虹ヶ咲ヒーローorナイト&キング 作:コントラポストは全てを解決する
「栞っち、一緒に日本SE紙芝居作らへん?」
栞子が気づいた時にはそこにいた。妖怪運命語りが。
「うわ……出たよ……」
「心の声漏れてるで」
「あっ、すみません。んんっ……ご要件は?」
「日本SE御伽噺作らへんか」
「SEってなんですか?」
「システムエンジニア」
「機械の扱いは苦手なのですが……」
おそらくそういうアプリ?を作る機械に触れた瞬間、不思議パワーでぶっ壊す自信が栞子にはあった。何とかスクリーンという怪奇現象が起きてしまう。
さすがの茜でもそのレベルになると直すのは無理になって来ると思うのだ。だからあんまり触りたくない。
「いやね、ボク考えたんすよ。適性毎の振り分けとか人間だけでやっちゃダメくねって。人の価値観を人の目だけで測るのは危ないすぎるんじゃって」
「じゃあ、どうするんですか……?」
「いくつか設計プランを練ってきたから見て欲しいの。はいこれ」
「あ、ありがとうございます。えっと……私の心配、してるくれてるんですか……?」
「ご想像にお任せする」
資金源になってやるという発言は本当だったらしい。茜になんの得があるのかは知らないが財閥になにか目的があるのかもと推測する。
それと本人談だが、物事で重視しているのは利益らしい。本音を言うと見返りに何を求められるか分からなくて怖いけど、茜の言うことも一理あるため資料には目を通した。
「えっと……どこの企業が作ったアンケートサイトか分かりませんけど、これが私の役に立つとは思えず」
「ん?あー、違う違う。それに載ってるデータと見た目はサンプルだよ。栞っちが求める種類に合わせてソフト作るの」
「では、この性格診断みたいな仕組みを私の適性検査の項目に合わせて作れる……って事ですか?」
「うん。栞っちがいつも見てる項目名を全部リストアップする必要があるけど」
「それだけで良いんですか?選んだ項目の組み合わせで答えを出す仕組みは誰が?」
「そこを描くのがボクの仕事よ」
栞子は余計混乱した。茜があまりにも同好会潰しに積極的過ぎたから。好きな人がいるのになぜこんな横暴を働くのだろうか。
仮にこれで全部成功してしまったら茜は好きな人に嫌われてしまうのでは。そのショックでチャレンジ精神と実力の発揮をやめてしまったら。
やはりお遊びアイドルは修正しなければ。しかし修正すると茜が犠牲になる。
いや、そうなったら自分の側近にすれば良いと考えつき栞子は落ち着いた。これで問題なく活動が再開できる。
「すみません……疎くて無礼を承知で聞くのですが、結構重労働ですし本来は人手と資金がいる作業なんじゃ……?」
「そんな大層なもんじゃないよ。冬休みの書き初めと同じくらいの手間しかないし」
「そこそこ労力使うじゃないですか……茜さんがそこまで張り切る意味とは……?」
「友情のキラキラは追い詰められた時に1番輝くってデータがあるんだ。そんで今は過去最大の試練にぶち当たってる。つまり最高の友情が見れる。ただそれだけ」
「…………『協力して廃部に抗う同好会の足掻きが見たい』という事ですか?」
「そうとも言う」
性格悪っ……と栞子は引いた。あの悪辣でふざけた態度は同好会にもやっていると。なんで今の今まで関係が続いて来たのかが不思議でしょうがなかった。
でも、全ての人に同じ態度で対応できるという点は素直に尊敬できる。やはり人である限り贔屓は入ってしまうから。
だからこそ栞子も公平なジャッジのために相手をデータ面でしか見ないよう心がけているのだ。情は邪魔。
「仮にですけど、もしもそのまま同好会が潰れてしまったら?」
