虹ヶ咲ヒーローorナイト&キング 作:コントラポストは全てを解決する
8/16(金)AIで稼いだ金を使いカラスにクソデカ公園掃除させるシステムを開発。璃奈りーと一緒にデスワークが出来て楽しかったです。二度とやらん。
8/21(水) 烏清掃(株)の交渉日記を付け忘れました。記録駄目です。なので全部成功した旨だけ描いておきます。
予算も156万だけオーバーしましたが、幸か不幸かエーアイの余剰利益が734万あったのでプラマイ578万です。あとは推し会社の株買ってフィニッシュ。うーん脳汁。
正直ボクのプランだと5000本売れれば御の字レベルだったんだが、何でか30000本も売れた。相手の会社が海外販売したって事情があるにしろ売れすぎじゃないか?
せっかく金も余ってるしAIソフトの擬人化3Dモデルでも作ろうかな。AIのあっちゃん。ソーブラちゃん達と並べたらいい感じになる筈。
「……あの、茜君?さっきからパソコンの前で何してるんですか……?」
「あっちゃん生誕の祈りを捧げてます」
「あっちゃんって誰?茜の知り合い?それともひまりちゃん?」
「描画アシストAIソフト、命称Arce.ニックネームはあっちゃん。ボクの嫁シスターズの末っ子ですよ」
「大丈夫?病院行く?」
「いやまぁ確かにただの文字列コードなんですけど。でも『住めば都に過ごせば愛敬』ってよく言うじゃないですか」
「さすがに無理があるんじゃないかな……」
「でも可愛さはあるでしょう?」
「茜君……ついに頭が……」
さっきから失礼な奴らだな。年下イビリは嫌われるどころか階級が降格する事すらあるんだぞ。
「それで……今日のご要件は?」
「虹ヶ咲カラス三銃士を連れて来たよ!」
「侑さん……やっぱり今日の茜君おかしいですよ……。救急車呼びます……?」
「とりあえず横にさせよ。あとは璃奈ちゃんとかすみちゃん呼んで……冷えピタってどこやったっけ……」
「おい聞こえてんぞ話聞け」
言っとくがボクの匂い嗅いでる時の貴様らこれより酷いからな?よく考えなくても可愛いショタに成人女性予備軍が抱きついて吸ってるんやぞ。どう見たって事案なんだからもっと不審者としての自覚を持って欲しい。特に股下DIVEで匂い嗅いでくる生徒会長。挟んだ腕は何があっても解かないアリジゴク生徒会長。
侑先輩は『後でポム先輩にセイバイROCKされるんやろなぁポイント』があるのでボクから言うことはない。
この女はいつになったら歩夢先輩の真価に気づくんだろう。幼なじみは家族同然とはよく言うけど、家族同然だからこそ姉妹感覚で嫌な部分が見えちゃって深い付き合いしなくなるんだぞ。高校上がる頃には疎遠になってるのがデフォルト。
正直侑先輩が現時点で抱いてる『歩夢が大切』って気持ちを10倍にしないと歩夢先輩寝盗られるよ。心労で弱ったところをコロッと付け込まれて。
心のダメージはオカルト商法にすら縋らせる最高のカモ肉だからな。ボクが海辺で出会ったジーパンチェーン男だったら絶対狙ってたと思う。ポム先輩ってスタイル良いし男好みの理想の受けセックスしてくれそうだし…………もしかして今も普通に狙われてるんじゃ???
