黒幕希望のクロウン 作:一般通過犬
後は私が書きたかった!!!!
絆ストーリーなので先生視点でお送りします。
経済室に入ると、カナコは書類に向かって仕事を行なっていた。
私を見ると少し驚いた顔をして溜息を吐いた。
「...先生、まさか本当に来るとは思いませんでしたよ」
"一緒にお昼食べたかったし、体調も気になったから"
「...先生がキヴォトスに来てからは良くなりましたよ」
カナコは手を休めずに答える。
"...ご飯食べないの?"
「あぁ、それなら片手間に済ませれますから、お気になさらず」
「机はそこにあるモモカ用の机を使ってください」
そう言われ、机の方を見ればかなり綺麗な机と寝ころべそうなソファが置かれている。
"モモカ用の机にしては綺麗だね"
「まぁ、彼女が来た後に私がいつも片付けていますから」
「ごみを捨てる場所と汚していい範囲さえ決めれば、それに従ってくれますよ」
"なるほど"
納得した後にソファに座り、持って来た昼食を机に並べる。
「...待ってください先生、それが昼食ですか?」
「コッペパンと菓子パンが?」
"うん、そうだよ"
「はぁ~...そうだ、そうでした...先生はこういう方でした...」
"...?"
カナコは驚いた顔をした後にため息をつきながら小さく何かを呟き、こちらを見る。
「いいですか先生?」
「私のような小柄な体ならまだしも、貴方のような成人男性がその様な食事では倒れますよ?」
"でもお金が..."
「一体何を買ったんですか...?」
「戦隊ものですか??それともロボットものですか??」
「超合金のフィギアとかですか???」
カナコの圧に領収書を見つけたユウカを思い出し、つい目を逸らしてしまう。
「...まぁ、良いです。人の趣味嗜好に口を出すことは好みませんので」
「ただ、今の昼食を私が許容できるかは別です」
カナコはそう言って走らせていたペンを置き、立ち上がる。
そして、ツカツカと私のすぐ近くまで歩いて手を取る。
「先生、私が"食"の大切さを教えてあげます」
カナコに連れてこられたのは裏道を通った先にあるラーメン店だ。
中に入れば、大将と思わしき人物が数人の客に麺を湯がいている。
「ん...おぉ、カナコちゃんじゃねぇか!久しぶりだなぁ、仕事は落ち着いたのか?」
「いえ、今回はこの人の昼食がお粗末だったので、居てもたっても居られなくて連れてきちゃいました」
「それはいけねぇなぁ、食うものは美味い物に限る!それでこそ腹はもちろん、心も満たされるもんだ!」
「さぁ、座んな客人!」
大将は豪快に笑いながらカウンター席に水が入ったコップを置く。
カナコは私の手を引きながらそのカウンターに座り、私もその隣に座る。
「大将、何時もの二つ!」
「あいよ!」
"いつものって?"
「私がここによく来てた時は、大将オススメの半チャーハンセットを頼むんです」
「美味しいですよ」
"楽しみにしておくね"
そう言って少し待っていたが、カナコがこちらをじっと見つめてくる。
「......」
「先生、一つ聞いても良いですか?」
"うん、どうしたの?"
「先生はもし悪いことをしたら止めてくれますか?」
突然の質問に少し驚いたが、私の答えは決まってる。
"...もちろんだよ"
その回答にカナコは嬉しそうな、悲しそうな顔をした。
「へいおまちっ!」
そんな空気を消し去る様に目の前にラーメン、半チャーハンの順で置かれていく。
醬油スープのいい匂いが鼻腔を通じて空腹を刺激する。
「やっぱりいつ見ても美味しそうですね...頂きます」
カナコは手を合わせ、ラーメンと半チャーハンを豪快に食べ始める。
私も手を合わせる
"頂きます"
久しぶりのラーメンと半チャーハンは美味しかったが、重かった。
そして、代金はいつの間にかカナコが払い終わっていた。
~END~
1話の文章量はどれほどが良いか
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