A.息抜きだから。大奥記RTA見てるから許して……ラッコ頭おかしいよ
「ん……おはよぉぉぉ!こんにちはぁぁぁ!こんばんはぁぁぁ!おやすみぃぃぃすやぁ……」
今日はせっかくの休みだし寝ます。ぐぅ……
「あれ……起きた声が聞こえたんだけど……」
「むにゃぁ…………待てここどこだ?」
知らない天井じゃん……後さっきの声って……
「あ、やっぱり起きてた」
「……先生?」
先生だ。でもなんか違う……
「知ってた?私のこと。うん、知っての通り、シャーレの先生だよ。よろしくね」
あー……パラレルか(超速理解)。
「朝来たら、入口で倒れてたから、どこか怪我したのかと思ったんだよ。寝言で『英雄と青い果実皆どっちが好き?』なんて言ってたから多分大丈夫だろうなって思ったけど」
「どういう基準だよ」
僕はー、全部ー!(キャシャーン)
ともかく、目の前の先生は私のことを知らず、元気そう。襲われてないわけだ。そりゃ安心。
「とりあえず、シャーレの休憩室で横にしてたけど……どうして倒れてたの?」
「さあ?知らないっす。私も家で寝てたはずなんすけどね」
「えぇ……じゃあ、一体誰が?」
知らなーい。とはいえ、ここにいつまでもお邪魔してるわけにもいかないし、どっか行くか。
「んー、よく分かんないですし、帰りますね?」
「え……大丈夫なの?本当に何にも持って……銃だけは持ってたけど、お財布とか無かったよ?」
「えーえっち」
「まさぐった訳じゃないよ!?」
「冗談ですよ……しっかし、その通りなんでどうしまそ……帰るべき家もなさそうだし……」
「……え?それってどういう……」
「お気になさらずー。んじゃま……おじゃーしたー」
「ま、待って!」
「……何すか?」
「深くは聞かないけど……手伝わせてくれない?君の問題を」
……何でもかんでもすぐに首を突っ込むなぁ?
というわけで、先生に私の現状を言ってみる。聞かないって言ってたけど言う。
「……家で寝てたはずなのに、いつの間にかここにいて、多分パラレルワールドから来た……?」
「ハイ!(^q^)」
「うーん……信じるけど……元に戻る方法は分からないな……」
「あら、無条件で信じるんすね?」
「もちろん、子どもを疑うことはしたくないからね。一部例外はあるけど……それに、平行世界があるのは知ってるから……あれ、そういえばどうしてパラレルって分かったの?」
「先生を見てですね。雰囲気が全然違う」
「……肩幅広かったりする?」
「別世界の先生ロボだったの?見た目はほぼ同じですが?」
「そっか……で、どうしようか?このまま住まわせてあげたいけど……」
すげーとんとん拍子。これが先生……よくこれを壊したなあいつらは……
うんうんと二人で唸ってると、誰かが入ってくる。
「おはようございます、先生……ってあれ、お客さんですか?」
太ももさんだった。ちがったユウカさんだった。
「うん、ちょっと困りごとがあるみたいで……しかも結構大変みたいなんだ……」
「そうですか……先生は問題解決のプロだから、心配しなくて大丈夫よ。ええっと……」
「モブ子っす」
「モブ子さんね……ああ、名乗るのが遅れたわね、早瀬ユウカよ。よろしくね」
「うっす、オナシャス」
ふ、普通だ……!太もも以外……!
あれ、もしや元のあいつらって相当バカ?分かってたけどそっか……
あの先生が問題解決ね……いや元でも相当やってるだろうけど、何ともそのイメージ湧かねえな……
そんな時だった。
またもう一人、ノックをして入ってきた。
見た目は、長い黒髪に、長身スーツ姿。瞳孔の色は白に近かった。
「失礼、ここがシャーレでお間違いないでしょうか」
「うん、合ってるよ。何か、問題があったのかな?」
「そうですか……おや、あなたは……」
……なんか見たことあんだよね……性別とか、男だったはずだけど……
「そこの方。少し、質問よろしいでしょうか」
「はいなんでしょう?」
「想いは?」
「テクノロジーを超える」
「物語の結末は?」
「俺が決める」
「一気に?」
「いや、一緒に決めるぜ」
「ここからが?」
「ハイライトだ」
「ナイスですモブ子さん」
「何で女になってんだよ
黒服さん」
今回のバディは黒服さんか。
……あれ、そういえば黒服さんって男?女?