War Thunder軍 灰塵舞う戦線にて   作:クーゲル・ブリッッツ!!

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どうも皆さん、クーゲル・ブリッッツ!!です
投稿が遅れてしまい申し訳ありません、
連続で続く高気温生暖かい空気に晒されて作業ペースが大幅に遅くなってしまいました。
こうならないように適応していくので次会話もお待ち下さい。
それでは本編どうぞ


岩石

砂漠を放浪してから数十分…

取り敢えず俺達は方角的に東方向に向かって直進していた。

 

それまで俺達は自身の身に付けている外装に付いて色々話していたり、周囲の警戒等をして移動の暇を潰していた。

 

しかし、話す事も大方無くなり警戒もずっと続けていたらでとても疲れていた。なので今は必要最低限周囲に気を付けながら移動していた。

 

チト

「チリ、そっちはどうだ?こっちは砂と、岩と、後風化した廃墟だな。」

 

チリ

「何も見えない、気温は40°幸い空気が乾燥しているからなのか祖国より暑く感じんな。」

 

チト

「正直疲れて来たぜ、何かこの暑苦しい太陽から逃れられる日陰は無いものかね…?」

 

チリ

「ならさっき通りかかった廃墟に逃げ込めば良い。」

 

チト

「あそこ?ダメダメいつ崩れるか分からん廃墟に飛び込むとか、自爆もいい所だ。」

 

チリ

「なら黙って良さそうな日陰を探しとくんだな。」

 

チト

「へいへい」

 

チリ

「なぁ、他の奴等は無事だと思うか?」

 

チト

「どうした急に、まぁ無事である事を祈るしか無い。現状俺たちは今こうして姿が変わっちまっているがこの砂原で立っているし、今ここで放浪している。」

 

チリ

「そうだな、すまん…こう…数十分もここを移動しているとすこし心配になってくるんだ。俺達のツリーの連中がな。」

 

チト

「俺達のツリーには大和魂って言う不屈の精神が有るだろ?例えどっかに飛ばされたとしても健気に生きているさ。」

 

チリ

「そうだな……うん?待て!」キィー!

 

突然チリがブレーキを掛け姿勢を低くし一定の方向を睨んだ、俺も停止しチリと同じく姿勢を低くしチリの横に来て声を小さくして聞いた

 

チト

「どうしたチリ…!?いきなり止まって」(小声)

 

チリ

「シーッ!アレを見ろ!少し草が生えている所だ距離700…!」

 

言われた通りの方を見るとそこにはナニカか居た。

砂岩色をした岩のようではあるが何かが違う、俺は双眼鏡を取り出しその岩を凝視した。

 

それを見た瞬間鳥肌が立った

 

それはまるで1つの生物の様に岩が立っており、しかも人間の様にパーツが繋がっているのではなく浮いて立っているのだ。

 

岩が立っているだけでも十分驚くのだがそれが浮いて繋がって1つの生物が出来ているのだから驚きを飛び越えて最早恐怖が湧いてくる。

 

チト

「あっ…あれは何だ…?人工物…な訳ねぇよな?」

 

チリ

「いや…あれは人工物では説明が付かないモノだ。

それに、私の勘だがあれは友好的なヤツとは思えん。」

 

そう言いチリは自身の持つ武装のチェックをし始めた。万が一戦闘が起きた際の動作不良を防ぐ為だろう。

 

俺はもう詳しくヤツの姿を見た

 

まずは足の部分全体的に昆虫の様な六本足で前足の2本はまるで盾の様に分厚く大きいそれ以外は比較的細い。

 

次に胴体、文字で「し」の形をした様な体で先がとんがっている。

 

そして頭部全体的に細く頭の上に小石が二つクルクルと回っている。

 

パッと見鹿の様に見えなくもない、名前を付けるなら「岩鹿(いわじか)」と言ったところか。

 

 

ガチャコン!

 

 

後ろでチリが操作していたであろう砲閉鎖機関が閉まった時岩鹿が此方を向き目が合ってしまった様な気がした。

 

 

そして…

 

 

岩鹿

「ーーーーーーー!!!」

生物の様な咆哮を上げ奴の頭部に光の粒子が集まって来た!

俺はその瞬間体から危険信号を感じ取った!

 

チリ

「今の音は何だ!?」

 

チト

「チリッ!頭を隠して伏せろぉ!!」

 

チリ

「のぉわ!?」

 

咆哮に誘われてたチリを俺は咄嗟に体当たりをし、2人1緒に砂丘から転げ落ちた。

 

 

そして次の瞬間

 

 

ビューンッッ!!

 

 

ドォン!