うぉ、やば。サンリオスタッフとして監視しとこ。ボクがこの手でセコムするんだ。
「えっと……カラスと一緒にブリーディング教室でもやるの?」
「先月二ノ宮公園掃除したじゃないですか?あのクッソ広い公園」
「タバコの吸殻が酷いからって定期的に色んな学校が掃除してる公園ですよね。さすがに茜くん一人でどうこう出来るものじゃない気が……」
「だからカラスに掃除して貰う事にしたんですよ。吸殻入れるとピーナッツが出て来る装置を使って」
あんなクソデカ公園ボク1人で受け持ったら高校を卒業してしまう。でも人間雇うと人件費かかるし。
侑先輩や璃奈りーになら金払えるんだけど、どこの誰かも知らない教養がどの程度あるのかも知れない他人に金渡すの無理。ボクの指導方法は人間にしか馴染まないからな。
「その装置の準備とカラスに教えるのってどうするの?」
「璃奈りーに全部押し付けました」
「鬼じゃん……」
「でもカラスの教育はやりました。ボクにしか出来ないので」
「そもそもこのカラスどこから連れて来たんですか?普通保護法とかで接触すら出来ませんよね?」
「許可はある。と言うか許可前からボチボチ飯調達目的で雇ってましたし。教育云々関係なく共同作業出来る程度の関係は築いてますよ。そこらの中年より指示の理解度高い上にタダで使えるから楽だった。ニンゲンモドキの怒鳴り猿みたいな真似しない限り進んで言う事聞きます」
巨大サイズとか地中の巣が獲物の時は囮役引き受けて貰ってる。基本夜に決行だから闇に紛れるのよなこの鳥達。厨二心がうずいちまうぜ。
やっぱりカラスもオオスメバチの腹と幼虫が好きらしい。幼虫に関してはデカイアブラムシみたいなもんだし気持ちは分かる。
「えっと……もしかして動物が友達、とかそんな感じ?」
「人間の友達すら作れないボクが他種族と友好関係結べるわけないじゃないですか。カラスより頭良いから参謀役引き受けてるだけです」
「否定の仕方もうちょっとなかった?」
「茜君、人としてのプライドや誇りとかないんですか?」
「それで飯が食えるなら持ちますけど。遅い飛べない野生知らないボクより自然界生きてる猛者ですよこの鳥。プロフェッショナルにトーシロが誇り云々語ったところでなんの生産性もないですし。ヒョロガリ筋トレ論と一緒。そもそも人間って賢さ以外に取り柄ないじゃないですか。コーギー捕まえるのに四苦八苦する種族が王様面して他種族相手にイキり散らしてるの恥ずかしくありません?」
「もう少し人として物事考えてくれませんか……」
人として物考えた結果なんだけど。人間も一つの動物として他動物との能力差を比べた結果…………もしかして1個の生命としての人じゃなく地球の支配者っていう意味の『人』を求めてる?
安全地帯にイモリながら生存競争リアリティショーを見てゲラゲラ笑ってるだけの雑魚が星の支配者?冗談キッッッツ。
話が進まんからここら辺はまた今度にしよう。
「で、はい。カラス清掃システムを使うためにトップ達に御足労いただきまして。こちら狩場索敵と生態系把握及び全軍統治役の総司令を務める羽火元帥。こっちがナワバリ内治安担当、カラス警察の尾水警部補。最後に他種族への報復及び記録担当、報復執行官の橋口長官。虹ヶ咲三羽烏です」
「なんの比喩でもない三羽ガラスだ……」
「えっと……信用して大丈夫なんですか?吸殻どころか吸煙しているのすら持って来たりしません?」
「装置の方に消火機能付いてるので大丈夫です。当鳥達にもタバコの持ち方は指導済みですし」
「いや……そういう事ではなく……」
そもそもあの公園でタバコ吸うとか言う美的センス終わってる奴らが景観の美しさを守ろうとは絶対ならないので、タバコ出したら即回収を最終目標に掲げてる。ボクの中で掲げてる裏目標だけど。
「茜が公園に手を加えることはしない感じ?」
「だってボク参謀係ですし。人間の強みであり取り柄である学習能力をイカせる立場はここしかありません。人間は人間らしく学んで教えて後進育成してれば良いんですよ。人間らしさ第1精神です。というかさっきも言いましたが人類って頭脳くらいしか能がないのでここを捨てたら人を名乗れるか怪しくなります」
「辛辣だね……」
「事実ですから」
カラスはカラスらしく翼と経験で餌を見つけ知能でより難解な狩猟をする。向こうが立場を弁えてるならこっちも立場自覚して役目を果たす。それが正しいビジネス関係だぞ。
「…………あの、茜君。もしかしてですけどこの装置のためだけにお金使ったんですか?使ったというか集めたというか」
「長い夏休みでしたよ」
「物欲薄すぎません……?」
「金って増えすぎると使い道なくなりますし思想がデカくなって孤児院とかユニコール活動モドキし始めるんですよ。それに色んな所にばら撒いたほうが税金浮きますし。一人から1000万取るより百人から100万取った方が国は安定します」
「璃奈さんのためにお金貯めた云々はどこに」
