War Thunder軍 灰塵舞う戦線にて   作:クーゲル・ブリッッツ!!

4 / 7
ある日のWT高ランク帯

ワイ
「ヒァハハハハ!!!ホロで現代戦車倒すの気持ちエェー!」

ヘリコプター「やぁ^^」

ワイ
「俺の傍に近寄るなああぁぁぁ!!!」

『撃破されました』



線路

チハと出会ってから数十分…俺たちはチハから聞いた情報を整理しながら移動していた。

 

チト

「ハァ〜なるほど、お前も戦っている時に穴に吸い込まれたのか。」

 

チハ

「御意、それがしが日ノ本にて仲間の戦っていた時、遠方の天空から率爾(そつじ)穴が出現し、敵味方問わず皆穴に吸い込まれてしまったのでござる。」

 

チリ

「穴が出現したのは我々だけではなかったのか。」

 

チト

「となると、恐らく陸軍だけではなく空軍にも被害が出ているかもしれないな。」

 

チリ

「海軍はどうなのだ?」

 

チト

「魚雷艇や、掃海艇と言った比較的軽い奴も少なからず吸い込まれているだろうな。だが俺的には余り被害は出ていないんじゃないかと考えている。」

 

チハ

「其れは何故でござるか?」

 

チト

「巡洋艦や戦艦、俺たち以上に重たいのがゴロゴロいるからな流石に陸軍や空軍を吸い込んだ穴でも何百、何千トンもある巨体を吸い込む事は出来ないだろう。」

 

チハ

「成程、確にあれだけの巨体ならば流石の穴も吸い込まれませぬな。」

 

チリ

「とは言え実際この目で見なければ分からんな。」

 

チト

「そうだな、兎に角一晩野宿が出来る場所があると良いのだが。」

 

チハ

「しかし辺りは一面の砂原…むっ?あれは何でござろうか。」

 

チハが何か発見した様で俺たちの先を越して見つけた場所に駆け寄った。

 

チハ

「二人共!これを見て下され!」

 

俺とチリがチハが指差す方を見ると、それは砂に埋もれているが金属特有の光を放つ2つの金属の棒が敷設されていた。

 

俺とチリは顔を見合わせ互いに見合わせた後頷き、その金属を邪魔している砂をどかした。

 

そして完全に退かすとそれは…

 

チハ

「チト殿、チリ殿、これは…」

 

チト

「あぁ…間違いない、これは。」

 

チリ

「鉄道の線路だな。」

 

そこには多少錆び付いているがしっかりとした構造を持つ線路が敷設されていた。

 

 

チリ

「さて、問題はこの線路は今でも使われている線路か、はたまたもう使われていない線路か…二人はどっちだと思う?」

 

チト

「俺は使われてるだな、廃線にしちゃあ状態が良い、普通なら砂で少しづつ削られているはずだ、となると時たま線路を交換している可能性がある。」

 

チハ

「上↑に同じく。」

 

チリ

「フム…仮にそうだとしてどっちに進む?」

 

チト

「うーん…おっ!思いついた、チハ!アンタの持ってる刀に道を委ねることにするぜ!」

 

チハ

「何と!?某の持つ刀は神頼み用の刀にてはござらぬ!」

 

チハがまるで我が身の様に刀を抱き抱え、チトはそれを解こうと腕を掴み開けさせようとしている、パワー的にはチトが上のはずだがどう言う訳かチハの腕はビクともせず開きはしなかった

 

チト

「まぁまぁ良いではないか!良いではないか!刀身は抜かなくていいから!置くだけ!置いて倒すだけでいいから!」

 

チリ

(言い方がまるで時代劇の悪代官だな…)

 

チハ

「全く…一度きりでござるよ…」

 

チハは若干呆れた様子で線路の上に立ち、自身が持ってる刀を立て持ち手を指で押さえた。

 

チハ

「どんな結果でもござろうとも、文句は無しでござるよ。」

 

チト

「おう!」

 

チリ

「問題ない」

(どっち進んでも何かしら駅に着くんじゃないかと考えたらいかん事だろうか…?)

 

チハ

「では…………フンッ!

 

チハが掛け声と共に指を話すと刀は暫くたった後左側へと倒れ始め……

 

 

トサッ……

 

 

砂に埋もれた線路の上に倒れた

 

 

チハ

「うむ!某の刀は左の線路を指したでござる。」

 

チト

「良し!チハの刀を信じいざ参る!」

 

チリ

「やれやれ…せめて夜が来る前に

建物があると良いんだが。」

 

そうして俺たちはチハの刀が指した左の線路側に

進んで走り出した…………

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

……………何処かの砂漠………

 

 

 

 

 

 

ドオォーーンッ!