 

頭上に独特な風切り音が聞こえた後に爆発音と爆風、収まった時火をおあげると向かい側の砂丘の頂上が焼け焦げ一部まだ熱が残っているのか赤く光っていた。

 

チリ

「何が起こったんだ…?」

 

まだ状況が理解出来ないのかチリが目を回しながら体を起こした。

 

チト

「あの石ころが俺たちに向けて光線を放ってきた。お前が武装弄ってる間に起きた物音でな。」

 

チリ

「何!?そんなまさか…!いや…実際そうかも知れない、すまん。」

 

チト

「問題ない、それにやっとコイツ(武装)が使えるんだ、丁度いい。」

 

チリ

「そうか、しかしどうする?敵は光線だぞ?当たったら、火傷じゃ済まされないぞ。」

 

チト

「まず、俺が前に出てヤツの注意を引く。その間チリは脚を狙って動きを封じ込める。そして俺がヤツの目の前まで来たら…」

 

チリ

「………来たら?」

 

チト

「アイツの頭部に75mmをお見舞いしてやる…!」(ガチャコン!)

 

ビューンッッ!!

 

ドォン!

 

チリ

「クッ…OK!それで行くしかないな!」

 

チト

「良し!行くぞぉッ!突撃イィぃ!!!」(ブロロロロ!)

 

勢い良く砂丘から飛び出し俺はエンジン全開で岩鹿に突っ込んだ。

 

チト

「先ずは挑発替わりの機銃を喰らいな!」

 

パパパパパパパパパパッ!

 

特徴有る銃声を出しながら7.7m機銃を岩鹿に放った。

 

ヒット

非貫通

 

当たるが軟目標でもない限り小口径の機銃は豆鉄砲でしか無い。だが挑発としては十分で岩鹿はチリから俺に注意を傾けた。

 

岩鹿

「ーーーーーッッ!!!!」

 

機銃が鬱陶しいのか岩鹿から怒気を感じる咆哮を上げ頭部に光が集まり始めた。

 

チト

「ッッ!!不味い!またあの光線かっ!」

 

そして奴が光線を放とうとした瞬間

 

ドカァン!

 

岩鹿

「ーーーーーーッッ!!???」ビューン!

 

岩鹿の突然爆発し、その衝撃で光線は明後日の方に飛んで行った。

 

ザザッ…

 

『ふむっ…姿形は変わっていても射撃の感覚は変わっていないようだな。』

 

チト

「やっとかチリ」

 

チリ

『待たせたな、援護を開始する。』

 

それを言うと同時に二度目の爆発が岩鹿で起きた

 

しかし、煙が晴れると両方の前脚を上にかかげ、チリの攻撃を防ぐ岩鹿が居た。

 

チリ

『チッ、あの前脚見た目に違わず頑丈だな。』

 

チト

「なら側面を晒すだけだ、コッチだ!石ころ!」

 

パパパパパパパパパパッ!

ドンッ!

 

岩鹿

「ーーーーーッッ!!!」

 

ヒット

 

脚部

 

俺は機銃と主砲を放ち、奴の後ろ足を壊した。

 

壊した衝撃か、岩鹿がバランスを崩し奴の周囲に砂埃が舞った。

 

岩鹿

「ーーーーーーーッッッ!!!!」

 

ビューンッッ!ビューンッッ!

 

怒りで我を忘れたのか、怒声を放ったあと岩鹿がデタラメに光線を撒き散らし始めた。

 

その多くが見当違いな場所に当たり周囲に爆発が起きるが何発かは自身の近くに着弾するため。

早急に倒さねばならないと俺は思った。

 

チト

「チリッ!」

 

チリ

『これで動けまい!』

 

バァンッ!

 

岩鹿

「ーーーーーッッ!!??」ドサーッ!

 

ガッコン!装填完了!

 

チト

「これでトドメだーッ!」

 

 

ドオォンッッ!!

 

 

…………

 

 

…………………

 

……………………………

 

 

チト

「………………………」

 

 

暫しの静寂

 

 

俺はそのまま砲を向け煙が晴れるのを待った

 

数秒後岩鹿の体が見え始めた頃

 

岩鹿

「……………………」ゴロ…ゴロ…ゴロ

 

頭部が砕け散り徐々に身体が崩壊し始めていた

 

 

目標破壊

 

チト

「………ハァァァッ!」(ドサッ!)

 

緊張の糸が切れ急に押し寄せる疲れに俺は思いっきり砂に腰を下ろした

 

チリ

『お見事だ、チト』

 

チト

「フゥ…お前もだチリ、援護感謝するぜ。」

 

これがこの姿での初めての戦闘だった

 

本来なら慣れない人型をまるで当たり前の様に

駆け抜け自分の意思で砲弾を放つ

 

戦闘に集中するため余り気にしていなかったが、いざ終わると俺はとてつもない違和感を不気味を抱いてしまった。

 

しかし俺はすぐ様振り払う様に頭を振り立ち上がる

 

そんな事は今じゃなくてもいい、後で飽きれる程その疑問で悩める、今は俺と同じ仲間を探す事だけを考えるんだ。

 

そして今や残骸と化した岩鹿から離れようとした時

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴォォ…!!

