自分で書いておきながら本編迷走してないか?と思って悶々とストレスがたまったのでモブ子には傷ついてもらいました。
「……げほっ!えほっ……」
現状の説明!
何処か分からんとこで(多分廃墟)両手を鎖で拘束され、三人の不良に暴行されてます!
イテェ。
一人で歩いて帰ってただけなのに……
「……あ”ー……悪いけど、こんなことされる覚えないんだけど?不良ちゃん」
「あたし達にもねーよ。けど、金渡されてやれって言われたんだからしょうがねえだろ」
「いや別にしょうがなくはなくなかはっ……!?」
いってぇー!?凄い綺麗な腹パンだぁ……
てゆーか右腕になんか刺さってんだけど……痛ぁ……
「……げほっ……げほっ……」
「なぁ、いつまでやるんだこれ?こいつ面白い反応もしねえから飽きてきたぞ」
「そうだぞー飽きたって言ってるぞー止めない?痛いのは痛いんぁ”……」
「うるせぇちょっと黙ってろ」
首!首絞まってる!
「それがな、面白そうなもん貰ってきてんだよ」
「何だ?」
「じゃーん……」
うーん前が霞んできたよぉ……
どうしよっかなぁ……あいつらいるし大丈夫かぁ……
「がっ!?」
急に首絞めが解かれたと思ったら口に何か入れられました。
間違って飲み込んじゃったけど何!?虫だったらちょっと泣くよ!?
……?
なんか、体が、熱い……闘争を求めている……?
いや冗談言ってる場合じゃない、ホントになんか……あつい……ぽわぽわする……
「超強力な媚薬だってよ。おもちゃもこんだけあるから、開発してやろうぜ」
「ぁ……つ……」
なんか……ぶぶぶって……おとが……
モブ子が消えた。
数時間前までは普通に帰っていたはずなのに、急に消えたらしい。
今は、ファンクラブやワカモ、クロコにアビドスの皆も探してくれている。
なのに、私は……ここで……
そのとき、突然暗い空間が現れた。
ファンクラブのワープだ。現れたのはマエストロ。
「今すぐ来てくれ。……かなり目に毒かもしれないが……モブ子が見つかった」
私はすぐに空間に走り込む。
空間の先は廃墟らしき部屋だった。
そこにはクロコだけがいた。
「他の皆は?」
「ファンクラブとホシノ先輩以外のアビドスは協力して周りの警備。ワカモは……後で説明する」
「……モブ子は」
クロコは黙って、振り返り、歩く。
……私は、とても嫌な予感を感じながらついていく。マエストロは警備に参加しに行った。
廊下を歩くほど、嗅いだことのある匂いが鼻につく。
嫌な予想が頭を埋め尽くす。
そして、五つほど隣の部屋まで歩くと、そこには――
「先生……」
「……」
――血を含んだ、体液にまみれた、モブ子がいた。
「……ぁ」
私は走って駆け寄る。
「モブ子……?モブ子!」
「落ち着いてください先生、気絶してるだけですから……ファンクラブが既に治療済みです」
「……いったい、だれが?」
「……だれかに雇われた、不良でしょうね」
「どこにいるの」
「……生きてはいます……生きては……」
ファンクラブは手を出さない契約をしている。多分、アビドスの皆だ。
「連れて、帰ろう」
「その前に一つだけ……」
クロコが私の後ろから、そう声をかける。
「……落ち着いて聞いて、モブ子の……右腕は……
もう、使えない」
私は、作ったうどんを机に運ぶ。
「出来たよ……はい、食べよ」
「うっす。いただきます」
お箸でうどんをつかんで、ふうふうする。
「あーん」
「あーん……」
そして、モブ子の口に持っていく。
モブ子は大人しく、食べてくれる。
「……美味しい?」
「んむ、うまいっす。ありがとうごさいますね」
「いいんだよ」
モブ子はそのまま続けて食べてくれる。
……モブ子が見つかった時には、三人の不良に……犯されている状態で見つかったらしい。
見つけた瞬間その不良達は制圧し、モブ子を保護、治療したと。
それでも、右腕はもう無い。
右腕は特殊な杭を刺されていたらしく、刺されてすぐならともかく、時間が経った状態だとファンクラブでも元には戻しづらいと……
今でも治す方法を探してくれているらしいので、私はモブ子を支えることしかできない。
食べ終わり、食器を片付ける。
片付けたらすぐにモブ子のそばに行く。
「……モブ子」
「……どうしました?」
「ごめんね……」
不意にそんな言葉が出る。
……どうして……わたしは……どうすれば……
頭に何か感じる。
モブ子の左の手だった。
「私は気にしてないっすよ」
そう言って、モブ子は笑った。
あー義手ほしー。スネークごっこしてー。ロケットパンチしてー。
はい、全部は記憶してないけど、なんだったか、右腕刺された状態で媚薬を飲まされておもちゃやら性処理させられたんだったか。
いやー私も被害を受けるとは思わんかったわ。おくすりの力かあいつらのスキルか知らないけど意外と気持ちよかったな。気分最悪だけど。
今は先生と二人で家にいる。
暇だな~。先生も今トイレだし、スマホでも見るか。
机の上にあるし取ろ……
「あっ」
しかし、それはスカッと空振る。
そうだったわ。
「右手無いんだった」
がたん、と後ろから倒れる音がした。
急いで振り向くと、先生が女の子座りみたいになってた。
「大丈夫!?」
「ぁ……あ……」
「ちいかわ……?じゃなくて、どうしたんすか!?」
「…………う、うん、気にしないで……どうにか、しないと」
大丈夫ならいいんだけど……なんだったんだ?
まあいいか。ファンクラブの人達に義手のこと相談してみよっと。
多分この後は先生がモブ子を個室に呼び出して後ろ手で鍵カチャルートか先生が先生に戻るけど優しさがほとんど無くなったルートになると思います。