マクロス・フロンティア 迷い子たちのディソナンス   作:soul

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第11話 ハード・チェイス

 

 超時空生命体バジュラの襲撃を受けた『マクロス・フロンティア』船団は、必死の抵抗も空しく中心部である都市型大型移民居住艦『アイランド1』への侵入を許してしまう――それまで平和な暮らしをしていた市民たちは突然の戦闘に戸惑い怯えて逃げ惑っていた。そんな怯えて逃げ惑う市民たちの中に、コンサート会場からの避難の途中で爆風に吹き飛ばされながらも奇跡的に無傷な彼女ランカの姿があった。

 

 吹き飛ばされた衝撃で痛む身体を何とか立ち上がらせた彼女が目にしたのは、クリーム色をした異形を従えた一際赤く巨大な異形の姿であった。巨大な異形は『アイランド1』の街並みへと降り立って巨体を揺らしながら歩き出すが、市内を守護する新統合軍の地上戦力である戦車部隊の砲撃を受ける。しかし戦車の砲撃は効果がなく、逆に赤い異形の背中の突起物からの一撃で吹き飛ばされしまう。

 

「……甲虫どもめ、我が物顔で歩いているな」

「――翡翠、バルキリーが来た!」

 

 身を潜めているビルから見える赤い甲虫たちの行動に苦虫を噛み潰したような表情を浮かべる翡翠にそう言ってノノは空を指さす。指示された方向に視線を向けると、一機の白いバルキリーが上空から降下してきた……外で迎撃をしていた一機が『アイランド1』に潜り込んだ甲虫ともを駆逐しにやって来たのだろう……だが、たった一機で兵隊を引き連れた赤い甲虫を相手取ろうとは、蛮勇を通り越して無謀も良い所だろうに――攻撃を仕掛けるも赤い甲虫には効かずに逆に抑え込まれている。

 

 何をやっている、と呆れたように半目になる翡翠たちの前で、抑え込まれたバルキリーからパイロットが飛び出すと赤い甲虫目掛けて持って出た火器を撃ちまくるが、あんな火器では甲虫の外骨格を撃ち抜く事は出来ずに前脚に掴まれて――握り潰された。四肢を砕かれて内臓を握りつぶされて滴り落ちる血を見たランカが悲鳴を上げているのが分かる……甲虫如きが好き放題して。

 

 ランカの悲鳴に反応した赤い甲虫が動き出し、翡翠の翠眼が深紅に染まり始めたその時、どこからともなく姿を現したアルトが乗り捨てられたバルキリーのコックピットに乗り込んでいく――そして荒い操縦ながらもバルキリーの武器を放ちながら、ランカの方に機体を滑り込ませて赤い甲虫へと攻撃を加えていくが、バルキリーの攻撃では赤い甲虫を倒す事は出来ずに弾切れを迎えたようだ。

 

「……ヒーローにはなれなかったようだな、早乙女アルト」

 

 そう呟いた翡翠はバジュラの襲撃で破壊されたビルの隙間から飛び出して、瓦礫を利用して器用に半壊したビルから隣の無事なビルの屋上へと飛び移る。遅れて飛び移ったノノが「――ヤるの!?」と闘志に満ちた声で問い掛けてきた――いざ赤い甲虫をぶちのめそうと足に力を籠めようとした時、戦場にグレーの機体が舞い降りて変形して形を変えながらアルトの乗るバルキリーに止めを刺そうとしていた赤い甲虫とぶつかり合う。

 

「――アーマード!?」

『――誰だ貴様! ギリアムはどうした!?』

 

 突然の乱入者に驚いたアルトが呆然とした口調で呟くと、乱入してきたバルキリーのパイロットが赤いバジュラを抑え込みながら詰問してくる。

 

 アーマード・パック――初代VF-1バルキリーの時代より運用される、火力・防御力の強化を目的とした重装オプション・パックであり、アーマードを装備したVF-25Sで乱入してきたオズマ・リー少佐は、バジュラの攻撃を戦闘機とバトロイドの中間形態であるガオークに変形する事で避けると、そのままエンジンを全開にしてバジュラを吹き飛ばす。

