「最強でもないのに、なんで俺みたいな雑魚が狙われるんですか!?」
「メロンパンとやらを裏切ったからでは?」
「うわああああああ、そうだった!」
ゴロゴロ転がる、真希の体をした九郎。
「五条先生、早くメロンパン討伐して!」
「いやあ、向こうも作戦切り替えたみたいで、中々大変なようです。1000年掛けて契約した呪霊と1000人の呪肉体と特級呪霊ですからね」
「虎杖のお母さんは?」
「とっくに逃げてたそうです」
「うーん絶望」
「その代わり、虎杖悠仁の方も、扱いに困っているとか」
「うー、どうやったら狙われずに済むだろう」
よろよろと帰ると、真希さんのお母さんと目があった。
「襲撃があったと聞いたけど」
「うん、でも大丈夫だったよ」
「そのまま死んで仕舞えばよかったのに」
「Oh……」
「体を捨てた上に姉妹で結婚なんて。せめて、真希だけでもこの家と縁を切ればよかったのに」
「えー」
「そうすれば、真希だけでも自由になれたのに」
「真希さんのママン……」
「うちの娘はママンなんて言わないわ」
どうやら、真希さんのお母さんはお母さんなりに真希を思っているようである。
真希さんのお父さん?
ほんっとーに術式しか見てないらしく、術式が天与呪縛じゃなくなって呪力も上がったって言ったらならば良いって。ならば良いじゃねーんだわ。
中身娘じゃなくなっているんですよ!
ということで、家に入ることになった俺は、早くも子作りの義務とやらで直哉の寝室に侍ることになった。初回はロマンチックな場所でと言うことで、リゾートホテルに来ている。
真っ暗な部屋に入る。うわ、緊張するー。
「緊張しとる?」
「めちゃくちゃ緊張してる」
「わかるわ。自分も最初の最初は、流石に緊張したわ」
「?」
「でも、わからん事もあるんや。自分の事、なんで知ったんや?」
「!??」
目を凝らすと、直哉の頭に傷!!
「ハワワワワワワ」
俺は慌てて這って逃げようとする。
「君の術式はチェンジリング。予知の術式ではないはずだ。このままだと、流石に捕まりそうでね。この疑問は解いておきたい」
「誰が言うか、ばーか」
手が、伸びて。
「はい、そこまで」
現れ直哉を吹き飛ばしたのは、最強!!!
「ごじょ、ごじょ、五条先生!」
「ごめんねー。(九郎の体に入った)真希の方に来るとばかり思ってたんだよ。九郎の術式を狙ってね。天与呪縛はその魂に紐づいているようだから、殺して体を奪えば術式も復活するはず、とね。直哉は、残念だったね」
「こわ、怖かったよー!」
「はいはい、オツカレサマンサー! これでとりあえずは一件落着かな。あとは事後処理だけ! 僕頑張った!」
「ありがとうございます! 五条先生!」
「礼には及ばないよ。じゃあ、直哉の体は僕が回収しておくね。あとは若い人たちでゆっくりね、恵」
「え“」
「その、あー。よろしくな」
そっかー。めでたしめでたしで終わりじゃないのかー。
呪術師って大変です。
うわあああああああん!!!
最強に憑依しちゃったのは謝るから平穏な生活プリーーーーーーーーズ!!
ここ好き、感想ありがとうございます。
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
今度からマシュマロ返信していくことにしたので、よろしくお願いします!
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