イケメン力全ブッパの転生者俺氏、チート転生者♀にフルボッコにされる。 作:たかたけ
前回のあらすじいい!!!!俺、美少女に押し倒されて死にかけ!以上!
「ちょちょちょちょーい!いきなり何するんだよ!シチュとしては良いけど、お前が持ってる鈍色の鋭利な刃物のせいで全部台無しだわ!とゆうかササッテル↑」
「………。よく喋る虫ね。やはり今殺してやろうかしら」
リンっと鈴のような静かながらも響くような声からはとても物騒な言葉が紡がれる。
「こ、殺す!?何でそんな結論に至ったんだよ!俺まだ何も悪いことしてないだろ!とゆうかマジでナイフササッテル」
「……。まだ、何も?」
あ、なんか墓穴掘った気がする。彼女の視線が本気で人を殺せそうなものに変わった。俺がハーレム作ろうとしているのは悪いことだと言う自覚は一応ある。だがそれ以上に幸せにできると言う自信がある!
「い、今のは誤解だ!と、とゆうかマジで何で俺命狙われてんの?悪いことしてないじゃん(まだ)。その理由を教えてくれよ!トユウカナイフ」
「…貴方が転生者だって事はとっくに分かっているのよ」
「……図星見たいね」
「いや、ええっと。あー」
やばい何を話せば良いのか全く分からん…!俺はどう言うのが正解なんだ!?素直に自供すべきなのか!?
「さあ、素直に吐きなさい─
ば、万事休すか!?
貴方が─
取り敢えず言わないと絶対殺されるぞ!?
─この階の下の椎名真昼と藤宮周の間に入ろうとする間男だってね!「芸能界でハーレム作ろうとしてすいません!!!!」」
……。
「「ん?」」
部屋の中に静寂が流れた。
✴︎ ✴︎ ✴︎
「…で、篠宮さんは俺がその天使様を藤宮から奪おうとする間男だと思ったわけだ」
「……ええ」
今更なんだが俺が転生した世界は「いつの間にかお隣の天使様に駄目人間にされていた件」の世界だったようだ。…。初めて知った…。
俺と同じ転生者の彼女、篠宮葵は特典として「嘘を見抜く力」と「武力チート」の特典をもらったらしいのですぐに誤解は解けた。
……だが俺の目的がバレてしまったことで結局俺は警戒対象に元通り。
……。だが、
「何で俺を縛りつける必要があるんだよ!?!!」
魂の叫びだった。
「…それは貴方を今からごうm……いえ、尋問するためよ」
「大して変わってねえよ!とゆうか誤解は避けたんだろ!?じゃあさっさと解放してくれよ!」
本当に何でだよ!?俺は芸能界でハーレム作るんだからその天使様は関係ないだろうが!
「芸能界でハーレムだなんて、どうせ美少女を囲いたいって言う魂胆でしょう」
「……」
図星である。
「そんな頭の先から足の先まで性欲で出来たような貴方を自由にしておく方が危険だもの」
ごもっともである。そりゃ結果的に美少女ハーレム作りたいっていってるやつのことなんて信じられないか。だが、俺は美少女でハーレムを作りたいからって芸能界に入ろうとしている訳じゃない。
「ち、違うんだよ!芸能界に入ろうとしている理由はそれだけじゃないんだ」
「…話して見なさい」
俺は話し出した。前世で全く女子に声をかけられなかったこと。今世も尻込みしてしまって全然女の子と話せていないこと。芸能界に入ったら自然と話す機会が出来るからもしかしたらって思ったこと。演技で引っ張られて相手を好きになると言うことがあること。
……。は、恥ずかしいっ!情けない!誰か俺を殺して欲しい!!
「…なるほどね、まあ今は信じてあげる。だけど一つ条件があるわ」
「じょ、条件…?」
俺の必死の説得(浅はかな考え)が成功したのか彼女は一応信じてくれるようだ。
「そうよ…貴方のこと、本当に信用できるまでそばで監視させてもらうわ」
「は?」
え?マジ?えええええええ…。何とか解放された俺だったが、条件をつけられてしまった。こんな状態で俺はハーレムを作ることができるのか…?
「…私の事を落とそうだなんて考えないようにね」
「出会った瞬間に首絞められてナイフ突きつけられてその後にロープで縛ってきた奴を好きになるなんてあると思ってるのか?お前」
「……」
篠宮は無言で俺の脛を蹴ってきた。ちょ、マジでシャレにならんくらい痛い。俺はしばらく悶えていたが痛みが引いたのは一日経ってからだった。…。マジでゴリラかよ。─ゴキャ。
うぎゃあああああああああああ!!!!!!!!(自業自得)
こうして、神宮寺千彌の冒険(?)は始まった。
今日中にストーリーの書き方考えたいな。