性転換、BL、GLあります。
「ということで、ニュー真希とニュー九郎だよ!」
五条先生は笑顔で紹介してくれる。俺は勇気を出して頭を下げた。真希は自信たっぷりだ。あ、もう俺か。
「改めてよろしくな!」
「よ、よろしくお願いします!」
反応は顕著だった。
「ええええええええええええええ!!! なんてことをしたの、真希さん!」
「おかか!!!!!!」
「体を入れ替えたってなんだよそれ!」
「うーん非難轟轟! まあそっか。でも当人は納得してるんだよね」
そうして、授業が開始したのだが。戦闘訓練なんてできるか、俺は抜けるぞ!
「もう嫌、痛いのは勘弁!」
「真希さんは勘弁なんて言わない!」
「おかか!」
「い、いじめないでよぉ……♡」
ぶりっこをすると、ゾワワワワ、と鳥肌を立てて乙骨と棘が拒否反応を示す。
「中身は男だよね? 女の子ぶりっ子して恥ずかしくないの?」
「しゃけしゃけ!」
責め立てるが、俺にも言い分がある。
「こっちは一般人だぞ。術式だって構築術式。家に入って呪具作ってれば良くない?」
「真希さんの体で……!」
そこで庇ってくれたのは、当人、九郎(中の人真希)だった。
「もう九郎の体だし、私は別にいいぜ? 私も好きにするし」
「真希さん!?」
「いやー、男の体って面白いな! ずりーぞお前ら」
「女の子の体もなかなか良さげ。ありがとう真希さん」
「もう、真希はお前だろ。私は九郎だ」
「そして俺は真希」
るんたったるんたった。
二人、喜びに踊り出す。
割と楽しそうな俺達に、乙骨と棘とパンダは肩の力を抜いた。
本人が納得しているならしょうがない。
「その調子で、直哉との結婚よろしくな! 私は乙骨と棘とパンダと友情を育むからよ!」
「は?」
「真希さん……」
「たらこ」
「うまいこと逃げたな、真希」
俺は絶望した。
「あ、今度の休み、新幹線のチケット取っといたから。一回実家に顔出してきなよ。いやー気が効くね、僕! ついでに真希、とと、九郎も挨拶しておいで」
「おー」
「Orz」
「が、頑張れー」
「明太子……」
「子供作ってくんなよ」
そうして、俺、真希は初めての実家に行くことになったのだった。
「ところでさ。俺の体で使ったお金って、俺に戻ってくるの、九郎に行くの?」
「ああー。どうしよっか。でも、九郎も何かと入り用じゃない?」
俺が五条先生と話していると、九郎(真希)が寄ってきた。
「何の話だよ?」
「あー、ね? 俺の体で五条先生が1週間バカンスして、その分のお金、返してくれる約束だったんだよ。五条先生の体を丁重に扱ってたら。俺、一応体に傷はつけなかったからさ」
「ん、そうだな。半分貰えたらありがたいけど。……ん? 悟、体奪われてた時散々怖い思いしたって行ってなかったか? それで夏油傑にすごく甘えてたような」
「げっ」
「は?」
「心配すんな、真希(九郎)! 私と真希(九郎)両方に支払ってくれるってよ!」
「わかったよ。その代わり黙っててよ?」
なんだかわからないが儲かったのでいいか。
「君が悟を虐めたって人だね」
よくなかった。
しかしすでに口止め料をもらっていた俺は甘んじて夏油のフルボッコを受けたのだった。
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