東宝世界線の日本国召喚   作:T1001

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特殊兵器群の説明です。
物語の進行に伴い、適宜追記していきます。


日本国の特殊兵器群

 

・ 90式メーサー殺獣光線車

出典 : ゴジラ×メカゴジラ(2002年)他

 

66年の対ガイラ戦にて初の実戦投入され、その威力を遺憾なく発揮した66式メーサー殺獣光線車の後継機。

 

第一次モスラ事変において、ロリシカ陸軍から供与された原子熱線砲を研究し、熱エネルギーの集中照射型発射機として日本独自に開発した経緯がある。

 

誘導放出された15万ボルトのメーサー光線(誘導放出されたマイクロ波)を照射し、命中した対象の水分を沸騰させ細胞組織レベルで焼き払いダメージを与える。

 

対生物には絶大な効果をもつが、雨天時にはエネルギーが水蒸気となって減退するため光線威力が減衰する、全身が金属で出来たロボットや兵器には効果が大幅に低下するなどの弱点がある。

 

上記欠点を踏まえ、以降はプラズマ加熱ミラータイプにへの置き換えが進んでいるが、製造コストや比較的小型で運用がしやすい点から今でも対特殊生物兵器として現役で活躍している。

 

武装:

15万ボルト90式メーサー砲1基

 

 

・ 92式メーサータンク改

出典 : ゴジラvsビオランテ(1989年)他

 

90式メーサー殺獣光線の欠点を踏まえ、メーサー光線の発生プロセスをプラズマを発生・加熱してニュートリノを生成し、収束照射する「プラズマ加熱ミラータイプ改」へと改良した次世代メーサー兵器。雨天時における光線威力の減衰や金属への効果低減などの欠点を大幅に改善することに成功し、以降メーサー兵器の礎となった。

 

89年のビオランテ事変から実戦投入され、96年のデストロイア事変まで第一線で活躍してきた名機であり、近代化改修が続いている。状況に応じてデストロイア事変において活躍した超低温レーザーを装備した冷凍仕様にも換装が可能。

 

対特殊生物兵器としては勿論、後述のハイパワーレーザービーム車と合わせてレーダー群との連携で弾道ミサイルの迎撃システムとしても運用されている。

 

武装:

500万ボルトメーサー砲(通常メーサー/超低温レーザー)1基

8連装ミサイルランチャー2基

 

 

・ 93式ツインメーサータンク改

出典 : ゴジラvsモスラ(1992年)他

 

局地戦防空車両として開発された次世代メーサー兵器。93年の第二次モスラ事変から実戦投入された。メーサー小隊の戦闘指揮車両としての役割を持ち、本機1台に対して92式メーサー2台、90式メーサー3台か95式メーサー1台の部隊編制が多い。

 

92式のようなパラボラ式ではないためメーサーの集束力に欠け、メーサー出力では92式に劣るが、仰角は大きく、主に対空戦で活躍した。

 

こちらも92式同様、超低温レーザーを装備した冷凍仕様にも換装が可能。

 

武装:

200万ボルト高射メーサー砲(通常メーサー/超低温レーザー)2基

8連装ミサイルランチャー2基

 

 

・ 95式レーザータンク改

出典 : ゴジラvsデストロイア(1995年)

 

96年のデストロイア事変において投入された超低温レーザータンクを改修し、次世代のメーサー兵器として正式運用されたメーサー兵器。元々は超低温レーザー(通称、冷凍メーサー)を装備した冷凍仕様がベースであるが、通常メーサー仕様にも換装が可能なように改修されている。

 

特徴的なレーザー発射部のパラボラは4枚の反射収束板で構成されており、通常のメーサー兵器群のなかでは最大の出力を誇るが、同じ牽引式である90式の3倍超という高コストな点がネックとなっている。

 

武装:

1000万ボルト高出力メーサー砲1基(通常メーサー/超低温レーザー)1基

8連装ミサイルランチャー2基

 

 

・ 93式メーサー攻撃機

出典 : ゴジラvsモスラ(1992年)

 

メーサー兵器の戦術の多様化を目的に開発された初のメーサー航空兵器。AH-1S コブラを機体開発の母体としており、メーサーヘリとも呼称される。93年の第二次モスラ事変から実戦投入された。

 

最大出力の問題から他メータータンク群と異なり、冷凍仕様への換装は不可能であるが、高機動を生かした一撃離脱戦法を得意とする。

 

武装:

80万ボルト93式省電力メーサー砲2基

20ミリ3砲身ガトリング砲1基

70ミリロケット弾

対特殊生物用ナパーム弾

 

 

・ ハイパワーレーザービーム車改

出典 : ゴジラ(1984年)

