医者でコメンテーターのクトゥルフ神話   作:柳瀬塔矢

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シナリオ製作者:おぎーノ
プレイ人数:2~5人
プレイ時間:1~4時間
推奨技能:<<目星>>、<<医学>>、<<図書館>>+<<戦闘技能>>




第一話 DolL

 

私は【野上桜花】。医者とコメンテーターをやっていますわ。容姿?メイドを想像してくれれば早いですわね。今日は暇だったので【国立杉谷病院】で後日行われる母校のスピーチの原稿を作ってましたわ。そのまま寝落ちしたのでしょうか。目覚めたらそこは違う場所でしたわ。攫われたのかと思いましたがそれなら手足が縛られてないのは不自然ですわね。周りには同じように倒れてる人が複数名・・・1人だけ魚人がいますがまぁ複数名居ますわね。皆さん動揺していますわね。まぁそれは私もですが。

 

「とりあえず皆様自己紹介しませんこと?私は野上桜花。コメンテーターと医者をやっていますわ」

 

私に追随するように皆様が自己紹介しますわね。

 

「我が名はカペリン・ペンタゴン。しがない漁師さ・・・丁度今アイデンティティを失ったばかりなんだ。放っておいてくれないか・・・」

 

いわゆる魚人がこの方ですわね。漁師って言ってもただの食物連鎖では?と思いますわ。まぁあまり関わりたくないので放っておきましょう

 

「日賀夏常世、ダンサーです。ヒップホップとブレイキングダンスやってます」

 

某ボーカロイドに似てる方ですわ。でも確かにダンサーですわね。

 

「私は水嶋新。・・・」

 

もう少し喋ることありませんの?なんか不愉快ですわね

 

「・・・え、えぇ?私編集してたはず・・・」

 

「あら秋葉、あなたもここに来ていましたのね」

 

「あ・・・えーと、桜花さんですね?お久しぶりです」

 

彼女は星乃秋葉。ジャーナリストをしていますわね。何度かインタビューを受けた記憶がありますわ。とても信用していますわ。

 

「ここはどこなのでしょうか・・・」

 

確かにここがどこか分かりませんが、とりあえず周りを見てみますわ。

 

「あら、ベットの上にナイフが五本ありますわね」

 

そう、肉切り包丁が五本置いてあるのが分かりますわ。なんで置いてあるのかは分かりませんわね。殺し合いでもさせるつもりなのでしょうか?

 

「これが今の我がアイデンティティか・・・」

 

そういって魚人が包丁・・・めんどくさいのでナイフと呼びますわ。ナイフをベルトに挟みましたね

 

「じゃあわたしも貰っておこうかな」

 

「もらっておこうかな・・:」

 

「あ、ならわたしも」

 

そう言って常世さん、新さん、秋葉もナイフを持ちましたわね

 

「ふむ、あの扉まで泳いで行くとするか」

 

そう言って魚人が扉まで泳いで・・・どちらかと言うと水揚げされた魚に見えますわ。

 

「これはスキャンダルですね・・・写真撮らなきゃ・・・あ、カメラがない・・・」

 

秋葉はジャーナリストの鏡ですわね。こんな時でもスキャンダルを追いかけていますわ

 

「む、扉についたか。では舐めてみよう」レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ

 

「なんなんですのこの魚人・・・」

 

「ひぇっ・・・」

 

分かりやすく木製の扉を舐めてますわ・・・秋葉もドン引きしてますわね・・・

 

中からは特に音は聞こえないですわね・・・前に聞いたことがありますわ。確か「知らない部屋の扉は開けずに中の音を聞け」って育った場所で学びましたわ

 

「我が先陣を切ろうではないか・・・突撃ィィィィ!!!」

 

なんなんですのこの魚人・・・

 

目の前の扉をくぐると、そこには食堂がありましたわ。

大きな長机に七つの椅子、暖炉、そして、3つの扉が見えますわね。

長机には食事と、メモが一枚置いてありますわ。

 

「メモは私が読み上げますわ。『ご機嫌はいかがでしょうか、皆様。

 突然の事態で戸惑っていることだと思います。

 とりあえずは、そこの食事にでも口を付けてお待ちください。

 食材はすべて自家栽培の物となっておりますので、安心してください。

 時間になりましたら、係りの物をそちらへ送ります』と書いてありますわね」

 

なんの目的でここにら集めたのでしょうか・・・

 

「ワタクシ・・・人間の料理食べれませぇーん・・・」

 

やっぱりあなた魚人では?

