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「そうか……清水、お前はそんな目に遭っていたんだな……」
とある宿の一室に二人の男の姿があった。一人はハジメ、フード付きの黒いローブを纏ったもう一人は清水である。現在、この部屋は清水の風魔法で完璧に防音されており、ここでハジメは彼の身に起こった出来事を知った。
数ヶ月前、ソロの冒険者として活動していた清水は魔人族の部隊に襲われ、彼らの将軍フリードによる実験の被験体として苦痛の日々を過ごし、その肉体は魔獣と同じ力を有する人外と成り果てていた。
「あぁ、あれは苦痛だった。だが、悪いこともあれば良いこともある。俺は恩人達に出会い、彼らの指導で大きく成長することができた」
だが、清水は竜人族のティオによって救出され、そのまま魔人族の隠れ里に担ぎ込まれる。彼はそこでティオとノクサスという二人によるスパルタ指導を受け、一人の戦士として成長を遂げていた。
ちなみに、ノクサスは魔人族の隠れ里の新里長であり、それと同時に魔剣イグニスの継承者という肩書きを持つ人物だ。彼はティオと共に清水を鍛えあげた師匠である。
「まあ、彼らの指導はかなり厳しかったけど、そのおかげで精神的にも鍛えられた。もう、以前のやられるだけの俺じゃない」
今の彼は戦士の顔付きをしており、かつての弱々しい表情の清水は何処にもいない。
「それで、俺としては南雲の話も聞きたいところだが……どうやって地上に戻ってきたのか、あの二人の美少女のこととか……」
「教会を敵に回すような話になるが、構わないか?」
「大丈夫だ。俺の存在が教会の敵みたいなものだからな」
「それはそうだったな」
そして、ハジメは話す。鳥人族のことを、奈落に落ちてからの戦いを、ユエとの出会いを、解放者の真実を、シアのことを。
「そうか、南雲が“鳥人族の後継者”だったのか。意外と知り合いが凄い奴だったりするんだな」
「な、何故その言葉を知っている?」
鳥人族の後継者。その言葉を知っている人物は解放者と関わりのある者だけである。まさか、久しぶりに再会したクラスメイトがそれを知っているなど、ハジメとしては想定外であった。
「俺の恩人、竜人族のティオさんが教えてくれた。そして、鳥人族の後継者を探すことが俺の任務だ」
「竜人族……五百年前に滅んだと聞いていたが、今でも健在なのか。是非、会ってみたいものだ」
「すぐ会えるさ。ちょうど、ティオさんと合流する予定があるんだ」
「それは楽しみだ。うちのユエも喜ぶな」
以前、ハジメはユエから竜人族の話をされたことがある。竜人族は高潔で清廉で気高い存在であり、三百年前には王族としての教育を受けていた際に、王族の見本として竜人族の話を聞かされていたという。竜人族はユエの憧れであった。
「ユエ……あの金髪の子か。三百年前に滅んだ吸血鬼族の生き残りだったな。容姿はティオさんから聞いていた最後の吸血鬼の女王の特徴に合致していたし、ご本人のようだ」
「ここまで来ると、何やら運命的なものを感じるな……」
ハジメは吸血鬼族と、清水は竜人族と。彼らはそれぞれ滅んだはずの伝説的な種族と出会い、偶然にもこの都市で再会したのだ。ハジメはこの巡り合わせに運命を感じていた。
「それはそうかもしれない。とりあえず、ティオさんと合流するまでは共に行動しよう。その後はティオさん次第になるけどな」
「あぁ。分かった」
広大な平原に一本の街道があった。北へと向かって伸びているその道は、人や馬車が何度も行き来して踏みしめられ、雑草が禿げたことで道となっただけの存在である。街道とはいっても整備されていないデコボコな道であり、この世界の馬車の乗員は尻を痛めることになる。
