マクロス・フロンティア 迷い子たちのディソナンス   作:soul

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アンコクノプリンセス編


 『光の回廊』より姿を現した宇宙怪獣軍団の切り札――二柱の巨大な移動要塞惑星の登場により、圧倒的な劣勢に立たされた『マクロス・クォーター』を始めとする『S・M・S』・新統合軍の連合艦隊……ノノと翡翠によって生み出された異なる世界の技術を組み込まれた『新バスター軍団(改型ゼントラーディ自動制御艦隊)』と『Re:MODELERS・シリーズ』艦隊の驚異的な能力を以てしても、二柱の強大な敵の前には無力に等しかった。

 ――そんな絶望的な状況下の中、翡翠は高らかに宣言した――『新バスター軍団(改型ゼントラーディ自動制御艦隊)』と『Re:MODELERS・シリーズ』艦隊の集合的最終形態――対高位存在用最終決戦兵器『ギガ・バスター』の出陣を。

 『新バスター軍団(改型ゼントラーディ自動制御艦隊)』と『Re:MODELERS・シリーズ』艦隊――約二万の改修型戦闘航宙艦の集合体、全長約千キロの巨大な人型決戦兵器を駆るノノと翡翠は二柱の移動要塞惑星へと果敢に挑み……全長千キロを超える巨体は見るも無残な姿となって、崩壊寸前であった。





第74話 決戦 移動要塞惑星 中編

 

 

 バスタッァァアアー! ミサイル!!

 

 この世界の自動兵器工廠衛星のラインを用いて用意した物質・反物質反応を用いた光子魚雷や、量子理論的真空から膨大なエネルギーを抽出して破壊力に変換する量子魚雷が『ギガ・バスター』の全身に装備されている魚雷ランチャーから射出されて、亜光速に達した魚雷群は二柱の要塞惑星へと到達する――が、要塞惑星の大気圏は大気組成を変質させており、大気圏へと突入したモノは想定以上の熱により融解して大気の上層で破壊されてしまう……それだけでなく、辛うじて原形を保っていても要塞惑星から放たれる無数の光弾に撃ち抜かれて、バスターミサイルは要塞惑星の地表まで到達する事すら出来なかった。

 

『……ダメ。大気圏だけでも厄介なのに、地表を覆う対空砲塔群を抜けない……』

『……しょせんは害獣の癖に生意気な―――マグネトロン・ウェーブ最大出力で照射――くらえ、デカブツ! 『バスター害獣落とし』!』

 

 二つ目の『光の回廊』出現以降も、絶え間なく別の宇宙への次元回廊を通って宇宙怪獣は姿を現し――その数は億に届くだけの勢力となっていた。

 

 億を超える宇宙怪獣による無数の光弾による攻撃を、翡翠謹製の謎技術による重力慣性制御によって周囲の空間をかき乱すことなく千キロ近くの巨体で華麗に舞い、ノノ曰く翡翠の性格の悪さを体現している極悪兵器スピアーを全身から撃ち出して硬い外殻に覆われた宇宙怪獣の船体に突き刺すと、複数の同期させた縮退炉群の膨大な出力に裏打ちされた超強力なマグネトロン・ウェーブを照射して無理矢理宇宙怪獣達の軌道を変えて二柱の要塞惑星へと放り投げた。

 

 ……だが幾ら巨大な宇宙怪獣を質量兵器代わりに使用しようとも、惑星規模の敵の表面全てを覆う蠢く筒虫による隙間ない対空砲塔群によって地表に届くことは無く、逆に二柱の移動要塞惑星による強烈な砲火の前に『ギガ・バスター』はジリジリと削られて行った。

 

『くっ! このままでは押し切られる!?』

 

 『ギガ・バスター』の中枢制御システムと化しているノノは、恐るべき敵である二柱の移動要塞惑星の力の前にジリジリと不利な状況に追い込まれている事に焦燥感を募らせる……地球と同等クラスの惑星を同化変質させて移動する要塞拠点と化した二柱の移動要塞惑星の攻撃力の前に表面装甲を削られていき……何より、先ほどから全方位(・・・)から撃ち込まれる高出力ビームに警戒する必要性があり、それがノノの精神に多大なストレスとなっていた。

