呪詛師になる?俺を見てまだそんなことが言えるのか? 作:Wi-Fi
事前に告知する方法考え中です。
今日も今日とて任務なのだけど、左目の感覚に全く慣れない。前しか向けないのがどうしても違和感がある。
「なので今日は左目を改良していきます」
とりあえず方向を変えられるようにしたい。それには本体の操作が必要になるので式神や傀儡とを利用しようと思っている。
「てことで夜蛾先生、手伝ってください」
「一応言うが俺も忙しいんだぞ」
「俺もです」
お互い会えるタイミングが今だったんですよ、許して。
学校に入って余裕が生まれたとはいえそれでも仕事が入ると1日潰れるのに、週に4.5回は任務が入る。それも範囲が広くなったし。
「呪核に義眼の動作を組み込んでほしくて」
「あまり複雑な動作は傀儡操術なしでは使えないぞ」
「右目の動きに合わせて動く設計なら?」
「やってみないとわからんな」
少しワクワクしてるように見えるのはたぶん気のせいじゃない。この人職人気質だよね。
「呪核の容量ギリギリだから視界に情報は足せないな」
「色とか呪力の無いものはまだ無理ですよね」
パンダとどちらが速く出来上がるか、出来れば今年中がいいななんて。流石に無理あるか。
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夜、仕事も授業もない一番ゆったり出来る時間です。いつもは大体寝てしまうけど、今日は仕事がなかったからか目が冴えてしまってるので自販機で適当に飲み物を買ってベンチでボーとする
時間ももったいないし久しぶりに呪詛師堕ちについて考えておこう。最近少し忘れがちだしね、ここら辺で色々決めておきたい。
ここで問題なのはあのメロンパンに目をつけられてること。目どころか縛り付いてるんだけど。
天元の同化の阻止、これは阻止自体は邪魔しないけど天内を生かす方法を探すことにした。会ったことないけど天内には俺も死んで欲しくはないけど、俺と羂索の縛りも外したい。
一番の問題はあのゴリラ、伏黒甚爾をどう止めるか。今の俺じゃ無理。勝算はゼロに等しい、確率論にゼロはないらしいからね。ゼロにもっとも近いけど。
事前に金で解決も無理、冥さんに吸われ続けてるから懐が寂しい。ここでそんなダメージが出るなんて……
それにあのゴリラを介入させないと同化が止められない可能性がある。六眼と星漿体と天元は因果で繋がっており、それを断ち切るために天与呪縛は不可欠。だからこそあのメロンパンはわざわざそんな根回ししたんだ。
アレ、詰んでる?
色々考えたけどいけそうな案はひとつだけしか出なかった。それも博打も博打、確率がかなり低い。
その方法はあえて殺され因果を断ってもらった後に、高速で蘇生する方法。イメージは乙骨が虎杖を処刑する時にやった奴と同じ原理。
うまい具合に家入さんに配置してもらって……無理あるな、ゴリラに止められる。なら最強二人を使って近づかれないようにして、それだと天内生存ルートで同化まっしぐらじゃねーか。
なんかの間違いで乙骨早めに生まれててくれないかな(脳死
「何してるの?」
何も思い浮かばず一人で唸っていると鏡香がこちらに歩いてくる。5月の夜はまだ肌寒かったのかジャージを羽織っている。
「ちょっと考え事」
「相当悩んでたね、相談してみ」
「明日の朝ごはん何にしようかなって」
「あからさまな嘘!?」
隣に座る鏡香に適当な返事を返す。誰にも話せるわけないだろ、こんな内容じゃ。話せてもあんまり力になってもらえる内容じゃないし。
「そんな重い内容じゃないし平気だよ」
「あんなに頭回してたのに?」
「ストレッチだよ」
ちなみに半分ほんとである。
「じゃあさ、逆に質問していい?」
「一回120円でいいよ」
「絶対に飲み物買う気じゃん」
さっき買った缶がを飲みきったので新しいのが欲しかったし。まぁもらえなくても自分で買うんだけど。
「占星くんはなんで呪術師になったの?」
「へ?」
予想してなかった質問に少しびっくりした。話せるような内容を用意してないんだけど。なんで呪術師になったのか……うーむどこまで話していいの?