 

 思わぬ衝撃にたたらを踏んだバジュラと距離が開き――オズマは再びバトロイドへと変形すると、全身のカバーを開いて内蔵されていたマイクロ・ミサイルを一斉に射出して爆炎の嵐へとバジュラを叩き込んだ……殺到するミサイルの威力はバジュラの身体に傷を負わせて直撃したミサイルの爆発により、生物として重要な部分である頭部も爆発四散する。

 

 敵であるバジュラが活動を停止したのを確認した後、オズマはバルキリーをガオーク形態へと変形させて戦闘に巻き込まれて震えているランカ・リーの傍まで移動すると外部スピーカーを使って声をかける。

 

『――ランカ、無事か? しっかりしろ、ランカ!』

 

 だが怯える彼女には届かず、キャノピーを解放したオズマは身を乗り出してランカに声をかけると、ようやくその声に気付いたランカはオズマに気付き「……お兄ちゃん?」と弱々ながらも返事をする。

 

「――良し、乗れ。早くこの場を離れないと――」

 

 ランカが救助に来たバルキリーのパイロットを兄と呼んだ事に驚くアルトを尻目に、機体を操作したオズマはランカに向けてガオークの手をランカに近づけて救出しようとするが、後ろから音がしたことに振り向いたオズマが見たモノは、頭部を失いながらも立ち上がって体内から生体ミサイルを撃ち出したバジュラの姿――開いたキャノピーから身を乗り出していたオズマは爆発の衝撃でバルキリーから投げ出されて地面に激突し、ランカの傍の地面で動かなくなる。

 

 目の前で倒れて動かないオズマの身体から血が流れ、それがランカの幼い時のあの日を思い出させ、また失うのかと哀しみと恐怖がごちゃ混ぜになったモノが彼女の身体を突き動かして、倒れ伏すオズマに駆け寄らせた。

 

「……い、いやぁぁあ! お兄ちゃん、お兄ちゃん!」

 

 動き出した赤い甲虫がゆっくりと近づいて来るのを見たアルトは夢中でバルキリーから飛び出して、ランカ達の前に着地するとEX-ギアの翼で防御を固める……EX-ギア程度で赤い甲虫の攻撃を防げる筈もないが、それでも飛び出さずには居られなかった……迫りくる赤い甲虫は巨大で、人間などその外骨格に包まれた腕で殺せるだろう……それは最初のバルキリーに乗っていた軍人がその身をもって教えてくれた。

 

 ……せめて、ランカだけでも逃がさなければ。そう思って何か手段がないか考えるアルト。

 

「……どうして…どうしてこんな事をするの……あたし…こんな事……絶対……いやぁあああ!」

 

 ランカの慟哭のような叫びが響き渡り――赤い甲虫の動きが一瞬止まる――その時、遥か遠方から凄まじい勢いで何かが飛来する……人間の認識出来ないようなスピードで飛来した“それ”は赤い甲虫に比べれば点のような大きさしかなかったが、赤い甲虫の外骨格にぶつかって粉々に砕ける――そんな小さなモノがぶつかって砕けた――ただそれだけで、赤い甲虫は巨大な何かにぶつかったかのように吹き飛ばされた。

 

「……えっ?」

 

 事態が分からず呆けたような声を上げるアルトの眼前で吹き飛ばされた赤い甲虫は倒れた身体を起こそうとするが、起き上がる前に青いビームが甲虫の外骨格を貫いて今度こそその動きが停止した。

 

 目まぐるしく事態が変化して何が起こったのかを確認しようと周囲を見回すアルトは、ビルの影から長いライフルのようなモノを構えた別の青いカラーのバルキリーが姿を現す……赤い甲虫に止めを刺したのはあの青いバルキリーなのだろうか。

 

 

 件の青いバルキリー、長距離狙撃用にカスタマイズされているVF-25Gに搭乗しているミハエル・ブラン少尉は、極度の緊張状態から解放されて文字通り一息つく……『アイランド1』に侵入したバジュラを排除するべく市街地で戦闘を行っていたが、隊長であるオズマの危機に狙撃出来るタイミングを狙っていたが、突如飛来した“何か”がバジュラに激突するとその巨体を吹き飛ばしたのだ。おかげでバジュラ見せた腹を撃ち抜く事が出来たが、あれは一体?