 

 

「狙撃型災獣ッ!!右方向よっ!」

 

 

「列車のエンジンは!まだ付かないの!?」

 

「動いているが!出力が上がらない!もう少し耐えてくれ!DOLLS!」

 

 

頭が痛い……

 

 

「撃て!撃て!通常弾でも良い!DOLLSが倒しやすいよう奴らの動きを止めろ!」ドーンッ!

 

 

私は一体……

 

 

「腕が!俺の腕がああッ!」

 

 

「一名負傷した!Ⅱ号!援護してくれ!」

 

「えぇ!分かったわ!」バンバンバンバンバン!

 

確か私は……

 

「IV号!?大丈夫!起きて!起きなさい!」

 

体を揺さぶられる…頭が揺れる…!

 

 

「IV号戦車!!!」

 

 

IV号

「………ッ!!」

 

 

今の声でようやく朦朧とした意識がハッキリとしだした、ハッキリとした視界に映っているのは涙目で私を見るティーガーが居ました。

 

IV号

「ごめんなさい、気を失っていました。

今の状況は?」

 

ティーガー

「状況は益々此方が悪くなっていく様ですわ、列車は動いていますがまだ完全ではない状態、此方にも被害が増える一方。私が今喋っているこの体も(・・・・)これで最後ですわ…幸いなのは空からの攻撃が今の所無い…という所かしら。」

 

IV号

「分かりました、私も戦線に復帰します。」

 

直ぐに体を起こし、

側に落ちている私の武器75mm KwK40を手に取り状態を確認した。

 

吹き飛ばされたのか少し凹んでいるが全然使える状態だった。

 

 

ティーガー

「さぁ、急ぎますわよ!Ⅱ号とⅢ号が敵を押しとどめていますわ!加勢しませんと!!」

 

IV号

「分かりました、後輩達に大変な思いをさせた分、私が頑張りませんと!…あっ!」

 

ティーガー

「ふふっ、張り切りすぎちゃって私の口調が乗り移っちゃってますわよ?」

 

IV号

「うぅ…こんな時にからかわないで下さい!」

 

私は恥ずかしさでまた、気を失いそうだった…

 

しかし、後輩達の元に着いた時はそんな気持ちはとっくに失せていた。

 

Ⅲ号

「あっ!IV号さん!良かった無事だったのですね!」

 

Ⅱ号「Ⅲ号!今はそれより敵を撃ちなさい!!」

バンバンバンバンバン!ダラララララララ!

 

Ⅲ号

「ヒィッ!そうだった!でもこの砲で抜けるのかなぁ…」

 

グリレ

「抜ける抜けない関係なく、当てるのです!

エクスプロージョン!!」ドォーン!

 

 

「ーーーーーーッッ!!!???」ドオォン!

 

グリレさんがそう言いながら災獣を粉々にするがその場を埋めるようにまた新たな災獣が現れてくる。

 

装甲列車のエンジンはまだ完全に復旧しきれていない。

追いつかれ全滅してしまうのも時間の問題、私は一つの案を皆に告げました。

 

IV号

「装甲列車から一時下車しましょう!」

 

Ⅲ号

「ェェェッ!」

 

ティーガー

「逃げると言いなさるの!?」

 

IV号

「いえ、それは違います。現状今の機関車の状態では何時かは災獣に追いつかれてしまいます。なので手の空いているDOLLSは下車し、少しでも列車を軽くし災獣から距離を開かせなければなりません。」

 

IV号

「しかし…発案者が言う事では有りませんが当然ながら攻撃が此方に集中すると言うリスクや武装列車からの援護射撃も難しくなります。」

 

ティーガー

「「ハイリスクハイリターン」…と言う事ですわね。」

 

Ⅱ号

「私は良いわよ?軽戦車として戦い方を奴等に

見せてあげるわ!!」

 

Ⅲ号

「うぅ…怖いですけど…私も頑張ります!」

 

グリレ

「少しリスクはありますが、だからこそ燃えます!」

 

IV号

「皆さん…ありがとう!」

 

ティーガー

「ちょっと、私の事も忘れてはいないかしら!

軽戦車と中戦車だけでは荷が重いですわ!」

 

IV号

「もちろん、ティーガーさんならそう言うと思っていましたよ。車掌さん!此方DOLLSのIV号戦車、私達災獣を引き付ける為列車から一時下車します。その間、エンジンの復旧に当たって下さい!!」

 

装甲列車車掌

『了解少し速度を下げる、奴等の事は任せたぞ。DOLLS』

 

そう通信から聞こえると列車の速度が遅くなった。

私達が降りれる位の速度まで来た瞬間私を筆頭に下車し、災獣に向かって進行しました。

 

装甲列車車掌

『健闘を祈るッ!!』

 

車掌さんからの祈願を皮切りに、私達は災獣に砲撃を開始しました。

 

IV号

「Feuer(フォイヤ)!」ドォーン!