 

 

84年の第二次ゴジラ事変にて投入された試作急造兵器を改修し、正式運用された航空機・ミサイル迎撃用対空兵器。

 

初期型では、射程50キロメートルを誇るヘリウムネオンガス・レーザーをメイン武装としていたが、各メーサー砲と比較して威力が低いのが欠点であり、メカゴジラやMOGERAの頭部に装備されたプラズマレーザー砲へと換装、強化されている。

 

元々は自衛隊で使用されていたトレーラートラックを改造した急造兵器であったことを活かし、16式機動戦闘車のように一般道路や高速道路を走行可能な展開の早さ、そして前述の長射程を踏まえ、超高高度迎撃用対空兵器として運用されている。

 

宇宙、中間圏に対する弾道ミサイルなどへの第一次防衛迎撃時にはイージス艦(SM-3)と本機が担い、成層圏内における第二次防衛は92式と93式、ペトリオット(PAC-3)と分担している。

 

武装:

プラズマレーザー砲塔1基

 

 

※ スーパーX改

出典 : ゴジラ(1984年)

 

1984年の『第二次ゴジラ事変』にて緊急投入された初代スーパーXの改修機。元々『移動型シェルター』として開発されていた経緯から、現在では特殊生物の強襲時における『移動要塞型シェルター』として改修され、運用されている機体。

 

初号機(未完成の試作機)の時点で、スペースシャトルにも使用されているセラミック製耐熱タイルを装甲に使用するなど、大気圏突入にも耐えられる仕様であったことから、現在ではスーパーXシリーズの中で唯一、大気圏の離脱・再突入が可能な機体となっている。改修後の現在は、スーパーXⅢで採用されている『超耐熱合金NT-1S』をベースに耐熱パネルがセットされた複合重装甲となっている。

 

また武装についても、後継機である2機とは設計思想が大幅に異なっている。例えば、安定性と連射性を重視し、初号機のハイパーレーザーCO2タイプはスターファルコンで導入された省電力メーサーバルカン砲へと換装されている。またその他の武装も、照明弾や回転式砲塔のカノン砲など、特殊生物と直接撃ち合って撃退するためではなく、あくまで自衛や戦線離脱を目的としたものが多い。

 

※ スーパーX2改は、ネオファイヤーミラーを展開しつつ真正面で相対しながら攻撃することを基本戦術としている。一方スーパーXⅢ改は、高出力メーサー砲や冷凍弾ランチャーをはじめとした高い攻撃能力と戦闘機なみの機動性を活かした一撃離脱戦法を得意としている。

 

そのため歴代スーパーXシリーズのなかでも、回転砲塔のような側面方向へも攻撃が可能な兵装を有するのは、X改のみだけである。(なお、1984年の『第二次ゴジラ事変』においては未使用)。

 

武装:

カプセル弾臼砲(機体上部の隠蔽式砲台中央部に設置)

300ミリロケット榴弾砲6門(機体上部の隠蔽式砲台左右に設置)

照明弾ランチャー(機体上部に設置)

省電力メーサーバルカン砲2門

ファルコン級大型ミサイルランチャー(機体の左右側面に設置)

300ミリ榴弾砲1門

30ミリバルカン砲4門

二連装300ミリ特殊弾カノン砲3基(機体底部に設置)

 

 

・ マイクロウェーブ8500サンダーコントロールシステム(M8500TCS)

出典 : ゴジラvsビオランテ(1989年)

 

 

1989年の『ビオランテ事変』において、二代目ゴジラの体温を上昇させる目的で緊急投入された初期型『M6000TCS』の最新版システム。

 

ヨウ化銀コロイドを対象エリア上空で航空機から散布し、人工雷雲を成長させる。その後、地上に固定した電位差発生装置に向け、人為的な落雷を発生させて攻撃することが可能。

 

前述の『M6000TCS』は、誘導雷をはじめとした科学実験用の設備として開発、研究されていた人口落雷発生装置であったが、二代目ゴジラに対して、抗核エネルギーバクテリア (ANEB) を活性化させるほどの体温上昇に成功させたという実績があったため、本システムまで改良が続けられていた。

 

特筆すべき改良点としては、テトラポットと同等の大きさであった電位差発生装置がマンホールサイズにまで小型化されたこと、そして『ハイパワーレーザービーム車改』と連携することで、電位差発生装置の直上にいない目標についても、曲射するかのような軌道を描き、正確に落雷を誘導できるようになったことが挙げられる。

 

また初期型同様、落雷による攻撃に加え、巨大なアンテナを備えたソニックビームシステム車から特殊な電磁場を展開することで、フィールド一帯に莫大なマイクロ波加熱を発生させ、対象を焼き尽くすようなことも可能である。

