虹ヶ咲ヒーローorナイト&キング 作:コントラポストは全てを解決する
中須かすみはバカである。英単語辞書を開けば10秒で眠り、日本史に関しては薩摩武士がクソ強いこと以外なにも知らない。武士に関しては薩摩と鎌倉は良いぞと茜に勧められたためそこだけ覚えた。あとホトトギスは美味しいかどうかを調べたこともある。クソマズかったりウリ科の植物の味がするなど色々出て来たため『諸説あり』で片付けた。
そんな定期テストで赤点ギリギリ常習犯を誇るカワイイ姉貴は、死ぬほど性格が悪いけど死ぬほど相性の良い性別不詳の腹黒ショタから悪影響を受けまくっていた。
やはり一番は性格の悪化だろうか。とは言え好きな人と話が合うようになるのは気分が上がる。それに茜相手だと日常で役立つ処世術が身につくから一石二鳥だった。
今までうざ絡みしてくる嫌いな男子に愛想笑いをする事しか出来なかったが、今ではテキトーにあしらってもそれっぽい理屈で黙らせられるくらいには成長できた。
明らかこっちを下に見ているであろう相手の顔面を超えてやった快感は今でも忘れられない。顔面の良さなら元から勝っていたのだが。
こういった風に周囲からも、そして親友からも『変わった』と評価されるかすみ。茜のおかげであり茜のせいである。以前の自分なら軽率に中指など立てなかった。好きだけど。
内心で早く相手を見つけてくれと不安混じりの冷や汗をかくこともしばしば。年上の肉食女に食われ絶頂の感覚を『怖い』と形容しながら出すシチュが似合う男3年連続No.1(自社調べ)を誇る茜がどこの誰かも知れない女に食われるのは普通に嫌だった。
かすみが納得できる女じゃなかったら頑張って茜を説得する気でいたし、最終手段で自分が貰う手も真面目に考えていた。
別に今更恋とかいう魅力の確認作業はいらないし、相性の良さも分かっていたから問題なかった。
しかし現在は無事お姫様を見つけ全力で尻に敷かれている。おかげでかすみの頬もホクホクだ。王子様が迎えに来てくれるディズニープリンセスとか久々に見た。王子とかいうか地位継承して王様やってるけど。
「しず子!茜丸とりな子が式場の下見デート行くそうなので尾行しますよ!」
「ストーカー行為では……?」
「大丈夫です!式場と言ってもライブステージなので!」
「どちらにしろストーカー行為では……?」
──……
桜坂しずくは中須かすみの友である。かすみの持つ可愛さにかける執念を気に入っていた。演技を磨く自分と似ているため『並以上に苦労する努力』という点でシンパシーを感じていたのだ。
頭が悪いと自虐していたが、話が噛み合わないなどはないので地頭が良いことを知っている。なのでIQ差の会話不成立がない。それに例え話が合わないとしても、相性が悪いわけではないので特段問題はなかった。
そう、なかった。どこぞの男に性格の悪さを開花させられるまでは。
いや、別に性格が悪くなったと言ってもグレたわけではない。むしろ作った可愛さも作り物感やわざとらしさが減り、同じ女であるしずくですら少しドキっとしてしまう程の魅力に進化した。
良く言えば計算高さに磨きがかかったのだ。フィクション感は増したがそれは虚構という意味でなく、理想という意味での完璧なフィクションに近づいた。ここは大丈夫。
しずくが問題視してるのは人間性……倫理観が終わり始めた事である。
かすみの内心に生える倫理観の果実は、骨粗鬆症の骨と同じレベルでカッスカスに枯れていた。
ここでしずくは中須かすみが死ぬほど人の影響を受けやすい人だった事を思い出す。
サイコパスではない、ソシオパスでもない。確かに正気だし常識もある。ただ、特定の条件下で人を殺すとなった時、やたらコストを度外視したバ火力と1回でどれだけ殺せるかのプレイバリューを見るようになってしまった。