「問題ない。作曲担当の侑先輩と支え役の歩夢先輩がいれば何度でも復活する。同時に倒さなきゃダメ」
「2人を別々の部活に移すとか?」
「1番コスパ良いのは歩夢先輩をテキトーなチャラ男とくっつけること。そうすればバッドエンドパワーで侑先輩のメンタルがボロボロになり、かつメンタルから来る生活習慣の乱れで創作が出来なくなる。そこからドミノ倒しで全部崩壊よ」
「やっぱりあなた鬼の子か何かですね?」
あまりにも人の心がない茜に対し、栞子は性に関連した怪異を連想する。曲がりなりにもお世話になった相手へこの仕打ち。
「別に栞っちにとっては同好会なんて中途半端で将来性のない消した方が良い連中なんだし、多少の犠牲はあっても良くね?って思うのよ。それに歩夢先輩は120%侑先輩に染まってるだけで、侑先輩以外でも80%安定で適応できる。だから実質の犠牲は侑先輩1人。1人の贄で他同好会部員の実力が上がる。多数の幸福論は社会の基本でしょ?」
「いや……一応生産性って点では1番有用ですし……」
「侑先輩が言ってたけど、アイドル部の部長に凡庸だからいらないって言われたらしいよ。どれだけ頑張っても一般人レベルを抜け出せないんじゃ食っていく事なんて出来んし、別の道を探した方が良いと思う。それに自分で全部考えられないやつは即消えるのがボクらの世界だ」
「茜さんもアイドル部の部長と同意見って事ですか?」
「今のところは」
茜がここまで言うのならあの侑という女子生徒もどこかに移した方が良いかもしれない。元は普通科だったらしいし。
とは言え、曲を作れる以外となると本当に普通の女性だった。強いて言えば少し運動神経が良いくらい。正直どこに送れば輝けるのか栞子の目をもってしても判断が難しかった。
「えっと……茜さんから見た高咲さんの取り柄って何がありますか?」
「コミュ力あるし商業科の営業基礎でもやらせつつ教論教えときゃ良いんじゃね?とりまそこら辺も決めたいからアンケソフトの種類を選んでおくれ」
「じゃあ……この普通のやつを……」
「りー。後で栞っちの適性判断基準をまとめた紙を送っといて。写真撮ってLINEに載せてくれれば勝手に見るから」
「わ、わかりました」
協力してくれるのはありがたいけど、行動理由が面白いテレビ番組を作ろうとする人達と同じだから素直に喜べない。
おそらく近い未来で酷い目に合うと思うので、その時はお礼がてら監視をしておこうと栞子は決めた。少なくとも前生徒会長からは確実に反感を買っているはずだから。
────────
夏休み明けだからか生徒の浮かれ具合が増した気がする。夏の間に交際が始まるのは学生だと恒例だけど、もう少し距離感を弁えて欲しいというのは大いにある。
確かに学生の時にしかできない事ではあるのだが、学生だからこそ守るべき点はしっかり守るべきだと栞子は思うのだ。
そこら辺の真面目さに関しては前の生徒会長はしっかりしていた。あの人の問題点は過度な慎重さと行動の遅さだった。動かなきゃ何も起こらないためここを変えたかったのだ。
「ねえねえ三船さん!最近夕雲くんとよく会ってるっぽいけど何話してるの?やっぱり三船さんも夕雲くん狙ってるとか!」
「えっ……あの、私も……とは……?」
「ほら、夕雲くんって中川会長と付き合ってるって噂流れてたし」
「でも情報科だと天王寺さんが彼女じゃないの?ってなってるんだよねー。デザイン科だと近江先輩も狙ってるって噂だし」
「最近だと朝賀先輩と宮下先輩が入って男子が嫉妬してたよねー」
「それなー。うちで1番って言われてる新井君ですらちょっとジェラってたもん。すごいよあの子」
「な、なるほど……」
──真面目で……しっかりしてた……前生徒会長……?
