ホロメンと事務員兼マネージャー   作:超気まぐれ星人

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最近は体調不良が続いており執筆が滞っています。

追記 読みづらいという感想を頂いたのでちまちま編集しております


第三話 事務員と朝のハプニング(さくらみこ・星街すいせい)

「これは……何が起こってるんだ?」

 

翌朝、タイムカードを切ってオフィスに入るとそこには……。

 

「昨日なんで来なかったの!?」

 

「忙しいって何回もみこは言ったにぇ!」

 

「でも配信に行けるってマネージャーさんが!」

 

ガミガミガミガミガミガミガミガミ……

 

「朝会社に来て、タイムカードを切ったらなんでみこめっとが喧嘩してるんだ……?っていうか仲裁に入らないと!」

 

ガミガミガミガミ言い合うみこちとすいちゃんの間に入る隙はないみたいだ。

 

いやなんか喧嘩してる2人の間に入って丸く喧嘩を納めるやつかっこいいからやりたいの!!

 

そう思っていた時、ちょうどよくみこめっとの2人がスペースをとった瞬間があった。

 

今しかない!

 

「2人とも落ち着いて!なにがあったの?」

 

「あ、社員さんじゃん!そらちゃんがゾッコンの!名前はなんだっけ……えっと……。」

 

「光流くんだっけ?」

 

「そうです。光流ですけど!とりあえず2人とも何があったのですか?話聞いてあげますから!」

 

そうして無理やり(?)みこめっとの2人を抑えて話を聞くことができた。

 

どうやら昨日のすいちゃんの配信にみこちが来る予定だったもののみこち自身は忙しいと断っていた。

 

しかしすいちゃんはあろうことかみこめっとで配信を枠立てして配信し、みこちに配信に来なかった理由を聞いたのが始まりでガミガミ言い争っていたようだ。

 

しかし僕は話を聞いていて一つ疑問が生じた。

 

「みこち、ひとつ聞いていい?」

 

「どうしたの社員さん?」

 

「光流でいいよ…で、みこちは昨日忙しいからすいちゃんとの配信を断ったんだよね?」

 

「うん、そうだにぇ。」

 

「確か昨日みこちは…確かにみこめっとで配信予定だったね。昨日マネさんとも調整したし…。」

 

「……(汗ダラダラ)」

 

「もしかしてみこち、昨日忘れてた?」

 

「ぎくっ…。」

 

「確かに18時ぐらいから連絡取れなかったような気がする…。」

 

「ぎくっぎくっ…。」

 

「みこち…まさか…。」

 

「ごめんなさいだにぇ!昨日は忙しくなくて、お昼寝してました!」

 

 

 

「みこち…?」

 

 

 

「ひゃ、ひゃぁいっ!?」

 

(あっ…これはすいちゃんの本気お叱りモードだ…。)

 

「昨日の配信、星詠みのみんなと35Pのみんなどれだけ怒ってたかわかってる…?(ハイライトオフ)」

 

「……(プルプル)」

 

いつもはエリート巫女だの生意気な口を叩いているみこちが、今日はいつもは怒らないお母さん(すいちゃん)に叱られている子供に見えた。

 

(いや、すいちゃんはいつも怒るか…。)

 

「ねぇすいちゃん。」僕は口を開いた。

 

「どうしたの光流くん?」

 

「……流石に 怒りすぎるのも、違うと思うな…。」

 

「……どういうこと?」

 

「逆の立場で考えてみてよ。すいちゃんの性格をした他の人に、すいちゃんが怒られてるって話をさ。」

 

「???」

 

「一つ一つ説明するね。みこちは今すいちゃんに怒られてとても怖そうにしてるでしょ?だからその逆、怒りっぽいみこちにすいちゃんが怒られてるとするとすいちゃんもきっと、今のみこちみたいに怖がると思うな。」

 

「「……。」」

 

 

 

「だからね、すいちゃんに言いたいのは確かに寝坊したみこちも悪いけど、頭ごなしに怒るのも良くないよってこと。自分が逆の立場に置かれてるって考えて発言してほしいな。」

 

 

 

「…わかった。頭ごなしに怒ってごめんなさい。」

 

「謝るのは僕にじゃない。みこちに謝って。」

 

「…ごめんなさい。」

 

「みこち、すいちゃんを許せる?」

 

「…うん。」

 

「そっか、それならよかった。すいちゃんもこれからは気をつけてね。」

 

そう言って僕はすいちゃんの頭を撫でる。

 

「う、うん///。」

 

なんで照れてるんだろう?僕のやるべきことをしたのになぁ…。」

 

「「///!?!?」」「?」

 

「光流くん…その…声に出てたよ…。///」

 

「えっ、あっ…ごめん!」

 

「なんかすいちゃんだけずるいにぇ!みこにもするにぇ!」

 

そう言われたのでもう片方の手でみこちの頭も撫でる。

 

しばらく撫で続けているとえーちゃんさんがやってきた。

 

「おはようございまーす。…え? 2人ともなでなでされて気持ちよさそうですね。」

 

「あ、えーちゃんさんおはようございます。」

 

「えーちゃんおはよぉー!」

 

「…。」「すいちゃん?」

 

「…今は撫でることだけに集中してほしいな…。」

 

「わ、わかったよ…。」

 

そして僕は始業時間になるまで2人の頭を撫で続けたのだった…。


「…………。」……はっ。

 

いけないいけない。

 

今はミーティング中なのに……。

 

集中を切らしたらダメなのに……。

 

『自分が逆の立場に置かれてるって考えて発言してほしいな。』

 

この言葉は頭に深く刻み込まれたけど、けど、その後の撫で撫でが……。

 

「すいせいさん?」「あっ、はい?」

 

「お話……聞いてました?」

 

「あっ……いいえ……。」

 

「今日は変ですね……。何かこう……柔らかい笑顔をしていますよ。」

 

「柔らかい笑顔……?」

 

……なんだろう、この気持ち。

 

甘くて、どこか苦しくて、人を心踊らせるこの気持ち……。

 

「……もしかしてすいせいさんは、恋をしたのではないでしょうか?」

 

「恋?」

 

「恋をする乙女は、甘い気持ちと苦しい気持ちの両方によく悩まされますからね。」

 

マネージャーさんの話は納得があった。

 

やっぱり、私は好きなんだ……光流くんのことが……。

 

 

 

あんなすいちゃんは初めて見たにぇ……。

 

いつもならカッコよく歌って、キレるときはキレるクールな性格のすいちゃんが、きょうは光流さんにデレデレになってたにぇ……。

 

でもあの後に撫で撫で……優しくてきもちよかったにぇ……。

 

そらちゃんとかAZKIちゃんは光流さんのことかわいいっていうけど……かっこいいの間違いだと思うにぇ……。

 

ああダメだにぇ!忘れたくても忘れられないにぇ!!




メロメロすいちゃんとツンデレみこち……今後一体どうなることやら。
次回から1期生だった……はず。
ここで簡単に0期生のプロフィールを載せておきます。

ときのそら……光流大好きホロライブ代表
ロボ子さん……行動が読めない高性能(?)ロボット
AZKi……独占したい歌姫
星街すいせい……メロメロ歌姫
さくらみこ……ツンデレ巫女
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