魔法科高校にチート的美少女が新入生としてくるようです 作:リョカ
では、どうぞ。
九校戦編~1~
……私は今危険な状態にさらされている。
目の前には魔王が、その隣にはスノークィーン。後ろにはその仲間たち五人。…うん、達也君、深雪、エリカ、美月、レオ、ほのか、雫、が私を囲んでいる。
最初に口を開いたのはエリカだった
「ねぇ涼香、いままでなんで黙ってたの?」
この一言でみんなのテンションがヒートアップしたのか
「そうだぞ涼香、みんな悲しんでいるぞ」
「涼香さん!何でですか!」
「…涼香…なんで」
…なんでなんでっていわれてもねぇ…それに、誰が私のことをばらしたのよ…やっぱり達也君しかいないわよね…
「「「「なんで七瀬の名前を隠してたの!」」」」
…隠してたというか…はく奪されたんですが…
「みんなは誤解してるみたいだけど、私は七瀬の名前を隠してたわけじゃないのよ?」
苦し紛れだがこれが私の精一杯である。
「じゃあ、なんで今まで【浅井】の名前を使ってたのよ!」
エリカが私に指を指す。
「あのねぇ…私は——」
名前をはく奪された——と、言おうとしたら、達也君が
「涼香だって好きであの名前を使ってたわけじゃないんだ。最近やっと名前を返してもらった。と、俺は涼香から聞いたが。」
フォローをしてくれた。…で、そのあとなんやかんや言い争った結果、
1 七瀬がばれた。
2 一条の家に泊まっていたことがばれる。
3 電車ジャックにあったことを話す。
4 ○○術式を使ったことを達也君に気付かれる。
という、実に赤裸々と話してしまった。そして、達也君以外の全員が去った後、
「涼香、使ったのか?あれを」
と、聞かれる。私はそっぽを向いて
「さ、さぁ?何のことでしょうか…?」
「使ったんだな?」
「…はい」
折れた。達也君はため息をついて
「はぁ…俺からとやかく言うつもりはないが、あんまり使うな、あれの危険さはお前も知っているだろう?」
「それを完璧に使いこなせてるのも知ってるでしょう?」
「俺が言っているのはあくまでもしも、【IF】の話だ。…あの魔法の名前は確か、自動自己生命力回復術式・弐式だったよな?」
達也君が合意を求める、私は無言で首肯する。達也君は続けて、
「周りにいる魔法師のサイオンを強制的に吸収して、自分の欠けている部分に同化させて再生する、いわば、他人を巻き込む治癒魔法だろう。しかも、さっき聞いたことだと、電車の中には一般人しかいなかったのだろう?なにを馬鹿なことをしているんだお前は」
「いいえ、いたわ、テロリストから強いサイオンの波動が見えたわ」
ホーク・アイはサイオンの波動を可視できるようにする効果もあり、魔法師かどうかを見抜く道具にもなっている。
「…テロリストから…か…弐式についてはもういい。そのテロリストの正体が、前のブランシュなどのようなものだとたちが悪いな…」
「まぁ、それは後々考えるとしましょう。達也君。エンジニアになったんですって?」
私は話を無理やり切り上げて、九校戦のことについて聞く。
「あぁ、ちなみに、お前が一条家に行っている間、お前もエンジニアに選ばれたぞ」
などと達也君が意味の分からないことを言ってくる。
「…つまり…?」
わかりきっていることを聞いた。
「もちろん、涼香もエンジニアとして、九校戦に出るということだ。」
…えぇ~…
お疲れ様でした。さて、九校戦に涼香も参加です。これからの展開、どうなるんでしょうか。感想など、お待ちしております。では次回お会いしませう!