 

 

 赤い甲虫との戦いの場より少し離れたビルの屋上に二つの人影があった。それは事態の推移を静観していた翡翠とノノの二人であった。ビルの屋上で翡翠は何かを投げたような態勢だったが、振り抜いた腕を戻すと首をコキコキと鳴らしていた。

 

「……今の、なに?」

「ん? ああ、今の……昔、知り合いに悪魔のような修行僧が居てね。そいつが良く使っていた技で、特殊な技法によって投げた物体の衝撃を数倍に増幅する……つまり相手に通常以上の衝撃を与えることが出来る投法さ」

「へぇ~~」

 

 昔、知り合いの悪魔のような修行僧に無理やり修行に突き合わされて、何度となく脱走を試みた翡翠を件の修行僧が捕獲する時によく使用した技で、何度も食らっている内に翡翠も自然と覚えたという いわくつきの技であった。

 

「……まったく、何が役に立つか分からんモノだ」

 

 視線を撃ち抜かれて今度こそ活動を停止した赤い甲虫に向けた翡翠……今回の騒動で分かった事がいくつか在る。やはり『マクロス・フロンティア』船団とあの甲虫とも-バジュラとの接触は時間の問題であり、今回の斥候部隊の襲撃を見るに甲虫ども―バジュラは己がテリトリーに近づくものに容赦はしない。

 

 ――そして、『S・M・S』に属する兄オズマ・リーが目の前で負傷した時、恐怖と悲しみと大切なモノを傷つける相手への怒りの感情が爆発した時にランカは周囲に強力なフォールド波を発したのだ……彼女特有と思われるフォールド波を発する能力は感情に左右されるようだ。

 

 さて、どうしたものかと嘆息した翡翠だったが、視界の端に動くモノを見つけて注視する……そこにはしぶとく生き残っているシェリル・ノームに接触する黒いロングコートを着た機械くさい男がシェリルを抱き抱えると、現場から高速で離脱する姿があった。

 

「……紐付き、と言う事か」

 

 


 

 

 突然未確認生物の襲撃を受けた『マクロス・フロンティア』の中心船 都市型大型移民居住艦『アイランド1』の街並みには未確認生物の破壊による生々しい傷跡が残り、船内時間で夜となっている街並みの所々では戦闘による火災の炎が燃え盛って、消防団員達が必死になって鎮火すべく尽力している。

 その傍では物々しい警備の中で防護服を着た軍関係者達が、物言わぬ屍となった未確認生物-バジュラの死骸を大型トレーラーに積み込んで暗闇に消えていった。

 

 深夜の街並みの所々で燃え上がる戦いの傷跡をフロンティアの行政府にある執務室の窓から眺めていたフロンティア第4代大統領ハワード・グラスは、これからフロンティアが歩む事になる苦難の道を思い厳しい表情を浮かべている。

 

「……ついに、この船団も連中に捕捉されたか」

「……こちらが損害処理と環境被害の報告書、そしてマスコミとネット対策を含めた情報工作の計画書です」

 

 執務室にて控えていた軍の士官服を着た青年は持っていた封筒から書類を取り出すとグラス大統領に手渡し、それに目を通したグラス大統領は資料を渡してきた青年 レオン・三島首席補佐官に視線を向ける。

 

「……手回しがいいな、相変わらず」

「……お褒めに預かり光栄です」

 

 視線を外へと戻したグラス大統領は燃える街並みを見つめながら、ぽつりとつぶやく……バジュラの襲撃のタイミングが良すぎるとは思わないか、と。

 