だが、そんな道を物ともせずに高速で突き進む影がある。オレンジと赤で塗り分けされた車体に緑のフロントガラスがあり、六輪で駆動する大型装甲車〈ジャガーノート〉だ。なお、そのシルエットは以前と少しばかり異なっていた。
今まで、ジャガーノートは非武装であった。別に武器の類いが無くとも問題はなかったのだが、スペースパイレーツや神の使徒を警戒する必要があること、今回の任務における保護対象を確実に生還させなければならないことから、敵を足止めしてその場を離脱するための武装が搭載されることになった。
その結果、ジャガーノートの屋根にはいくつかの二連パワービームタレットと一門の小型格納式プラズマビーム砲が追加されている。いざというときにはこれらをフル活用し、危機的な状況から無事に生還するのだ。
「清水。竜人族の彼女がいる場所はこの先で間違いないか?」
「あぁ、間違いない。ティオさんから送られてきた座標はこの先だ」
「ん……緊張してきた」
「私もです……」
ジャガーノートに搭乗しているのは、ハジメとユエ、シアと清水の四人だ。彼によるとティオがいる座標までもうすぐらしく、竜人族との対面が近づいているという事実に、ユエとシアは緊張を隠せないでいた。
「ユエ、シア。別に緊張していても構わない。彼女への敬意が伝わればいいんだ」
「ん……」
「はい……」
ガチガチに固まっていた二人の体が、ハジメの言葉でほぐれていく。それほどに、ハジメの存在は二人の中でも大きなものだった。
「流石はハジメパパだな。ぜひ俺の父親にもなってほしいところだ」
「清水、気持ち悪いことを言うな」
「なら、俺の兄になってもらうかな」
「どっちにせよ駄目だ。それより、前方から誰か来たんだが、あの人か?」
二人でそんなやり取りをしていたところ、前方から黒い和服を着ている女性が現れた。
「あの人だ」
「あれが……」
すかさずジャガーノートを停止させるハジメ。一行は車両から降りると清水を先頭に女性の元へと近づいていった。なお、この時点でハジメはパワードスーツを纏っている。
「ティオさん、お久しぶりです」
「おお、ユキトシよ。ここまでの任務、ご苦労じゃった。して、その者達が報告にあった……鳥人族の後継者とその仲間じゃな?」
竜人族の女性、ティオはハジメ達に視線を向ける。パワードスーツを纏ったハジメの姿を上から下まで一通り見た後、口を開いた。
「妾はティオ・クラルス。竜人族の王族の末裔じゃ。そなたが鳥人族の後継者、南雲ハジメか。ユキトシから話は聞いている。会えて光栄じゃ」
「こちらこそ、伝説の竜人族に会うことができて光栄だ」
握手を交わす両者。手の形になっているのはアームキャノンのない左側だけなので、ハジメが左腕を、ティオが右腕を差し出す形となった。
「そなたがパワードスーツを着ているというのに、こちらが真の姿を見せないのは無作法というものじゃろう」
直後、ティオの体が黒い魔力によって繭のように包まれ、そのサイズを大きなものに変えていく。魔力の繭が数十倍にまで膨らんだ後、魔力が離散した。
“これが、妾の竜化した姿じゃ”
そこに現れたのは、背中から大きな翼を生やし、漆黒の鱗によって全身を覆われた、体長七メートル程の黒竜だった。その黄金の瞳は美しく、闇に浮かぶ月のようだ。
「ん……凄い。これが竜人族……!」
その姿を見た時のユエの表情は今までで一番輝いており、いつもの無表情は何処かに消えていた。
“感動してもらえたようで何よりじゃ、かつての吸血姫よ”
「あ、あなたに会うことができて光栄です。わ、私にとって竜人族は憧れの存在で……」
ユエはティオに話しかけられた途端に緊張モードに入り、やはりガチガチになってしまう。
「なに、あまり緊張することはないぞ。そなたは有数の実力者。魔法に関してはそなたの方に分があるのじゃ」
いつの間にか人型に戻っていたティオ。彼女は姿勢を低くしてユエと視線の高さを合わせ、優しく声をかけていた。完全にイケメンである。