あれはそう……4日前の土曜日。茜からの知識をメモに残していたかすみが話してくれた『茜丸って不思議な人でして、最初に野球のバットを見たのが不良の闘争系に出てた武器用の金属バットなんですよ。だから野球も初めて見た時は鈍器で硬物を飛ばすテロ集団とそのキチガイ砲弾を浴びる認知症祈願者って思ってたらしいです。面白いですよね』と言っていて、そこはまあ良かった。不思議くんだなって思う程度だったから。
問題はその後、『それでですね、話が弾んで人殺せるスポーツ用具の話をしたんですけど』って話を語り始めた時はさすがに『ん?』ってなった。
野球やサッカーで使うスパイクを裏返した物を束ねたスパイク棍棒とか、シンプルに釘バット鉄バット、卓球のネットで首絞め。まあ中学生が考えそうな殺法を茜は話したという。
しかしかすみの第一声は『砲丸投げの鉄球を大砲に入れて撃ち出せば人殺せて周囲の人に怪我も負わせられるので相手軍の経費削れてお得ですよ。ついでに建物も壊せて修理費も重みます』とか鬼畜な事を言い出した。
治療費や修繕費の二次被害から来る財政不足と、それを利用した戦力低迷を狙うのは地雷とか手榴弾作った人の思想なんだよ……と素直に引いた。
あまりそういう話のネタが思い浮かばなかったしずくだが、ひとまずかすみにスナイパーライフルで暗殺するならどこを潜伏点にするかを聞いた。
そしたら『裏社会の情報あるならライフルよりミサイル撃ってどこかの国に罪擦り付けた方が早くないですか?どうせ暗殺対象になるくらいの闇抱えた人がいる会場ですし絶対録でもないですよ。あとどうせ他にも碌でもないやつが来てるでしょうし。それとかすみんスナイパーライフルだとまだ罪悪感覚えちゃう領域なのでミサイルが良いです』と前提を無視したよく分からない事を言ってきた。罪悪感。経済逼迫戦略を取る人の罪悪感。
何がどう罪悪感なのかを聞いたら『茜丸と色々試したんですけど、私って毒を入れた紅茶を作ったあとそれを他の人に渡して相手に飲ませる──くらいのレベルにならないと罪悪感覚えちゃうんです。だからもしかすみんが人を殺さなきゃいけないってなったらこれくらいしないと無理ですね』とか何とか。
しずくの知ってる中須かすみはもういない。そこにいたのは無敵級ビリーバーでもスーパーパワーブレイバーでもなく、性悪魔王に魂を捻じ曲げられた滅亡級ディザスターだった。
確かに以前から片鱗自体はあった。5月の頭には今まで『ほめられたい欲』と可愛い言い方をしていたのに、その時からは『承認欲求』という言葉を使うようになったし、曖昧な情報を鵜呑みにするのは陰謀論者かネット商材のカモ堕ち化を早めるだけとも語っていた。
この時は家に帰ってから『かすみさんはこんな性格悪いセリフ言わない……!!!』と解釈違いに若干キレた覚えがある。
件の''茜丸さん''に鬱憤を貯蓄し、文句に使うネタを掘るために1週間相手の生活を監視。
そこで分かったことは1つ。あれは危険。教祖とかそういう悪い方面に生死観念飛んでるし、表情全部が紛い物。おそらく相当な人間不信を拗らせてる事は見て取れた。そこに見た目の小動物さが加わって『守るべき愛玩動物』の様なある意味人の域を越えた新しい生物として君臨している。
演技の理論を学んだしずくだからこそ分かってしまった。あれを止めるのは並大抵の覚悟じゃ無理……と。
加えて姉である夕雲ひまり同様偽物の顔しか作れない姿に少しだけ同情もしてしまった。恨み辛みが引いてしまい心も揺さぶられるため距離を起きたかったのだが、絶賛関わりそうになっていた。
「ほらほら!善は急げです!行きますよ!」
「あっ、もう……!」