「シェリル・ノームの来艦に合わせた『ギャラクシー』の策謀、と?」

 

 この『マクロス・フロンティア船団』に一番近い宙域を航行している同胞-『マクロス・ギャラクシー船団』出身のトップシンガーシェリル・ノームの来訪から日を置かずにバジュラの襲撃があった……行政府のトップとしてはあらゆる可能性を考えねばならなかった。

 

「……バジュラの線だけでなく、その線でも調査を進めてくれ」

 

 

 同じ頃、シェリルと共に『マクロス・フロンティア』へと来訪したグレイス・オコナーは歓喜していた。彼女の眼下には煌びやかな光が溢れた摩天楼――だがそんなモノは彼女の視界には入っていなかった。インプラント技術により身体の殆どを機械へと置き換えた彼女は、人間よりも多くの情報を習得して処理する能力を持つ――配下であるブレラ・スターンが記録した視覚映像を解析していたグレイスは、彼女が長年探していた“宝石”を見つけた事に歓喜し、この巡りあわせに信じてもいない神に感謝した。

 

 


 

 

 謎の未確認生物の襲撃から数日が立ち、騒然としていた街並みも一応の落ち着きを取り戻しはしたが、未確認生物の襲撃で犠牲になった者の数は200名を超え、人々は不安に思いながらも普段通りの生活を送っていた。

 

 その日 早乙女アルトは美星学園で同じ航宙科パイロット養成コースのミハエル・ブランとルカ・アンジェローニの両名より、あの大型生物との戦いの折に出会った男――ランカの兄だという彼が呼んでいるという事で、二人と共に彼が入院しているという軍の附属病院へと足を運んだ。

 

 病室に入ると、件の男 オズマ・リーがベッドの上で点滴を受けており、思ったよりも元気そうな姿に安堵しながらもオズマよりこの病室へと呼び付けた理由――未確認生物との戦いの折に無断で最新鋭の戦闘機を動かした事が問題になっていることが説明される。

 

「……民間軍事会社?」

 

 彼オズマより説明されたのは、彼らが新統合軍所属の軍人ではなく、フロンティア移民船団に駐留する民間軍事プロバイダー『S・M・S』に所属している事。

 

「……そう、俺やミシェルそしてルカ達も所属している『S・M・S』は軍隊ではない」

「――オズマ隊長」

「分かっている。本来ならば例え非常時とはいえ、最新鋭のVF-25を無断で動かしたとあれば軍法会議モノだ」

「なっ――だけど、あの時は!」

 

 自分たちの所属している組織の情報を部外者であるアルトに開示する事に驚くミハエルを片手で制止したオズマは、どんな理由があるにせよ部外者であるアルトが最新鋭の戦闘機を動かした事は問題になると告げる。

 

「……我々『S・M・S』は独自の判断で活動を行う民間企業だ――よって早乙女アルト、貴様の処遇は我々の一存で決められる」

「……口止めって事か」

「……妹を、ランカを救ってくれた事には感謝している」

 

 機密を盾に強制するやり方に不満をあらわにするアルトに、オズマは妹であるランカを救う為に尽力してくれた事に感謝を述べたが、それとこれとは別問題だと大人の割り切りを見せる。

 

「……ランカ。ランカは大丈夫なのか?」

「……実はランカは、肉親や親しい人間の死や怪我に対して、異常なまでに反応するんだ」

 

 あの巨大な未確認生物に怯えていたランカの姿が思い起こされて、彼女の事を心配したアルトが問い掛けると、オズマから帰ってきた返事は普段の明るいが何処か抜けている愛嬌のあるランカの姿からは想像も出来ない姿を示されて戸惑いを覚える……すると、何時の間にか病室の入り口には見知らぬ女性が立っており、彼女の口からランカの病名が示される。

 

「――リソシエイティブ・アムニジア 解離性健忘」

 