 

 

・ スーパーX2改

出典 : ゴジラvsビオランテ(1989年)

 

89年のビオランテ事変において実戦投入されたスーパーX2の改良機。装甲にはスーパーXIIIで採用された超耐熱合金NT-1Sを改良した超耐熱耐圧合金NT-2Dを使用することで、初号機から大幅に防御力が向上している。

※ NT-2D

水中機としての側面をもつ本機向けにNT-1Sを改良した新装甲。耐熱性は同等であるが、初号機のTA32を用いた装甲同様、水深1000メートルの水圧に耐える強度をも併せ持つ。後に、ごうてん級護衛艦の装甲にも導入された。

 

コクピットが追加されているが、初号機同様、自動操縦・遠隔操作も可能で水空両用の特殊機としての側面が強くなっている。スーパーXⅢと異なり、動力源がレーザー核融合炉ではなく、また水中戦も想定されていることから、実弾兵器がメイン武装となっている。

 

※ 水中では減衰率の高さから冷凍メーサー系以外のメーサー兵器、光学兵器は使用不可。

 

また本機の特徴であったファイヤーミラーは、MOGERAに採用されたブルーダイヤコーティングが導入され、耐熱性が大幅に向上している。二代目ゴジラの通常の放射熱線レベルであれば、スーパーメカゴジラ同様、完全に無効化することができ、熱線やレーザーなどを収束・反射させることが可能。初号機の課題であったミラー破損時の修繕も、ドックで容易に交換可能となっている。

 

武装:

ネオファイヤーミラー

40ミリバルカン砲

マルチ魚雷発射口

上部ミサイルランチャー

 

 

・ スーパーXⅢ改

出典 : ゴジラvsデストロイア(1995年)

 

96年のデストロイア事変において実戦投入され、バーニングゴジラを氷漬けにして一時的に活動停止に追い込む、完全体デストロイアにトドメを刺すなど伝説的な活躍をした多目的大型戦闘機。

 

メカゴジラや MOGERA のメイン装甲であった超耐熱合金NT1の改良型である超耐熱合金NT-1Sが採用されており、またメカゴジラ同様に人工ダイヤモンドミラーコーティングを施されていることから、バーニングゴジラの赤色放射熱線にも耐えられるほどの非常に高い防御力を誇る。

 

また動力炉にはレーザー核融合炉が採用されていることから、航空機とは思えないほどの高出力な武装を搭載しており、戦闘機並みの機動性を活かした一撃離脱戦法を得意としている。

 

原発事故や核攻撃を想定して建造された経緯から、殆どの装備が冷凍兵器に特化していたが、95式レーザータンク同様、通常メーサー仕様にも換装可能なように改修されている。上述の対特殊生物兵器としては勿論、2011年に発生した大震災では、大津波による電源喪失からメルトダウンの危機に瀕した原子力発電所の事故にもいち早く出撃し、超低温レーザーで原子炉を凍結するなど獅子奮迅の働きをした。

 

武装:

1000万ボルト高出力メーサー砲(通常メーサー/超低温レーザー)1基

収納式上部ミサイルポッド

4連装ミサイルランチャー

 

 

・ 推進式削岩弾 D-03

出典 : ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年)

 

 

MOGERA に装備された『スパイラルグレネードミサイル』をベースに開発された特殊削岩弾頭。ミサイルや魚雷の先端に装着して発射され、命中直前に推進起動部と装甲が分離。そして標的に命中した後には、高速回転するドリルによって標的の内部まで進行し、内側から破壊するという性質をもっている。

 

スーパーXなどの特殊兵器群はもちろん、対艦ミサイルや護衛艦、潜水艦などにも搭載可能であり、利便性を高めた汎用型スパイラルグレネードミサイルともいえる。

 

 

・ フルメタルミサイル

出典 : ゴジラ2000 ミレニアム(1999年)

 

 

『魔王事変』において魔力障壁の存在が明らかになって以降、魔力障壁を突破可能な対物理型魔力障壁兵器の一つしてレールガンと合わせ、開発が進められていた新型ミサイル。

 

硬度の高い金属製の特殊弾頭と超重元素『タナトニウム』の残渣から作られた弾心で構成されており、徹甲弾のように標的を貫通することに特化している。

 

劣化ウラン以上の比重を誇る超重元素『タナトニウム』の残渣が弾心に使用されているため、その貫通力は複数並べられた10メートル厚の鉄筋コンクリートを貫通し、ゴジラ級の特殊生物の表皮をも抉ることが可能とされている。

