ヴィランテロショック事件をきっかけにヒーロー自体の評価はガタ落ちすると同時に、ヒーローよりも強い存在を世界が求める様になった。その結果国連公認の特権組織かつ対ヴィラン組織であるD forceが結成された。全世界放送で国連公認の特権組織かつ対ヴィラン組織であるD forceが結成されたこととShark総帥の演説が行われることになった。
Shark総帥「現在、ヴィラン達の活動が激化した事により、人々は不安と恐怖に苦しみ、悔しさと憎しみが募る事が増えている!悲しい事に今のヒーロー達にこの事態を収拾できる能力はない!ヴィランテロショック事件の時、ヒーロー達はヴィラン達の前では無力だった!世界中にいるヴィラン達に対して人々の憎しみを晴らして滅ぼす為に我々は立ち上がった!害悪なヴィラン達は粛正すべき存在である!我々は今ここにD Forceの結成を宣言する者である!」
Shark総帥の演説終了後、全ての国の首相含めて国連はShark総帥に拍手を送った。しかし、ヒーロー達の多くはShark総帥に対して批判的な反応だった。特にオールマイトの顔からは怒りの表情が滲み出ていた。
オールマイト「あの演説については、正直言って不愉快すぎるな……!」
エンデヴァー「好き放題言いやがって!あの殺戮野郎が!」
ミルコ「美味しいとこだけ全部持っていって、うち等のことは無力呼ばわりとはムカつく奴だよ!」
デク「僕達だって一生懸命だったのに!」
ウラビティ「あんな言い方はないよ!」
インゲニウム「俺達ヒーローは無力じゃない!」
ダイナマイト「演説で偉そうに言ってんじゃねえよ!」
ショート「俺達は人々に勇気を与えるヒーローだ!それをバカにするなよ!」
クリエティ「あの男のやることは、過激過ぎますわ!」
フロッピー「国連の承認があるとはいえ、確かに過激よ……!」
反対に多くの人々はヒーロー達のことを(自分達が情けなくて頼りないことを棚に上げてShark総帥を批判していて呆れる。それでヒーローと名乗ること事態おかしいんじゃ無いのか?最近のヒーローは本当にヒーローとして機能しているのか信頼できない。)といった辛口評価で、D Forceに対しては(Shark総帥のハイスペックならヴィラン達の制圧もヒーロー達よりも手早く力強く対処できる見込みもあるし、ヴィランテロショック事件では各国の首相とその家族を救出した実績もあるから信頼できる。)と高評価だった。
またヒーロー達の中にはヒーローをやめてDフォースに入隊する者達もいた。その名はヤイヴァーとマグナーである。なおこの2人はヒーロー科を卒業した後、防衛大学校にも通い卒業したため一応ではあるが将校としての資質はある。
ヤイヴァーの個性は刃、剣術等刃物の取り扱いに長けるスペシャリストでもあり刀やナイフ等の刃物なら自身の力で創造する事も可能。
マグナーの個性はトリガー、弓矢や銃火器といった飛び道具の扱いが得意であり銃や大砲等の飛び道具なら自身の力で創造する事も可能。
因みにヤイヴァーとマグナーはコンビでヒーロー活動をとり、お互いの特技を活かした遠近距離共に隙のない攻撃でヴィラン達に応戦している。
ヤイヴァー「あの演説を聞いて決心したぜ。俺とマグナーは、ヒーローをやめて、D Forceに入隊する。」
マグナー「ヒーローではヴィランに襲われた人々の恨みを晴らすことはできないからな。今後のことを考えると俺とヤイヴァーにとっては、D Forceとして特権を得て活動する方が良い。」
オールマイト「ヤイヴァー!マグナー!君達は、何を言ってるんだ⁈あの演説を聞いても不愉快に感じないのか?」
ヤイヴァー「ええ。不愉快に感じませんよ。」
マグナー「むしろ自分達がヒーローであり、人々の憎しみを晴らせない事に不愉快を感じますよ。」
エンデヴァー「正気か貴様等⁈」
ミルコ「あの総帥に従うってのかよ⁈お前等見損なったぞ⁈」
デク「僕達ヒーローにだって何かできることはあるはずですよ!」