 

『――ノノねぇ、また来た!?  方位280 マーク60(10時の方向、角度プラス60)!』

『――くっ!? ホーミング・レーザー!』

 

 両腕を構成する無数の改型ゼントラーディ自動制御艦の艦首より主砲が発射され――翡翠の謎技術 事前に散布された空間制御型ナノマシンによって射線上の空間が湾曲して、改型自動制御艦より発射された大型誘導収束型ビームが迫り来る敵の大口径ビーム群を迎撃する……だが、湾曲するのは『ギガ・バスター』のホーミング・レーザーだけではなかった。

 

 二つの移動要塞惑星から次々と撃ち出される大口径ビームのいくつかが、周囲に展開する無数の宇宙怪獣軍団の中でも特徴的な巨大な菱形の本体の両極に無数の巨大なノズルを生やした宇宙怪獣へと向かい――本体である菱形の中央部が開くと、高電圧によって溶けて鏡面の様な状態になった巨大な金属の鏡の様な内面が現れる。

 

『――これは、曲がる奴だ! 狙いは『クォーター』!?』

 

 要塞惑星の大口径ビームを菱形の内部の金属面で受け止めて逸らす事でビームの軌道は大きく変化して別方向へと向かって行く――その先には『S・M・S』・新統合軍の連合艦隊が居て――その中の一隻 可変攻撃宇宙空母『マクロス・クォーター』を標的にしていた。

 

『――くっ!? やらしい事を!』

 

 強力なシールドを装備していた『Re:MODELERS艦』数百隻を崩壊させた強力な大口径ビームに襲われる『クォーター』を守るべくビームとの間に無理矢理『ギガ・バスター』の身体を滑り込ませて、その身でビームを受け止める……先ほどから絶え間なく襲って来る大口径ビームの中に変則的な軌道を取るモノが含まれていた。

 

 周囲に存在する宇宙怪獣軍団の中に、初代バスターマシン『ガンバスター』と戦った挟撃怪獣が含まれ、『ガンバスター』のバスタービームをも無効化した挟撃怪獣の硬化した金属面を鏡のように利用してビームの軌道を曲げて予想だにしない方向から攻撃を仕掛け……その中には『ギガ・バスター』ではなく、周囲に居る『S・M・S』・新統合軍の艦艇や援軍にきたバジュラの群れをも標的にしたモノも含まれており、いくら『アルテミス』と同様の位相変換シールドを搭載していようとも、百隻近い艦艇や巨大な女王バジュラ(グラン・マ)を守りながらでは絶望的なまでに不利であった。

 

 『ギガ・バスター』の機体の状態を調整しながら翡翠は難しい表情を浮かべていた……害獣どもが移動要塞惑星と言う切り札的な代物を送り込んで来た事に対抗して、こちらも『ギガ・バスター』という切り札を切ったが……どうやら想定が甘かったようだ。

 

 麗しき義理の姉は一人も犠牲にしないとばかりに『ギガ・バスター』を操り、その身を盾にする事すらも(いと)わずに大口径のビームの射線に割り込んで連合艦隊の船や甲虫たちを守っている……いくら位相変換シールドという防御システムを装備した全長千キロの巨体であろうとも、このままではいずれ崩壊するだろう

 

 ビームを受けてダメージを負った部分に、構造維持フィールドを強化する事で応急的な対応をしながら、翡翠の超感覚は周辺宙域の動きを探る……此方のピースが揃うには、もう少し時間が掛かるようだ。

 

 


 

 

 可変攻撃宇宙空母『マクロス・クォーター』ブリッジ

 

「――敵要塞惑星からの攻撃来ます!」

「取り舵一杯!」

「――どちくしょうがぁああ!」

 