 

 

 

・ AC-3 しらさぎ

出典 : ゴジラ×メカゴジラ(2002年)他

 

メーサー部隊の迅速な展開のために開発された支援用航空機。メカキングギドラから得られた反重力システムや重力制御等を試験的に導入したことで、自機よりも重量のあるメーサー兵器などの大型車両を空輸することが可能となった。

 

これにより、いつどこに出現するかも不明な特殊生物に対し、迅速な防衛線の構築を実現した。90式メーサー殺獣光線車などの陸上メーサー兵器であれば、二機での空中輸送が可能。

 

武装:

対地攻撃用バルカン砲2門

 

 

 

・ 新・轟天号(通称)

正式名称 : ごうてん型対特殊生物戦闘護衛艦 1番艦

出典 : 海底軍艦(1963年)ゴジラ FINAL WARS(2004年)

 

63年のムー事変において活躍した轟天号をモデルに建造された対特殊生物戦闘護衛艦。日本国内に残っていた轟天建武隊、及び轟天号の設計資料や轟天号のデータを基にスーパーXシリーズ、メカゴジラやMOGERAといった対G兵器のノウハウを結集し、2009年に完成した最新鋭護衛艦のネームドシップ。

 

装甲はスーパーX2改で採用された超耐熱耐圧合金NT-2Dと MOGERA に試験的に導入されていたブルーダイヤコーティングが施されており、対特殊生物兵器のなかで最高の防御力を誇る。轟天号同様、単艦で水中・水上・空中・地中とあらゆる戦場に対応可能な万能艦であり、MOGERA同様、2基の大型レーザー核融合炉を動力源としている。

 

2013年には2番艦のしんてん(震天)が竣工され、3番艦のきょうてん(驚天)が建造中であったが、ロウリア事変直後に完成した。

 

轟天号の特徴であった艦首ドリルは、ランドモゲラーのバスタードリルの技術を発展させて開発された対特殊生物用の接近戦用武装であり、ドリル先端から発射されるドリルスパイラル・メーサー砲と併用することで地中潜航が可能。また スーパーXⅢやメーサータンク群と異なり、換装することなくドリルスパイラル・メーサー砲と超低温レーザーの使い分けが可能。

 

武装:

ダイヤモンド・ファイバー製艦首超大型高速ドリル1基

艦首メーサー砲1基

(ドリルスパイラル・メーサー砲 & 超低温レーザー)

三連装プラズマメーサービーム砲4基

高角速射パルスレーザー対空砲多数

魚雷発射菅

ミサイル発射管

 

 

 

・ メーサーライフル

出典 : ゴジラ FINAL WARS(2004年)

 

1996年のデストロイア事変において、臨海副都心でデストロイア幼体群と交戦した特殊部隊『SUMP』に大きな被害が出た件を踏まえ、屋内や限られたエリアで小型特殊生物との戦闘になった場合を想定し、開発された携帯型の超小型メーサー兵器。

 

メーサー発生装置の小型化に成功したことで、携帯可能なサイズを実現した。射撃の際には、ガトリング銃のように回転して無数の光弾を発射するが、複数丁から一点に集中すれば10mサイズの小~中型特殊生物にもダメージを与えられるほどの威力を誇る。対人兵器としてはあまりに強力すぎるため、自衛隊の特殊作戦群やGフォース、SUMPなど特殊生物と交戦する可能性がある部隊に限り、運用されている。

 

 

 

・ 量産型ガルーダ

出典 : ゴジラvsメカゴジラ(1993年)

 

1994年の『メカゴジラ事変』にて、幕張決戦に投入された対G戦闘マシン試作第1号機『ガルーダ』をベースに開発されたGフォースの量産戦闘機。

 

対G戦闘マシン第2号機『メカゴジラ』の強化パーツとして改造投入された初号機と異なり、量産性や整備性を考慮してスーパーXⅢ改と同程度のサイズまでダウンサイジングされている。

 

※ 初号機 : 全長84メートル

  スーパーXⅢ改 : 全長38.5メートル

 

バトラやラドンのような大型飛行怪獣との大気圏内における空中戦や対地攻撃を念頭に、ハイパワーメーサービームキャノン2門だけであった武装も大きく改修・追加が行われた。

 

まず長大な固定砲塔であったハイパワーメーサービームキャノンだが、威力はそのままに、スターファルコンに装備されていた省電力メーサーバルカンと同サイズまでの小型化された。また小型化と同時に回転砲塔化されたことで、飛行型特殊生物に並んだ状態での砲火も可能となっている。

 