ウラビティ「そうですよ!考え直してください!」
ヤイヴァー「何とでも言え。」
マグナー「それに考えに考えぬいた結果の答えだ。」
ヤイヴァー「それにこちとら防衛大学校出身の身でもあるから、入隊すれば将校になれるかもな。」
マグナー「そうなれば職業軍人として活躍できる見込みがあることだ。」
ヤイヴァー「という訳で俺達は、ヒーローをやめてD Force へ入隊するぜ。」
マグナー「じゃあな。」
ヤイヴァーとマグナーは、ヒーロー達の元を去ると同時にプロヒーローであることを辞めた。そして数日後、ヤイヴァーとマグナーはD Forceの大尉として入隊することが決定したことが世界で報道された。これには、ヒーロー達も動揺を隠せないでいた。
ヤイヴァー大尉「私達は、プロヒーローではなく、D Forceの大尉として活動します!」
マグナー大尉「ヴィラン達に苦しめられた皆様の恨みは我々D Forceが晴らして見せましょう!」
Shark総帥「彼等は元プロヒーローだけに高い戦闘力が高く、その上で作戦指揮案や武器の取り扱いにも長けている面等もありました。D Forceとして彼等が入隊し更に経験を積んでいけば時期に大佐、いや大将に昇進し、活躍できる日も近いです。勿論私も今後とも精進していきますので、何卒宜しくお願い致します。」
この2人の意気込みについて、人々から驚きはあったものの賞賛の拍手が送られた。
オールマイト「本当にD Forceに入隊したのか……。」
デク「それも大尉として入った様ですね……。予想外ですよ……。」
ウラビティ「ニュースを見た時は、ビックリしたよ……。因みに大尉ってどれだけ偉いの?」
インゲニウム「大尉とは軍の階級の一つで、尉官クラスの最上位にして少佐の一つ下に当たる。歩兵だと100〜200人程度の部隊の指揮官になる。」
クリエティ「警察官で言えば警部に相当しますわ。いわゆる幹部ですね。」
フロッピー「つまりいきなり、警部クラスで所属となると、結構偉い階級に相当するわね……。」
ショート「あの2人の連携により遠近距離攻撃は、全く隙もない。それに特殊部隊顔負けな作戦指揮案も考える等できてたから、あの総帥にあの待遇を受けたのだろうな。」
ダイナマイト「幹部だか大尉だか知らねえが、あの2人があの組織でこれからどうしていくのか正直俺は、気になるぜ……。」
ヒーロー達は本当にヤイヴァーとマグナーがD Forceの大尉として入隊した事に驚くと同時に今後どうなるのかを懸念していた。
一方、ヤイヴァー大尉とマグナー大尉はヒーロー時代の経験を活かしてヴィラン達を次々に制圧していった。ただし制圧するする時は、ヒーロー時代以上に残酷な仕打ちを行っていた。例えば逃げ去ろうとする凶悪ヴィランに対してマグナー大尉が5GV(ギガボルト)のパラライズ弾を脊椎に撃ち込んで動きを封じ込み、ヤイヴァー大尉がプラズマブレードで凶悪ヴィランの四肢を切断し人間ダルマにする等であった。
凶悪ヴィラン「やっべえ!D Forceだ!逃げろ!」
マグナー大尉「逃がすか!この虫ケラが!今だヤイヴァー!」
凶悪ヴィラン「アババババババババババババババババババ!」
ヤイヴァー大尉「任せろマグナー!貴様に手足等いらん!人間ダルマになっときやがれ!」
凶悪ヴィラン「ギャアァァァァッ!」
これには流石のヒーロー達もヴィラン達もドン引きしていた。残酷で情け容赦ない連携攻撃に驚愕した為である。しかし彼等は特権組織D Forceに所属している為、警察等からのお咎めは一切なかった。人々からは(やり方は過激かもしれないが、私達の恨みを晴らしてくれてるのでありがたい。)とヤイヴァー大尉とマグナー大尉を評価していた。またD Forceは単にヴィラン達をその場で殺すだけでなく、捕縛し拷問や処刑にかけることや表向きは更生だが実際は永久的に労働を強いる永久奉仕をさせることも辞さない等ヴィラン達には情け容赦なかった。