 ブリッジに設置された天球型のホロ・スクリーンで、『ギガ・バスター』と複数の惑星級宇宙怪獣の戦いの推移を見守っていたモニカは、ある時点から惑星級宇宙怪獣の攻撃に変化が現れた事に気付いた――惑星級からの攻撃が『ギガ・バスター』だけでなく連合艦隊の艦艇やバジュラ達をも標的にし始めた事に。

 

「……これが、翡翠が言っていたマイナス方面……悪意に塗れた宇宙怪獣……」

 

 弾薬を撃ち尽くして帰艦したバルキリー部隊の補給状況をモニターしていたキャシーが呟く……ノノ達の地球が相手にしていたのは、先天的行動を以てして活動する言わば現象のような存在だったが――二つの『光の回廊』から現れた彼らは明らかに知的生命体を殲滅することに特化した――ただ相手を滅ぼすだけでなく、悪意をもって弄ぶ、邪悪な存在であった。

 

「……我々に攻撃を仕掛ける事で、『ギガ・バスター』がフォローに回らなければならない状況を作り出して、『ギガ・バスター』を疲弊させていく……悪魔だわ」

 

 キャシーの視線の先には、宇宙怪獣の攻撃の中から数割が連合艦隊に向けて襲い掛かり、それを阻止すべく動く『ギガ・バスター』。

 

 『ギガ・バスター』の前に立ち塞がる二つの移動要塞惑星は、その威容に相応しい強力な攻撃力を持ち、赤道に当たる表面に整然と並ぶ火山を模した大口径ビーム砲の威力は古代プロトカルチャーによって作り出されたゼントラーディの戦闘艦の中でも母艦の役割を果たすボトルザー級機動要塞の主砲と同等のエネルギーを放射し、惑星規模の敵による無数の砲撃が『ギガ・バスター』を襲った。

 

 そんな苛烈な攻撃を、『ギガ・バスター』は千キロの巨体を覆う布状の装備で往なし、極悪装備である半透明な槍『スピアー』を持って あろう事かキロ単位の船体を持つ他の宇宙怪獣を操って二つの要塞惑星へと投げつけるなどと言う暴挙に出た……こんな無茶苦茶な事をするのは、あの(・・)翡翠とかいう異星人の少女の仕業に違いない。

 

 ……そんな、もはや人類では手の届かない攻防の中で、ある時を境に『ギガ・バスター』を攻撃していた移動要塞惑星の大口径ビームの何割かが、聯合艦隊の艦艇に向けて発射されるようになったのだ……ボトルザー級の主砲と同等クラスの砲撃を防ぐ術はなく、誰もが絶望に顔を歪ませた時、巨大な影が割り込んで大口径ビームを防いだ――『ギガ・バスター』だ。

 

 だが、それからも二つの移動要塞惑星は『ギガ・バスター』に攻撃を仕掛けながら、そのいくつかの大出力ビームを周囲に浮かぶ二つのコーンが繋がったような宇宙怪獣にぶつけて軌道を曲げて連合艦隊に向けるという嫌らしい攻撃を混ぜ込んでくる……これが翡翠の言っていた、はるか古代から活動してマイナス方面に振り切れた邪悪な知性を獲得した宇宙怪獣……。

 

 二つの移動要塞惑星からの苛烈な攻撃の前に、巨大な『ギガ・バスター』といえども表面装甲はボロボロになって、もはや敗北寸前にように見える

 

 ……なんとかしないと……でも、どうやって。

 

 『ギガ・バスター』の敗北は、すなわち銀河系全ての知的生命体の滅亡を意味する……別の宇宙への次元回廊である二つの『光の回廊』から無数の億を超える宇宙怪獣の大軍団がなだれ込んできて、全てを滅ぼすだろう。

 

 焦燥感からか無意識に爪を噛んだキャシーは打開策を考えるが、二つの惑星級の敵に対して有効なのは反応弾やディメンション・イーター位しか考え付かず、その頼みの反応弾やMDE弾頭は『光の回廊』から出現した億を超える宇宙怪獣軍団との戦いで消費し、現在補給を行っているが残弾数は心許ない数しか残っていなかった……そんな中、声を上げたのは艦内のステータスなどを管理しているミーナ・ローシャン伍長だった。

 

「――艦長、提案があります」

「……聞こう」

 

 


 

 

『ノノねぇ! 方位024、マーク35(13時の方位、角度プラス35度)からのビームが軌道変更! 狙いはグァンタナモ級だ』

 

 ――バスタァアアア・シィィイイイルド!!

