五つ子のガールズバンド   作:ローマン

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 需要があるのか分かりませんが、五等分の花嫁原作での女オリ主があまり無かったのと、新作アニメが楽しみということで描きました





始まりの音

 

 

 

先生「今日からこのクラスに新しい仲間が増えることになった! さぁどうぞ!」

 

 

 

 お〜! この流れは転校生かな?

 

 あ、私の名前は星野麗音(ほしの れいん)

 

 旭高校の2年生で、将来の夢はシンガーソングライターだ

 

 まぁ、自己紹介はそこそこにして、今日はうちのクラスに転校生がやってきたんだ!

 

 

 

男子A「なぁ、あの制服って黒薔薇女子の…!」

 

男子B「黒薔薇ってあのお嬢様学校の…!?」

 

 

 

 男子たちからの反応は良さそうだね

 

 確かに転校生は目立たなさそうな感じだけど、普通に整った顔立ちをしてるし可愛いと思う

 

 

 

先生「それじゃあ、自己紹介してもらう。」

 

三玖「中野三玖です、よろしくお願いします。」

 

先生「それじゃあ…中野さんは窓側にある席に座ってくれ。」

 

 

 

 窓側にある席って…私の隣じゃん!?

 

 まぁ、最初は不安なこともあるだろうし、私から積極的に話しかけてみますか!

 

 

 

麗音「私、星野麗音! 中野さん、よろしくね!」

 

三玖「…よろしく。」

 

 

 

 あれ? 思ったより反応悪いなこの子

 

 あんまり人とは関わらない感じなのかな?

 

 

 

麗音「三玖ちゃんってヘッドホンかけてるね、音楽聴くの好きなの?」

 

三玖「嫌いじゃないけど、あんまり音楽聴くのに使ってない。」

 

麗音「へ? じゃあ何に使ってるの?」

 

三玖「ゲームとかするのに。」

 

麗音「あ〜、なるほど。」

 

 

 

 ゲームか〜

 

 あんまり私はやらないからな〜

 

 中野さんはシューティングゲームとか上手そうだな

 

 

 

三玖「星野さん、もしかして友達居ないの?」

 

麗音「え!? い、居ますよ〜!! たまたま中野さんと話してるだけで…」

 

三玖「じゃあ、その友達たちの所に行けばいいのに…なんで私に関わるの?」

 

麗音「なんでって言われてもな〜、気になる転校生だし、仲良くなりたいな〜って思ったから。」

 

三玖「ふぅ〜ん。」

 

 

 

 中野さんは興味なさそうな声を上げると、席を立ってしまった

 

 その後話しかけようとしたけど、中野さんの姿を見つけられず、そのまま放課後を迎えてしまうのであった

 

 

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

 

?「麗音ちゃ〜ん!!」

 

麗音「お〜! 美優〜!」

 

 

 

 この子の名前は水橋美優(みずはし みゆう)

 

 私の友達で、大人しそうな見た目に反して水泳部のエースである子だ

 

 

 

美優「今日は路上ライブやるの?」

 

麗音「うん、今日はやろうと思ってるよ! 一緒にやる?」

 

美優「うん! やるやる!!」

 

 

 

 まだ明かしていなかったが、私たちは地元の駅前などで弾き語りライブを行なっている

 

 最近では著名なライブハウスに呼ばれたりと、勢いをつけつつあるが、今年いっぱいで解散しようと2人で決めている

 

 

 

麗音「さてと、曲はどうしよっか?」

 

美優「私、【マリーゴールド】がやりたいかな。」

 

麗音「あ〜、あれか〜! 良い曲だよね!」

 

 

 

 ちなみにマイクは、近所の楽器店から一時的に借りてきたものを使っている

 

 

 

麗音「麦わらの〜♪」

 

美優「帽子の君が〜♪」

 

 

 

 そういえば、この曲は私たちが初めて歌った曲だったなぁ

 

 もうこの2人で出来るのもそんなに長くないのか…

 

 即興で歌ったから、立ち止まったお客さんはまばらだったけど、この時間が永遠に続いてほしいなとも思う

 

 

 

麗音「さてと、そろそろ帰ろっか。」

 

美優「そうだね。」

 

?「さっきの歌、すっごく良かったです!!」

 

麗音「お〜、ありがとね〜…ってその制服、旭高校!?」

 

美優「あれ? 四葉ちゃん!?」

 

