なんか先生拾ったんだが……   作:紫彩

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第八話

「よっ、やってる?」

「居酒屋かよ」

 

アヤネさんのナビのもと、言われた通りの場所……外の広場的な場所に来てみれば。

シロコさんがでっ……!なメイドと。

セリカさんがでっ……褐色……!なメイドと。

ノノミさんがでっ……眼鏡……!なメイドと。

 

 

そしてホシノさんは高機動ロリメイドとロボメイドと戦っていた。

 

 

アヤネさんは皆のサポートみたい。

……。

 

「が、ガンダムだぁぁぁぁぁ!?ヘビーアームズ!?レオパルド!?五号機!?グフカス!?」

「後半になるほどガトリングしか要素無くなってるじゃん」

「割と最初からじゃないかな……?」

「援護に来たんですよね!?」

 

まあまあそう慌てるなよアヤネさん。

先生はすぐにアヤネさんの近くに行って指示を出し始める。

因みに来たのは私、地味子、先生、アリスさん。ユズさんは倒れてる奴らの監視。

 

「先生、誰の援護に?」

「……誰に、行きたい?」

「ガンダムと戦いたい」

「欲望全開だな……分かった。残りは私が援護に行くわ」

「分かった。アリス、モブ子と一緒に行ってくれる?」

「はい。アリス行きます!」

 

 

 

「……ちっ!」

「オラオラぁ!」

「そろそろ、やられてくだ……!?」

 

あ、アリスさんの約束された勝利の剣(エクスカリバー)外れた。

 

「必中積んだ方が良かったっすかね」

「大丈夫です!集中ならあります!」

「信用度低いな~」

「……あなたは」

「モブ子ちゃん!」

 

絶賛ロリメイドと戦闘中のホシノさんに軽く手を振る。

 

「こっち相手すんでロリメイドおなしゃーす」

「誰がロリメイドだゴラァ!?」

「鏡見たことねえのかよF・セイエイ。……あっ、合法ロリ系嫌いなタイプ?だったらごめん」

「よし頭にきたてめぇの相手は「私、だよ!」クソっ!」

 

お、離れて行ってくれてる。流石の強さっすねぇ。

 

「じゃ、やりますか。ガンダムさん」

「……飛鳥馬トキです」

「げっ、トキぃ!?ジョインジョイントキィ!?」

 

即死は卑怯だぞゴラァ!

 

「訳が分かりませんが、とりあえずやられてください」

 

トキさんはそう言って両腕のガトリングをぶっ放してくる。

もちろん私は対応出来ないんでアリスさんに任せると、私の前に出て光の剣を地面に刺すように立てる。マリグナントバリエーションで見たことあるわこの防御。YASAIGUNだったか。

じゃ、どうしよっかな。

 

 

 

 

 

こんな奴らに時間かける必要もないし、パッパッとやるか。モブ子の方に行かなきゃだし。

こっちに意識を向けるために上に何発か()()()()()()()を放つ。

 

「……地味子様」

「ようデカパイ眼鏡。最近ぶり」

「……!?それ、ユウカの銃じゃん!」

「借りてきた。流石に相棒だけじゃキツそうだからな。降参するかさっさとやられてくれ」

 

私の頭を狙った弾丸を避けながらそう言う。

 

「……っ」

「流石にこの距離でスナイパーは無理あるだろ。でも借りるな」

「やらせないよ!」

 

褐色メイドまで歩こうとすると、横から撃たれる。

私はその方向を見ずに左手のサブマシを撃つ。

 

「えっ!?」

「嘘、全部撃ち落とした……!?」

「唖然としてる場合か。シロコさんやっちゃいな」

「……う、うん!」

 

少し動きを止めがらもシロコさんは攻撃してくれる。

おっぱいも遅れながら対応しようとするが、その遅れは結構致命的だ。どんどんシロコさんが攻勢に出る。

んー、作戦変更だ。眼鏡の方行こう。

 

「……!」

「とも、思ったが……相手、いたな?」

「えっ……」

「ノノミ、撃ちまーす!」

 

ヒュー、壁に隠れても無駄と言うかのようにどんどん破壊する。巨乳VS巨乳、巨乳の勝利だながはは。

こっちもすぐ終わるな。

 

「なんでこっちを見てないのに全部避けるんだ……!?五感が強いからって……!」

「あんたの、相手は、私っ!」

「くっ……!」

 

……あれ、私いらなくない?

 

「……少しの介入だけで形成逆転を……!?」

「なろうみたいに聞こえるな……なんかやだ」

 

そもそもさっきまでどんな戦闘だったか知らないし。これが小説の戦闘シーンだったら五流もいいとこだよぺっ。

……ん?この音……

機械か……雑魚のやつとはいえ、別働隊は何やってんの。制御奪ったんじゃないのかよ……はぁ……

黙っていくのもあれだし先生とアヤネさんに伝えとこ。

 

「ちっと行ってくる」

「え?どこに?」

「モビルドールじゃね。処理してくる」

「……索敵しても、そんな反応は……」

「後任せた」

「あ、あの!」

「……任せよう」

 

……時間を取らせるなよ、もう……

眼鏡を外しながら私は向かった。

 

 

 

 

 

私は散弾をばら撒きながら、どう対応するか考える。

 

「……おい、お前はなんで私達と戦う」

 

すると、相手は話しかけてくる。

 

「どういう意味」

「そのままの意味だよ、なんで戦う。先生を独占したいからか?」

 

弾丸の雨を盾で受け流しながら答える。

 