 

「・・・(あまり外で食べたくはないなぁ、と言う顔)」

 

そういやあなた嫌われてましたね。会合とかでも他人の厚意を無下にしてますものね。

 

魚人と水嶋が暖炉を、私と秋葉、常世が料理を調べることになりましたわ。

 

「なっ、これは・・・右足!?」

 

どうやら暖炉には右足があったようですわね・・・右足!?

 

「なぜ右足が煮込まれておるのダァ!?」

 

どうやら錯乱しているようですわね・・・魚人はナイフをこちらに投げつけてきましたわ。まぁ私に狙いをつけてきたのかどこにも当たりませんでしたが。

 

カーーーーーン!

 

そんな音がしたと思うと、テーブルの上の鍋が飛び、魚人にかかりそうになってますわね

 

「ふっ、これしき躱せずしてなにが魚人かっ!」

 

あっやっばり魚人でしたのね

 

「えっ、なんの音・・・きゃっ」

 

あぁ、秋葉が音に驚いて転んでしまいましたわ・・・まぁこれまでも何回か合ったことなので驚きはしませんわね。・・・でも結局スープなめてますわね・・・怖っなんですのこの魚人

 

「ふっ、なら君にもこのスープを飲んでもらおうかな」

 

そう言って魚人は秋葉に向かってスプーンを持って突っ込んできましたわ

 

「なんてことしてるのかな?」

 

なんて言って魚人に蹴りを入れようとしたのは常世ですわ。ダンサーですので彼女の蹴りはとても鋭く感じますわね

 

「なんの!」

 

躱されましたがそれはこちらの方向ですわ。私は魚人の手にナイフを刺し笑顔で

 

「なにをしようとしているのかしら?」

 

なんて威嚇すると逃げようとしたのかテーブルに突っ込んで木片が体に刺さってしまいましたわ。

 

「え・・・なにやってんのこの人・・・?」

 

人ではないと思いますわ、秋葉。

 

「全く、この魚は・・・直してやるか」

 

やっぱりこいつ頭回ってませんわ

 

「あら、そこの魚人の肩をもつつもりですの?」

 

彼は所謂ヤブ医者ですわ。確かに専業は精神科医ではありますがその診察も適当、評判は低いですし会合でも周りとの協調性なんてないですわ。それにこの場面だって魚人の手当てなんて確立された方法も無いくせに直そうとするなんて浅はか極まりないですわ

 

それからしばらくして探索などをしていた時、奥の扉が開き、自動人形が出てきましたわ

自動人形は、選別するかのような視線で探索者たちを見ると、このように喋りだしましたの

 

「…ヨウコソ、イラッシャイマシタ。オショクジハクチニアッタデショウカ?オナカモフクレタトコロデ、ドウゾ、コチラヘ…」

 

私達はついて行くことにしましたの。魚人は回復手段がないので今すぐに死ぬわけではないので放置ですわ

 

奥の部屋は、そこまで大きくないですわね

先ほどの食堂と比べても、質素な作りとなっていますわ

奥のほうに椅子、手前に作業台みたいなものが見える。

奥のほうへ目を向けると、別の椅子に女の子が座っていますわね

 

自動人形は喋りますわね

 

「アナタタチニオネガイガアルノデス。カノジョヲツクリアゲテクダサイ。パーツハ、オナジサイズダッタラマァイイデショウ」

 

すると部屋の隅に移動して動きが止まりましたわ

 

「とりあえずその右足は付けましょうか?・・・あら、作業台に左腕がありましたわ」

 

そして二つのパーツを付けて別の部屋に行くことになりましたわ。

 

左の部屋は私と水嶋、秋葉が。右の部屋には魚人と常世が担当することになりましたわ

 

左の部屋はどうやら書斎のようですわね。様々な本がありますわ。しかしその中で異彩を放っている本が一つだけありましたわ。タイトルは【ショゴス】

 

「・・・何この生き物?の名前」

 

「なんですかねこれ」

 

「私もこの名前は聞いたことがありませんわ」

 

こんなところに保管されているのですから何かしらショッキングなことが書いてある可能性が高いのですからここは私だけが読もうと思いますわ

 

「この本、私だけが読んでも宜しくて?」

 

「・・・まぁ、いいよ」

 

本の中身はこうでしたわ

 

ショゴスとは、旧支配者「古のもの」によって作られた粘液状生物である。

アメーバのような形質を持ち、また、その細胞を利用すればさまざまな器官を想像することも容易である。

この生物は、地底深くに封印されていたが、近年は人の形状を保って地上に来ているものがいるらしい。

 

