呪詛師になる?俺を見てまだそんなことが言えるのか?   作:Wi-Fi

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投稿が遅くなりまして申し訳ございません。
( ;∀;)ユルシテ…


第5話

 

 ある~日~ 森の~中~ 熊さんに~

出会った~ 花咲くも~り~の~み~ち~ 熊さんに~出会った~

 

 そんな感じで森で熊さんと戦っております。まぁ実際には熊型の呪霊なんだけど

 

 熊型は森に意外と生まれやすい呪霊である。他にも猪や鹿などわかりやすい動物型は深い森には多数存在する。

 

 その中でも熊さんはかなり強い相手だ。速い、重い、強いの三連単で防御力以外のスペックは大体高い。防御力も普通くらいで別に低いわけではないし。

 

「"(いん)"」

 

 なんとか惑星を付与できた物の、俺の作れる衛星のサイズでは致命傷にならず、当てたそばから再生される。何級だよコイツ。

 

「"具現・星雲(ネビュラ)" "引"」

 

 相手の攻撃を躱すために禁止されていた星雲で飛び上がり回避する。連続で使わなきゃええやろ。たぶん

 

「熊さんこちら~手のなる方へ~」

 

 とりあえず意味もなく煽っておく。さて火力が足りないのであればどうにか足すしかないのだが、近くに手頃な武器はない。

 

 なのでしかたなく体当たりで行こうと思う。

 

「"引"」

 

 衛星で気を引き、星雲で相手の真上に飛び上がり、体育座りのように頭を守りながら丸くなる。

 

「"付与・衛星(サテライト)"」

 

 自分に質量を付与した状態で熊さんの頭に落下し、綺麗に頭だけを潰す

 

「いってぇ!呪力強化ミスってたら骨やってたかもな」

 

 シンプルに痛いので二度とやりたくない。

 

 さて、次の課題はとなりの山にいる熊型の二級呪霊……やっぱり二級じゃねぇかよ!! 

 

 今は夜蛾先生からの課題で呪霊相手に実戦経験を積んでいる。やはり実戦だと自分の足りていない部分がわかりやすく浮き彫りになる。

 

「やっぱり火力欲しいな」

 

 手数は悪くない。一応機動力も不完全だが手に入れた。だが決め手がない。

 

 強い相手になると衛星は威力がギリ足りないか範囲が狭くてカバーされてしまう。

 

 出せる衛星を全て引でぶつける事もできるが毎回そんなことしていたらガス欠を起こしかねない。

 

 決め手が欲しい。呪具も考えたが術式の性質上両手は空けておきたい。どっかで聞いたなこの台詞。

 

「それにしても暑いな今日、まだ夏には早いぞ?」

 

 地球温暖化のせいなのかよく知らんけど異常気象のせいで最近は着る服に悩む。

 

 1日のなかですら着る服変えたいと思うもんな。シンプル出しておく服が多くて困る。

 

「どうにかならないもんかねぇ」

 

 そんなどうでも良いことを考えながら次の熊さんのところへ向かう。

 

 ● ● ● ● ●

 

「"流星(シュート)"」

 

 二体目の熊さんですが、今回は相手に触れた時、惑星ではなく衛星を付与してみました。質量を付与することで重さを増やし行動不能にして衛星を叩き込んでみた。

 

 一応成功はした。成功はしたのだが、

 

「クッソ疲れる」

 

 アホみたいに燃費が悪い。下手に中途半端に付与してしまうと強化することになってしまうので、手加減なしで付与してしまった結果、ゴリゴリに呪力を持ってかれた。

 

 そう考えるとブラックホールが作れるほどの質量を付与できる特級の凄さがよくわかる。それを将来敵に回す恐怖もね。

 

 術式の内容が近いのもあるが、呪詛師墜ちが決定してるからか特級を意識してしまう。

 

「出来ないことは諦めろ。自分が弱者なことを認めろ」

 

 自分を正しく評価して出来ることを煮詰めていく。凡人が進むためのコツだ。あまりにも出来ることが少なくて困っているんだけどね。

 

 今の考え方では限界があるのかも知れない。もっと別の視点から何かこう活気的なアイデアが

 

 

 

 

 

「欲しいんだよ」

「相談なら主語を消さないでください」

 

 後輩に頼ることにしました。呪術に関しては伏せたいので適当な理由を付けて相談してみる。

 

「つまり、最後の自由研究は全力で取り組みたいから夏休み前に考えてるけどテーマが決まらないと」

「ソウソウ」

「で、星が好きだから天体についてまで決まってるから連想する単語が欲しいと」

「ソウソウ」

 

