異世界から帰ってきたら天使様に世話された。   作:たかたけ

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筆が進まねえ…。あ、オーキャン申し込みしないと…。あー、どこの大学行けばいいんや…。あ、今日もう一回出すかも。あ、テスト勉強…。

短いです


甘やかしと約束。その9

いつの間にか期末試験が終わり、あとは結果を待つばかりとなった高校生たちは遊びや、部活などに精を出していた。

 

そんな中俺は何をしているのかと言うと、

 

「あの…そんなに見られると恥ずかしいのですけど…」

「いや、なんか暇だったからさ」

 

真昼が料理している姿を見るのは少し楽しい。動きに合わせてフワフワと動くポニーテールや、パタパタと忙しなく動いているのを見るとなんか癖になる。例えるなら子猫とかの動画見てる気分だ、いつまでも見れる。

 

「暇って…、私を見ていて面白いのですか…?」

「ん〜、まあ退屈はしないかな」

 

真昼は俺の答えに少し不満そうにジトッとした瞳を向けてきた。そんな事をしても可愛いだけだぞ。

 

「もう…。じゃあ料理を移すお皿を出してください」

「よしきた。任せとけ」

 

真昼と俺は2人並んでキッチンに立つ、俺は料理の皿を引き出しから出しながら聞いた。

 

「そう言えば、期末試験はどうだったんだ?」

「途中式などの書き間違いがない限り全て満点かと。…いきなりどうしたんですか?」

「いや、何かご褒美をあげようかなって」

「まだ、結果も出ていないのにですか」

「ああ、駄目か?」

「駄目、じゃないですけど…」

 

真昼は少し難しそうな顔をしている。そんな真昼を無視して俺は催促する。

 

「まあ、何か言ってみてくれよ」

「そ、そんないきなり言われても…、か、髪をもふもふするとか?」

「それは俺にとってのご褒美だろ、何かして欲しい事とかないのか?」

「して…もらいたい事、ですか…。ゆうくんに、膝枕して…もらうとか…?」

「何なら頭も撫でるぞ」

「………。じゃあ、お願いします」

 

真昼は自分で言ったことに少し気恥ずかしそうに頬を染めて俯いてしまった。

 

真昼が用意したご飯を食べて、俺はその皿を洗い終わってからソファの上でクッションに顔を埋めている真昼の横に座る。

 

真昼は俺のことを上目使いでチラッと見てから俺の肩にポスッと頭を倒してきた。

 

「?どうしたんだ、膝枕しないのか」

「……。しますけど、どうしてこんな事をいきなり言ってきたのか、少し気になって…」

 

真昼は俺に少し違和感を感じていた様だ。俺は思っていた事を素直に話した。

 

「…。この前、真昼熱出しただろ?」

「はい、そうですね」

「その時考え直したんだよ、最近少し真昼に負担をかけすぎたかなって。あってからなんだかんだ色々あったしな」

「…」

「だから、俺は真昼を甘やかす事にしたんだ」

「わ…!」

 

俺は真昼を俺の膝に寝かせた。そして優しく割れ物を扱うように撫でた。

 

「俺にとって真昼は大切な人だ。それにずっとお世話になってるし、その恩くらい返させてくれ」

「そ、それは!私がゆうくんに命を救われたお礼で…!恩を売っているわけじゃあ…」

「それでも、俺は真昼に感謝してる。ちなみに俺が助けたのも恩を売ってるわけじゃないしな」

「…」

「まあ、黙って受け入れてくれ」

 

真昼は頬をプク〜っと膨らませ、明らかに私、怒ってます。みたいな風貌だ。

 

「ゆうくんは、本当にずるいですね」

「…」

「私が断れないってわかってて言いましたよね」

 

真昼は怒った様な顔をやめて、甘い蜂蜜の様なはにかみを俺に見せる。

 

「じゃあ、私ももっと甘やかしてあげますね」

「これ以上甘やかされたら、真昼無しで生活できなくなるぞ…?」

「ふふ…。私も甘やかされるらしいですから、お互い様ですよ」

 

俺と真昼はお互いの顔を見合って笑った。俺はその後に「何なら自分から甘やかされに来てもいいぞ」と言うと真昼は「ばか…」と言ってそっぽ剥いてしまった。可愛いです。

 

✴︎ ✴︎ ✴︎

 

俺は真昼のサラサラとした亜麻色の髪を解きながら思いついた事を口に出した。

 

「真昼、クリスマスって空いてるか?」

「はい…?」

 

真昼はずっと撫でていたせいかいつもより目尻がとろんとして、完全に安心し切った様な顔をしている。

 

「クリスマスは特に何もなかったと思いますよ…?」

「じゃあ、俺とその日一緒に出かけないか?」

 

そういうと、真昼はパッと顔を明るくした。

 

「ほ、本当ですか!?」

「あ、ああ。真昼が断らなかったらの話だが…」

 

真昼は俺の腿の上でぶんぶんと頭を横に振る。

 

「そ、そんな勿体無いことしません!」

「お、おお。わかったから、落ち着け」

 

俺は真昼の頭を落ち着かせる様に撫でる。そして落ち着いた真昼はとても嬉しそうな笑顔で、

 

「クリスマスは、いつも1人で過ごしていたので…今年が初めて誰かと一緒にいるクリスマスです…」

「…」

 

真昼が言うにはいつも一緒にいたお手伝いさんもクリスマスは子供といる為に休んでいたのだとか。

 

「今年だけじゃない、」

「え?」

「真昼は俺のそばにいるんだろ、来年も再来年もお前が望むならどこでも連れて行くよ」

「ゆうくん…」

「まあその為には俺が真昼に見限られない様にしないとな」

「…。それは無いです。ゆうくんは、優しいですし、気遣いもできますし、紳士的ですし、かっこいいですし、私でも気づかない事を見抜いてくれますし、頭撫でるの上手いですし、そばにいると安心できますし、人のために動けるすごい人で…す……」

 

そこまで言うと、突然羞恥心が湧き上がったのか、顔を耳まで真っ赤にして両手で顔を隠してしまった。俺は真昼の手を優しくどかして頬を撫でた。

 

「真昼、顔真っ赤だぞ」

「っ!し、知りましぇん!」

 

俺はイタズラが成功した様に笑う。何か自分から墓穴掘りまくって恥ずかしそうにしてるのめっちゃほっこりする。

 

「噛んだな」

「うぅ…ゆうくん、意地悪です…」

 

真昼は分かりやすくシュンっとした。そして真昼は俺の表情を確認する様にチラッと視線を向けてくる。

 

「…あれ?ゆうくん、顔赤いですよ?」

「は?マジ?」

 

真昼は俺の顔を観察するようにマジマジと見つめてくる。

 

「ゆうくんって、もしかして褒められるの苦手なんですか…?」

「…」

 

俺は図星を突かれてバツが悪くなった様に真昼から目を背けた。今度は真昼が小悪魔的な笑みを浮かべた。

 

「意外なゆうくんの弱点知っちゃいましたね…」

「……。忘れてもらう事は?」

 

真昼はどことなく楽しそうに「出来ません!」と答えた。俺は真昼は絶対Sっけあるよな…。と、考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




おやすみグッナイ

やっぱりオリジナルの回って欲しい?

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  • まひるんに手を出すなカス
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