以上ですわね

 

「どうやら新しい細胞のようですわね。他の器官の代わりになるようですわ」

 

「・・・ふむ、なら使えるなそれは」

 

馬鹿ですわね。こんなものが本当に使えるとお思いで?私が意図して省いた部分もありますがそんな夢物語な細胞がある訳ないじゃないですの。その証拠にスキャンダルには鋭い秋葉も驚いていませんわ。どうせここに閉じ込められて発狂した他人の末路ですわね

 

デスクには、手足のない少女らしき人物と、その父親らしき人物が写っている写真が飾られていましたわ。まぁ特に気になることもないので本の細部に至るまで細かく読み取り少しでも情報を得ようと思いますわ。

 

「あの、桜花さん・・・こんなの見つけたんですけど、怖くて読めないので確認してくれますか?」

 

と秋葉が私に一冊のノートを渡してきましたわ。読まない理由も見当たらないので私は受け取り、すぐに中身を読んでみましたわ

 

「3月9日

 娘が殺された。私が気がついたときには、すでにバラバラに解体された後だった。

 

 3月24日

 未だに犯人は見つからない。警察はいったいなにをやっているんだ?

 

 4月9日

 ここ最近、娘の幻影を見るようになった。嫌だ、助けて、と、何度も何度も懇願している。

 …犯人は、まだ見つかっていない。

 

 5月5日

 毎晩毎晩娘が出てくる。悪夢だ。忘れたいのに忘れられない。頼むから、誰か助けてくれ。

 

 5月7日

 白髪のじいさんが話しかけてきた。娘のことを忘れられないのであれば、作ってしまえばいいと。

 ……作るってなんだ?

 

 5月12日

 じいさんの言っている意味がやっと理解できた。こんなところにつれてこられて、理解できないほうがおかしい。

 

 6月18日

 だめだ、私にはもうできない。娘よ、少しでも倫理から外れた道をとろうとした私を許してくれ。これ以上は駄目だ。

 人じゃない。

 

 6月19日

 できてしまった。」

 

6月19日以降の記述が載っていなかったですわ

 

・・・どうやら秋葉には見せなくて正解だったようですわね

 

「これは読まなくても大丈夫ですわ、私達には関係のないことですもの」

 

そしてノートを元の位置に戻すと右腕を発見しましたわ

 

「あら、右腕がこんなところにありましたわ」

 

「あの、もうここには何もなさそうだし右の部屋行きませんか?」

 

「そうですわね、確かにここで待ってる意味はないですわね」

 

そして人形のパーツを付けて右の部屋に行くと草が刈られて地下への道が分かってる所とプレハブ小屋の二つがありましたわ小屋には鍵がかかっておりましてその鍵は恐らく水嶋の持ってる鍵束(私がパーツをつける時に首にかかっていたのを見つけて渡した)でなきゃ開かない物だと思われるのでおそらく地下に今いるのでしょう

 

中からは何か人がいる音が聞こえますわね

 

扉を開けるとそこからは金髪の女性の方がナイフ(メスのような物・・・というかメス)を持って襲いかかってきましたわ。その矛先は私を狙って居ましたので持っていたナイフでカウンターを入れましたわ。生憎少し傷を負ってしまいましたが相手に深手を入れられたと思いますわ

 

「なによ!貴方達も私の事殺しにきたんでしょう!?」

 

そう言ってナイフを振って来ますがそれは空を切りますわ

 

「あの、落ち着いてください・・・私達は貴方を狙って来たわけではありません・・・」

 

そう言って秋葉が彼女を抱きしめましたわ。それに安心したのか彼女はナイフを落としましたわ。

 

「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・私、怖くて・・・」

 

分かりますわ。こんな所に連れ去られて尚且つ自分を狙ってくる存在がいたら怖くなるのもよく分かりますわ

 

「私たちも、パーツを集めてたの…でも、パーツが一つ見つからなくて………だから、殺人鬼に殺されかけて………」

 

なるほど、ここには殺人鬼がいるのですか・・・まぁ今更ですわね。私は医者ですし自分の手で殺めた人は居ますわ。それが故意が事故かの差しかないのであれば何も悩まなくても問題ないですわね

 

その後は自己紹介した後に私と水嶋で地下を探ることになりましたわ。理由としては魚人を合わせてもいいのかと単純に直感ですわ。

 

そのまま地下に降りて行くとなんの音もしませんでしたわ

 

「あら、何をやっておられますの?」

 

