいけど。

…やっぱり、今の聞かなかったことにしてくれないかな?

何されるかわかんないから。

 

 

暴走族の場合。

 

あん?舞園についてか?

つっても、オレはアイツが「ヤバいヤツ」ってことしかわかんねーぞ。

江ノ島との戦いじゃ、嵌められて殺されたはずなのに、ピンピンしてたしよ。

は?「使えない」?なんだとゴラァ!?

……し、しゃーねぇだろ。こちとらアイツにいいように利用されて、訳もわかんねーウチに全部終わっちまったんだしよ。

 

ただ言うなら…。「強いヤツ」って言うのは、ああいうやつのことも言うんだろーよ。

 

 

御曹司の場合。

 

舞園についてか?ふんっ、いいだろう。暇つぶしに答えてやる。

アイツは俺が2番目に欲しい人材だ。

1番?そんなもの、苗木に決まってるだろう。

苗木が俺につけば、必然的にあの「無敵」という単語が似合うアイドル含め、多くの人材が付いてくる。

苗木については、手に入れん理由がない。

「潤滑油になる」と宣う人間は腐るほど見てきたが、アレほどその表現が似合う男はいないな。

 

話を戻すぞ。今は舞園についてだろう?

アイツは俺ほどではないが、人の使い方が上手い。

それこそ、一時とはいえ「超高校級の絶望」江ノ島盾子を翻弄する程には…な。

だから、同じ世界で生きるお前に同情として、ひとつだけ忠告してやる。感謝しろ。

 

アイツを利用する…などと思わないことだ。その思考すら利用されるからな。

 

 

文学少女の場合。

 

うひぇっ!?な、なによ、アンタ…。

は、はぁ…?舞園について…?

え、えっと…。わ、わかんないわよ。

は?「文学少女のくせに表現できないの?」ですって?

だ、だって、あんな致命的なレベルのバグキャラをどうやって表現しろってのよ…!?

今時の脳が腐るようなラノベでも、もうちょっとマシだと思えるようなキャラよ、アイツ…。

あー…!思い返しても蕁麻疹出てきた…!

 

アイツだけよ!『アイツ』をいいようにコントロールできるの…!!

なんであんなバグが存在してんのよ!?意味わかんなさすぎるわよ…!!

 

 

殺人鬼の場合。

 

んぇ?さやちんについて?

そりゃオメー、アタシの天敵よ。

アイツがあれこれ横槍入れたせいで、萌えねーブタども殺る羽目になったし。

アタシは大っ嫌いだね、アイツ。

でも芸能界に居るだけあって、たまーにアタシ好みのイケメン紹介してくれんの!

あのカミキなんちゃらだけはガチで生理的に無理だったけど、他は楽しく殺らせていただきました!

 

あ、そうそう。アンタんトコのガキも成長したら好みになりそうだから殺ろっかなって思ってんだけど、いい?

…ゲラゲラゲラゲラ!じゃ、死ぬ気で守れよ、おかーさん!!

………ま、ンなことすりゃ確定でさやちんに殺されっからやらねーけど。

 

 

風紀委員の場合。

 

むっ?舞園君についてか?僕でよければ、いくらでも答えようではないか!

…才能について?それは同じアイドルである君の方がよく知ってるのではないかね?

……そうじゃない?…そうは言われても、舞園君は「アイドル以外に才能はない」と言っているのだが…。

キミ!人の目の前で落胆したようなため息を吐くな!失礼だろう!?

 

…ん?他の特徴?

うーむ…。ただ一つ言えば、筆舌に尽くし難い口の悪さだろうか。

こないだテレビで映っていた「カミキヒカル」に対しては、かなりの毒舌だったのを覚えている。

彼との間に何かあったのだろうが…、それでも「全身の毛穴から子種を撒き散らす猥褻物」というのは、流石に…。

 

 

同人作家の場合。

 

舞園さやか殿について、でございますな?

僕としては語ることはナッシングというか、正直、他の皆さんが言ってることが全てだと思うのですが…。

いやいや、きちんと答えろと言われても!

え?「オタクなんだから少しはわかるだろ」って?

かーっ!出ましたぞ、その凝り固まった偏見!

僕は二次元にしか興味ありませんので!!

 

うむむ…。一つ挙げるとするならば、彼女は苗木誠殿の厄介オタクということですな。

しかも自分も愛されたいくせに、特定のカップリングしか認めたくないタイプのめんどくさいオタクですぞ。

…今の、くれぐれも内密にお願いしますぞ?

舞園さやか殿の逆鱗に触れに触れまくった発言なので…。

 

 

ギャンブラーの場合。

 

舞園さんについて、ですか。

一言で言えば、「限りなく勝てる状態にしてから勝負を挑むタイプ」ですわね。

一度だけポーカーをやったのですが…、まあ、イカサマのうまいこと。

わたくしでも注視しなければ気付かないほどに巧妙に隠してましたわね。

え?勝ったのかって?

