「…あれ?」
真昼の疑問を持った様な声に俺は真昼の方に目線を向けた。今は俺がソファに座って、真昼が夕食の洗い物を片付けるためにキッチンに立っている。俺を見て目をぱちぱちしながら何か驚いた様子でこちらを見ていた。
「どうしたんだ?」
「いえ……。あの、ゆうくん前よりも体、がっしりしてませんか?」
真昼に言われて俺は自分の体を改めて見て見ると、確かに真昼と初めて会った時とかよりも筋肉が付いた。腹筋はもう六つに割れてるし、腕とかも筋肉質になってきていると思う。夜にやっている鍛錬の成果だろう。
「あー、真昼と会ってちょっと後くらいから筋トレしてたんだよ。ちょっと厳しい系の」
「え…?私と会ったのって2ヶ月前くらいですよね…。そんなに変わるものなんですか…?」
「ああ、超回復って知ってるか?」
「筋繊維が治った時に強靭になるものですよね…?」
さすが優等生。
「そうだ、俺は鍛錬の時に筋繊維をボロボロにしながら魔法で治しているんだよ。言うなら実践向きの筋肉かな」
真昼はへえ〜、と言う顔をしながら俺のことをじっと見つめている。その視線は腹筋や腕などに注がれている気がする。俺はもしかしてと思い聞いてみる。
「もしかして、触ってみたいのか?」
「えっ!?」
真昼はどうしてバレたの!?、とゆうふうな驚きを見せながら俺を見てきた。
「い、いえ…さ、触りたいかどうかなら、さ、触ってみたい…と、お、思っています、けど……」
後半に行くほど小声になっていく真昼に少し笑ってしまう。真昼は顔を恥ずかしさからか赤く染め、キョロキョロと視線を彷徨わせている。
「じゃあ触ってみるか?」
「……。お、お願いします」
キッチンから歩いてきて俺の横にちょこんっと座った真昼は恐る恐ると言った様で俺の腕に手を伸ばした。俺は真昼が触りやすい様に腕を差し出す。真昼は何故か目を少し輝かせながら俺の腕を触っている。
「あ、あの!」
「ん?どうした?」
「お、お腹も触って、いいですか?」
俺は別に困ることも無かったので服を捲る。真昼は興味津々な様子で人差し指で腹筋をぷにぷにしている。…。ちょっとこそばゆい。
「…。で?どうだった?触ってみて」
「え?えーっと。腕は引き締まっていて、無駄な肉が削がれた様な印象でしたね…。腹筋はプニプニしているのに押し返す様な弾力があって少し面白かったです」
「お、おう」
真昼の真面目な答えに俺は少し狼狽える。…。どうやら俺は恥ずかしがる真昼を少し期待していたらしい…。すると真昼は何かを思いついた様な顔をした。
「あ!私だけ触ると言うのも、少し悪いですよね…。ゆうくんも、私のこと触ってみます…?」
………マ?いやいやいやいや、がんばれ!俺の理性!!とゆうか真昼は最近警戒心とかそう言うのが薄い気がする。いや、本当に。
「…。真昼はその意味わかってるのか?」
「え?何がですか?」
…。
「真昼は最近警戒心がなさすぎじゃないか…?普通の男ならそれを言われたらもう襲ってるぞ?多分」
「……。でも、ゆうくんはしませんよね?」
「…まあ、」
「それだったら大丈夫ですよ」
真昼はそれにと付け足して、
「私、いいと思っていない人にこんなこと言いませんよ?」
「!」
真昼の俺を見つめる優しい瞳が、笑みが俺を貫いた。真昼は突然ソファを立つと俺の前まで移動して、「失礼します」と言いながら俺の股の間に座る。
「どうぞ、好きに触っていいんですよ?」
真昼は俺の胸板に背中を預けてリラックスしている。それに対し俺は緊張でガチガチだ。後理性もヤバい。
「……。やっぱり、私には魅力がありませんか…?」
「っ!それは違う!!」
真昼の落ち込んだ様な声に俺はつい声を荒げて否定する。
「…。じゃあ、触ってくれますよね?」
「…」
俺はその瞬間嵌められたことに気づいた。もう引くに引けない状況になってしまった。俺は決意した、いつかこの小悪魔を打ち倒して見せると…!
「…。じゃ、じゃあ触るぞ…?」
「は、はい。どうぞ」
俺はまず、真昼の腕をとって裾を捲って、指を滑らすように撫でてみる。真昼の肌はとてもスベスベでいつまでも触っていたい様な中毒性がある。それと同時に毎日の肌などへの努力が垣間見えた。
「おお、スベスベだな…」
「っ!こ、声に出さないでください…!」
後ろからでは真昼の顔を伺うことができないが、耳は真っ赤だ。俺は指を前腕から滑らせながら二の腕の方に移動する。二の腕はさっき触っていた前腕と比べると何倍も柔らかい。俺はついつい触りすぎてしまう。
「あ、あの、あんまり二の腕は…プニプニしていて恥ずかしいので…」
「あ、ああ。悪い、なんかやめられなくて…」
そう言えば、女の子の二の腕はおっぱ、じゃなくて胸と感触が似ているらしい…。これ、考えたらダメだ。俺はこれを記憶から抹消した。
次はお腹を触ってみる。お腹の服を少しめくって、指でお腹をツンツンとしてみる。そして、ゆっくりと手のひらをお腹に置いてゆっくりと撫でてみた。お腹は華奢なのにきゅっとしまっていて、しっとりスベスベだ。たまに臍の上を通ると、ピクッと真昼が反応する。しかもさっきから悩ましげな声で、あぅ…、やら。んっ…、だったりとそんな声が耳の近くで漏れている。キッツ…。
「ま、真昼?大丈夫か?」
「ひゃ、ひゃい。大丈夫です…」
俺は何とか真昼のことを触ることを終わらせた。真昼は少しぐったりとした様子で俺にもたれかかっている。俺は真昼を落ち着かせる様に頭を撫でていた。…。何とか、耐え切ったな…。マジで理性がぶっ飛ぶかと思った。
「真昼…。これに懲りたら、もうこんなこと言わないようにな」
「は…はい」
俺と真昼に少し気まずい空気が走る。真昼の顔は多分真っ赤だし、俺の顔も真っ赤だ。
俺たちは無言だったが離れることはなく、2人が落ち着くまでずっと寄り添ったままだった。
。
誤字報告してくれてる人ありがとうございます!とても助かります…!
良かったら感想とか載せて行ってください。なんかやってほしいこととかあったらぜひ!(するかは知らんが
やっぱりオリジナルの回って欲しい?
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欲しい!
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要らない
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どっちでも
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まひるんに手を出すなカス