「……そっちこそ、なんで。先生のこと好きだから?」

「……はっ、C&Cはミレニアムにご奉仕しなきゃいけないからな」

「だから仕方なく?……くだらないね。まるで昔の私だ」

「……」

「私は先生を襲っておきながら、守ると言った。しかも、攫いもした。……モブ子ちゃんが叱ってくれなきゃ、その間違いを続けてただろうな」

「あいつか」

「うん。あの子……で、戦う理由か……」

 

私は距離を取って、目を見る。

 

「罪を数えるため」

 

そして言う。

……ああ、だから、戦ってるんだ。やっと分かったよ……私と同じことをする子達を見て……やっとだ、やっとなんだ……

やっと、罪の重さと、私のやるべきことが分かった。

……モブ子ちゃんに見せてもらった、あれみたいに言ってみようかな。

 

「一つ、私はやっと信じれた大人を裏切った。二つ、しかも、二回も。三つ、そして、救ってくれたモブ子を傷つけてしまった……私の罪は数えたよ。

 

さあ、君達の罪を数えて」

 

私のやるべきことは、これ以上私を増やさないことだ。

それが、先生とモブ子に対しての最大の償いだ。

 

「罪、か……はっ、今更、数えられるかよ……!」

 

 

 

 

 

「おっぶえ!?うおっ、そおい!」

 

やばいやばい、あれ対人兵器じゃないだろうが!

 

「へいアリス!あれの対処法は!?」

「知りません!戦っていた時はアリスは捕らえられてました!」

「なるほどお姫様だった訳かよ!」

「ロリメイド先輩が足の腱を切られながら倒したのは知ってます!」

「それ多分人じゃないよ?」

 

じんたいのほうそくがみだれる!

それにしても……速くねあいつ?バリバリバリバリ撃ちながら追いかけてきてんじゃん。隠れながら時間稼いでるけど……

本当にどうし……よし思いついた。

 

「アリスさん、ごにょごにょ……」

「……ごにょごにょじゃ分かりません!」

「だろうね。じゃ、我がリーダー?

 

ぶん殴るか」

「分かりました!」

 

壁の陰からばっとレオタードガンダムの前に出る。

 

「愚直な……!」

「トキ!」

「……アリス、ごめんなさい」

 

トキさんはバリバリ撃ってくるが、同じように光の剣で防ぎつつ、前に進む。

……が。

 

「う、うぅ……!」

 

流石に、難しそうだな……全然進まねぇ。

……あ、そうだ。

 

「アリスさんアリスさん、光の剣をチャージしてもらえます?」

「え?で、でも、それじゃ攻撃を防げません!」

「忘れました?私のジョブ」

 

私はそう言って

 

 

庇うようにアリスさんの前に出た。

 

 

「!?」

「駄目ですモブ子さん!」

「私のジョブは暗黒騎士。私の身であなたを守れる!……げほっ……」

「モブ子さん!」

「早くやれ!お前のやるべきことを!」

「……ぅぅううああああああああああ!!!

 

アリスさんは叫びながら、光の剣を構える。

後ろからチャージする音が聞こえる。

てかいででででで!?流石に超いてぇ!?あ、頭から血が出てきた。

 

 

「……どうして……なら!」

 

 

……お、射撃が止まった……

 

と思ったら、肩からなんか砲門が……

だ、DX(ダブルエックス)だー!?

なんでメイドには主人公後継機が二人もいんの!?

 

「あ、あれは……」

「……アリス!撃ち勝てるか?」

「……い、今のチャージじゃ……」

「よし分かった耐えりゃいいのね」

「何を「アリスさんが撃つまでは耐えますよ」そういうことじゃ……!」

 

「お前を信じてる。死にもしないさ」

 

私は駆ける。

 

「チャージ完了、ファイア!」

 

ツインサテライトキャノンは綺麗に私に飛んでくる。

そして――

 

 

「……!?」

 

 

――バリアに防がれる。

今回も持ってきてるに決まってるよね。改良されて長時間使えるようにもなっている!

まあそれ使うの瀕死になってからの方が良くね?と思って使ってなかったけど。戦いの基本その一。手札を隠すこと。

 

「……!」

「はっはっはっ、余裕のよっちゃ『シールド残り50%――30%です』あるぇ?」

 

予想以上に火力高いわあれ!?

生身で何秒だ?撃てたら死のうがいいんだけど……!

 

 

「モブ子さん!」

 

 

その声を聞いた瞬間、私は右に飛ぶ。いてっ

そして、新たな光が全てを飲み込まんと突き進み、

 

「くっ――」

 

トキさんを吹き飛ばした。いたそー……

遠くの壁に激突し、気絶したみたいだ。ラッキー。

 

「やりましたね、アリスさん……アリスさん?グェッ」

 

アリスさんに話しかけると、抱き着かれた。

 

「……すいません」

「……」

 

私は左手……は動かないんで右手で頭を撫でる。

さっき避けた時丁度バリア解除されたみたいで、左腕が丸焦げみたいになってる。その上から血塗れになってるからぱっと見分かんないけど。

 

「……」

「よしよし」

「……あなたの働きに免じて、今回は動かないであげましょう」

「――」

 

一瞬手が止まる、がすぐに撫でる。

そりゃ、嬉しいですこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

背中に、銃を突きつけられる。

 

「……誰だ」

「名乗るとすれば、超天才清楚系病弱美少女ハッカーです」

「あなたは……!?」

「モブ子さん。あなたはトリニティ、ゲヘナ、百鬼夜行……既に指名手配済みです。ので……

 

逮捕、しちゃうゾ!」

「古くないそれ?」

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