魔法科高校にチート的美少女が新入生としてくるようです 作:リョカ
入学編~1~
「………………………眠い」
と一人の少女がつぶやく、当然このつぶやきに深い意味はない、いつもの癖のようなものだ、背筋は伸びており、顔だちは整っている、だれがどう見ても模範的な美少女だ。彼女の名前は【浅井 涼香(あさい りょうか】、彼女はこれから魔法科高校へ入学する新入生である、制服は普通とは全く違う、というか涼香は制服の上に白衣という奇妙な服装をしている、そのせいでまわりの生徒からは男女問わず注目している、おそらく『二科生』という肩書を隠すためと思われているようだ、実際涼香は二科生だ、だが、それがどうしたというのだ、彼女はそんなことはどうでもいいのだ。
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「……………………ん?」
私は誰かが言い争っている声が聞こえた、その声は聞き覚えのある声だった、にしてもまだ二時間前なのにこんなに人がいるとは…みんなそわそわしてるんだなぁ~と私は思い声のする方向へ行った。
「納得できません」
「まだ言っているのか?」
言い争っている場所に行くとやはり、見慣れた二人が言い争っていた。
「なぜお兄様が補欠なのですか?入試の成績はトップだったではありませんか!本来ならばわたしではなく、お兄様が新入生代行を務めるべきですのに!」
「お前が何処から入試結果を手に入れたのかは横に置いておくとして……魔法科学校なんだから、ペーパーテストより魔法実技が優先されるのは当然じゃないか俺の実技能力は深雪もよく知っているだろう?自分じゃあ、二科生徒とはいえよくここに受かったものだと、驚いているんだけどね」
この二人の会話に私は我慢が出来なくて
「…………………深雪さん、達也君、久しぶり」
と、私は話しかけた
「…涼香?」
「涼香さんじゃないですか、どうしてここに?」
と、二人はキョトンとした目で私を見ている
「………………そりゃあ、私だって一人の女子高校生だからね、まぁ今日からだけど」
「まさか、涼香もここに?」
「そのまさかよ、よろしくね、二人とも」
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私と達也君は、校庭のベンチに座ってそれぞれ別のことをしていた、達也君はスクリーン型のディスプレイ端末を使って読書を、私は耳にイヤホンを付け、音楽鑑賞を周りから見たらどう思うだろうか…と思っているとき
「新入生ですね?会場の時間ですよ」
という声が聞こえたので眠たい頭を持ち上げて、上を向くと、なんともまぁ…絵にかいたような美人がいた。
私がまず目についたのは左腕についているCADだ。
CAD、術式補助演算機(Casting Assistant Device)、デバイス、アシスタンスとも呼ばれている、ほかにも、この国では法機(ホウキ)という呼称もある、簡単に説明すると長ったらしい詠唱を省略して魔法を発動できる超スーパーウルトラツール
「………ありがとう……ございます、すぐに…行きます」
と言って私は立ち上がると肩のところに八枚の花弁が見える、なるほど『一科生』か、と私は心の中でつぶやいた
「ところで、あなた、その白衣はエンブレムを隠すためかしら?」
「いいえ…違います、それに、私は一科生とか二科生とかいう差別は考えないようにしてます」
「そう、それは感心ね、ところで、あなたたちの名前を教えてもらってもいいかしら?」
「はい…私は浅井涼香です、浅い井戸に涼しい香りと書きます、これからよろしくお願いします」
「俺、いえ、自分は、司波達也です」
「私は七草真由美といいます、第一高校の生徒会長を務めています、あっ、七草は、ななくさ、とかいてさえぐさ、と読みます。よろしくね」
ずいぶんとまぁご丁寧に…にしても、数字付き(ナンバーズ)ねぇ…ちなみに、魔法の能力は遺伝的素質に左右される、魔法師としての資質に、家系が大きな意味を持つ。
この国において、魔法に優れた血を持つ家は、慣例的に数字を含む苗字を持つ。
そして、七草はこの国において最有力とみなされている2つの家のうちの1つだった。つまり、エリート中のエリートってところか
「司波達也君に浅井涼香さんね…そう、あなたたち二人がそうなのね」
…?どういうこっちゃ…と私は素で聞いた、今のは失敗したなと思う私であった
「先生方の間ではあなたたちのうわさで持ちきりよ」
私が言ったことを気にしないかのように話を進めた、なんと心が広い…!
「「…?」」
「司波君と浅井さんの入学試験七教科平均、百点満点中九十六点。特に圧巻だったのは魔法理論と魔法工学。合格者の平均点が七十点に満たないのに、両教科とも小論文を含めて文句なしの満点。前代未聞の高得点だって」
と、七草先輩が言うと私たちは同時に
「「ペーパーテストの成績です。情報システムの中だけの話ですよ」」
といった
「そんなすごい点数、少なくとも、私には真似できないわよ?私ってこう見えて、理論系も結構上の方なんだけどね。入学試験と同じ問題を出されても二人のような点は取れないと思うなぁ…」
と、会長が言っているが時間がそろそろ危ないので
「そろそろ時間なので失礼します」
といって私と達也君は会場へと向かっていった
お疲れ様でした、どうだったでしょうか、質問等受け付けておりますでは次回お会いしましょう