マクロス・フロンティア 迷い子たちのディソナンス   作:soul

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第15話 Frontier Defense Line1 フロンティア防衛線1

 

 横浜エリアでシェリル・ノームによるリベンジライブが開催されている頃、サンフランシスコ・エリアにある翡翠とノノが借りているアパートのリビングでは、不機嫌そうなノノとそれに全く動じずお気に入りのカップを傾けている翡翠の姿があった。

 

「……ねぇ、翡翠。先ほどの重力振は感じていたでしょう? 『マクロス・ギャラクシー』から避難してきた人達を乗せた船が、この『フロンティア』に退避して来た……やっぱりバジュラたちの攻撃を受けたんだよ」

「……そうだね」

「翡翠の言っている事も分かる。この世界――『マクロス・フロンティア』に来てからランカの周りに見え隠れしていた影に対抗する為に準備をして来た……けれど、困っている人が居る。助けを求めている人が居るなら助けるべきだと私は思う」

「……ノノねぇ――いや、7号。それはこの世界の人間がすべき事じゃないかな? 所詮私達は異邦人――仮初の住人でしかないんだ」

 

 あくまで冷静に、諭すように言葉を紡ぐ翡翠だったが、不意に何かを感じて飲んでいたカップから視線を外して外へ――シェリルのライブが行われている横浜エリアの方向へと向ける。

 

「――これは」

「……フォールド波…ランカね……いえ、このフォールド波は波長が二種類ある」

「……ここに来て、新たにフォールド波を放つ人間が出てきた? ランカねぇちゃんの事例から、フォールド波を放つには感情の高まりが影響を与えている可能性が高い……まさか、シェリル・ノーム?」

 

 バジュラの最初の襲撃の折に、義理の兄であるオズマが目の前で負傷した事で感情を爆発させたランカは強力なフォールド波を発生させ、『アイランド3』のショッピング・モールで路上パフォーマンスを敢行した時に、歌と共にフォールド波を虚空へと発した事を考えれば、『マクロス・ギャラクシー』がバジュラの襲撃を受けた事を知り、大金を叩いて民間軍事プロバイダー『S・M・S』を個人で雇うなんで大胆な事を仕出かしたシェリル・ノームの思いが一定レベルを超えてフォールド波を発生させたと考えれば筋は通る……だが、近くでバジュラによる戦闘が行われているであろう、この時期にフォールド波を発生させたのは不味い。

 

「……来るぞ、奴らが」

 

 


 

 

 横浜エリアの会場に設置されたコンビナート風にステージの上で思いの全てを込めて歌い上げるシェリル・ノーム。周囲にホログラフスクリーンが広がって彼女の姿を映し、ライトアップされた連結橋やその後ろに広がる宇宙空間が舞台装置の代わりを務めていたが――その宇宙空間に円形の光が複数灯る。

 

 渾身の力を込めて歌い上げたシェリルは、ステージ上から宇宙空間に灯った複数の円形の光に気付き――長らく宇宙で生活して来た者なら誰もが知るなじみ深い現象に驚いた。

 

「――デ・フォールド!?」

 

 デ・フォールドの光はどんどん増えていき、その円形の光の中から無数の駆逐艦級バジュラを従えた二隻の巨大な重戦艦級バジュラの姿が現れる。重戦艦級バジュラの体内からデ・フォールドした先を見たアルトは、見知った場所である事に驚きを露にする。

 

「――此処は、『フロンティア』!?」

 

 戦場でこれ以上犠牲者を出さない為に重戦艦級バジュラに向かっていったアルトは、フォールド航法に巻き込まれて、バジュラの群れと共に『マクロス・フロンティア』船団の存在する宙域へと戻って来たのだ。

 

 守るべき『アイランド1』の近くにデ・フォールドされて驚き戸惑っている間にバジュラの群れは動き出し、赤やクリーム色をした兵隊バジュラは護衛艦の隙間を通って『アイランド1』に取り付こうと進む――それを援護する為に駆逐艦バジュラの砲撃が『アイランド1』に撃ち込まれ、砲撃によって空いた穴へ兵隊バジュラが殺到する段階になって、ようやく事態に気付いたステルス・クルーザーや護衛宇宙空母より対空砲火が始まり敵バジュラの侵入を阻止すべく回頭を始めた。

 

 初動の遅れは敵バジュラの攻撃が『アイランド1』を捉える事を許し、市街地に攻撃を許した『フロンティア』行政府は慌てて緊急放送を流して市民に避難を呼びかける。

 

「――うそ! どうしてこんな大事な時に!?」

 

