五つ子のガールズバンド   作:ローマン

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 五等分のテレスペまだ見れてない……






お祭り

 

 

 

 〜お祭り会場〜

 

 

 

 う〜、結構人混みが凄いな〜

 

 

 

風太郎「らいは、はぐれると危ないからここ掴んでろ。」

 

らいは「はーい!」

 

 

 

 らいはちゃんは、上杉くんの服の袖を掴んだ

 

 なるほど、はぐれないようにするためね

 

 

 

五月「納得いきません!!」

 

麗音「まぁ、そういう日もあるよ。」

 

 

 

 なぜ五月ちゃんがプンプンしているのかというと、人形焼きの屋台で一花ちゃんの方が多くおまけとして貰っていたからだ

 

 

 

五月「どういうことなんですか!? 五つ子なのに!」

 

 

 

 五つ子も複雑なんだね〜……

 

 

 

四葉「らいはちゃん、次は輪投げしよっか!!」

 

風太郎「迷子になるなよ?」

 

五月「お、焼きそばがありました!」

 

二乃「あんたたち遅いわよ!」

 

風太郎「二乃のやつ、気合い入ってんな。」

 

麗音「そんなに花火見たいのかな?」

 

三玖「花火はお母さんとの思い出だから、お母さんが居なくなってからも毎年揃って見に来てるんだ。」

 

風太郎「そういうことか、どうりであいつがはりきるわけだ。」

 

アナウンス「大変長らくお待たせいたしました、まもなく花火大会が始まります。」

 

 

 

 お、来たみたいだね……!

 

 

 

風太郎「やべっ……二乃たちとはぐれる……」

 

 

 

 花火の情報を聞きつけたお客さんたちが一斉に移動し始めた

 

 そのせいで先頭を歩いていた二乃ちゃんが人混みに流されてしまっている

 

 

 

風太郎「星野、ここは任せたぞ。」

 

麗音「え? う、うん!」

 

 

 

 上杉くんは、二乃ちゃんを助けるために行ってしまった

 

 

 

三玖「あんまり動かないほうがいいかもね。」

 

麗音「うん……」

 

 

 

 皆と離れ離れになっちゃってる以上、その場を動かない方がっ……!?

 

 ダメだ……お客さんに押されて……!

 

 

 

三玖「痛っ!」

 

麗音「大丈夫!? きゃっ!?」

 

 

 

 全然身動きが取れない……!

 

 このままじゃマズイ……!

 

 

 

麗音「三玖ちゃん! こっちだよ!!」

 

 

 

 私は何度も名前を呼んではぐれないようにするが、この調子では埒が明かない

 

 

 

麗音「三玖ちゃん!!」

 

?「はい! どうしましたか?」

 

麗音「え……?」

 

 

 

 三玖ちゃんの代わりに現れたのは、ギターのサポートメンバーである未来ちゃんだった

 

 名前が同じだからか、彼女は反応してしまったようだ

 

 

 

麗音「こ、この辺で青いヘッドホン掛けた子見なかった!?」

 

未来「う〜ん、見てないですね〜。」

 

麗音「そっか……けど何で未来ちゃんがここに?」

 

未来「準備が早く終わったので出店回ってたんですよ、そしたら麗音先輩を見かけたので。」

 

麗音「なるほど……」

 

未来「淳たちもお店回ったりしてますよ!」

 

麗音「それなら……! 未来ちゃん、私と一緒に友達を探してくれないかな?」

 

未来「良いですよ!」

 

 

 

 未来ちゃんは体力ある子だから、ある程度走っても大丈夫だろう

 

 後は……!

 

 

 

麗音「もしもし、二乃ちゃん?」

 

二乃【麗音、あんたどこにいるのよ!?】

 

麗音「二乃ちゃん、お願いなんだけど皆に電話を掛け続けてくれる?」

 

二乃【はぁ!? 急に何を……】ブチッ

 

麗音「よし、あとは他の皆にも……」

 

 

 

 私は他のバンドメンバーにも連絡した

 

 それに加えて、5人の特徴もできる限り伝えた

 

 

 

 

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※四葉視点

 

 

 

四葉「らいはちゃん、たこ焼き買ってあげようか? あ! あそこに焼きそばも!」

 

らいは「四葉さん!」

 

四葉「!?」

 

 

 

 すると、らいはちゃんが私の浴衣の袖を掴んできた

 

 

 

らいは「四葉さん、ここ離れちゃダメです! これ食べて我慢してね!」

 

四葉「あはは……面目ない。」

 

?「あの、もしかして中野さんですか?」

 

四葉「はい、私ですけど……」

 

?「よし! 1人見つかったな!」

 

 

 

 私たちを探してる……?