「あそこのライブステージで璃奈りーにライブやって貰いたい。設備のデザインとかエフェクトバリエーションが璃奈りーにバリカタ似合いそうなんですよね。むしろ璃奈りーのためだけに作られたと言っても過言ではない」
「いや……過言では……?」
「そうやって否定から入るのやめた方が良いっすよ。『これだから3次元オタクは〜』って面倒臭い2次元主義者にグチグチ文句言われますから」
「知らない事例ですね……」
アニオタも鉄オタも3次元オタも心の活力と健康と幸せを求めていただけなのに多数派の正義で3次元主義者が権力得てる。ぶっちゃけオタクは否定から入る云々を語る3次オタとそれに反論から入る一般オタで無駄が多い。様式的でも機能的でも何でも良いから美しさを出してくれ。
「このステージで璃奈りーにライブをして貰いたい。絶対に。そういうわけなので作曲依頼受けてください侑先輩。金ならいくらでも出す」
「えっ……茜が作ったりはしないの?」
「シンプルに解釈が足りん。アイドルとしての璃奈りーについては侑先輩の方が分かってますからね。あとボク自分で描いたエロ絵じゃ抜けないタチなんすよ」
「ごめん、例えがよく分からない」
「自分で手がけた作品だから粗も作者の心情も初見のインパクトも新鮮味も全部ネタバレされててBPMがぶち上がらない」
「あー……うん。ちょっとだけわかった」
1週間前に初プレイした程度のボクでも分かる。「あぁ、これ他所からネタ供給しないとダメだわ」って。
シコるために1回自分の家に帰ったから璃奈りーにも多分バレてると思うけど、別にその程度で距離が遠のく関係じゃないしな。
仮に事が起こるなら両者問答無用で慰謝料奪いに行くって信じあってるし、特段これと言ってギクシャクするとかはない。一応配慮というか尊重はするけど。
「理由はわかったけどさ……でも茜の方が技術上じゃん?私じゃなくてもっと実力ある人の方が良くないかなって思うんだけど」
「その侑先輩より実力あるやつが指名したんです。大人しく金入るやったー!って喜んどきゃ良いんですよ。ボクの才能疑ってます?」
「いや……はぁ、わかったよ。どんな曲が良いの?」
「自分が手を加えたやつじゃ抜けないってさっき言ったじゃないですか」
「丸投げ……」
「強いてあげるとしたら璃奈りーと話し合って璃奈りーがやりたいと思った曲にしてください」
「璃奈ちゃんメインで良いの?『こんな曲歌って欲しい』くらいだったら大丈夫じゃない?」
「その歌って欲しい曲が璃奈りーの歌いたいって思う曲なので。自分がやりたい曲だから脳汁出て頑張れるんじゃないですか。ボクが見たいのは最高のギャラクシー推しライブであって自分のオリ曲押し付けたプライドオナニーライブごっこじゃないんですよ」
「相変わらず酷い言い方しますね……」
しょうがないだろボキャ貧なんだから。こちとら精神年齢赤ちゃんぞ?子供相手なんだからテンプレダメ親に多い年齢で対応判断するのと同じことをしないで欲しい。
「茜がそれで良いならもう何も言わないけど……ほんとに良いの?茜の見たいものが絶対見れるわけじゃないんだよ?」
「この世に絶対と心配と優しさがないのは重々承知の上です。それにボクは優秀で謙虚で聡明で御心面積が83,450 キロ平米あるクライアントですよ。今回は結果じゃなくて努力で評価します。実力なくても頑張り序列で比較してくれる歴史ある偉人対応です。とりあえずこいつは前金だ」
「すごい引き受けにくくなったんだけど……断って良い?」
「その実力第1精神が見たかったのでお願いしますね。やっぱ創作職人なら利益3割プライド7割で走って貰わないと雇い主の美的センスには刺さりませんよ」
「相変わらず性格腐り切ってますね……」
「腐ったならあとは種が落ちるのを待つだけです。次のボクはどんなリンゴを実らせるんでしょうね」
手に入れたら最低でも金とボクを仕留めたって言う知名度パワーが手に入るので大躍進。正に禁断の果実なんだぜ(鼻ほじ)。
生憎と現在のボクは璃奈りーの手の中で敵を斬る任務に付いているから枠埋まってるんだけどね。お前らが今必死になって追いかけてるのボクが用意したただの金メッキやぞ。神に絶許された方が今後のためだと思う。
ボクもイケメンとイケボ怪人に取り合いされるトキメキへるへいむやりてぇなぁ……
いや違う。余にはソーブラちゃんとサイバーのじゃロリ狐アンドロイドとあっちゃんがいる。愛しき我が妻達を置いて異世界転生とかしてられん。
あとボクが死んだあとに変な男が寝取りに来たら嫌だし。ぜっっっっったいそいつ呪い殺す。感動3000倍にして1日数回タンスの角に小指ぶつける呪いかけてやる。死ねどす。
というわけなので早く家に帰って呪術X戦を読まなければ。
侑先輩に依頼するって目的は達成したから帰宅して漫画読みながら璃奈りーにこの話をしたんだけど、「私は……?」って返答を貰った。私は……私は?Do you koto?