 意外とうまく騙せたらしい。フフッ俺って嘘の天才だったらしい。

 

「嘘ですね」

「え?」

「先輩はそういうタイプじゃないでしょ」

「グゥ」

 

 グゥの音が出てしまった。まずいな思ったより勘が良いぞこいつ。

 

「さしずめ、友達に相談されたけど思い付かないから適当に私に聞いておいて自分の手柄にするつもりでしょう」

「……アッソウソウ」

「別に相談くらい普通に乗りますよ」

 

 前言撤回、普通に騙せてた。まぁ普通、俺能力者で星についての能力だから詳しくなりたいんだ。なんて発想にはならないよな

 

「それにしても星から連想されるものですか、先輩そういうの詳しいでしょ」

「いや、色眼鏡のない意見が聞きたくて」

「そうですね。重力、引力、太陽系、月、惑星、衛星、ブラックホール」

「ピントこねぇな」

「クレーター、人工衛星、探査機」

「んー」

「丸い、熱い、寒い」

「急に雑、ん?」

「どうしました?」

 

 熱い、寒い。

温度か、なるほどそれだ。火力を上げるならぴったりじゃないか。

 

「傑、良いの思い付いた」

「お友だちに無理させないでくださいね」

「俺のこと何だと思ってるんだよ」

 

 とりあえずいいのを思い付いた。明日から小屋で研究開始だ。

 

 ● ● ● ● ●

 

 目指すのは高温を付与した星である。星を中心に熱を放ち攻撃範囲を広くすることで、衛星以上の攻撃力を作りたい。

 

「"具現"」

 

 呪核を作り付与する特性をイメージする。星から中心、核から発生される温度をイメージして、付与

 

「出来た」

 

 まだ低温だが一応温度の付与は出来た。後は相手を焼くほどの温度に引き上げ

 

 ● ● ● ● ●

 

 暴発しました。

 

 急激に温度を上げたせいで呪核が耐えきれなかった。今の構築を根本から見直して改良するか、新しく作り上げて二種類を使い分けるか。どちらにせよ今の呪核では再現不可能らしい。

 

 名称を言うの縛りがあるから二種類の運用でもあまり問題ないので別に作ることにした。別にめんどくさい訳ではないぞ。

 

 付与する質量の項目を減らして耐久力に振る。ステフリみたいだな。あとは名前を付けて構築過程を飛ばす。

 

「具現・火星(マーズ)

 

 実際に火星の表面温度はそこまで高くないがわかりやすいので文字の意味に合わせた。

 

「"流星"」

 

 事前に用意しておいた3つの的に火星を放つ。火星は真っ直ぐに右端の的へ飛び触れた部分から焼き尽くす。

 

「"引"」

 

 事前に左端の的に星に付与しておき、火星を引き寄せる。引っ張られた火星は、対角線上にある真ん中の的を焼きながら最後の的も焼き消す。

 

「火力も操作性も問題なし。意外と呪力消費も他に比べてそこまで多くない」

 

 今回は珍しく成功したので、制作中に思い付いた物も試してみる。

 

「"具現・水星(マーキュリー)"」

 

 急激に温度を()()()星を作る。先ほどの火星の効果を真逆に作用させた応用技である。

 

「おぉすげぇ」

 

 溢れる冷気が周辺の物を一気に凍らせていく。これ発動位置を失敗したら自爆するな。気を付けないと。

 

 的に当てずとも近づけただけで凍らせれる。攻撃より捕縛用だな。

 

 どちらの星もあえて範囲を狭めて出力を上げれば自爆を防ぎながら決め手として運用できるかもしれない。

 

 夏休みの呪術師繁忙期になるまでに完成させておきたい。多分あの先生は授業だと言う理由でいくつか任務をこちらに回すと思う。

 

 実際に実戦の方が勉強になることは多い。ありがたいのだが、たまに小学生のレベルを越えた任務がある。

 

 一応子供だと言うことを忘れないで欲しい。夏休みは休むためにあることをあの教師は知らないのか?

 

それだけ呪術師は人手不足らしい。まだ小学生という理由で危なくない任務が回されているだけ、俺は待遇がマシなのかもしれない。

 

今後のことも考え今は新技の完成と使いなれる事を優先するしかない

 




今回は珍しく主人公の発想がうまくいきましたが、今後はこんなに上手くいくことはあんまりないと思います。

投稿時間ですが、行き当たりばったりで作っているので投稿時間がズレてしまいました。すいません。
できれば大体の時間を揃えていきたいと思っています。
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