 

 でもこの人たち会ったことないし……

 

 

 

?「あの! 僕たち麗音さんに頼まれて中野さんたちを探してるんです!」

 

四葉「星野さんが!?」

 

?「今、手分けして探してるんですけど、とりあえず連絡付くまで俺たちと居ましょう!」

 

四葉「わ、分かりました!」

 

 

 

 話によると、男の子2人組の名前は片方が夕日さん、もう1人は山中さんと言うらしい

 

 こっちにらいはちゃんも居るし、男の人と居れば多少は安全かもしれない

 

 私はその人たちの言うことを信じることにした

 

 

 

 

 

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※三玖視点

 

 

 

三玖(フータロー、遅い……)

 

 

 

 さっき五月を連れてくるからここで待ってろと言われてから結構な時間が経つけど、どうしちゃったんだろう……?

 

 その時、ふと前を見ると、私の姿が建物の窓に映っていることに気づいた

 

 そういえば、一花にあの時……

 

 【女の子が髪型変えたら、とりあえず褒めなきゃ!!】

 

 何でかは分からないけど、髪を結んでいつもと違う髪型にしてみた

 

 これなら、フータローも褒めてくれるかな……?

 

 

 

?「あー!! 青いヘッドホンの子、はっけ〜ん!!」

 

 

 

 だ、誰!?

 

 青いヘッドホンって私のこと……!?

 

 

 

?「見つけましたよ! 早く戻りましょう!」

 

三玖「ま、待って……!」

 

?「どうしました?」

 

三玖「あなた誰? 人違いじゃないの?」

 

?「もしかして人違いでした!? 私は麗音先輩に頼まれて中野さんって人を探してるんです。」

 

三玖「え、レインを知ってるの?」

 

?「はい、知ってますよ! やっぱり中野さんですか?」

 

三玖「私は中野三玖、あなたも五つ子の皆を探してるの?」

 

?「そうです! 他はまだ見つかってない感じですが……早く皆と合流しましょう!!」

 

 

 

 そう言って彼女は、私の手を引いて歩こうとした

 

 

 

三玖「あ、待って、まだ……」

 

?「あっ……怪我してたんですね、もう少し休んでから行きましょうか!」

 

 

 

 近くに石段があったから、そこで少し座っていくことにした

 

 

 

?「そういえば、中野先輩もミクって名前なんですね!」

 

三玖「も?」

 

未来「私、田村未来って言います! よろしくお願いします!」

 

三玖「よ、よろしく。」

 

 

 

 同じ名前なんだ

 

 何だかややこしいけど、私とは正反対な雰囲気してる

 

 

 

未来「確か、あっちの方で麗音先輩が待ってます! 行きましょう!!」

 

三玖「う、うん。」

 

 

 

 この明るい感じ、四葉みたい

 

 フータローもこんな感じの子が……

 

 考えても意味ないか……

 

 

 

 

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※二乃視点

 

 

 

二乃「もしもし五月、今どこに居るの!?」

 

五月【い、今は星野さんと一緒で……】

 

二乃「星野と一緒に居るの!? 今私が……!」

 

 

 

 そう言いかけた途端、五月からの連絡は途切れてしまった

 

 その時、屋上の階段を駆け上がってくる音がする

 

 

 

二乃「あんたたち、遅……」

 

 

 

 しかし、上がってきたのは初対面の少女だった

 

 見た感じ、中学高校生くらいかしら?

 

 

 

?「もしかして……はぁ……中野さんですか……?」

 

二乃「え? 何であたしの名前を……?」

 

?「麗音先輩に頼まれて探しに来ました、行きましょう。」

 

二乃「ちょ、ちょっと!? あたしはここで待ってるのよ!?」

 

?「それが変更になったんです! 早く行きましょう!!」

 

二乃「ああっ、もう!!」

 

 

 

 私はその子に手を引かれて、屋上を後にするのだった

 

 

 

?「もしもし麗音先輩、中野さんの1人を見つけました、紫の浴衣を着てます!」

 

麗音【それ二乃ちゃんだ! でかしたよ〜!!】

 

 

 

 星野と連絡を取ってるみたいね

 

 携帯は最新の機種なのか、電波が強いのかしら?

 

 

 

真奈「あ、まだ自己紹介してませんでしたね、鏑木真奈です、よろしくお願いします。」

 

二乃「二乃……中野二乃よ、よろしく。」

 

 

 

 やけにハキハキしてるわこの子

 

 きっと五月みたいな真面目ちゃんなのね

 

 

 

 

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※麗音視点

 

 

 

麗音「よしよし五月ちゃん、もう大丈夫だよ〜。」

 

五月「うっうっ……」

 

 

 

 事の経緯を説明すると長くなるが、現在迷子になっていた五月ちゃんを発見

 

 絶賛介抱中のところだ

 

 

 

麗音「よし! 今頃、他のメンバーが動いてくれてるところかな〜?」

 

五月「他のメンバー……?」

 

麗音「な、何でもない! 友達が五つ子ちゃんたちを探してるから!」

 

 

 

 危ない危ない……

 

 バンド演奏はサプライズだからね

 

 下手に口を滑らしたら、面倒な事になる

 

 今のところ連絡が来てないのは、一花ちゃんと上杉くんか……

 

 2人とも、どこ行っちゃったの〜!?

 

 

 

 

 

 







 ま、のんびりといきましょう〜


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