廃人トリップ   作:オキシゲドン

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どうも!
最近のブームは追い打ちバンギなオキシゲドンです

本編でスー


3話 『ジム戦』

〜翌日〜

 

「さぁ、面白い戦いを期待してるわよ!」

 

そう言ってパンジーはジムの端に避難した。

 

「話しは聞いているわ。手加減無しで行かせて貰うわよ!」

 

「こっちも本気で行かせて貰うよ」

 

「では、ジムリーダー ビオラとチャレンジャー 海の戦いを始めます!使用ポケモンは2体、入れ替えは挑戦者のみ可能です。では、始め!」

 

「よろしく、アメモース!」

 

ゲームだと初手はアメタマだ。

あらかじめパンジーに聞いてジムリーダーも何個かパーティーを持っている事を聞いているので驚かない。

対して、俺の初手は…

 

「行け!シビルドン!」

 

こいつ、シビルドンだ。

このポケモンのタイプは電気、特性はふゆう。

つまり弱点が無いポケモンなのだ。

その上、ビオラがゲームの中で繰り出してくるポケモンはアメタマ(水・虫)とビビヨン(飛行・虫)だ。

つまりどちらにも効果抜群な電気タイプなのだ。

 

「珍しいポケモンを使うって言うのは本当みたいね。そのポケモンとは戦った事が無いわ。」

 

「じゃあジム戦の後に紹介しますよ」

 

「あら、ありがとう」

 

両者、クチを閉じて相手に集中し始める。

そしていっせいに指示をだした。

 

「アメモース、飛び上がって蝶の舞い!」

 

「十万ボルトだ!」

 

シビルドンが十万ボルトを空中にいるアメモースに向かって吐くが、アメモースはそれを舞いの様な軌道で回避していく。

 

「良く狙って撃て!一発でも当てれば勝ちだ!」

 

だが蝶の舞いの効果でどんどん早くなって行くアメモースに十万ボルトは当たらない。

 

「その程度なのチャレンジャー?さぁ準備は整ったわ!むしのさざめき!」

 

シビルドンの周りを縦横無尽に飛び回り、死角かられいとうビームを放つアメモース。

なんとか一撃は耐えたが、さすがに次の攻撃はやばい。かといって十万ボルトの様な点の攻撃では当たりそうも無い。

 

「だったら電磁波!」

 

シビルドンが前方に広がる様に電磁波を撃つ。

二発目のれいとうビームを撃つ体勢を取っていたアメモースにそれが当たると、アメモースの動きが急に鈍くなった。

 

「よしっ!これで素早さは半減だぜ!」

 

「くっ、だけどあなたのシビルドンはもうフラフラ、速攻ケリを付けるわ!アメモース電光石火よ!」

 

アメモースが光りに包まれる。電光石火の発動をもう止める事は出来ないだろう。

だが…

 

「近づいてくる瞬間に雷パンチで迎え撃て!」

 

アメモースはシビルドンの右手が光っている事に気付き、回避しようとするが、あまりの早さに自分でも上手く制御が出来ていないのか少し曲がるだけだった。

二匹が交差する瞬間、すさまじい衝撃波が発生する。アメモースがそのままシビルドンを抜いて、その背後で止まる。

次の瞬間、二匹は同時に倒れていた。

 

「アメモース、シビルドン両者戦闘不能!」

 

ジャッジがそうジャッジすると、俺たちは同時にポケモンをボールに戻した。

 

「中々やるじゃない。次はどんなポケモンを見せてくれるの?」

 

「じゃあご期待にお応えしてっと」

 

俺がボールから出したそのモンスターは…

 

「ビビヨン!?」

 

そう、ビオラも使うであろうビビヨンだ。

ただし、配信でくばられた『ファンシーな模様の』ビビヨンだ。

 

「その柄!まだ見た事無いわ!あとで映像に撮らせてねー!」

 

後ろからそんな声が聞こえて来た。

一方ビオラは…

 

「ふふふ、確かにその柄は一度も見た事が無いわ。そして偶然ね。私の最後の一匹もね、ビビヨンなの」

 

そういってモンスターボールを投げるビオラ。

 

「じゃあどちらのビビヨンが強いか、勝負と行きましょうか!」

 

俺がそう言うのを合図に同時に指示を出す。

 

「まずは眠り粉よ!」

 

「ぼうふう!」

 

ビオラさんのビビヨンが自分の羽から眠り粉をこちらに向けて散らしたが、それは全て俺のビビヨンの起こした強風で霧散してしまう。

そして風の強さにビオラさんのビビヨンが体勢を崩す。

 

「攻撃がくるわよ!避けて!」

 

と、言うと思ったので

 

「みがわり!」

 

俺のビビヨンが、突然人形に変わる。

 

「な!何処に行ったの!?」

 

慌てて探し始めるビオラさんだったがもう遅い。

 

「いまの内だ!蝶の舞!」

 

ビオラさんは慌てた様にビビヨンに指示を出す。

 

「とりあえずあの人形に攻撃よ!ぼうふう!」

 

だが、ビオラさんのビビヨンは動かない。

これは運がいい!

 

「ぼうふう…まさか混乱した!?」

 

さて、これで終わりだ!

 

「ビビヨン!」

 

食らえ…これが…ロマンだぁぁぁぁ!

 

「破壊光線だ!」

 

「え?ちょ、ま」

 

人形のクチがガバッと開き、そこからビビヨンが現れ、羽を輝かせながら急上昇し、相手のビビヨンに向けてそのエネルギー…破壊光線を解き放った。

あまりの轟音に耳を覆う。さすがに蝶舞からの破壊光線の威力はすさまじい。離れた所に居る俺でさえ熱気を感じる。

砂煙が晴れると、そこには戦闘不能になったビオラさんのビビヨンが居た。

 

「戦闘不能!チャレンジャーの勝利!」

 

こうして俺の初めてのジム戦が終わった。

 

 

☆★☆★

 

「すごかったわ、あなたのポケモン達。特に最後の一撃は驚いたわ。はい、これがこのジムのバッジ『バグバッジ』よ」

 

「ありがとうございます」

 

バッグからバッジケースを取り出し、左上に収める。

 

「あと、これは選別よ。中身は技マシン『まとわりつく』よ」

 

「良いんですか?ありがとうございます!」

 

これは嬉しい。この世界では技マシンは中々手に入らないものらしいからな。パンジーさんに技マシンケース内を見せた時に驚かれた。

 

「次はどこの町に行くの?」

 

「岩タイプのジムのあるショウヨウシティだ。」

 

それだけ聞くと、パンジーはビオラの方に向かって行った。分かれでも言いに行ったのだろう

さて、ショウヨウシティに行く目的は複数ある。一つ目は自転車の入手。二つ目はジムバッジ。三つ目はその先の町にあるはずのとある物の確認だ。

 

「じゃあね、あんまり迷惑かけちゃダメよ?」

 

「お互い様でしょ」

 

向こうで別れの挨拶をしているようだ。まぁ元々別々に暮らしていたらしいしあんな物なのだろう。

 

「さて、行きましょう」

 

「あぁ、まずはポケモンセンターからだな」

 

そして俺たちは最初の一歩を踏み出した。

 




いかがでしたか?
初めて、しかも2vs2という事でちょっと短めのバトルパートです。

ではでは
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