 

 迫り来る無数の高出力ビームの中の数本が、挟撃怪獣の金属面に接触してその向きを変える――その先には、持てる力の全てを屈指して未来を掴もう奮戦するグァンタナモ級宇宙空母が存在しており、高出力ビームが接近している事を感知したクァンタナモ級がスラスターを吹かして逃れようとするが既に遅く、数本の高出力ビームがクァンタナモ級宇宙空母に直撃する寸前――巨体を翻した『ギガ・バスター』が広げるバスターシールドが高出力ビームとクァンタナモ級の間に割り込む。

 

 薄くとも縮退物質で構成され、その表面に翡翠の謎技術によって位相変換システムが組み込まれたバスターシールドが高出力ビームを虚空の彼方へと追いやった。

 

『……ノノねぇ、今の無理な機動でメイン・フレームの5パーセントが崩壊……周囲のMODELERSで補強したけど、このままじゃ持たないよ』

『……それでも、犠牲を出す訳にはいかないよ』

 

 惑星級からの絶え間ない攻撃と、聯合艦隊に向けた砲撃を防ぐ為に何度も無理な機動を行った事により、千キロを超える巨体を持つ『ギガ・バスター』と言えども蓄積されたダメージによって厳しい状況に陥っていたが、ノノは頑なに極力犠牲を出さない為に軌道を曲げて連合艦隊を襲う高出力ビームを防ぎ続けて、ダメージが蓄積していく。

 

 この世界とも、翡翠の世界とも異なる世界の地球で生み出された太陽系絶対防衛システムの司令塔として生み出されたノノねぇには、当時の人間達の生き残りたい、未来が欲しいという切なる願いが込められている――故に一万周期もの間、旗下の無人バスターマシン軍団を指揮してたった一人で母星を守り続けて来たノノねぇには人々を切り捨てるという行為が出来ないのだろう。

 

 ……だが、このままではそう遠くない時に『ギガ・バスター』は限界を超えて崩壊する……翡翠は意識を二柱の移動要塞惑星より少し離れた宙域へと向ける……もう少し、もう少しで全てのピースが揃う。

 

 


 

 

 対高位存在用最終決戦兵器『ギガ・バスター』の中枢システムとリンクしているバスターマシン7号ことノノは、千キロを超える巨体の様々な場所から送られて来るエラーコードを処理しながら、二つの移動要塞惑星からの大口径砲群による強力なビーム攻撃だけでなく、『光の回廊』から湧き出して来た無数の宇宙怪獣達からの攻撃にも対処していたが、ある時点から『ガンバスター』の戦闘データーにある挟撃怪獣の鏡のような金属面を利用して高出力ビームの軌道を曲げて予想外の方向から攻撃を仕掛けたり、後方から援護射撃をしてくれている連合艦隊を標的にした攻撃が含まれていた。

 

 ……これがマイナス方面に進化したと言う事……確かに、これまで戦ってきた宇宙怪獣とは違う。

 

 エルトリウム艦隊(銀河中心殴り込み艦隊)による『カルデネアス計画』――超巨大戦略兵器『バスターマシン3号』により、巣である銀河系中心部ごと吹き飛ばされた宇宙怪獣……だが、その天文学的な数を持つ宇宙怪獣の全てを吹き飛ばす事は叶わず、太陽系は宇宙怪獣の残存勢力の侵攻を幾度となく受けた。

 