「吸血姫よ。今はユエと名乗っているようじゃが、本当の名前は確か……」
「前の名前は忘れました。今の名前……ユエはお父様からいただいた、大切な新しい名前です……」
ハジメとの出会いを回想し、顔を赤らめるユエ。幸せなオーラを周囲に漂わせており、それを見たティオや清水の表情が緩む。
「ユエよ……竜人族を代表して、そなたの新しい門出を祝わせてもらおうぞ」
「は、はい。ありがとうございます」
そして、今度はティオの視線がシアに向けられる。
「そなたがシア・ハウリアじゃな。我らと同じく魔力を持つ、先祖返りの亜人族。そのような存在と再び出会えたことに、妾は驚いておる」
「先祖……返り……?」
「南雲ハジメから聞いていたはずじゃ。かつて亜人族には魔力を持つ者が多くいたということを。そなたは数世代ぶりにその特性が発現した珍しい存在なのじゃよ」
魔力を持たない亜人族だが、魔力を持っていた頃の形質は遺伝子の奥底に眠っている。いくら魔力持ちを排斥しようとも、その誕生を完全に止めることはできないのだ。
「南雲殿によって魔力持ちへの迫害は殆ど無くなったそうじゃが、まだまだ偏見はあるじゃろう。そなたが新しい亜人族の国に更なる変革をもたらすことを期待しておるぞ」
「はい! 不束者ですが、精一杯頑張ります!」
こうして、ハジメ達は竜人族のティオ・クラルスと接触することに成功したのだった。
「南雲ハジメよ。我らの目的は鳥人族の後継者と接触し、新たな解放者を組織して神を討つことにある」
「志は同じというわけだ」
「ふむ。我らはそなたに協力を要請したいと考えている。そなたなら引き受けてくれると考えておるが、その前にそなたという存在を見極めたい」
「見極め……なるほど、俺が協力を要請するのに相応しい存在なのか見極めたいということか……」
ティオの任務には、鳥人族の後継者が協力を要請するのに相応しい存在であるか見極めるというものもあった。
「どうか、我らをそなたの旅に同行させていただきたい。協力を要請するというのに見極めるなど、無礼と思われるかもしれないが、妾に課せられた任務なのじゃ……」
深々と頭を下げるティオ。それに追従して清水も頭を下げているのが見えた。
「頭を上げてください。竜人族であるティオさんに同行していただけるのは心強い。是非、こちらから旅への同行をお願いしたい」
「南雲殿……そなたは素晴らしい人格をしておる。しばらくの間、よろしく頼むぞ」
再び握手を交わす二人。今この瞬間、ハジメの仲間に竜人族とかつてのクラスメイトの一人が加わった。
「そういえば南雲。この後の行き先は何処なんだ?」
「清水、商業都市を出る前に言わなかったか? 湖畔の町ウルだ」
「そうだった……確か、大陸一の稲作地帯だ。俺達の故郷の主食が食べられる……楽しみになってきたな」
「シミズさんと師匠がいた国の食べ物……私も食べてみたいです!」
「ん……私も!」
「ふふっ、賑やかなのもいいものじゃな」
「そうですか……清水君の安否はまだ……」
肩を落としてトボトボとウルの町の表通りを歩いているのは、農地改良の任務に当たっている畑山愛子だ。護衛隊の生徒達のためにも元気に振る舞っていた彼女だが、今は不安そうな表情で陰鬱な雰囲気を漂わせていた。
それは、清水の行方不明に起因するものだ。清水は王宮を抜け出した後に冒険者として活動しており、王国からの情報提供で愛子もそれは把握していたのだが……
しかし、清水は依頼中に行方不明になってしまう。その報せを受けた愛子からの求めもあって王国と教会は捜索隊を派遣したが、今に至るまで痕跡すら見つかっておらず、愛子は日に日に元気をなくしていく状態だった。今日もまた、彼女は清水の安否が不明という報告を受けている。
「愛子、あまり気を落とすな。まだ、何も分かっていないんだ。無事という可能性は十分にある。お前が信じなくてどうするんだ」