「分かりやすくまとめるなら変えたいものがあったからかな?」
「変えたいもの?」
「詳しいことは恥ずかしいから秘密」
「え~」
考えるのも面倒なので適当にはぐらかす。
「私はね。占星くんに救われたときにかっこいいと思って呪術師になったって言ったけど、本当はそれだけじゃないんだ」
「そうなの?」
「私の術式は反転した自分を調伏しないと逆に術式に引っ張られちゃうんだ」
「漫画とかによくある心の闇との戦い的な?」
「多分そんな感じ」
確かに良く考えると反転した自分に体を渡すってリスク高いよな。もし反乱とかされたら大変なのは目に見えてるし。けど、二重人格ってちょっとかっこいいよな(厨二病)
「けど、調伏する前から気分が上がったときに窓みたいな反射するものがあると勝手に出てきちゃってたんだ。それで喧嘩とかしちゃって」
無意識に発動するほどの呪力出力の高さと才能、呪術師としてはいいけど一般人では弊害しかない。呪言とかといい例だ。
「だからね、自分と同じような人がいるってだけで救われたんだ。それに私みたいな境遇の人は他にもいるとも思った」
「そういう人を救うために?」
「うん」
とてつもない人格者、こういう人間からこの業界では潰れてく。何でも手を伸ばそうとして、自分を犠牲にして、利用されて。
「素敵な理由だと思う」
「ありがと」
「でも、あんまり他人を理由にしすぎない方がいいよ」
美しいからこそ突き放す。このままだと彼女は押し潰されてしまう可能性が高い。そんなことになる前に嫌われてでも止めないといけない。
「呪術師はもう少し自分勝手な方がいい」
「なんで?」
「心が耐えられないからだよ、人を頼りにすると人に裏切られたとき取り返しが付かない」
「裏切られるってそんなこと!!」
「あるよ」
この業界は呪術師にも非術師にも色んな形で裏切られる。感謝どころか疎まれることや、善意をを当然だと言われたり、悪意を強制される。それが当たり前に続く無限のゲームに耐えられない人は五万といる。
淡々と事実を伝えると鏡香はうつむいたまま黙り込んでしまう。そりゃ夢を真っ正面から否定されたらそうなるか。
「呪術師に希望なんてない、あるのは非情な現実だけだよ」
「それでも……」
「……」
「私は信じるよ。人を」
「そっか」
意思は固いらしい。まぁ一回言われたくらいで折れるなら入学後数日で折れてるか。
「寒くなってきたし中に入ろっか」
「え? 飲み物」
「あれ本気だったの!?」
コーヒーをおごってもらった
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義眼パート2が出来上がったと連絡が来たので取りに来た。目の色は目立たない色に変更してもらい、義眼本体を直接改造してもらった呪骸風義眼だ。
「逆目の動きのサンプルを反転して呪核に打ち込み意思に合わせて動くようにした。前より輪郭もハッキリ見えるように精度も少し上げている」
「流石先生」
「だが視界の再現は無理があった、直接眼球を完全再現して反転術式で繋げるくらいまでしないと無理がある」
呪力による接続じゃなくて神経を直接繋げるしかないってことだと思う。それはもう移植じゃね?確か眼球の移植って神経とか血管がどーたらこーたらで無理なんじゃなかったけ?
とりあえず着けててみると明らかに前とは見えかたが違かった。目の焦点が合ってブレがなくなった。サーモグラフィーのような視界も…ごめん、サーモグラフィー感は消えてないわ。けど、解像度が上がった感じはする
「けど、呪力の無いもの見れないのは結構痛いですよね」
壁とか段差とか…あれ呪力がないと見えないってことはさ…
俺左目で直接フィジカルギフテッド見れないんだ、詰んだね(n回目)
最近ラストが何通りか生まれてしまって考え中です
個人的に好きなバッドエンドが出来たんですけど、コイツは俺の頭の中で封印することにしました、
毎日投稿続けた方がいい?
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文字数そのまま毎日(増やす努力はします)
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増やして週2回投稿
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もっと増やして週1回投稿