?「もしかして歌ってたの水橋さんだったんですか!?」

 

美優「そうだよ、それとこっちのギターの子と2人でね。」

 

麗音「凄い〜、2人と…そっちの子は同級生なの?」

 

?「あはは、私のことはたぶん分からないよね〜…?」

 

 

 

 話しかけてきたのは、よく似た顔の2人組で、片方はショートヘア、もう1人はボブカットに緑のリボンをつけた子だった

 

 

 

一花「自己紹介するね、私は中野一花!」

 

四葉「中野四葉です! よろしくお願いします!!」

 

麗音「星野麗音、よろしくね!」

 

美優「水橋美優です、よろしくね。」

 

麗音「あれ…? 中野ってもしかして…」

 

四葉「どうかしましたか?」

 

 

 

 いや、まさかね…

 

 あの中野さんと姉妹なわけ…

 

 

 

一花「こういうの弾き語りって言うんだっけ? いつもここでやってるの?」

 

麗音「まぁ、確かに駅前では結構やってるかな〜。」

 

美優「さすがに毎日はやってないけどね。」

 

四葉「次やる時は教えてください!! 私たちまた観に来ますので!!」

 

麗音「お〜! ありがとね〜!!」

 

一花「そうだ、これ私たちのメアドだよ、良かったら交換しよう!」

 

美優「そうだね!」

 

 

 

 こうして私たちは、中野さん姉妹とメアド交換をしたのであった

 

 

 

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

 〜翌日、学校〜

 

 

 

 

麗音「あ、お昼忘れた。」

 

 

 

 しまった〜!! 朝、譜面の管理してたから、きっとそれのせいで忘れちゃったんだ〜!!

 

 お金、全然持ってきてない〜…

 

 そうだ、中野さんってお昼どうするんだろ…?

 

 

 

麗音「な、中野さん…?」

 

三玖「なに?」

 

麗音「良かったらさ〜、私とお昼食べない?」

 

三玖「遠慮しとく、もう食べる人いるから。」

 

 

 

 え、本当に〜…!?

 

 まだ私以外と話してるの見たことない気がするんだけど…

 

 

 

麗音「じゃあ、その友達と一緒に食べてもいい?」

 

三玖「いいよ、けど…友達じゃない。」

 

麗音「え…?」

 

 

 

 中野さんの友達じゃない発言

 

 その謎は、この後明かされる…

 

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

 〜学食〜

 

 

 

 

麗音「何にしよっかな〜?」

 

 

 

 と言っても私、学食ほぼ来たことないからよく分かんないんだよね〜

 

 何かおすすめのやつにしようかな

 

 

 

?「焼肉定食焼肉抜きで!」

 

おばちゃん「はいよ。」

 

 

 

 ん? 今なんて言った!?

 

 焼肉定食の焼肉抜き!?

 

 それって美味しいの…?

 

 

 

麗音「あの〜?」

 

?「ん? 俺か?」

 

麗音「さっき君が頼んだのって…?」

 

?「焼肉定食焼肉抜きだ、お前もこの学食の最安値のメニューを知りたいか?」

 

麗音「さ、最安値…?」

 

 

 

 あ、この子確か、隣のクラスの上杉風太郎くんだよね?

 

 学校一の秀才で、友達が1人も居ないってことで有名になってるあの子だ

 

 

 

麗音「まぁ、安く済むなら話を聞いてあげてもいいかな?」

 

風太郎「よしいいだろう、まず質問だが…この学食で1番安いと思うメニューは何だ?」

 

麗音「まぁ、ライスじゃないの?」

 

風太郎「そう思われるが実は違う、焼肉定食から焼肉皿200円を引くと、ライス単品の値段で味噌汁とおしんこが付くんだ!」

 

麗音「なるほど…!! それは知らなかった…!!」

 

風太郎「気になるなら頼んでみろ、あそこのおばちゃんは優しいからよ。」

 

麗音「そっか! じゃあ早速頼んでみるよ!」

 

 

 

 上杉くんは用事があったみたいで、すたすたと行ってしまった

 

 

 

麗音「おばちゃん! 焼肉定食焼肉抜きで!!」

 

 

 

 この時の私はまだ知らない

 

 上杉くんと、同じ名字の中野さんたちと関わっていくことを…

 

 

 

 

 

 







 私、恋愛モノじゃない音楽系なら意外と描けることが分かりました笑

 ちなみにオリ主と風太郎の恋愛要素はありません



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