いや、ホント書いていますので……ただガバらないように一気に全話書いて予約投稿しようかなと思っていますので、しばしお待ちを……
PS,AC6のワカモモチーフデカールです(PS4)。良ければどうぞ……
【挿絵表示】
(直撮りで申し訳ありません!)
1MNGZBCMGH59
「――んしょ、んしょ、っと」
雨に打たれながら、スコップで黒い箱を土の中に埋めていく。
「綺麗な箱に入れたげたかったんだけど、ごめんな。人数分なかった」
本当は全員にしてあげたかった……やっぱり私も人の子。大切な人達に優先させちった。
空を見上げる。曇っている。そのせいで昼か夜かすら判断できない。
そもそも、この空が晴れることは無くなってしまったみたいだけど。
「ふう、ちょっと休憩」
流石に休みなしで埋めていくのは大変なので、適度に休憩を挟む。
何を埋めているか?
遺体。
言い方あれだけど、ずーっとやってるから効率のいいやり方分かってきたとはいえ、流石に一人はキツイ。もっと人手が欲しい。
まあその人手が私しかいないんじゃが。がはは!
いや笑いこっちゃないんですがね?
どうしてこんなことになっているのか、どうしてこんなことをしているのか。説明したいけど私も詳しいことは知らない。私が拉致された一か月後にはこうなってた。多分、その間に不幸が重なってしまったんじゃないか、私はそう予想してる。
答え合わせは出来ないんですけどねーって。
どうしてこんなことをしているのかは説明できる。細かい理由はないただの、私のわがまま。
埋めるついでに学生証とかいろいろ見たりして、名前をメモしてる。どうせ私しか生きてないし、憶えておきたい。いなくなってしまった者達の名前を。
分かんない人の分は適当に名付けちゃう。文句があるなら生き返ってこーい、なんてね。
「……さ、ラストスパートってか」
まあこんな生活を数か月ほど続けていました。目指せ安らかな眠り!
「これで……終わり、か」
周りを見回してみても人の形をしたものはない。背伸びをするとゴキゴキ鳴る。
きつかったけど、やった甲斐はあったと思う。自己満足、だけど。
ふー、っと腰を下ろして、空を見る。あんなにずーっと降っていた雨が止んでいた。曇り空に変わりはないけど。
「……私も、そろそろ行かなきゃ、だな」
そう呟いて立ち、近くに置いてあった
ぱぁん。
――空に放った。
別れの、一発。
私に死ぬ気は一切ない。絶望も。
悲しみは来ても、私にとってはそれは前を向く理由になる。
「さーってと。準備準備っ」
大きい鞄に、集めておいた食料や、リボルバーやタブレット、狐面などの
私は今から旅に出る。これといった目的はないけど、ふらっと気が向くままに行ってみることにする。
キヴォトスの外とか興味あるしー、ああ、あいつらが目指してた神秘とやらも探してみよう。
本当に、気が向くままに。
私のためにと……彼女達の鎮魂歌になれば、なんて、これも私のためか。
近くに停めていた車にいろいろ積み込んで、乗り込む。
「……じゃあ、行ってきます」
私はエンジンを吹かした。
先生友達キヴォトスが滅んだくらいじゃテラー化しない女モブ子。