 コンサート会場に設置されたコンビナート風のセットの上で、シェリル・ノームは宇宙空間で繰り広げられる戦いの光景に呆然としてしまう……故郷である『マクロス・ギャラクシー』の無事を願って歌い上げた直後に、バジュラがこの『フロンティア』に現れるなど……しかも大切なコンサートにバジュラの襲撃があるのは二度目になる……何故バジュラは自分の大切なコンサートに現れるのか? そしてそれはこのコンサートに来ている観客達も同様で、彼らもまた呆然と宇宙で繰り広げられている戦闘を見ていたが、事態を理解すると我先にと逃げ出す。

 

 突然始まった戦争に驚き戸惑い、巻き込まれまいと誰もが逃げ惑う中でただ一人、シェリル・ノームのマネージャーを隠れ蓑にしているグレイス・オコナーことグレイス・ゴドゥヌワ大佐のみはバジュラの到来を予想していた。

 

『……やはり来たわね。あの子たちのフォールド・ソングに導かれて』

 

 『アイランド1』の市街地を守る透明な素材を使用している外壁にバジュラの砲撃が命中して、空いた穴から兵隊バジュラが次々と侵入してくるーーそしてその中には複数のこれまで未確認だった大型の兵隊バジュラの姿もあり、大型バジュラは市街地を低空飛行しながら攻撃をするでもなく、まるで何かを探すかのように滑空していた。

 

 人工の空に舞う無数の赤と青の軌跡を迎撃すべく至る所から対空砲火が始まり、またあの凄惨な戦いが始まる事を肌で感じたシェリルは、空を舞うバジュラの群れが此方に近づいて来るのを見て呟く。

 

「……まさか、バジュラはここを狙って――」

 

 

 透明な素材で覆われたドームに直撃して開けられた穴から流出する空気を止めるべ緊急用のシェルが充填されて穴を塞ぎ始め、穴が塞がれる寸前に一機のバルキリーが『アイランド1』の内部に突入してくる白いVF―25/TW1 トルネード・パックを装備した早乙女アルトの機体だ。

 

「……あれは、シェリルのライブ会場!」

 

 赤と青の軌跡が会場で輝くコンビナート風の構造物に向かうのを見たアルトは、バジュラがシェリル・ノームのコンサート会場へと向かうのを見て機体を加速させる――市街地を覆う透明なドームの外にはステルス・フリゲートを従えた一隻の巨大な戦闘艦の姿があった――この『フロンティア』を守護する船団護衛艦隊旗艦でありバトル級25番艦である可変ステルス攻撃宇宙空母『バトル・フロンティア』がバジュラの攻撃に対処するべく動き出していた。

 

 

 『バトル・フロンティア』戦闘指揮所

 

 全長1600メートルを超える巨体を制御する指令室でもある戦闘指揮所では、中央に巨大なホロスクリーンが設置されて周辺の戦況が映し出されていた。フォールドで船団近隣宙域へと現れた宇宙生物バジュラの群れの中には、これまで確認されていなかった巨大な戦艦のような物まで存在しており、本格的な侵攻であると判断した船団護衛部隊は、旗艦である『バトル・フロンティア』をシティ艦から分離させて敵バジュラを殲滅するべく出撃させたのだ。

 

「バトル・フロンティア、回頭率85%。射撃エリア内の友軍は速やかに退避を」

 

 ホロスクリーンの前でオペレーターの女性士官が『バトル・フロンティア』の切り札である重量子反応砲-通称『マクロス・キャノン』にエネルギーが充填されて眩い光が満ちる。

 

「――主砲『マクロス・キャノン』エネルギー充填率90,91,92,93――」

「敵大型戦艦、主砲軸線上に入ります」

「目標、敵艦反応炉エリアにセット」

「――主砲照準確認」

 

 現在この戦闘指揮所には軍人だけでなく、『フロンティア』行政府より第4代大統領ハワード・グラスと首席補佐官であるレオン・三島もおり、今回の未曽有の危機に対処する為に『バトル・フロンティア』へと乗り込んでいた。

 

 彼らの前には外部映像が映し出され、レオンを始め皆『バトル・フロンティア』の主砲である『マクロス・キャノン』の威力を信じて疑わなかった――そして『バトル・フロンティア』艦長により発射の号令が出される。

 

「総員対ショック態勢――主砲発射!」

 

 『バトル・フロンティア』の飛行甲板の下である船体中央部に備え付けられた主砲『マクロス・キャノン』が苛烈な光を放ち、重量子反応砲の凶悪な威力が射線上のあらゆるモノを消滅させながら伸びていき、重戦艦級バジュラの一隻に到達すると巨大な爆発を起こす……着弾の寸前に紫色の防御壁のようなものが見えたが、この威力ならばそれすら貫いて敵 重戦艦級に大ダメージを与えた事だろう。

 

「――主砲命中!」

「――おおお!」

 

