ホロライブラバーズ、トロフィー『Wの血』獲得まで   作:かゆ、うま2世

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地上

はい、では続きをやっていきましょう。前回は研究所を吹っ飛ばして地上に戻ったところで終わりましたね。

 

 

>あれから、最寄りの大都市の廃ビルを占拠して住んでいる

 

「アル様、コーヒーを」

「ああ、ありがとう」

「洗濯物取り込んだよー!」

「……やっぱり俺も何か」

「座っててください」

「はい…」

 

>家事の才能がマイナスなことが判明してからはずっとこれだ。俺がここに来てからした事はプラーガの触手を伸ばして水道をパクってきた事ぐらいである

 

 

なるほど、家事はゴミじゃったか

 

 

「ていうか、トキはいいとしてもすいせいは何でメイド服なの?」

「……成り行き?」

 

 

トキとメイドすいちゃんに家事してもらうとか羨ましいなぁおい!

今までの境遇考えたらそんな事言っとれんかった、すまん

 

 

「それより、大丈夫なの?プラーガは」

「何度も言ってるだろ。プラーガは完全に制御してる、サドラーみたいにはならないよ」

 

 

真偽は不明ですが、サドラーは支配種プラーガに支配され、プラーガの繁栄の為に世界征服頑張ってた説がありますからね。アル君にはバッドステータスの『寄生』はついてないので安心しましょう

 

 

「それよりも、今は金の問題を考えないと。研究所からパクってきた分はすぐに尽きるぞ?」

「えぇ、このままでは食事すらままなりません。何とかしなければ……」

「そんな事言ったって、身分証もないのに雇ってくれる所なんてないよ」

「そうですね…」

「……とりあえず買い出し行こ。トキは残ってくれ、すいせいは着替えとけよ」

「分かった」

「了解しました」

 

>こうしてすいせいと買い物に出掛けた

 

 

うーん…これはアル君達ちょっとまずいっすねぇ…。現状金を稼ぐ手段がないので、このままじゃ最悪全員餓死します。傭兵やら何やらで稼げるような気がしないでもないですが……三人とも嫌がりそうですね。ストレス値が上がってギスるのは避けたいですし、最後の手段という事で

てかすいちゃんと二人で買い物デートいいなぁ

 

ま、買い物シーンは全カットしてやります。ざまぁ

 

 

>買い物を終えて帰宅中……

 

「これからどうしような…」

「…困ったね」

「……ま、安心しろよ。俺が傭兵でもやって稼いで──」

「駄目。アルがやるなら私もやる」

「俺たちがやるならトキもだろ。……本当に駄目だった時の最終手段にしよう、これは」

 

 

おぉ、意見が一致しましたね。好感度上がりました素晴らしい!

 

 

「とにかく、何か金になる仕事探さないとな……身分証なくてもできるやつ…」

 

>ビルの壁に映った電光掲示板が目に入る。そこには──アイドルが映っていた。元々は配信者として活動していたが、とある事務所に行ってアイドルとしても活動を始めた、とか

 

「これだー!」

「うわ!?なになになに!?」

「すいせい!」

「何!?」

 

>すいせいの両手を握り締める

 

「夢を叶える時が来たよ!」

「へっ?」

「言ってたじゃん!アイドルになりたいって!」

「で、でも事務所とか…」

「いらないよ!パソコン一台あれば!」

 

 

おお!?ここですいちゃんのVデビューですか!?これは盛り上がりますよ!

 

 

「まず配信者やろう!そっからアイドル目指そ!」

「ちょ、待って!いきなり言われても心の準備が!」

「大丈夫だよ!俺もいるから!一緒に頑張ろうぜ!!」

「た、確かに稼げるし、私の夢でも──じゃなくて!無理だってこんなの!」

「そんな事ないさ!やってみようよ!絶対人気出るから!」

「む、無理だってばぁ……」

 

>そんなこんなで、すいせいは研究所からパクってきたパソコンを使って配信を始め──1年が過ぎた

 

 

おっ、時の流れ早。一年経っちゃったよ

てか気になってたけど、アル君達どうやってホロライブ学園に入るんだろう。ゲームシステム的にどう進んでも入れるけど、どういう展開になるのやら

 

 

「すいちゃんはー?今日も可愛いー!」

「あいつ慣れてんな」

「慣れてますね」

 

>1年が経ち、俺達は16歳になった。すいせいの配信活動も順調で、登録者数もすぐに100万を突破。今では立派なスターである

 

「今生きていられるのはすいせいのおかげですね。……私達も何か…」

「お前は家事完璧だからいいじゃん、俺なんか……」

「水や電気を使えるのはアル様のおかげですよ?」

 

>大都市にいる事で手を出しづらいのか、そもそも俺たちを発見できていないのか、真相は定かではないが、俺たちは追われる事なく平穏な日々を過ごしている

 

「いいね。こういうの、10年ぶりだ」

「……えぇ」

 

 

平穏を噛み締めてますねぇ…もうこのままで良くない?とはいかないんだな

 

 

「……さ!トキ、買い出しに──」

「アル様」

 

>トキは窓の外を指差した。外は──厭な青色で染まっていた

 

「この、色は──Cウィルス……?」

「恐らく」

「……ついにバレたってわけか。このテロは囮だ、連中の本命は俺達だろう」

「……ついに、か」

「お前、配信は?」

「これを理由に止めてきた。どうする?リーダー」

「……リーダー、ね」

 

 

>任務の時の俺の呼び名だ。できれば二度と呼ばせたくも、呼ばれたくもなかった

 

 

「……街へ降りる。連中はどさくさに紛れてデカいのを送り込んでくる筈だ。そいつを潰すぞ」

「分かった」

「分かりました」

 

 

今回はここまで。次回はVS Cウィルスです。お楽しみに〜

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