「誰だ!?」

 

聞いたことのない声ですわね・・・どうやら地下は牢屋があるようですわ。その中に男が1人いますわね

 

「私は野上桜花と言いますの。最後のパーツを探しておりますわ」

 

男は自分の足元のパーツを手の取りこちらに見せながら気味の悪い笑みを浮かべてこちらを見てきましたわ

 

「はっ、そのパーツっつーのはこれだろ?鍵を開けてくれればわたしてもいいんだぜ?さっき魚ヅラにいいようにされてな!!!気分が悪い!!!だからテメェらは確実に殺す!!!」

 

まぁ、なんて野蛮なのかしら。私を殺すなんて出来るわけないですのに

 

「そこの魚人を殺してくれるならその鍵を開けて差し上げますわ」

 

実は私ちょっとした特技で一般的な鍵なら簡単に開けれますの。その延長線上で知恵の輪が出来るのですわ。

 

「・・・はい、開きましたわ。約束はお守りくださいね?」

 

「へへっ、やっと解放されたなぁ・・・さぁて、誰から殺そうか・・・けっ、わーってるよ。そこの魚を殺ればいいんだろぉ?」

 

そんな感じでいると階段から水嶋が来ましたわ。彼歩くの遅いんですもの、置いてきましたのよ。

 

「・・・やぁ、何やってるの君達」

 

「そこの魚人がパーツを取る気がないようなのでそこの彼に協力を求めた所ですわ」

 

まぁ実際は彼も殺すつもりですが、それはどうでもいいでしょう

 

「ふっ、ならば我はこの場から逃げようではないか!サラダバー!」

 

あの魚、もはや人であることを忘れてオオサンショウウオのようにカサカサと動き出しましたわ。もはやゴキですわね

 

「・・・えーい☆」

 

あ、水嶋に蹴られて・・・あー、これは死んでますわね

 

「治さなくちゃ治さなくちゃ」

 

「サイコですの?・・・おっと口に出てしまいましたわ」

 

「あー、あの魚死んだな?なら次はテメェらの番だ!」

 

やっぱりそう来ますのね。

 

「あら、そんなこと誰が許すとお思いで?・・・さようなら」

 

殺人鬼が私を無視して階段に向かっていたお陰で後ろからナイフで首を斬ることに成功しましたわ。まぁ最初からその予定だったのでなんの問題も異常もありませんわね

 

「さて、ここには一体なにがあるのでしょうか?」

 

そう言って地下室をぐるりと見渡すと手足のない少女の生前の写真と、その写真の裏に「Hisui Kasumi」と文字が書かれていること。そして、腹部が抉られている死体があることが分かりましたわ。そしてその死体が歯型のような物で削り取られている事も分かりましたの。

 

「さて、この部屋はもう何もなさそうですわね、真ん中の部屋に戻りましょうか」

 

そう言って戻りましたら秋葉と初那さんが待っておりましたの

 

「あら、最後のパーツ見つけたの?」

 

と初那さんが聞いて来ましたので

 

「えぇ、殺人鬼が持っておられましたの。その命と引き換えにもらって来たような物ですわ」

 

と返しましたの、変に隠す必要は有りませんわ。そして人形に最後のパーツを付けると人形は動き出しましたわ。

 

「・・・なんで、生き返らせたの?」

 

水嶋は「・・・え、なんとなく」なんて答えてましたが貴方何もやっておりませんわよね?

 

「ここの空間を作った人の願いだったからですわ」

 

「…私は死の上に生きることなんて嫌い。」

 

その上で、こう続けましたわ

 

「こんな身体なんて、望んでないから、ここで私は死ぬわ」

 

その時、最初に案内し、その後止まっていた自動人形が動き出しましたの

 

『ワタシノタメノイレモノヲアリガトウ』

 

そして明確に意思を持ってこちらに敵対しましたわ

 

『ソノコヲ、ヨコセ』

 

「あらお人形さん。それを私が許すと思いまして?」

 

『ワタシノイレモノワタシノイレモノ』

 

私は医者をやっておりますが機械関係も強いのですわ。その上で機械の破壊もできるようになったのですから、ただの人形如き相手にはなりませんわね

 

「初那、隠れてて」

 

と秋葉が彼女を物陰に隠して、私達は自動人形を壊す事にしましたわ

 

この戦闘は少し長引きましたわ。この人形、中に何仕込んでるか分かりませんが普段よりもナイフの食い込みが浅いんですもの。

 

すると初那さんが物陰から出て来ましたの

 