 

チト

「なっ何だ!?」

 

突如地面が揺れ始めた、地鳴りがなるほどの大揺れ立つことも出来ず俺は地面に手を着き揺れに耐える事しか出来なくなってしまった。

 

チリ

『チトっ!お前のところだけが揺れている!地震じゃ無さそうだぞ!急いでその場所から離れろ!』

 

チト

「クッッソ!!」

 

俺は何とか体制を立て直し急いで離れようとした瞬間

 

 

ザバアァ!!

 

 

チト

「ウワァァァァァ!!!」

 

突如俺の立っていた砂が勢い良く盛り上がり俺は数mの中を舞い砂地に叩きつけられた。

 

チト

「ケホッ!ゲッホッ!…なっ、何だ…?」

 

咳き込みながら俺は見上げると俺は目を見開いた、大きいのだ自身の体の数倍はある岩鹿とは違う岩が自身を見下ろしていた。

 

「ーーーーーー!」

 

チト

「っは!不味い!」

 

デカイ岩がこれまたデカイ脚を上げ、俺を踏み潰さんとしてきた、俺は自身の置かれている状況を理解し転がってその場を避けた。

 

ドンッ!

 

俺のいた場所に岩が落ちと砂埃が舞う、後数秒遅れていたらと考えると俺は少し冷や汗を流した。

 

そいつは岩鹿と同じく六本脚で身体は細長く頭部が見当たらなかった。代わりに奴の上部には白い球体の様な物が浮かんでおり心臓の様に鼓動している。

 

チリ

『大丈夫かチト!』

 

チト

「あぁ、後少しで踏み潰される所だったがな。」

 

チリ

『また妙な奴が現れやがったな。』

 

チト

「出たら倒すまで!弾は!?」

 

チリ

『装填済みだ、予備弾薬も同じく』

 

チト

「良し!やるぞ!」

 

俺は戦闘体制に入り第2回戦を開始した。

 

 

 

 

 

 

???

「チェストォォォォォォォ!!!!」

 

 

 

 

 

チト・チリ

「『エッ!!??』」

 

 

 

 

キイィィン!!

 

 

 

 

 

突如刀を持った一人の男性が奇声を発しながら斬りかかり辺りに金属が響いた。

 

 

そして暫くして後

 

 

ピキ…ピキ

 

奴の球体にヒビが入り初め

 

 

キン!

 

 

縦 に 真 っ 二 つ に な っ た

 

 

チト・チリ

「『工工工エエェェ(゚Д゚)ェェエエ工工工』」

 

 

切れたと同時にバタバタと岩が崩れ始めた。

倒したのだ、刀で、いとも容易く行われるえげつない行為を目の前に立っている男はそれを平然とやってのけたのだ。

 

デカイ岩以降敵が来ないと判断したのか、チリが近付いてきた

 

チリ

「おいチト、奴は何者なんだ?」

 

チト

「……分からない、だがアイツの体を見る限り……どうやら俺達と同じ惑星民の様だ。」

 

奴の体には俺たちと同じ外装を身にまとっていた、そしてゆっくりと俺達の方に体を向き始めた。

 

見た目は30〜40代の顔付きをしており、体がしっかりとしている。暫く互いの顔を見つめ合い先に口を開いたのは相手の方だった。

 

???

「怪我はござらぬか?」

 

 

 

 

うん?

 

 

 

チト

「あっあぁ、問題ない救助に感謝する。」

 

チリ

「お陰でチトが助かった私からも礼を言わせてくれ。」

 

???

「なに、人助けをするでござるのは当然なり」

 

???

「見た所拙者と同じ出処と見た、名を教えては下さるか?」

 

チト

「えっ?あぁ…何か調子狂うなぁ…俺は日本軍ツリー所属第三ランク五式中戦車チトだ。」

 

チリ

「同じく第三ランク五式中戦車チリだ」

 

???

「何と!お主がチトとチリ!?あぁ…この砂漠の地で目覚め辺りを放浪し、初の事出会う仲間が同じ国とは。何と重畳(ちょうじょう)なる事か!!」

 

そう言うと侍みたいな人がしくしくと涙を流し始めた。

なっなかなか感情が激しい人物だな…と俺はチリと顔を合わせた。

 

???

「いやはやかたじけない、名を教えてくれたでござるにこちらは未だでござった。」

 

涙を拭い真剣な顔付きをし完璧な敬礼を取り

 

 

チハ

「拙者は日本軍つりーに属する者第一らんく九七式中戦車「チハ」でござる!宜しくお願い致す。」

 

彼、チハは全力で名乗ったのだ。




チハタン∩(・ω・)∩ばんじゃーい
武士語でしゃべるチハ此処に爆誕す。
(尚あくまでそれっぽく書いているだけなので喋りは深く追求しないで下さい)
何気に初の戦闘パートは如何でしたか?
それではまたの想像話でお会いしましょう!
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