 

災獣

「ーーーーーッッ!!!??」

 

 

私が撃った榴弾が遊撃手に当たり爆ぜる

それに伴い薄気味悪い声を出しながら崩れ去る。

 

Ⅲ号

「当たって下さいーい!」

バァン!

ダラララララララ!

Ⅱ号

「邪魔よ!」バン!バン!バン!バン!バン!

 

災獣

「………………ッッッ!!!?」

 

三号さんとⅡ号さんの集中攻撃によって体を削り取られ、

崩れる防衛種。

 

 

ビュンッ!ビュンッ!

 

ティーガー

「おっと!…のろまですわね!」

 

ティーガーさんが大きく重たいARMSをいとも簡単に災獣からの光線を避け。

 

ティーガー

「喰らいなさいッ!」ドォーン!

 

災獣

「ーーッッ!?………」

 

持っている88mmを放ち声を上げることすらなく砕け散る狙撃種。

 

数が多いですが、流れは少しづつ此方に来つつ有ります。

 

IV号

「これなら、行けます!」ドォーン!

 

この調子なら皆さんと一緒にっ!

 

ティーガー

「IV号危ない!!後ろですわ!!」

 

IV号

「ッ!?」バッ!

 

ティーガーに言われ反射で後ろを向けた瞬間時が遅くなったのを感じました。視点を向けた先には私の目の前に私に向けて光線を放とうとしていたのか、頭部に光が集まっていた災獣がそこには居たのですから。

 

ティーガー

今すぐに避けてーッ!

 

ティーガーからの警告が頭の中に響き渡り直ぐに体を横に避けました。その瞬間…

 

 

ビューーーン!!

 

私のが居た付近に光線が発射され、軽い爆発が起き私はその爆風をもろに受けてしまい吹き飛ばされてしまいました。

 

直ぐに立ち上がり奴から離れようとするのか駆動音がするが、何故かその場から動かなかった。

 

IV号

「ッ!?何で動かな…ッ!?」

 

見れば私のARMSの左の履帯部分が切れており、砂にボトリと落ちていました。

 

そうしている間にも災獣が次の攻撃をしようと頭部に光の粒子が集まってくる。

 

ティーガー

「IV号!待っていなさい、今その災獣をッ!このっ!邪魔ですわ!」

 

Ⅲ号

「ヒィィー!数が多すぎますぅ!」

 

ティーガー達が助けに入ろうとしますが、別の災獣が邪魔をし来れそうにありませんでした。

 

ならばと思い、私に向けて光線を放ってくる災獣を狙い、75mmを放つが焦りか狙いが甘く奴の頭部を掠め後方で爆発が起きるだけで、結果的に私が死ぬ時間が少し遅くなっただけに過ぎませんでした。

 

IV号

「クッソォォォォ!!」ダララララララ!

 

私は無我夢中になって機銃を撃つが火花が散るだけで全くの効果が有りませんでした。

 

 

災獣

ーーーーーーッッッ!!!!

 

IV号

「くうっ!」

 

災獣から発せられる咆哮で私は咄嗟に目を瞑り来るべき痛みと衝撃に備えました……

 

 

 

バァン!ヒュウウルルルル!

 

カァァーーン!!!

 

 

 

IV号

「……………ッ!………?……………なっっ!?」

 

 

来ない衝撃と辺りに響く金属音に私は少し開け災獣を見た瞬間目を見開きました。

 

 

そこには頭部に砲弾らしき物(・・・・・・・)が突き刺さっている災獣が居ました。

 

 

災獣

「…………ーーっ!?…………ーーーッッ!???」

 

刺さっている災獣自体何が起こったのか理解していないのか、壊れた人形かのように不気味に頭が震えていました。

そして……

 

ドオォォーン!!!

 

 

突き刺さっていた砲弾が爆ぜ、私は咄嗟に伏せ頭を守りました。

 

爆風が晴れた後もう一度顔を上げると頭部が無くなった状態の災獣が立っており、数秒も経たない内に崩れ去りました。

 

 

IV号

「……………っ!さっきの砲弾は!?」

 

 

予想外の連続で頭がパンクしそうでしたがさっきの砲弾は誰が撃った者か私は砲弾が突き刺さった方向を視野に入れて探しました。

 

そして、そのそれを撃った思われる人物が遠方の砂漠で立っており、1人ではなく複数居ました。

 

 

IV号

「あれは……」

 

そこには緑色のARMSを身にまとい砲身から少し煙を出し此方を見ている……

 

 

男のDOLLS達がそこに立っていました。

 

 

 

 

 

 

友軍地上部隊救出

 

 

目標破壊

 

 

 

 

 




ACVIが面白すぎて最後の最後まで投稿が遅れてしまいました。(´・ω・`)
お待たせして大変申し訳ありません
次回は男のDOLLS達がIV号達と出会う数分前で始まります。気長にお待ち下さい

それではまた想像話でお会いしましょう!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。