一体全体どういう事かと栞子は混乱した。茜が前生徒会長に嫌われてるどころか恋愛にまで発展した噂が流れていたから。
しかし本人は現在独身だと言っている。というより話を聞いた限りだと、茜は姉以外の女性に興味がない様子だった。どうでも良い相手だから、社交辞令に似た損益重視の関係しか出来なかった、と。実際の言動からも嘘ではないと栞子だって確信している。
その上でこの評価……茜に情を抱いた瞬間に全てが終わる……と考えた方が良さそうだ。
考えて見れば栞子にだって体裁上は手を貸してくれているし、自分が楽しむためとは言え栞子のサポートツールも準備してくれた。情報だってくれる。
こういったビジネスを中川会長及びその他御一行が本気にしてしまった可能性。なんだか如何わしいお店の店員に、本気の恋慕を抱いてしまう常連客の話を聞いた気分である。
茜は同好会はやばいと語っていたけれど、実際は茜におかしくさせられただけの被害者なのでは?という根拠の無い疑念すら浮かんでしまった。
「その……参考程度になのですが、中川会長と茜さんの様子をお伺いしても……?」
「あたしも人伝だから微妙なんだけどね、もう根っこの部分から違うって言ってたよ。めっちゃわがままっ子だったって」
「わがまま……会長が……?」
「そうそう。学校始まった時期なんかは会長さんから会いに行ってたらしいし。もしかしたら付き合い長いのかも?」
「夕雲くんの家っておっきそうだからね〜。良いなー、わたしもあんな感じのミステリアスだけど可愛い彼氏欲し〜」
栞子は混乱を極めた。
ミステリアス……?魑魅魍魎か何かの間違いでは?マッドサイエンティストが可愛く見える程のイカれた化け物、または黄泉の魂の集合体とかそこら辺の怪異。
やはり心で見ると茜は魅力的に見えてしまうらしい。あの怖さを味わい続けたら全力で逃げると思うので、栞子には皆の言う事が理解出来なかった。
「あ、ありがとうございます……。少し……茜さんの事を誤解していたようです……」
「まー、でも?良くないって言うか変な噂はあるよねー。家に帰ってないとか本当は重たい持病があるとか色々」
「そうそう。電車でいつも夕雲くんを見かけてた子が最近スパッと見なくなったーって言ってたり。あとはたまに病院とかで貰うような薬飲んでたって話も」
「な、なるほど……」
おそらく家に関してはアマチュアアイドルの家に入り浸っているはず。そこは栞子でも分かる。
問題はもう一方の薬。薬?多忙過ぎて胃が悲鳴を上げているとか。栞子の考える薬の服用理由は風邪か胃のどちらかだった。たまに花粉。
一応、性格を除いた見た目からすればちっちゃいし弱そうではある。これで性格も子供だったら確実に生徒会のマスコット係を担当することになっていただろう。
それくらいには可愛い。以前街中で茜に出会った際も、あまりの子供っぽさに持っていた弁当を譲りかけた。その時の開口1番が「ケーキ屋で体重1キロ増やしに行くんだけど一緒に来ない?」じゃなかったら確実にお昼を共にしていた。女事情をわかった上でこのセリフを吐いているのだから最高に最悪である。
そこから考えるとなると……処方薬風に梱包されたサプリを飲んでるとか。ファッション病弱で保険を張りそうな人間ではある。
しかし茜の危機管理能力と何故か憎めないあの性格を合わせた場合、全くと言って良いほど犯行動機が思い浮かばなかった。
栞子の目を持ってしても判断の難しい事案である。
以上の点を踏まえた結果、やはり茜は存在が不確定な怪異という結論が出た。極端な話だが、触ろうとした瞬間に手がすり抜けて行くイメージが湧いてしまう。思えば栞子は茜に触れた事がなかった。
事情はともあれ、もう少し茜の事を理解しようと栞子は反省した。情を入れないとは言え相手を都合が良いだけの存在にするのは人として最低だから。