 白衣を着た女性から告げられた病状は、外傷後ストレス障害などをきっかけに特定の体験の追想が不可能になるが、それを想起させる要因に遭遇すると強い不快感や恐怖感を引き起こす心理的な病気だという。

 

「……つまりは、一種の記憶障害さ」

 

 一言で済ませたオズマ。白衣を着た女性は病室内に入って来てオズマのベッドの傍まで来ると「ランカはすでに回復した、家に帰したが構わないか?」と問い掛ける。

 

「いつも世話をかけるな、カナリア」

「……気にするな」

 

 気安い関係を感じさせる会話に、このカナリアという女性も『S・M・S』の関係者だと思われる。だが、それよりもあの少女が抱えているという病気になるような事が過去にあったというのが気にかかる……中華料理屋でバイトをしている時のランカはいつも笑っていて、出前に来てくれた時に何処にでもいる普通の女の子のようであったのに、何があったというのか。

 

「……特定の体験って?」

「……ランカは肉親を全て失っているんだ……親兄弟全てをな」

「――でも、アンタは」

「――俺はランカの本当の兄ではない……11年前、あの子の家族を守れなかった無能なパイロットさ……ランカはその事さえ忘れている……あの忌まわしき事件と共にな」

「……忌まわしき事件? 一体何が」

 

 自嘲気味にランカの境遇を話したオズマだったが、アルトが踏み込んで聞いてくると表情を引き締めて「……聞いたら戻れなくなるぞ」と警告するが、アルトは引かなかった。

 

「――かまわない、すべてを知りたいんだ」

 

 そう答えるアルトを、カナリアは純粋な若さゆえの無鉄砲さかと感心しながらも己の若いころを思い出し、逆にオズマの傍に控えたミハエルは厳しい視線でアルトを見ているが当のアルトは気付かない。

 

「――24時間の猶予をやる……もう一度よく考えろ。自分が何をしたいのか、何のために、何を賭けて戦うのかをな」

 

 

 オズマより24時間の猶予を与えられたアルトは、用件は済んだとばかりに病室から追い出されてミハエルと共に病院のエレベーターに乗り込んでいた。病院ゆえに衛生的に保たれている病院に備え付けられているエレベーターは透明な素材を使用して外の景色を眺める事が出来るようになっており、アルトはエレベーターから見える外の景色を眺めながら、オズマより説明された事実に付いて考えていると、共にエレベーターに乗っているミハエルが口を開いた。

 

「――アルト、お前また逃げるのか」

「――逃げる!? 誰がだよ」

 

 思わず振り返って怒鳴るアルト……だがミハエルはどこまでも冷静に、美星学園でパイロット育成コースを受けているアルトが偶然本物の戦闘機に乗る機会があり、降って湧いたチャンスに飛びつこうとしているのではないかと思い、ミハエルは彼が足を踏み入れようとしている世界について語る。

 

「現実の戦争は、お前の得意な舞台のお芝居とは違う」

「――そんな事くらい、分かっている!」

「……いや、分かっていない。今のままじゃ、いずれ自分が死ぬか、誰かを殺す」

 

 アルトは真剣な表情で語るミハエルの指摘に驚きを浮かべる……『S・M・S』に入れば戦闘に従事する事になるのは分かりきっており、戦闘で自分が死ぬかもしれない事は覚悟していたが、自分が原因で誰かを死なせる事までは考えていなかった。

 

 




 どうも、しがない小説書きのSOULです。

 バジュラとフロンティアが接触した事により、事態が少しづつ動いていきます。
 VFー25という空を飛ぶ手段を見た事と、巻き込まれたとはいえ戦闘の高揚感を引きずったまま考えなしに突っ走るアルト君を、オズマとミハエルが冷水を浴びせます……それでも空への憧れは消せないんですけどね。

 話は変わりますが、翡翠の天敵でもある悪魔の様な修行僧ですが、いずれ出したいとは思っているんですが、話の流れ的に何時になるのやら……。


 では次回 第12話 Signs of change 変化の兆し 6/14 0時更新予定です。ではでは~。
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