無理やり手を引っ張られ部室を出る。かすみは過去1ワクワクしていた。人に踏み込むのを死ぬほど拒んだ茜が自分から女の尻下にスライドインしたのだ。どれだけ2人が進展したのか楽しみでしょうがなかった。
茜が幸せそうだから嬉しいのか、璃奈が仲直り出来たから嬉しいのか、はたまた両方か。かすみには分からない。
璃奈がいないと茜は生気を感じさせないほど生命感を弱める。なんか死相見せられると心がチクチクするからその顔だけは本当に嫌いだった。生涯茜丸に可愛いを連呼させる計画も飛んでしまう。
とりあえず最低でも50までは生きろと本人に言ったけど軽くスルーされたのは良い思い出。
対するしずく。
何故かデバイス捜索アプリに茜のスマホが登録されており、それを見たしずくは『もしかしてこの人、かなりまずい段階まで堕ちてる……?』と焦りを積もらせた。このまま常識まで消えて犯罪に手を染めたらどうしようと冷や汗を垂らしながら、目の前の友達をどう茜から引き剥がすか考えた。
この日から『かすみさんを犯罪者にしないための計画』がスタートしたしずくだが、後に茜から『あれ覚えたての知識や感覚を使いたい厨二病のイキり発作だから気にしなくて良いよ』と笑い飛ばされるのは別の話。
辰巴森公園のステージ解説を受ける茜と璃奈……を茂みの影から覗き見するかすみとしずく。
ただ覗くだけなら百歩譲って受け入れらるのだが、隣のかすみはテンション高そうにスマホで写真を撮り始めた。連射で。
帰ったらショートムービーで画像を並べて動画にするらしい。無駄に手間をかけた無駄がありすぎる無駄なだけの作業だった。人生時間の無駄がすぎて懲役の概念すら感じる。
話が合わないとかそういう次元じゃなく、もはや別生物を見ている気分だった。
しずくは気まずくなりあの2人の組み合わせが好きなのかを聞いた。
帰って来たのは『好きというか、2人を一緒にいさせないと絶対良くない未来が来るので』とスピリチュアルな事を語るかすみ。
もしや茜は宗教ビジネスをしているのではとエンジンが再燃──
しかけたが、以前より幾分か"らしい''表情をするようになった茜を見て本心なんだと察した。仮に演技だとして、あの場面で演じる必要性が感じられなかったから。
かすみや璃奈から聞いた程度だが、茜はビジネス関係の利害を大事にすると聞いている。なるべくお互いが得をできるように動き、想う善意だけで人がなにかを成し遂げるのは無理だと考えているという所までは聞いた。自分の利益なく大損害を省みながら動くことは絶対できないと。
色々言いたいことはあるが一旦置いておき、仮に茜が話通りの人ならあそこで演技を使って相手の信頼を欠くのは損でしかないと思った。
仮にも自分が長期的に手を貸すほど気に入り、部員でもないのにライブ前のステージ選びにすら同行する程度の好意を抱いた相手の信頼を落とす。
茜になにか大きな利益をもたらすと判断した相手の信頼を裏切る。
そんな簡単な判断すらできないゴミがビジネス語るとか愚かすぎて話にならないと感じた。事実だったらかすみと縁を切らせる決断を即座に下すと決意を固めるほどに。
だが、茜の考えることがわかるという璃奈が今も一緒にいるのが全ての答え。検察意見の述べようがないほどに確定した証拠なのだ。
というかアホみたいな距離の近さにしずくは思わず口を結んだ。距離感じゃなくて物理的な距離が近い。心も身体も堕ちている。
それくらいは見てわかるデカい矢印だった。何も知らない人が見たら密着してるだけだが、知ってるこっちからすると璃奈の矢印が奇跡的なほどにデカい。しずくのケツと同じくらいデカい。ケツデカ矢印だった。固定資産税かかりそう。
遠目から見ても璃奈のオーラは夜空と茜空の境目にあるしっとりムンムン好き好きナイトフィーバーなのだ。無表情だけど明らかに雌の顔をしている。絶大な信頼を寄せている。