そんな愛子の横を歩きながら声をかけたのは、彼女専属の護衛隊隊長のイケメン神殿騎士デビッドである。彼に続くようにして、アンソニーを含めた他の騎士や生徒達も彼女を気遣うような言葉をかけていった。
「そうだぜ、愛子。幸利は優秀な魔法使いなんだろ? そう簡単にやられるはずがねえ。案外、ひょっこりと帰ってくるかもしれないぜ。アイツが帰ってきた時のためにも、愛子には元気でいてほしいんだ」
「アンソニーさん。そうですよね、私がへこたれていても何も変わりません。私は生徒達を引っ張る先生で、大人なんです! 生徒達に気遣われるなんていけません!」
アンソニーの言葉を受け、自分を奮い立たせる愛子。自分は先生であり、大人であり、生徒達を牽引していく存在なのだから、このままでは駄目なのだと。愛子は、深呼吸すると両手で頬を叩き、気持ちを立て直した。
「さあ、腹が減っては何もできません! 取り敢えずは、今日の晩御飯です! 腹一杯食べて、明日に備えましょう!」
握った拳を空高く突き上げ、生徒達を鼓舞する。周囲から見たら無理しているのが丸分かりであるが、気合いの入った掛け声に生徒達も素直に返事をしており、騎士達はその様子を微笑ましく見守っていた。
そうして一行が向かったのは、自分達が宿泊している宿だ。名を“水妖精の宿”といい、この町で一番の高級宿である。
この宿は一階がレストランとなっており、ウルディア湖の豊富な水資源により育てられた米を使った料理を多数揃えている。
ウルディア湖はウルの近郊にある大陸一の大きさを誇る湖で、大きさは琵琶湖の四倍くらいだ。ここで水揚げされる魚や近くの山脈で採取される山菜や香辛料などもあり、その素材の豊富さに比例して料理のバリエーションも豊富となっている。
出される料理はどれも地球の料理に極めて似通っており、故郷の味そのものといっても差し支えないものだ。カレーに天丼、チャーハンなど、いずれも擬きではあるものの、懐かしい味にテンションが上がりっぱなしであった。全員が一番奥のVIP席に座り、今日も美味しい夕食に舌鼓を打つ。
美味しい料理で一時の幸せを噛み締めている愛子達のもとへ、六十代くらいの口ひげが見事な男性がにこやかに近寄ってきた。
「皆様、本日のお食事はいかがですか? 何かございましたら、どうぞ、遠慮なくお申し付けください」
「あ、オーナーさん」
愛子達に話しかけたのは、この宿のオーナーであるフォス・セルオである。その背筋は真っ直ぐ伸び、瞳は穏やかに細められ、白髪が混じった髪をオールバックにした素敵なおじ様だった。
「いえ、今日もとてもおいしいですよ。毎日、癒されてます」
ニッコリとしながら一行を代表して答える愛子。その反応を見たフォスは嬉しそうに微笑むのだが、次の瞬間には表情を申し訳なさそうに曇らせてしまった。
「実は、大変申し訳ないのですが……香辛料を使った料理は今日限りとなります」
「えっ!? それって、もうこのニルシッシル(カレー擬き)を食べれないってことですか?」
それに真っ先に反応したのは護衛隊の園部優花である。彼女の大好物はカレーであり、それに似通っている異世界版カレーが食べられなくなることにショックを受けていた。
「はい、申し訳ございません。何分、材料が切れまして……いつもならこのような事がないように在庫を確保しているのですが……北山脈にて魔獣の群れが目撃されたということで、ここ一か月で採取に行くものが激減しております。つい先日も、調査に来た高ランク冒険者の一行が行方不明となりまして、採取に行く者が全くいなくなってしまいました。当店にも次にいつ入荷するかわかりかねる状況なのです」
「魔獣の群れ?」
「北山脈では山を一つ越えるごとに強力な魔獣が出現し、わざわざ山を超えてこちらに来ることはないとされています。ですが、ですが、何人かの者がいるはずのない山向こうの魔獣の群れを見たと報告しておりまして……」