もちろんですわ。本業でない人間に負けるほど、超高校級のギャンブラーという称号は安くはありませんの。

 

…ああ。そう考えると、彼女はあまり自分の称号に誇りを持ってはいませんわね。

そもそも、アレの才能を「アイドル」の一言で済ませること自体、違う気がしますが。

それは同じ「アイドル」であるあなたの方が、よくわかってらっしゃるのでは?

 

 

スイマーの場合。

 

さやかちゃんについて?

んー…。一言で言えば、好き嫌いがハッキリしてる子、かな?

78期生のみんなには割とズバズバものを言うけど、それ以外の人には…、なんていうんだろ?当たり障りのないっていうか、その人が望んでることをぴたりと言うんだよね。

まるで、問題文に回答してるみたいに。

 

そう言う意味だと、江ノ島 盾子と同じなのかもね。ただ、根っこの部分は結構違うけど。

演技とオフの切り替えが上手いって言うか、私たちくらいにしかオフを見せないんだよね。

1番気を抜いてたのは、苗木と2人きりの時かな。

…あ。これ聞かれたら私、さやかちゃんにとんでもない報復喰らうから、オフレコでお願いね?

 

 

格闘家の場合。

 

舞園について…か。

我が目についたのは、取捨選択が恐ろしく早い点だな。

その決断が倫理に反しようとも、彼女は躊躇いなく行動を起こす。

そうして入学してすぐに希望ヶ峰学園上層部を掌握した…と言えば、その凄まじさが伝わるだろうか。

 

…我が言いたいのは一つ。

彼女もまた、我にはない強さを持つ「強き者」だと言うことだ。

 

 

軍人の場合。

 

大嫌いだからその名前を呼ばないで。

……はぁ。わかった、答える。

誰よりも盾子ちゃんに近かったのに、盾子ちゃんとは違って希望を求めた女。

盾子ちゃんを殺したくせに、盾子ちゃんのことを私よりもわかってた。

盾子ちゃんの求めてた「絶望」を、私に直接教えてくれた。

だから、殺したいくらいに大嫌い。

 

…盾子ちゃんくらい頭のいい司令塔がいないと殺せないけど。

コレが盾子ちゃんが求めてた絶望なら、知りたくなかった。

 

 

探偵の場合。

 

舞園さんについてを私に聞くの?

…彼女、年がら年中なにかを企んでるから、あんまり関わりはないけど、一つだけ言うなら…そうね。

頼もしい仲間…かしら?

もちろん、恐ろしく感じることは多々あるわ。

でも、それでも。天地がひっくり返っても私たちを裏切ることはないって、不思議とそう思えるの。

…まあ、それも彼女の計算なのだろうけど。

 

え?苗木くんを巡った争い?

…してないわよ、全然。応援はされたけど。

 

 

希望の場合。

 

え?舞園さんについて?

んー…。怖がりな女の子、かな?

常に未来に怯えてるって言うか…、舞園さんは未来に希望がないことを前提にものごとを考えてると思う。

僕にだけって言って、たまに泣きそうな顔を見せてくれるから、余計にそう思っちゃうのかな。

だから、僕が隣で「そんなことないよ」って言い続けないと、きっと潰れちゃうような人だと思うんだ。

彼女は僕のことを「超高校級の希望」って言ってくれるけどさ。

僕はただ、前向きなことだけが取り柄の高校生だから。

だから、僕が前を向いて、前を怖がってる舞園さんの側にいてあげたいって思うんだ。

 

…んっ?霧切さんと舞園さんが、僕を?

いや、知らないけど…。あの…、嘘だよね?それとも、本当のこと?

え!?いや、あの、ちょっと!?せめてどっちか言って!?

 

 

♦︎♦︎♦︎♦︎

 

 

「……お兄ちゃん。コレ見ちゃったら二度と舞園さやかを純粋な目で見られなくなりそうだよね。

ほら。ママを殺そうとして転落死したあのストーカーの事件とかさ…」

「言うな、ルビー。……言うな」

「………ごめん」

 

母が学生の頃に使っていたノートを前に、一番星の子どもたちはため息を吐いた。




エノジュンに関してはインタビュー時点で故人なのでカット。
アルティメットさやかの総評としては「やべー奴」。苗木だけが彼女の根底を理解している状況にある。素敵。

アルティメットさやかはナエギリ過激派なので自分が苗木を落とす気はない。が、無意識に苗木にオチてることに気づいてない。
尚、アイやアクア、ルビーから見ても苗木はめちゃくちゃいい男である。すごいね、苗木。
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