 只々圧倒的な数で押し寄せる宇宙怪獣との戦いに疲れ果てた地球人類は、無人バスターマシンによる太陽系絶対防錆システムを構築し、その司令塔として持てる技術の全てを注いだ『バスターマシン7号』を据えて人類は太陽系に引きこもった。

 

 以後、襲い来る宇宙怪獣の残存勢力を幾度となく撥ね退けたバスターマシン7号ことノノ……残存勢力とはいえ宇宙を埋め尽くす数で、意志や知性らしきものは存在せず、反射や防衛と言った先天的な活動を行い、共生関係にある群体が絡まりあって混ざり合い、強力な宇宙艦隊を組んで人類殲滅に向けて只々進む……彼らの存在は確かに脅威であったが、そこには戦術や戦略と言った知性はなく、今戦っている移動要塞惑星の攻撃のような、仲間を標的にする事で此方の出血を強いるような嫌らしい戦い方をして来ることはなく、只々宇宙を埋め尽くす――まるでそういう現象であるというような攻撃を仕掛けて来るのだ。

 

 ……二柱の移動要塞惑星の赤道面より強力な大口径ビームが絶え間なく発射され、周辺に存在する億を超える規模にまで膨れ上がった宇宙怪獣の大軍団から射出される津波の如き光弾の嵐の前に、表面装甲を削られてメイン・フレームにまでダメージを負う『ギガ・バスター』……しかも相手は挟撃怪獣の金属面を利用した偏向攻撃によって連合艦隊の艦艇を狙い、防御に入る『ギガ・バスター』に更なるダメージを強いる。

 

 危険レベルにまでダメージを負っている『ギガ・バスター』だが、味方である連合艦隊を見捨てるという選択肢はない――それはノノの、バスターマシン7号の存在理由(レゾンテール)に反する行為だから。

 

 ――たとえ、どれほど不利な状況だろうと、決してあきらめず。

 ――『努力』と『根性』で突き進む。

 

 ――それが、ノノのメモリー奥底に刻み込まれた第一原則。

 

 人類の未来を切り開く為に己を奮い立たせるノノ……そんな時、機体の制御をしている翡翠が使用しているシステムの一部が奇妙な動きをしている事に気付いた……センサーは敵である移動要塞惑星の動きを逐一監視しているのだが、センサーの一部が要塞惑星ではなく、その周辺宙域へと向けられている事に。

 

『……翡翠、一体何をしているの? またどんでもない事をしようとしているんじゃないでしょうね!?』

 

 これまでの所業から詰問口調になるノノ……自覚があるのか、思念波通信だというのに翡翠は器用に苦笑する気配まで送って来て――後もう少しでピースが揃うんだ、と告げた後にわざわざ映像通信を繋げて来て、ホログラフィの中でにやりと笑みを浮かべた。

 

『――最後のピースが揃うまでの時間を、どうやら歌姫たちが稼いでくれるようだよ』

 

 その言葉に意識を連合艦隊の方に向けると、『S・M・S』と新統合軍による連合艦隊の中心部に位置した可変攻撃宇宙空母『マクロス・フロンティア』の左舷飛行甲板上に設置された特設ステージ上には、赤と黒の煌びやかな以上に身を包んだシェリル・ノームとランカ・リーの二人の歌姫が決意の眼差しと共に立っていた。

 

 

 

 




 どうも、しがない小説書きのSOULです。

 宇宙怪獣の切り札である二柱の移動要塞惑星に果敢に戦いを挑んだ『ギガ・バスター』と言えど、これまでノノが戦ってきた本能のみで行動する宇宙怪獣達と違い、太古の昔から存在して数多の文明を滅ぼす事で学習し、マイナス方面の知性を獲得した宇宙怪獣の前に敗北寸前にまで追い込まれています。

 ――そんな『ギガ・バスター』の危機に、二人の歌姫が再びステージに立つ。

 次回 第75話 決戦 移動要塞惑星 後編 4/11 0時更新予定です。
 では、では~。
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