また上記2門のメーサー砲塔に加え、空対空ミサイル(AAM)や空対艦ミサイル(ASM)、空対地ミサイル(AGM)などの各ミサイル弾頭を搭載・運用可能な収納式ミサイルポッドが機体底部に追加されているなど、汎用性が大きく高められている。

 

武装:

砲塔式ハイパワーメーサービームキャノン2門

収納式底部ミサイルポッド

 

 

 

・ ディメンション・タイド

出典 : ゴジラ×メガギラス G消滅作戦(2000年)

 

不死身の存在であるデスギドラへの対抗手段として、『ディメンション・タイド計画』・・・、通称『DT計画』というプロジェクト名でアメリカ合衆国と共同で秘密裏に開発が進められていた衛星ブラックホール砲。

 

超重元素『タナトニウム』を用いた人類史上初の重力兵器『侵蝕弾頭』の開発過程において、タナトニウムの崩壊時、本来であれば観測することすら不可能な余剰次元(高次元)に限定的に干渉可能となる現象が確認されていた。

 

この現象を利用し、衛星軌道上でマイクロブラックホールの核を生成、搭載された超マイクロ加速器で光線が当たった地点に向けてそれを射出。対象エリアに小型の人工ブラックホールを形成し、直径100メートル範囲を球状にすべて消滅させることが可能。

 

 

 

・ 水陸両用四足歩行型戦闘車両『岩蟹』

出典 : 蒼き鋼のアルペジオ

 

特殊生物の上陸を阻止するために開発された水陸両用四足歩行型戦闘車両。浅瀬や海岸線で特殊生物を食い止め、メーサー隊をはじめとした陸上戦力の迎撃態勢を整えることが、本機の主な任務である。

 

ゴジラクラスの超大型特殊生物ではなく、カメーバのような中型サイズまでの特殊生物戦が想定されているため、小型魚雷やガトリング砲、ロケットランチャーなど装備の火力は比較的低めだが、四足歩行が採用されていることで悪路での踏破性が非常に高い。

 

ある潜水艦のユニットを換装して母艦仕様にすることで、水中からも迅速に展開することが可能。

 

武装:

小型魚雷

ガトリング砲

ロケットランチャー

 

 

 

・ 白鯨級原子力潜水艦 1番艦『白鯨』

出典 : 蒼き鋼のアルペジオ

 

1963年の『ムウ事変』や1998年の『ダガーラ事変』を踏まえ、水中戦に特化した特殊生物に対抗するために試験開発された原子力潜水艦。

 

ごうてん級同様、大型レーザー核融合炉を動力源としているが、艦首から無数の気泡を放出して水との摩擦を極限まで減らし、ロケットモーターにて超高速で海中を移動するスーパーキャビテーション航行が可能など、水中・水上・空中・地中とあらゆる戦場に対応可能なごうてん級と異なり、水中戦に特化していることが特徴である。

 

船体はユニット構成になっており、中央の指令ユニット以外のユニットを専用ドックで換装することにより、100メートル級から最大1000メートル級(岩蟹などの機体を収納可能な潜水母艦形態)まで、任務に応じて複数の仕様へとモデルチェンジを行うことで非常に高い汎用性を誇る。

 

ごうてん級よりも早い時期に試験的に建造されたが、換装するユニット次第では戦略ミサイル原子力潜水艦のような運用も可能なため、東アジアの国々から批難と抗議が殺到した。こうした政治的な背景もあり、現時点では一隻しか建造されておらず、汎用性の高さとノウハウはごうてん級へと引き継がれたのであった。

 

補足であるが、ムー連邦への派遣時は、200メートルスケールの攻撃型潜水艦形態であった。(アルペジオ原作におけるハルナ&キリシマ戦の形態)

 

 

・ 侵蝕弾頭

出典 : 蒼き鋼のアルペジオ

 

1992年の『第一次キングギドラ事変』において小笠原海溝の深くに沈んだメカキングギドラをサルベージし、その残骸を解析したことで得られた反重力や重力制御といった技術を発展させ、開発された人類史上初の重力兵器。

 

炸裂すると六角形と五角形が配列したフラーレンのような球体が展開され、それを起点に周囲の空間ごと重力波によって侵蝕することで、物質の構成因子にまで分解し、崩壊させることが可能。

 

核兵器と異なり、使用後に放射能汚染のような深刻な環境破壊を引き起こさないこと、さらにそれに起因したゴジラをはじめとした特殊生物の発生を未然に防止できることなどのメリットがあることから、アメリカ合衆国と共同で研究が進められていた。

 

しかし希少な超重元素『タナトニウム』を大量に必要とするため、その開発は難航しており、早期に導入された重力制御技術から10年以上遅れて実現された。

 

 

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