イケメン力全ブッパの転生者俺氏、チート転生者♀にフルボッコにされる。   作:たかたけ

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今日の夜にもう一個書くかも、主人公いじめるのが最近(今日しかしてない)の生きがい。


よおおおおおおんんんんn

どんよりとした雲が俺たちを覆い、雨が降り注ぐ。

 

俺は家へ帰る途中スーパーに寄って夕食と明日の献立を考えながら買い物をしていた。今日は篠宮が「今日は用事がある」と言って先に帰ってしまったので1人で買い物だ。いつもなら篠宮に何が食べたいかなどを聞きながら買い物をするのだが今日はその篠宮がいないので思いついたものを入れて行く。

 

…いつも一緒に居たので逆に居ないと少しやりにくい様な気持ちに襲われる。

 

俺は傘を刺しながら家までの道を歩いていた。ふと、公園を見ると長い髪の少女が傘も刺さずにブランコに座っていたので声をかけようとすると、

 

─世界がブレた。

 

俺は頭に水滴がぶつかる感覚で目を覚ました。

 

─???

 

俺は今俺が置かれている状況が分からなかった。体が動かない、しかも以上に目線が低い。

 

「…。起きた?」

 

俺は声のある主を探そうとあたりを見回し、俺の横くらいに座っている篠宮を見つけた。俺は篠宮を見上げ、…?見上げ?俺の身長はイケメン仕様で180センチオーバーだ篠宮の身長はあって160ちょっとだ俺が見上げると言う状況にはほぼなり得ない。しかもだ、俺は今立っている、地面に足がついているのだ。…?そこでまた違和感、意識を失っていたのに立っている?

 

俺は嫌な予感がして下を見る、そこには俺の体がなくただただ地面が続いていた。俺はようやく自分が地面に埋まっていることを理解した。

 

俺は被告人(犯人)へ文句を言ってやろうと睨みつける。

 

「お前何しt─ゴモゴモ(てるんだ!俺は海にきて日光浴してるんじゃねえんだぞ!?早く俺をここから出せ!!!!)」

「…。黙って。もう少しだから」

「?」

 

怒鳴ろうとする俺の口を篠宮は手のひらで防いでくる。だが彼女はいつに無く真剣な表情で俺に言ってくるので、文句を言うよりも彼女が言っていることの方に興味を持った。

 

俺は篠宮が見ている方を向くと俺がさっき声をかけようとした少女がさっきと変わらない様子でブランコに座っていた。よく見ると彼女の髪は亜麻色で、俯きながらもその顔が整っているであろうことがわかる。

 

俺はその少女を知っていた。俺たちの前世の「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」のヒロインである椎名真昼だ。

 

─俺は背筋が凍った。

 

さっき声をかけようとしていたのは椎名真昼で、おそらく今は原作開始直前の状態だ。…もし、俺が彼女に声をかけていたら、原作を変えていたら。今、俺はこの世にいないかもしれない…。

 

「流石天使様、例え雨に濡れたとしても変わらない素晴らしい美貌、キッチリと着られている制服も天使様の事を美しく見せる要素の一つでしかない。いや、寧ろ制服が天使様に引っ張られてより良いものになっているまである。髪の毛も雨に濡れているのにさらさらでキューティクルだし。まさに天使の輪っかとも言えるくらい…。悲壮感が満ちたお顔でも、美しいけどやっぱり天使様には似合わないよ、早く天音君が来て彼女を見つけ出してほしい」

 

…。

 

─怖い…。

 

─誰か助けて…。

 

俺の心の声は誰にも聞こえることがなく空しく響いていた。

 

✴︎ ✴︎ ✴︎

 

藤宮と椎名が公園から出て行き、俺はようやくこの地獄から解放されると喜んでいた。だが篠宮の俺を見つめる視線は何処か殺意を孕んでいる。

 

…。待って、俺何かした????

 

「神宮寺…お前は、…罪を犯した」

「お、俺が何をしたって言うんだ!とゆうかここからだせ!!」

 

俺の叫びを無視したまま篠宮は続ける。

 

「お前は、何をしようとした?」

「な、何の事だ?」

「この公園に来た時…」

 

篠宮の銀髪はいつものような艶を保っているが傘を刺していなかったのでずぶ濡れだ。その前髪が彼女の顔に張り付き何処か不気味な雰囲気を醸し出している。

 

「え、えーっと。あいつが傘も刺さずにブランコに座っているから声をかけようとして…、で、でもあれは未遂で終わっただろ!?」

「でも、やろうとした事は、いっしょ」

 

よって、と彼女は良い判決が下された。

 

─ぎるてぃ。

 

ちょ、待って近づくな、おい、や、ヤメロオオオオオオ↑

 

あああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!

 

この時何をされたのか覚えていない、ただその後ずっと全身が痛むという謎の現象に見舞われた。痛え…。

 




たのちい。
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