昨日愛の膝に突っ伏し話していた会話からするとまだ恋だのそこらの関係には発展してないらしいが、おそらく付き合ったら『彼ピが好きぴでまじ犯ぴ』とか言うギャル顔負けのセリフを吐くだろう。未来予知などするまでもなく確定した未来だった。
だってもう今の段階で明らかムラつきまくってるから。無表情だけど眼光だけはライオンの雌だから。
ねえ知ってる?ライオンの雄はハーレムを築けるけど、定期的に雌全員と40時間以上のセックスをしなきゃいけないんだって(豆しず)。
段々茜の行く末に同情し始めたしずく。あっちは信頼が高いとはビジネスなのに相手が本気になってしまった。
一体何をしでかしどこで何を積み重ねたのかは知らないけど、彼の未来にはもう恋人選択の自由がなくなってしまったのだ。そこだけは同情してしまう。
相変わらずかすみはかすみで連射を続けてるし、ストレージ使い切ったから自撮り写真を消してる。加工画像も含めて。そこまでする?としずくは引いた。
これってただのパパラッチなのではと今更ながらしずくは後ろめたさを感じた。元より自分たちはストーカーだし、自分も前にストーカーしたから本当に今更なのだけど。
「あっ、移動しましたね。私達も行きますよ」
「いや……あの、そろそろ帰っ方が良いんじゃないかな……。み、見つかったら怒られちゃわない……?」
「大丈夫です。茜丸はそんな事じゃ怒りませんので。ちょっとやそっと関係をつつかれたくらいじゃ怯みません。むしろ煽って来ますよ」
「それはそれでダメな関係だと思う……」
照れくささとかないんだ……なんて思いながらしずくは移動した先で茜を見る。まあ、顔は良い。正直唇の潤いだけで良いから奪いたいくらいには全ステータス最高値。女として扱うならだけど。身長は……一旦目をつむるとして、問題はやはり性格。かすみに効率大量殺人倫理を植え付けたほど癖の強いキャラクター。正直付き合うとなると性格と思想とビジネス思考が足枷すぎる。
「あの……かすみさんは、もし茜丸さんに告白されたらどうする?付き合える?」
「そこまで信頼もぎ取ったなら出てくるのはもう結婚指輪2組と婚姻届しかないですね。別にそこらの男女がやってるノーマル恋愛とか捨ててますし。恋と愛の説法とかそういうのじゃなく、私は1番嬉しい種類の可愛いって言葉をかけて貰えて得。あと料理が苦手で自信ないので茜丸にやって貰えて得。茜丸は永遠知識を披露できて得。利害一致です」
「ほんの少し茜丸さんのメリットが薄い気がするけど……育児前から荒れそうだし……」
「利益なら平気ですよ。いつもこれより低い報酬で関係回してるので。茜丸の心仕留められたってことを考えればこの交渉で行けます。というか今ですら同じ条件でシェアハウスを提案すれば受け入れますよ。嫌々言いながらですけど。子供周りはそうですね……正直お互いそこら辺の興味が薄いので育児対策立てまくって検査キットで準備万全にしたあと、その範囲でヤることになると思います」
ドライセックスが過ぎる……。最初からマリッジブルーな状態で長続きするのかと不安になった。もし離婚などでかすみを泣かせようものなら薙刀で切り刻む事も視野に入れておく。かすみを泣かせる人間なんて海に沈めておけば良いのだ。
「なんかその……若い人たちの行為っぽくないね……」
「性欲に溺れて子供作るのが茜丸にとって1番地雷ですからねー。子作り関連はめちゃくちゃ拘り強いんですよあの男。大きい胸の方が赤ちゃんが乳飲みやすいとかで自分の好み捨てますし。本当は貧乳から普通サイズが好きなんですけど。BとCの間くらいが好み」
「そ、そうなんだ……」
それは幸せなのかしずくには分からなかった。確かに感情で動いて倦怠期、歳をとって掠れた関係になる夫婦はいる。その対策には今のうちにかすみと茜のような事をすれば良いと言うことも理解できる。感情が冷めても冷静に理屈でメリットを見出せる関係。
