〈Infinite Dendrogram〉~2番目の少女は1番を目指して~   作:星色 空

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1000文字超えていなくて慌てて加筆したので間違ってるとことかあるかもしれません(;'∀')


第4話 自覚なき才能

シュウのエンブリオは孵化したみたいだけど、私はまだだ。個人差でもあるのかな。

 

「シュウ、強いモンスターが出る方向は北と南なんだよね?」

 

『そうクマ。でもまだレベル0だから一番弱いモンスターが出るはずの東に行くのもいいかもしれないクマ』

 

「そうだね、でもせっかくだから強いモンスターと戦ってみたいよ」

 

『相変わらず戦闘狂クマー、じゃあ北に行くクマ』

 

 

その前にエンブリオが孵化してほしかったけど、仕方ない。刀を握ったときの感覚も気になるし、先にモンスター相手に使ってみたら分かるかな。

 

 

歩いている最中は、こういう系のゲームでの相場?とでも言うのかな。セオリーを教えてもらっていた。

 

本当に、何でも知ってるんだね。未だになぜ無職でいるのかが不思議なくらい。

 

 

北に行くと<ノズ森林>というマップに出た。

 

 

『あ、そうだった。パーティーを組むのとフレンド登録をしておくクマ』

 

「パーティーを組むと、何か良いことでもあるの?」

 

『ああ、まずパーティーメンバーの状態が分かる、残りHPとかのことな。だから、カバーに行きやすいっていうのが一つ。もう一つは、経験値が共有される。このゲームでもそうなのかは分からないが、とにかく基本的にはメリットしかないはずだ。』

 

私はシュウとパーティーを組み、フレンドになった。

 

ついでに、少し気になっていたことを聞いてみた。

 

「そういえば顔を隠す用に着ぐるみ買ってたけどさ、なんで着ぐるみにしたの?別に顔を隠せれば良いんだから他のものでも良かったんじゃないの?それと、その姿だと悪目立ちしそうだし……」

 

『いや、他のはな……』

 

 

 

 

あー、うん。えーっと、着ぐるみと何が違うのかな、それは。

 

そんなことを話しながらしばらく歩いていると【ティールウルフ】というモンスターが何体か見えた。

 

何もかもがリアルのような世界ではあるけれど、ゲームっぽいところも結構あるね。

まあ、こういうシステムがなければゲームだなんて誰も信じないだろうけど。

 

「分かりやすい名前なんだねー」

 

『いかにもゲームって感じクマ』

 

そんなことを言っている間にティールウルフたちはこちらに気付き、襲いかかってくる。

 

「私が右の3体を倒すから、シュウは左をよろしく」

 

『分かったクマ』

 

さて、初めて刀剣類を持ったわけだがきちんと使いこなせるだろうか?

 

 

──この瞬間、シュウや、彼女自身すら知らなかった才能が開花する。現代日本、ごく普通の家庭で生まれたが故に今の今まで埋もれた才能がこの〈Infinite Dendrogram〉の世界において遺憾無く発揮されることとなる。

 

 




シュウが着ぐるみの理由は言ってたはずなんですが忘れてしまったのでぼかしました。思い出したら修正します。

それと、ジョブの名前が決まらなかったんで連続投稿は一旦終わりです(;'∀')
前も名前決めれなくて頓挫したんですよね……
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