 戦況を表示するホロスクリーン上で爆発が表示されて戦闘指揮所内に歓声が響き渡る――これまで幾度となく人類の危機に威力を示した『マクロス・キャノン』ならば、今回も敵に大ダメージを与えただろうと言う一種の神話のように人々は絶大なる信頼を持っていた……だが、『マクロス・キャノン』が命中した宙域を調べて撃沈判定を出そうとしていた女性士官は、ホロスクリーン上に表示された敵艦の姿に驚きながらも詳細な調査をする……結果、『マクロス・キャノン』は命中したが、敵 重戦艦級バジュラに何の損害も与えていない事が判明した。

 

「待って下さい、敵艦反応健在!」

「――なんだと」

「……バカな」

 

 『マクロス・キャノン』が命中したにも関わらず無傷である事に驚愕するグラス大統領とレオン、爆炎から姿を現した重戦艦級バジュラの船体は紫電を放ちながらも確かに健在であり、小癪な真似をした目の前の空母に三連装砲塔の照準を向けた。

 

 


 

 

 宇宙では無数の爆発が起こり、前回の襲撃の恐怖もあって市民たちは我先にと逃げ惑う。そんな混乱するコンサート会場の観客席で、通路に立ったランカは宇宙で繰り広げられている光景を呆然とした様子で見上げていた……どうしてあの生き物たちはこの『フロンティア』に来たのか、何故あの生き物たちは私達を襲うのか。

 

「またバジュラ――どうして?」

 

 そう呟いたランカの腹部が突然光を放ち始め、急に襲った苦しみにお腹を押さえながらしゃがみ込む――彼女の脳裏に過去の記憶、第117次大規模調査船団がたどり着いたガリア4での記憶がフラッシュバックする――幼い彼女の歌に反応したようにガリア4の空に複数のフォールド回廊が形成されるその光景が。

 

『――あ、バジュラが』

『――逃げるのよ、ランカ』

『……えっ?』

『……バジュラは、あなたを狙ってくるのかもしれない』

『――えっ、私を?』

 

 幼い自分と兄を優しく見詰めていたその女性が、空に浮かんだフォールドの光を見て慌てて自分達を避難させようとしていた……自分と同じような緑の髪を持ったその女性は何と言った? 

 

「……バジュラが、私を?」

 

 失われていた過去の記憶を思い出したランカは顔を上げて呆然とした様子で呟く……バジュラが自分を? 何故、どうして? よろけながらも観客席のシートに掴まりながら何とか立ち上がったランカの近くに兵隊バジュラの流れ弾が着弾して爆風にさらされる。

 

 バジュラの攻撃は無差別で動くモノ全てを攻撃しており、このコンサート会場の出口にもバジュラの攻撃が命中して、避難しようとしていた人々が折り重なって動かなくなっていた。

 

「……このままじゃ…このままじゃ、またみんな……死んじゃう」

 

 


 

 

 コンサート会場の中心に立つコンビナート風のセットの上でバジュラによる襲撃で被害が増していく光景を見ている事しか出来ないシェリル。彼女の身を案じたコンサート・スタッフが非常口の扉を開いてシェリルに向けて避難を促す。

 

「……でも、私はまだ――」

 

 逡巡するシェリルだったが突然バジュラの攻撃がセットを直撃した余波で吹き飛ばされ、痛む身体を起こした所に飛来した兵隊バジュラが爪を振り上げた所を滑り込むように乱入してきた白いバルキリーが兵隊バジュラを攻撃して撃墜――巻き起こる爆発からシェリルを庇うように腕に装備された防弾シールドを彼女の前に展開して爆風から守る――それは早乙女アルトの乗るVF―25であった。彼は爆風が収まった事を確認すると機体の向きを変えて片手をシェリルの方へと伸ばす。

 

『――シェリル、乗れ! 早く避難を!』

「――アルト、どうして此処に? 『ギャラクシー』の避難民は!?」

『――無事だ! だから早く――』

 

 目まぐるしく変わる状況に付いて行けないシェリルが戸惑っている内に、アルトのバルキリーを見つけた別の兵隊バジュラが攻撃を仕掛けてきて、やむを得ずバジュラの排除を優先する……だがシェリルを守りながらの戦いは、バルキリーの持ち味である機動性を生かせず苦戦を強いられた。

 

 そんなアルトの戦いを観客席から見ていたランカは、先ほどスピーカーからの声で突然現れたバルキリーに乗っているのがアルトだと気づいて驚き、腹部がまた輝きを放って痛みのあまりにお腹を押さえる……幸い痛みは直ぐに引いたが、状況は変わっていない――誰もいなくなった観客席、夜空には赤と青の光の軌跡が舞い狂う。

 

「――アルト君? あぅ!? バジュラ……このままじゃ、みんなが、アルト君が……」

 