ただそれは端から見ればだいぶ愛のないように見えるやり方。近所の人に悪く言われる可能性は絶対にある。
「やっぱりしず子も冷めてるなーって感じます?」
「長続きするのかな……とは思う」
「まあ、劇的な交際したいとかなら無理ですが、そういうところも合わせて茜丸と私は相性良いので。というかそことワーカーホリックの制御され耐えればだいぶ良い男ですよ茜丸って。お金ある、能力いっぱい、家事で1番めんどくさい料理と皿洗いやってくれる、相手は洗濯と掃除してれば解決。子育てにだいぶ育成理論ぶち込むので進路で言い合うことはあっても方針で喧嘩する事はないと思います」
「現実的だね……」
「でも大学越えた女性ってだいたいこんな感じじゃありません?違いと言えば理想の高さくらい。ミスったら嫌いな男のために死ぬほど痛い思いとキッついストレス押し付けられるはめになりますし。だからみんな厳選に慎重というか。女が絶滅したらもうチンパン辺りと交尾するしかなくなりますし、性欲握れてるのと人権ある内は上から目線で選別してるくらいがちょうど良いと思いますよ。茜丸も『男滅ぼすか隔離した後ブスフェミ発狂させて〜。異性に選ばれなかったのに同性に選ばれるとか無理だもんなー』って言ってました」
「言ってることはわかるけど言い方……」
遠回しにY染色体さえどうにかしちゃえば受胎皿はあるんだぞって言い張ってるの素直に引く……。やっぱりあの男許せねぇ……としずくは決意を燃やした。女尊男卑のその先のためだけに人殺すのはどうかと思う。
私のかすみさんはこんな思想強い人じゃないと静かに闘志を煮込み、しずくは心の底に打倒夕雲茜を胸に刻んだ。
◇
なんかめちゃくちゃ視線感じて性犯罪者か?って思いながら璃奈りーにミニドローン飛ばして貰った。スマホで映像見てたけどかすみさん達がいて笑っちゃったぞ。なんでボクらの偵察してるん?
手頃なロリ目当てのやばいチャラ男に目でもつけられたかと警戒したが杞憂で良かった。正直なところフリーファイトとか1体1の相打ちが限界なので多数相手に璃奈りー護衛っていう条件下じゃ確定アウトなんだ。逃げる一択。
正体はわかったのでかすみさん達を電話で招集。茂みは茂みで毛虫とか危ないからね。
呼び出して問い詰めてもめっちゃしらばくれるから『ストーカーは璃奈りーが怖がるからやめて』って説教したら白状した。
だけど隣の女はくっ殺目で睨むだけ。特にこれと言った反省の色はなし。女初ボクと裁判した初めての女になるか?
いやよく見たら桜の妖精しずくちゃんじゃないか。不思議なことに以前ストーカーしてた時より敵意が増してる。ボクら被害者なんだけど。
イライラすると肌荒れるし、近所にあるジェルンスのギフト券をかすみさんに送った。そのあとは夕飯のために璃奈りーと買い出し。
あそこのチョコケーキ馬鹿みたいに美味いぞ。カロリーと糖分低いけど美味い。素材の甘さと味覚を錯覚させる化学パワーで甘さ出してる。やっぱ料理は化学実験なんだよ。
しずくお嬢がチョコ好きかは知らんが、かすみさんにモンブラン送ったしいざとなったら交換すれば良い。どっちも嫌いだったら知らん。セットの紅茶飲んで寝ろ。
それにしても何が嫌だったんだろう。ボクは侑先輩に頼まれてステージの下見に同行してただけなのに。
セクハラもパワハラもしてない。ボディータッチどころかスカート短くしようぜ的な発言すらしてない。
そもそもボディータッチとかどこ触れば良いのかもわからんし。髪と肌は可愛い人間の命で胸と尻は性犯罪。もう背中の切りくず取るために触るのが限界じゃないか?セクハラむっず。そりゃデリカシー欠けてるやつじゃないとできないわな。