魔法科高校にチート的美少女が新入生としてくるようです 作:リョカ
涼香の隠業その1
達也君がいろいろやっている間…私はというと石川県に行っていた。学校には十師族がなんとか言っているらしい。それで、九校戦の二日前まで休みをもらった。で、なんで石川県に言っているかというと、十師族の人が「ナンバーズに戻った祝いを一条の家がするらしいから挨拶に行け」とかなんとか…私の考えは無視なんですかねぇ…まったく…
「第三高校についたのはいいけど…一条家って何処だろ…」
今は生徒が帰る時間の時だ。それで、途方に暮れていた時、背後から
「あの…どうかしましたか?」
という声が聞こえた。振り向くとそこには赤紫色の制服を着た、小柄な男子が立っていた。見覚えがあるのだが…思い出せない。肩の横には花弁のエンブレム、つまり一科生かな?
「あぁ、えっと…一条の家が何処か知りませんか?」
小柄な男子は、
「一条の家なら…ちょっと待っててください」
と言って、学校に戻っていった。数分後、私と同じくらいか、少し高いくらいの身長の男子を連れてきた。
「おい、ジョージ、どうしたんだ…いきなり俺を連れてきて…?」
「はい、この人に聞いたら早いよ」
…えっと…だれ?
「そういえば名前言ってなかったわね、私の名前は浅井涼香…あ、いや、今は違ったわ、七瀬涼香です。」
私が名乗ると背の高い男は何に恥ずかしさを持ったのか…顔を赤くして
「いっ…一条将輝だ!」
「吉祥寺真紅郎だよ、よろしく」
と、名乗る。…ん?今、一条って…
「あの…一条の家を知りませんか?」
一応私は将輝に尋ねると
「あ、あぁ…知っているが、俺の家に何か用か?」
やっぱりですか…。
「はい、一条がナンバーズ復帰を祝ってくれると聞いたので、東京から来ました」
将輝はそれを聞くと
「わかった、あ、案内しよう…!」
…^^;
「……ねぇ…涼香さん」
真紅郎が私に何やら真面目な目で話しかけてきた。
「…?なんですか?」
「あなたは、あの涼香さんですか?」
奇妙な質問をする真紅郎に私は
「さぁ?多分、違うんじゃないかしら?カーディナル・ジョージさん?」
適当に答えた。反省はしていない。
「……」
真紅郎は黙る。
一条家には学校から歩くこと約三十分で着いた。
「こ、ここだ…ただいま~」
「お邪魔しま~す…」
と、将輝が緊張した声で言い、真紅郎が軽い声で中に入ると
「兄さん、おかえり~」
と、声が聞こえた。妹さんなのかな?妹さんが私の方を向くと
「兄さん…まさか…」
と、わなわなしている。私は気にせず
「初めまして、七瀬涼香です。今日は一条の家がナンバーズ復帰を祝ってくれると聞いたので東京からこちらまで来ました」
と、挨拶をすると、妹さんは
「な~んだ、兄さんの彼女じゃないのね…。話は伺ってます、遠路はるばる来てくれてありがとうございます。私は一条茜です、そこの兄さんの妹です」
と、小学生とは思えない作法で迎えてくれた。
「ほら、兄さんも挨拶!」
「あ、あぁ…あまりいいもてなしができないかもしれないが、くつろいでくれ」
と、妹に言われて挨拶をする。
夜。一条の当主、一条剛毅の妻、美登里さんと茜ちゃんの妹、瑠璃ちゃんと将輝、真紅郎と私の六人で夕食を食べている。もちろん、フルコースなどと言った豪華なものではなく、ふつうの夕食で、私もそのほうが好きなので遠慮なく食べた。
「で?涼香さん将輝はどうですか?」
急に美登里さんに将輝のことを聞かれて、私は
「え?将輝がなんですか?」
と、聞き返す。
「決まってるじゃない、印象よ、印象」
…あの…えっと…うん。
「ん~…まぁ…かっこいい人だと思いますよ?」
「そう!よかったじゃない!将輝」
「ふ~ん?よかったわね、兄さん」
「…情け…」
瑠璃ちゃん…毒舌…こy…
と、それからご飯を食べながらわーわーと、楽しく食事をしたのでありました。
それから私は、一条の家にしばらく住み着くことになった。新たな別荘(?)の誕生である。
そして、九校戦の二日前まで一条の家を堪能した。
東京に帰る日
「それでは、お邪魔しました」
美登里さんが私の前に来て
「私たちも楽しかったわ、また来てね」
茜ちゃんと瑠璃ちゃんが
「またね、涼香さん」
将輝は、
「九校戦、楽しみにしてるぞ」
と、言って、握手をする。真紅郎は、
「負けないからね、関東の鬼神」
と言ってニヤリと笑うので私も
「さて、鬼神とはなんのことかしらね…」
ニヤリと笑い返す。
さて、そろそろ帰るとしますか。私は一条の家を離れ、駅に向かった。
お疲れ様でした。今回の話はどうだったでしょうか?
感想等お待ちしています。