茜も頑張ってるし自分も頑張ろうと意気込み、熱意を燃やしながら栞子は生徒会室に戻った。
◇
On your Marking. Get lady,FIGHT(鎖骨を甘噛みされる音)
「あの……璃奈りー?ご飯支度したいんだけど……」
「うぁか……」
「和歌……?」
しゃぶるリズムでビート刻むの?和歌ってそういうのじゃなくない?音というか声というか、読んだ時の流れと響きと言うか。
これが2回目だから正確な情報ではないけど、鎖骨の甘噛みは何かしら不満か鬱憤が溜まってる時に起こるらしい。そして確定で原因がボク。
「えっと……今度は何しちゃった……?」
「夏休み明けてから……学校で話してくれない……もっと構って……」
「家でこうしてお戯れができますし……」
「家と学校は違う……」
「いやでも」
「違う」
「あ、はい……」
強めにホールドされて受け入れるしか無かった。そして元気がない原因は学校で話せない寂しさ。そういえばここ4日校内で璃奈りーと話した記憶が無いな。ずっと嵐珠にかかりっきりだったし。
今のうちに言い訳をしておくけど、ボクがやりたいのはスクールアイドル部VSスクールアイドル同好会の撮影であって、ヤマアラシの面倒を見る事じゃないんだよ。
だからボクは悪くないし璃奈りーがこうなったのは珠嵐のせい(責任転嫁)。
「こう……ギャル子先輩とかは?」
「アイドル部に行ったから基本部室にいない……」
「そうなん?あの部と愛さんの相性最悪じゃない?」
「同好会にも、良いところがあるよって……説得しに行った……。あと部員とも話してみるって……」
「ああ、交渉とスパイ担当ね。やっぱお城崩すなら内側の柱ぶっ壊すのが手っ取り早いよな。その代わりとしてボク?」
「違う。茜くんは私と一緒にいる義務がある……ちゃんと私のこと見てないと、また無理する……」
「はいはい……」
すっかり自分の体を盾にする癖がついてしまった。璃奈りーがボクに訴えかけるって点ではこれ以上ない最善手だけど……正直またとんでもない無茶をやらかしそうで過保護になってしまう。度が過ぎると監禁しちゃうからあんま無理はしないで欲しい。
「それで……今回はどんな刑罰を?さすがにもう風呂は勘弁なんだけど……」
「茜くんを、友達として紹介できる権利が欲しい」
「それ役に立つ時あるの?」
「昨日、友達が出来て……話の流れで茜くんの話になって……なんて説明すれば良いのか分からなかった……。めんどくさいから友達って言いたい……」
「ああ、そういう。弟とかじゃダメだった?親戚の子預かってるとか」
「友達が良い……」
「一緒に住んでる理由が説明できなくない?」
「友達で片付いたから友達が良い……」
「璃奈りーが大丈夫なら良いけど……。危なくなったら幼なじみのよしみで面倒見てるって言っといて。約束ね」
「んっ……約束……」
すごい熱弁しながら友達紹介権を主張して来たけど、こんな軽い罰で良かったのかな。前に比べると呆気ないと言うか。思えば罰の内容を提示するタイミングもいつもより早かった気がする。
もしや寂しかった云々は予定調和……ではないか。噛んでる時の顔が前よりガチだったし。偶然罰と改善案が繋がっただけっぽいね。
「とりま懲罰終了?」
「何してたか教えて……」
「プロトギルガメッシュと戯れてた」
「…………ゲーム作ってたんだ」
「違うんすよちょっと事情説明させ、あっちょっまって押し倒さないで組み伏せないで……」
璃奈りーからするとゲームはまだまだアウトゾーンらしい。確かに納期がクソ過ぎるのと営業スタッフが無能って話はゲームを作ってる会社で聞く事が多い。
だからフェイトさんや新三国無双系のドデカいプロジェクトを引き受けて来たって勘違いしてる。
ボクが前以上にヤベー環境に身を置いた疑惑が浮上して、それを止めようとしてるのが今の璃奈りー。あまりにも圧倒的な力技。いやレイプだから技もクソもないただの『力』だけど。助けてエマ姉。