「怖いけど・・・秋葉さんや、みんなの為にも・・・」

 

なんてことを呟いてるのですからつい口出してしまいましたわ

 

「怖いなら別に戦わなくてもいいですわ。それは当然のことですもの。しかしあの人形を守る人は必要ですわ。なので貴方は人形を守っててくださるかしら?」

 

これは方便ですわ。自動人形は絶対に人形を狙わないですもの、ならその周囲にいた方が安全だと思いますわ

 

すると自動人形が秋葉さんを狙ってきましたの

 

「私ぃ!?」

 

と驚いて居ましたが私が間に入ってその拳と引き換えに内部をナイフで切る事に成功しましたわ

 

「ガハッッッッ」

 

・・・それでもかなりのダメージを負いましたわ。恐らくあと少しズレてたら良くて気絶、最悪死んでいたでしょう

 

「・・・危なかったですわね・・・」

 

「でもその傷・・・もう戦えないんじゃ・・・」

 

余計な心配をかけさせてしまってるようですわね・・・

 

「大丈夫ですわ。秋葉は私の後ろに隠れてなさいまし、そしたら私があの機械を壊しますわ」

 

しかし今の私は満身創痍ですわ・・・次攻撃が来たら耐えれる自信もありませんし

 

「ウツワヲヨコセウツワヲヨコセウツワヲヨコセウツワヲヨコセ」

 

そう言って自動人形は気が狂ったのか人形の近くにいた初那さんを狙いましたわ。その位置だと私も庇えませんしとっくに水嶋は気絶してますので使い物になりません・・・

 

「その攻撃を待ってたんだよね」

 

偶然でしょうか、あまり私と関わり合いのなかった常世さんがカウンターで自動人形の腹を大きく凹ませ、吹き飛ばしましたわ。さすがダンサーと言うべきなのでしょうか・・・それほどの威力でしたわ。私では到底出すことはできませんわね・・・しかしそのおかげで動力部が見えましたわ

 

「これが・・・最後ですわ!機械修理包丁(ジャミングナイフ)!」

 

そしてナイフを突きつけ、掻き乱し、自動人形は終わりを迎えましたの

 

そしてこの空間が崩壊を始めましたわ・・・いや、なぜですの?

 

「この世界を保っていた人形が壊れたから、もうすぐこの世界は壊れる。あなたたちは帰れるはず」

 

あぁ、そう言うことですの。そして秋葉は人形の方を見ましたの

 

「それで…あの人g…彼女どうします?」

 

人形は何かに悩みながら、それでも私達にこう告げましたわ

 

「でも、私のことは壊していって。縫合した手足のどれかを外せばきっと私は動かなくなる。犠牲の上で成り立った体なんていらない。死者は生きてちゃいけない。だから壊して」

 

私は疑問に思い聞く事にしましたの

 

「あなたはこちらに来ないのですの?」

 

「………わたしはもう死んでいる人」

 

「今さら生きたいなんてバカなことはもう、いや」

 

ふざけてますの?この人形は・・・

 

「他の方がどう考えているかは知りませんが私からしたら貴方は私が作り上げましたのよ?道具を集める過程で死んだ仲間の人は誰もいませんわね」

 

そう、死んだ【仲間の人】はいませんの。殺人鬼は仲間じゃないし魚人は人ではありませんわ、嘘はついてませんの。そして続けますわ

 

「私は自分で作ったものは決して壊さないですわ。ならばここに置いていくのは論外であるのですわ。あなたはここに残る選択肢は元々ないですわよ?」

 

「・・・なら私は貴方についてく。そこのメイドの服を着た貴方に」

 

「私は野上桜花。よろしくお願いしますわね」

 

「緋水香澄。よろしく」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後のことについてなのですが、初那さんは秋葉の働いてる会社に勤める事になりましたわ。まぁ私も病院で働けるように推薦書を渡したのでもしかしたらこちらに来る可能性もありますわね。水嶋以外の方とは連絡先を交換しましたわ。もしかしたら今後会うこともあるかもしれませんわね。その時は楽しみですわ。

 

どうやら私達は一週間の間行方不明、初那に至っては一ヶ月の間だったそうでスピーチやなにやらは延期になってましたわ。そのせいで今はとても忙しくしておりますが家に帰れば香澄がいるので毎日は充実して居ますわ





KP:ヒナヒナさん
他PL:八さん、ぬんさん、tkさん、そよぎさん
他PC:秋葉、水嶋、常世、魚人

です。念の為載せておきます。
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