 破壊された街並みに転がる戦闘車両の残骸、シェルターで恐怖に怯える人々。孤軍奮闘しながら、誰かを守るべく一人でバジュラに立ち向かうアルト……燃えがるバス、攻撃によって崩れ落ちるマクロス級の姿……過去と現在の光景が混ざり合って、最悪の未来を想像するランカ。

 

「……このままじゃ…このままじゃ……」

 

 必死に対空砲火を放つトマホークがバジュラの攻撃で爆発して市民ごと吹き飛び、多数に無勢で押されるアルトと瓦礫と化す街並み……ランカの身体を光が包む……今の彼女は知らない事だが、彼女の感情の高ぶりが腸内にいる“ある”細菌を活性化させていた。

 

 ……もしもバジュラが、この私を狙ってくるのなら

 

「……私……わたし!」

 

 意を決したランカは立ち上がり、周囲を見回して何処に行くべきかを判断すると、迷わず階段を駆け下りる。極限状態に陥り、ほとんど思考停止したような状態だが、誰かが死ぬのを見たくない、大切な人を守りたいという一心で駈ける彼女は、そのまま誰も居ない良く見えるように桟橋を雄たけびを上げながら駆け抜ける――その声に気付くシェリル。

 

「――ランカちゃん?」

 

 桟橋を駆けるランカの背後から釣られるように付近のバジュラが集まっていき――それはアルトと戦いっていたバジュラの群れも同様で、何かに気付いたように攻撃を停止すると踵を返してランカのいる桟橋の方向へと飛び去る。

 

「……なんだ?」

 

 突然バジュラの行動が変化した事に戸惑うアルトを尻目に、周囲に居るバジュラの群れの全てが桟橋へと向かい、その中にはひときわ大きなバジュラも存在していた。

 

「――まさかあの子、バジュラを自分に引き付けようとして――アルト! ランカちゃんは自分が囮になるつもりよ」

『――囮?』

「――行って、早く!」

『――くそっ!』

 

 桟橋の端まで走ったランカはそれ以上進めず足を止める――彼女の頭上に兵隊バジュラを従えたひと際大きなバジュラが飛来し、その重厚感に気圧され下がった先には桟橋はなく、人工重力に引かれて海面へと落ちるランカに向けて巨大な前脚を突き出して捕獲すると、夜空に向けて飛翔する。

 

「――ランカ!」

 

 ランカを連れ去るひと際大きなバジュラ――ハウンド・バジュラを追い掛けるアルトを見ながら、シェリルは非力な彼女が見せた精一杯の勇気を踏みにじるバジュラに憤りを……そして連れ去られたランカの安否を気遣う。

 

「……ランカちゃん」

 

 

「――バジュラめ、どうしてランカを!」

 

  夜空を飛翔するハウンド・バジュラの後を追いかけながら、何故ランカばかりがこんな危険な思いをしなければならないのか、と憤る――突然船団に襲い掛かって、多くの市民を殺して、今またランカのような非力な少女を攫う……理不尽の権化のようなバジュラの行動が理解出来ずに怒りのような感情を覚えるアルト――怒りに任せてスロットルを全開にしてハウンド・バジュラに迫るが、それが隙となって後方から迫る兵隊バジュラに気付くのが一瞬遅れて攻撃を回避するのがコンマ何秒か遅れ――兵隊バジュラの生体炸裂弾頭を翼に被弾してコントロールを失って落下していく。

 

 

 攻撃を受けて墜落していくアルトを見て呆然としていたシェリルは彼の下へ駆け寄ろうとするがかなう筈もなく、ただ彼の名前を呼ぶ事しか出来なかった――そして、その光景を見ていたのはシェリルだけではなく、偵察用ドローンのカメラで一連の出来事を観察していた翡翠とノノも、ランカがハウンド・バジュラに拉致され、それを追ったアルトが被弾して落下する様を見ていた。

 

「――ランカが、なけなしの勇気を振り絞って囮となったというのに……翡翠、貴方はまだ動かないつもりなの?」

 

 サンフランシスコ・エリアの自宅から騒動が起こっている横浜エリアの摩天楼の屋上で、空間投影型スクリーンに表示された偵察用ドローンから送られてきた映像――被弾して墜落するアルトを尻目に夜空へと飛翔するハウンド・バジュラを指さしながら、ノノは腕を組んでただ映像を見ている翡翠を非難する。

 

 ……だが、それでも翡翠は動かなかった。

 

 




 どうも、しがない小説書きのSOULです。

 戦いの場をフロンティアに移して、バジュラの攻撃の中でランカは覚悟を決めました。
 それぞれが出来る事をする中で翡翠は静観を選択し、ノノは不満を募らせていく……二人の考え方の相違が浮き彫りになり、それは後々に響いてきます。


 では次回 第16話 Frontier Defense Line2 フロンティア防衛線2 6/28 0時更新に予定です。防衛戦は3部作になってます。ではでは~。
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