「それは、心配ですね……」
愛子は眉をしかめ、他の者は若干沈んだような様子で顔を見合わせた。フォスは「食事中にする話ではありませんでしたね」と申し訳なさそうな表情をして、場の雰囲気を盛り返すように明るい口調で話を続ける。
「しかし、その異変ももしかすると、もうすぐ解決するかもしれませんよ」
「どういうことですか?」
「実は、日の入りくらいに冒険者の方々が宿泊にいらしたのですが、彼らはフューレンのギルド支部長様の指名依頼で行方不明の冒険者を捜索するために来たそうです。おそらく、相当な実力者でしょう」
それに感心の声を上げたのはデビッドとアンソニーといった護衛の騎士達である。ギルド支部長……それもフューレンの支部長はギルド全体でも最上級の職員であり、それに指名依頼を受けるということは、かなりの実力者のはずなのだ。彼らの頭の中には有名な金ランク冒険者の顔が浮かんでいる。なお、愛子達はその辺りに疎かったが、強い人が来ていることだけは理解できた。
そんな中、二階へと通じる階段の方から声が聞こえてくる。男女の声が混じっており、その割合は男二人に女三人といったところだ。
「おや、噂をすれば彼らが来ました。騎士様、彼らは明朝にはここを出発するそうですので、お話になるのでしたら今のうちがよろしいかと」
「そうか、分かった。しかし、こんなに若い声の金ランク冒険者がいた記憶がないのだが……」
デビッドは困惑する。金ランク冒険者というものは基本的に熟練の冒険者である。冒険者としての経験を長年積み、それに裏打ちされた技術をもって難易度の高い依頼をこなすことができる存在なのだ。
もし、若者が金ランクになったのだとすれば、それはかなりの天才であるか不正をしたかの二択であると言われていたりする。
そうこうしている間に五人の男女のグループが話しながら近づいてくる。愛子達の席は三枚の壁とカーテンで仕切られた個室となっており、カーテン越しに彼らの会話に聞き耳を立てた。
「ふぅ、やっとご飯が食べられますよ……」
「ん……お腹空いた……」
「そうだな、シア、ユエ。思ったよりも時間がかかったな。まさか、道中でパイレーツと遭遇するとは……」
「南雲から奴らの存在は聞いていたが、あんな蟹野郎は駆除するに限るぜ」
「ふむ。あのような連中をのさばらせる訳にはいかぬな」
その会話を聞いて、思わず愛子達の心臓が跳ねる。何故ならば、二名程の声に聞き覚えがあり、会話中に呼ばれた名前に至っては知っている人物のものだったからだ。愛子の体は勝手に動き、カーテンを引きちぎるような勢いで開け放っていた。
「南雲君!」
カーテンの先にいた集団の一人を捕捉し、大切な生徒の名前を叫ぶ。その相手はもちろん、南雲ハジメだ。容貌に変化は全くないものの、ファンタジーというよりかはSFのような格好をしており、違和感を感じてしまった。一瞬、服が変とか思ってしまったのは内緒である。
「先生? どうしてここに?」
一方のハジメは驚愕に目を見開いていた。まさか、清水との再会からあまり時間が経過しないうちに、再び同郷の者と再会するとは予想外だったのだ。
なお、清水の方は気付かれていない。愛子達も清水に似た声がしたことには気付いていたのだが、顔つきや体格が以前とは変わった上に仮面で目元が隠されていたため、別人という扱いとなった。
「ともかく……先生、お久しぶりです」
この日、湖畔の町にてハジメ(と清水)は愛子やクラスメイト達と再会した。これから来るであろう大量の質問責めのことを考えると、パイレーツとやり合った方がマシだと感じたハジメであった。
説明してませんでしたが六輪ビークルのモチーフはメトロイドプライム1のスターシップとなってます。追加した武装も完全にそれの仕様です。道中で遭遇したパイレーツに関しては追加した武装で蹴散らされてます。