「お、落ち着いて……育成失敗したギルガメッシュみたいな女と会ってただけだから……」
「どっちにしろ危なそうだから別れて……」
「飛び立てないわたし、振り切れないボク」
「相手のPCクラッキングするから名前と電話番号教えて。出来れば住所も」
「落ち着くのだ」
なしてそんなストーカー潰す時みたいなガチ対処を……別に潰すだけなら何時でも出来るから落ち着いて欲しい。ボクが逃げてる理由は周辺への被害拡大を防止するためだから。
とりあえずプロデューサー気取って『才能ない』とか言っとけばなんとかなるよ。だから大丈夫。
というかこれ言われて気にせず踏ん張れるのかすみさんだけだと思う。元々その気質があったんだけど気づいたら完全開花してた。やっぱアイドル業ってすごいっすねー。
「ちゃんと関係切れる手段も用意してるから平気へーき。こう見えて拙者は姫界の王でござるが故、仮に犯されようとも勝訴の旗を持って帰還可能でござるよ。にん妊」
「それはダメ……」
「負けた方が良い感じ?」
「そこじゃない……」
ふむ、童貞は残しておけとの事らしい。新品が売れるのは奴隷市場でも変わらないけど、今どき日本人の奴隷を買うギャンブラーなんているのだろうか。足つきまくりでリスキーじゃん。
それか献血の可能性。半年以内の性交経験無しが条件だから何時でも血を採れるように…………吸血衝動目覚めちゃってるじゃないですかヤダー。定期的にお菓子とジュース貰って来いって言われる方が100倍マシだった。
「避妊具つければ直接触れ合ってない事になるわけですし生体ディルドと生体オナホ判定入りませんか」
「ダメ……」
「ゴムの上からビニール被せてポリ塩化ビニル製生体ディルドに」
「怒るよ」
「うい」
ガチ目で言われると慄いてしまう。ボクの血には大層立派な価値があるらしい。全ての血液型に適合するアルティメット型だったりするのかも。あんまりテンションの上がらない唯一個性だな。
「襲われるの、ダメ……。ちゃんと守って」
「はいはい。璃奈りーのためにちゃんと取っておくから安心しなされ」
「……ほんと?」
「欲しいんじゃろ?」
「…………うん」
一応血を飲むことに後ろめたさはあるらしい。飲みやすいようにゼリーにしたあと、保存用風船に詰めたりした方が良いのかも。爪楊枝で穴開けると割れるやつ。
それにしても、今日の璃奈りーは一段と腕を掴む力が強い。押さえつけるのは初めてだし案外これが押し倒した時のデフォパワーなのかも。あと唾を飲み込む回数も増えていて緊張してるのが分かる。もしかして吸血自体は初体験だったり?
流された後の結末とは言えせっかく押し倒されたわけだし、ここまで来たら1回吸われておこうかな。とりあえずヤっとけば女が有利になる流れが最近のトレンドだし、襲われる前に1回捧げとこ。
確かアニメだと首と肩の中間辺りに噛み付いてたっけ。だとすると襟が邪魔だな……服が伸びるのは嫌だけど背に腹は変えられない。あと脱いでる間に萎えたら気まずいし。
「……せっかくだし今試す?ほら」
「ッ──」
一瞬スペースキティーしたから正解かと思ったけど、変わらず鎖骨に噛みついてしまった。やっぱり恥ずかしいものがあるのかもしれん。
それか世界吸血愛好会だとアマチュアドレイナーは鎖骨から行かなきゃいけないルールがあるとか。何級で首筋吸血ができるんだろう。
ボク的には結構本気で吸われるつもりだったから拍子抜けしちゃった。でも璃奈りーは過去一理性の飛びかけた目をしている。
何がどう違うとか拘りとか素人目だとなにも分からない。あと璃奈りーの興奮ポイントもよく分からん。
だから調査と勉強目的でしゃぶり終わりの璃奈りーを取材したけど、「ばか……」って返って来るだけで終わっちゃった。なんも分からん。