タイムカプセル   作:イオリス

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いよいよ、再会当日になりました。今回は、来る順番を予想する、バクチ要素があります。

また、コメントの返答が遅れますが、どうかご容赦ください。

それでは、よろしくお願いします。


※追記

基本的にアニメに準じた設定の後日談の形にしています。
なお、「先輩禁止」はμ's解散と同時に撤廃されたと考えております。
2期最終話で卒業式後の部室で、真姫がにこのことを「にこ先輩」と呼んでいるシーンがありましたので、これを「先輩禁止」撤廃の根拠といたします。


再会
第6話


絵里達の卒業からちょうど10年後の今日、μ'sのメンバーが再会を果たす。

そして、絵里は、再会の準備をするため、早めに学校に来ていた。

「よいしょっと。」

絵里は、スコップを持って、タイムカプセルを掘り起こし、表面を雑巾で掃除した。

「これでよし。」

タイムカプセルをきれいにした絵里は、部室に行き、余所行きの学校に着替えた。

 

「さて、後は皆が来るのを待つだけね。最初に来るのは、花陽かしら?それなら、二番目は凛ね。」

絵里は、最初の1人を小泉花陽と予想した。

「花陽に電話をかけてみましょう。」

絵里は、最新型のスマホを取り出した。

 

「花陽、あと何分くらいかかる?」

「あら、もうそこまで来てるの?じゃあ、私の予想通り花陽が一番乗りね。次が凛で。」

 

絵里は電話を切った。

 

しばらくすると

「絵里先輩、お久しぶりです。」

絵里の予想した通り、一番手は花陽だ。縁の厚いメガネをかけている。

 

「花陽、お久しぶり。さて、凛が来るのを待ちますか。」

絵里がイタズラっ子のような笑みを浮かべる。

 

「それにしても・・・私が一番に来るのを、どうしてわかったんですか?」

花陽は、疑問に思ったようだ。

「μ'sのメンバーの性格を考えればわかるわよ。」

絵里が微笑むと

「かよちーん!」

凛の登場だ。

「お久しぶりね、凛。あなたが二番目よ。」

絵里が凛にあいさつをする。

「絵里先輩、お久しぶりです。」

凛が絵里に返事を返す。

 

「ねえ、二人とも。」

絵里が花陽と凛に呼び掛ける。

 

「「何ですか。」」

「せっかくだから、残りのメンバーがやってくる順番を予想してみない?」

絵里はこう見えてバクチ好きだ。

 

「凛ちゃん、さっき絵里先輩がね、私が一番に来て、凛ちゃんが二番目に来るのを当てたんだよ。」

花陽がさっきの状況を説明する。

「それってたまたまじゃないの?絵里先輩♪」

凛がイタズラっ子みたいな笑みを浮かべる。花陽とは対象的に、凛は目立つ格好だ。少々、少女っぽかったが、髪をショートからロングに伸ばした凛には良く似合う。

 

「そうかもね。だから、残りのメンバーが来る順番を予想してみましょう。」

絵里が改めて呼び掛ける。

 

「いいですよ、じゃあ凛は次は真姫ちゃんが来ると思うな。かよちんは?」

 

「わ・・・私は・・・にこ先輩かな・・・。」

凛と花陽がそれぞれ予想を立てる。

(この子達はいつも一緒だったわね。)

花陽と凛はアイドル時代まで、二人でユニットを組んでいたのだ。

 

「二人とも外れね。次は希だと思うわ。その次は真姫・・・、にこは最後ね。」

絵里は詳細に説明する。

「自信たっぷりですね。外したらどうします。」

凛がニヤニヤ笑いで挑発する。

「あら、それなら二人に何でも好きなものをおごってあげるわ。」

絵里は冷静に返す。

「・・・え・・・。」

(絵里先輩、お財布大丈夫かな。)

花陽は、μ'sでも小柄な凛や自分がかなり食べることを自覚していた。

 

「もし私が勝ったら、二人にはそれぞれ言うことを一つ聞いてもらうわよ。」

(花陽、私の心配なんか無用よ。勝つのは私なんだから。)

絵里は自信満々だ。

 

「よーし、約束を取り付けちゃったぞ!」

凛がワクワクする。

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